2020/06/26 - 2020/06/27
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イッコちゃんさん
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コロナ前には別府に新しくできたインターコンチネンタルホテルに行ってみようと計画予約したのですが、6月末までインターコンチネンタルホテルは休館するとキャンセルの連絡があり、さてどうしよう・・久しぶりの湯布院に行こうということになりました。
自粛は取れているとはいえ、飛行機のキャンセルがあったり、湯布院へのバスがなかったり、いろんな不都合がありながらもさすが玉の湯・・いろいろ合わせてくださって助かりました。
湯布院の温泉はやはりよかった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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26日から2泊3日で湯布院に行ってきました。
本来は別府に久しぶりに行っていいお湯に浸ろう・・と思っていました。新しくできたインターコンチネンタルホテルが素敵で行こうという計画でした。計画したのはコロナ前だったと思います。
しかし・・コロナが広がり緊急事態宣言などが出て、6月末なら大丈夫じゃない?と思ったのだけど、6月末までは閉館するとホテルからキャンセルの連絡があり別府行きは断念。そこでどうしようかとなり・・久しぶり、おそらく20年ぶりに近い湯布院に行くことにしました。
それもなかなか容易ではない・・。チェックインチェックアウトに合わせて予約していた大分行きの飛行機はキャンセルになり、仕方なく早い飛行機、遅い飛行機に変更。
容易でないことが色々ありました。
つゆで雨の予報の中ではありましたが、伊丹はまだ曇り空。
空港でも機内でもマスク着用です。
早い便にしたので朝5時起きでした。
小さい飛行機で、ある程度まばらに座席を出していたかな・・。
IBEXとANAの共同便で雑誌はもちろん飲み物のなし。 -
大分空港までは1時間ほどで、下るにつれ雨粒が飛行機の窓につきました。
空港は閑散としていました。 -
朝が早かったし、お昼を食べられるかどうかわからず、おやつを空港のコンビニで購入。
一応早く着くことは宿に知らせていたのですが、こういう時期で宿の本来開いているカフェで待つつもりだったのが閉まっているというし、街の中のお店もどれだけ開いているか・・しばらく前に電話があった時にはあまり開いていなさそうな話でした。でもまあいるところはあるようだし、早めに部屋を用意してくれるような話もしてくれていました。そうはいってもまっすぐ行くとチェックアウト時間よりも早い・・しばらく空港で時間つぶし。東京から飛行機が着くというアナウンスがあり、それが着く前に・・とタクシーに乗りました。こんな時期でタクシーも2台待っているだけだったからよかった・・。本来バスもあるらしいけど、バスも7月までは休みだとか・・前に行ったときはレンタカーで行ったけど、夫がタクシーにしようと言いました。タクシーもなるべくゆっくり行きたいと事情を話して普通は高速で行くところ下道でのんびり行ってもらいました。乗るときは雨がザーザーぶり。そのうち小ぶりになり、宿につく頃は傘なしでもなんとかなるというくらいでした。 -
一軒目は、玉の湯。湯布院の今を作った老舗の一つです。https://www.tamanoyu.co.jp/ 歴史はHPの読み物に書かれています。
20年前最初の時は一人で湯布院に行きました。当時湯布院は話題になりかけた温泉で、玉の湯、亀の井別荘、無量塔の三つがあこがれの宿で、亀の井別荘に宿泊。この時に玉の湯のカフェでお茶を飲んだ記憶があります。いい感じだと思いました。
二回目は夫と知り合って間がないときで、一緒に亀の井別荘と無量塔に泊まりました。以来ご無沙汰していて、ぜひ玉の湯に泊まりたいと思いました。
2時チェックインのところ、着いたのは11時半ころで、まだチェックアウトする人たちがいる時間で、案内されたのはちいさなロビー。ロビーというより談話室かライブラリーという感じでたくさんの本が本棚に並んでいました。ここでお茶とお菓子をいただき、しばらく滞在。チェックインの手続きの時に、マスク着用の旨の署名と大浴場(外風呂)に入るときは5名までという話を聞きました。 -
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近くの蕎麦屋さんがやっていると教えてもらい、おなかが空いてきていたので、出かけました。花野そばは歩いて近く、宿の人が案内してくれました。ちょうど雨はやんでいてラッキー。
私は、おろしなめこそば、夫は、揚げ茄子のそば。それにお薦めの玉子焼きとチャーシュー。
チャーシューはカリッとおいしかったです。玉子焼きは関西のだし巻き卵風ですが、東京に甘さに負けない甘さできれいな玉子焼きでした。どちらも柚子胡椒で食べるのを薦められたのがこの辺りならでは。ここで作っている柚子胡椒は角がなくおいしかったので買って帰りました。
そばももちろんおいしくいただきました。出汁がやはり甘めなのが九州らしい。おかみさんが言うには九州は最初に砂糖が入ったからとのこと・・お醤油も確かに甘めです。 -
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蕎麦屋から帰ると部屋の用意ができていると案内されました。本来のチェックイン時間より2時間近くも早いのですが、ありがたい。本来洋室を予約していたのですが、予約した部屋の隣が工事中だから・・と和洋室を用意してくれました。あらかじめそれでいいかと問われ、いいけど、和室に座るのは苦手なので・・と話したら、和室にソファを入れてくれていました。ありがたい。
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大浴場は、3時からだというので、部屋のお風呂にとりあえず入りました。湯布院の温泉は、無色無臭でちょっとトロっとしたアルカリ泉。気持ちよかった。
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風呂上がりに、冷蔵庫に入っていたゆふいんサイダーを飲んでみたけど、これも甘かった・・。冷蔵庫に入っているビール、お水なども無料でした。
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この宿、緑あふれる庭があり、そこここにちょっとお休みできる椅子がたくさんあります。
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大浴場は、3時からだというので、部屋のお風呂にとりあえず入りました。まだ誰もいなっかったので露天風呂の写真を撮りました。
湯布院の温泉は、無色無臭でちょっとトロっとしたアルカリ泉。気持ちよかった。 -
夕食は6時から。
いくつか部屋があるので、声は聞こえるけど、お客さんの姿は見えず。週末はそれなりに入っているらしいけど、九州の人がほとんどらしいです。 -
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季節の小鉢から始まりました。胡麻豆腐、卯の花。
旬の野菜の盛り合わせには、茄子のお寿司、鶏の八幡巻、ニガウリの土佐和え、厚焼卵、きゃら蕗、梅の蜜煮。ニガウリは苦みが全くありませんでした。梅は本来好みではないのですが、おいしくできていました。 -
お刺身は、豊後水道のかんぱち、鱒のこぶ締め、鯛で作ったりゅうきゅうというじもとのずけのような感じのもの。これは後でご飯にかけて食べるのがおいしいと言われました。
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お供は、最初は西の関樋ノ口生絞りにしたのですが、私にはちょっと甘くて途中でル・クレソンというちょっと珍しい鹿児島酒造の焼きいも焼酎にしました。仕込み水が湯布院の水を使っている限定品だそうです。おいしかったので買えないか探したけど見つからない・・。
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田舎風煮物
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鮎の塩焼き
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メインディッシュは、お肉と鍋3種からの選択で、お肉一つと鍋一つを選ぶことを薦められました。鍋は鶏、鴨、すっぽんもあったけど、夫が海老を選択。
お肉はたっぷり・・鶏もついてきました。クレッソンも食べきれないほどたっぷり。
鍋の海老もたくさんあり・・・甘くておいしかった・・。 -
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ご飯、香の物
デザートはアイスクリーム、シャーベット、あんみつから選択。
最後はスイカ。
おなかいっぱいになりました。 -
帰りにニコルズバーを見に行きました。CWニコルさんがよくいらしていたバーとのこと。行ってみたい気はしていたけど、もうたくさん・・だったので、外からのぞいただけ。この時間は誰もいないようでした。
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そして、最初のちいさなロビーで本を借りました。部屋に持って帰っていいとのこと。
一冊は筑紫哲也の『旅の途中』。筑紫さんと縁あった人の話が書かれています。一つ一つなので、一冊は読めなくても興味ある人の候だけを読めました。
芥川也寸志、團伊久磨、武満徹の項で、筑紫さんの母方の祖母の兄が滝廉太郎だという話がありびっくり。
辻本清美が政治家になったのに筑紫さんがかかわっていたという話。
高田渡や3大テノールの話。
小澤征爾さんとは結構交友があったようでした。
全部は読めなかったので、残りを読みたいとAmazonに申し込んであります。
もう一冊、葉室麟の小説が面白そうで借りたけど、こちらは手つかずで終わりました。 -
朝からザーザーぶりの雨。
実は前夜、足の裏が凝った感じで足裏マッサージしてもらいたい・・とか、ふくらはぎが筋肉痛とか・・おまけに一時足がつるということがあり、運動不足を痛感。対して歩いたわけではないけど、飛行場が少し歩くことになったのと、宿でこちらも少しだけど坂があったためか・・。夫がシップを持っていたのを足裏に張り・・幸い翌朝は改善。
お部屋のお風呂に入り、朝食へ。
前夜、翌朝の朝食の時間と和洋どちらにするか、卵などの選択を訊ねられました
私は洋食、夫は和食。こういう旅館で養殖は珍しいと思って頼みました。
最初は湯布院の季節のフレッシュジュース、トマトでした。ずっと苦手だったので心配でしたが、飲めました。 -
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テーブルに飾られている花がきれい。訊いたら、調べてきますともどり、ストケシアだと教えてくれました。
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洋食のほうは、ヨーグルト(ゆふいんチーズ工房のものではちみつをつけて食べます)、卵料理は選択で、椎茸入りオムレツ(大分は椎茸が有名だし、きのこが好きなので・・由布院「きのこ村」のもの)、有機野菜のサラダ(臼杵市「オハナ本舗」からの有機栽培の野菜)、由布院産ロースハム(燻家いぶすけのロースハム)、チーズ(塚原高原の「クックヒルファーム」)。ハムがことにおいしかったです。
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トーストはフレンチトーストを選択。
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夫の和食は、小鉢三種、カマス、卵はアンヘレス(辰巳芳子さん考案のスペイン風家庭料理だとか・・夫はおいしかったと言っていました)、ご飯(由布院産のお米)、味噌汁。それにクレソンのスープを追加。おまけにお餅と椎茸を持ってきてくれました。
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朝食後、私は大浴場へ。誰もいない露天風呂・・気持ちよかった!夫にはちょっと熱いらしく、部屋に戻りました。
私は帰り道、ショップでおかずを買いました。
足元に雨が跳ねるくらい強い雨でした。
部屋に戻ってひと時経ってから、お願いしていたアップルパイが来ました。名物らしいのでぜひ・・と思っていましたが、評判通りおいしいアップルパイでした。 -
後は荷造りして正午にチェックアウト。
タクシーを呼んでもらい玉の湯に別れを告げました。
さすがにいい宿でした。長い間滞在しても退屈しないだろうなあ・・。町の中だから天気が良ければ散歩もできるし、あれだけ本があるのも楽しみ・・。
次の宿はわらび野だというと、熊本地震で被害を受けて全面時に作り直したところだから応援してあげてくださいと言われました。
出発の時には雨がやみ、会長さんまで見送りに来てくれました。
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