フランス揺籃の地～トゥルネーの街歩き６.　まさか、まさか、トル橋が壊されているなんて！

2019/09/05 - 2019/09/05

トゥルネーの街をノートルダム大聖堂の周辺を散策しながら、トル橋に向かった。
ところが、トル橋は壊されていた！
エスコー川に架かる部分は跡形もなかった。
「言葉がよくわからない私が、ヨーロッパを旅行するのは難しいのかなぁ？」と思った出来事だった。
新型コロナで大騒ぎしていた今年の3月には、ヨーロッパに行く気満々だった。
でも、行くことができない期間が長引けば長引くほど、私は年老いて、ヨーロッパへのハードルが高くなる。

エリア トゥルネー(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩

トゥルネー美術館の絵画。
秋の雰囲気のやさしい絵だった。
孫がこんな雰囲気の女の子に成長すれば嬉しい。

旅行記を書きながら、考えるのは、二人の孫のことばかり。

Home De La Marionnette
マリオネットムゼアムの小さな表示

細い通路を通り抜ける。

孫が喜びそうな雰囲気。

Home De La Marionnette。
残念ながら閉まっていた。

阿波の人形浄瑠璃？

いつか、孫も、この通りを歩くことはあるのだろうか？

世界遺産ノートルダム大聖堂

修復が終了するのは2030年。
私は無理だけど、孫は修復が終わったこの大聖堂を見ることができるかもしれない！

さっき登った鐘楼

鐘楼の入口

ノートルダム大聖堂の入口
さっき、この入口から入った。

サン・ジャック教会に行ってみた。

存在感のある外観

残念！
教会は閉まっていた。

聖マリー・マドレーヌ教会

こちらの教会は、閉館時間中ではなく「閉鎖中」だった。

エスコー川に架かる「トル橋」の無残な姿！

橋げただけは残っていたので、ここがトル橋だとわかる。

ここを渡って、向こう側に行く予定だった。

もちろん、心配性なので、橋が渡れなかった時のことも考えてはいた。

トル橋の写真を見ながら、この光景を見た時の気持ちが蘇る。
「言葉がよくわからない私が、ヨーロッパを旅行するのは難しいのかなぁ？」

調べておいたもう一つの橋に向かう。

トゥルネーは、フランス国境に近い素朴な雰囲気の小さな町だった。

小さな町とはいえ、この街の観光には丸一日必要！

エスコー川

もう一つの橋を渡る。

聖ニコラ教会

閉まっていた。
というか、閉鎖中のように見えた。

アンリ8世公園

ヘンリー8世の塔。
修復中なのか？
倒壊を防ぐために周囲を囲い込んでいるのか？

4日後に「小野たいすけ都知事」は誕生しているのか？
期待しながらこの旅行記を書いている。

もう一つの期待は、「EUが日本を含めた十数カ国からの渡航を解除する方向」だというニュース！

日本政府は、ベトナムと相互に入国制限を緩和することで合意した。
でも、欧州への渡航は認めていない。
なぜなら欧州の方が感染者がはるかに多いから！

でも、ドイツなら可能性がある！
ドイツはヨーロッパの中でも感染者は少ないし、日本との経済的なつながりも強い。

例えば、ドイツの感染者は1日500人前後で推移している。
日本は、今までは100人以下で抑えられていた。
この状況では無理だった。

ところが、昨日の東京の感染者は107人（日本全体で125人）！
これから、さらに、東京の感染者は増える！

なぜなら、東京都のコロナ対策に問題があるから。
なぜ、大阪の吉村知事の方法を見習わなかったのだろう？

でも、皮肉なことに、これが、ヨーロッパに行く追い風になるかもしれない？

東京から地方に感染者が拡散し、日本全体の感染者が増えれば、ドイツ政府と相互に入国制限を緩和することで合意できるかも知れない。

ヨーロッパへの扉は開くのか？
でも、東京都のコロナ対策の失敗で、ヨーロッパへの扉が開かれても、歓迎することも喜ぶこともできない！

今日の東京都の感染者は、いったい何人になるのだろう？