2020/06/27 - 2020/06/27
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この旅行記のスケジュール
2020/06/27
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京都縦貫自動車道~名神高速道路
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京都での観光といったら・・・京都市(あるいは京都盆地)での寺社巡りや紅葉狩りなどに偏りがち。それを危惧?してか、最近は「森の京都」「海の京都」と銘打って北部エリアのPRも盛んに。
コロナが落ち着かず遠出はまだ憚られる中、魅力的なスポットの多い北部の「いつもと違う京都」を巡ってきました。
表紙写真は、ギボウシの花咲く天岩戸神社(元伊勢三社の一つ)です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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日帰りでも効率よく見所を回れるよう前夜のうちにレンタカーを借りて、7時過ぎに出発。
元伊勢三社がある大江山は福知山市の北はずれ。家から2時間ほどかけて到着後、小高い丘の上に建つ豊受大神社を参拝します。いわゆるお伊勢さんの「外宮」に当たる場所。 -
元伊勢の外宮・内宮を含めて数ヵ所しかないという珍しい黒木鳥居がお出迎え。
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素朴な風貌の拝殿前に進んでお参り。
後ろのご神木はすっくと立っていますが、手前左右の大木は最近枯れてしまったのかな?(2017年に訪問している下川友子さんのブログ写真には、立派な姿の木が写っていたので・・・)元伊勢外宮豊受大神社 寺・神社・教会
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茅葺き屋根が目を惹く本殿。農耕の神様として、大地にがっちりと根を張って鎮座しているよう。
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本殿の後ろに聳え立つ2本のご神木。右手が「龍登の桧」。
名前の通り、樹皮の模様が渦巻くように天空を駆け昇る龍の姿に見えました。 -
左手に直立しているのが「龍橙の杉」、樹齢1500年以上の古木です。
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外宮を参拝したら次は内宮参拝、ということで、さらに車で3分ほど走った所にある皇大神社へ。
山の中腹にある神社なので、鮮やかな緑が覆う表参道(220段の石段!)を上って境内を目指します。 -
その参道の真ん中にどーんと立っていた麻呂子杉。聖徳太子の弟の麻呂子親王が植えた三本杉のうちの1本と伝えられる由緒正しい木(残る2本は落雷などで残ってないとのこと)。
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石段を上りきると、豊受大神社と同じく黒木鳥居が姿を現す。
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外宮よりも深い森に包まれているためか、より荘厳な印象を受ける皇大神社(内宮)の境内です。
元伊勢内宮皇大神社 寺・神社・教会
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茅葺き神明造の本殿、そして左右の脇宮二社(天手力雄神社、栲機千々姫神社)の前で拝礼。コロナ禍の終息を願いながら・・・
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本殿の周囲には80社もの小宮がずらりと並んでいて、八方除参りの風習が残るそうです。
ここならいいでしょと、マスクを外して清々しい空気を吸いながら境内を散策してリフレッシュ。 -
イチオシ
本殿(拝殿)の垂れ幕の結び目と黒木鳥居を重ねて撮ってみた。
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素朴であり端正でもある黒木鳥居。苔むしていて、徐々に自然に帰る過程にあるかのよう。
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皇大神社でのラスト1枚は、神楽殿に掲げられていた説明板。
冬至の日の朝日が作る光の道は、今の(三重県の)伊勢神宮からここ京都の皇大神社、そして大江山(千丈ヶ嶽)に至る直線と重なるという、なんとも壮大で神秘的な伝承だね。 -
元伊勢三社の3ヵ所目、天岩戸神社は、皇大神社の社務所脇から歩いて行きます。
その途中にある日室ヶ岳の遙拝所。ピラミッド型のこの山は、神霊降臨の地として崇められています。 -
10分ほどで森に覆われた渓谷の露岩上に建つ天岩戸神社に到着。
天岩戸神社 寺・神社・教会
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イチオシ
不安定に見えて意外としっかり地に足を付けて建つ、古式ゆかしい佇まいの社殿。素直に「格好いい」と思いました。
その社殿足元の近く(写真だと右下あたり)には白い花が咲いていて・・・ -
その花に近づいて撮ってみた写真がこちら。可憐な顔立ちのギボウシの花。
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荒々しい自然の中にありながら穏やかな気に包まれている感覚がして、心がすうっと落ち着ける場所でした。
元伊勢三社はどこもよかったけど、一番はこの天岩戸神社だったかも。
(内宮:皇大神社)
https://morinokyoto.jp/event/spot-3970/
(外宮:豊受大神社)
https://morinokyoto.jp/event/spot-6222/
(天岩戸神社)
https://morinokyoto.jp/event/spot-581/ -
次に向かったのは丹後随一の観光地、天橋立です。
ケーブル乗り場近くの駐車場に車を止めてから元伊勢籠神社を参拝。元伊勢籠神社 寺・神社・教会
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6月下旬ということで、夏越大祓に行う茅の輪くぐりが設けてありました。
まもなくやって来る夏本番を前に、無病息災、仕事安泰、コロナ退散を祈願しつつ3回くぐります。 -
丹後国一宮らしい堂々とした門を通って拝殿でお参り。(境内での撮影は禁止なので写真はありません)
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麓の府中駅からケーブルカーで山上を目指す。横のリフトは新型コロナ影響のため運休中。
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傘松公園展望台からは天橋立の見事な景観が手に取るように。これぞ日本三景でございます。
傘松公園 公園・植物園
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天橋立と言えば、この股のぞき。皆さん挑戦してました(うーパパもやってきたよ)。
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ベンチの脇には鉢植えハイビスカスの花。晴れていたらより鮮やかな色だったことでしょう。
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先ほどお参りした籠神社主祭神の彦火明命(ひこほあかりのみこと)と后神の市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)が降臨した冠島&沓島を望む遥拝所。
彼方の島の遙拝所といったら・・・宗像大島の沖津宮遙拝所を思い出すなぁ。 -
傘松公園の公式キャラクター、かさぼうだって。
天橋立の創造とともに生まれてきた妖精で、年齢は不詳、股のぞきがうまくできず毎日練習中なんだそうな。頑張ってちょーだい。
https://www.amano-hashidate.com/031kasamatu.html -
パノラマレストランは休業中で入れず、代わりにご当地ハンバーガー(真ん中のポスター)を売店で買って軽めのランチ。
その場で焼いたパンに大ぶりの具を挟んで作ったサーディンバーガーと肉じゃがコロッケバーガー、どちらも美味で満足。 -
景色を楽しんでから再びケーブルカーで下りました。すれ違いの様子をパチリ。
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海沿いの国道を1時間ほどかけて舞鶴市に移動。
ここでの目的は舞鶴港のショートクルーズ、その名も「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」を体験します。海軍ゆかりの港めぐり遊覧船 (北吸赤れんが桟橋) 乗り物
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チケットを買ってから遊覧船の出航を待っていると、舞鶴が母港の「みょうこう」が戻ってきました。
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15時ちょうどに出航。走り出して間もなく艦船の並ぶ北吸桟橋が近づいてきます。
土曜日ということで船内はほぼ満席状態。運良く当日券を買えたけど、週末はできれば予約して出かけるのが安心ですよ。 -
北海道航路のフェリー岸壁や海上自衛隊教育隊のある東側をぐるっと周遊してから艦船の停泊する西側に来て、それからは艦船撮影タイムでした。
ヘリコプターを搭載する護衛艦「ひゅうが」。載せたのは遠目に撮った写真ですが、そばに寄ったらその大きさにビックリ。 -
帰港したばかりのイージス艦「みょうこう」。たびたび報道で取り上げられるイージス艦の本物を見るのは、もちろん初めて。
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前方からましゅう、ひゅうが、みょうこう、せとぎりの4隻そろい踏み。
こんな風に大型艦船がズラリと並んだ所はまさに壮観。 -
反対側の造船所には老兵「まつゆき」が停泊中。
だいぶ古参らしいですが、今でもきびきび動く頼もしいやつだそうです。 -
元自衛官さんによる解説を聞いたり、艦船員の皆さんが手を振ってくれたり、なかなか楽しかった30分間のクルーズでした。
遊覧船を含む舞鶴港界隈の観光スポットはこちらでどうぞ↓
https://www.uminokyoto.jp/course/detail.php?cid=35 -
上陸後、赤れんがパークをちょっとだけ散策。
3号棟のショップには自衛隊グッズや海の京都・森の京都のお土産が並んでいて、我が家もいろいろとお買い上げ。まいづる智恵蔵 美術館・博物館
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最後に訪れたのは「舞鶴引揚記念館」。入場リミットが16時半だったので急ぎめに車で向かいました。
舞鶴と言えば終戦後大陸から引き揚げてきた人々の上陸地というイメージがあります。歌や映画になった岸壁の母もここが舞台だし。舞鶴引揚記念館 美術館・博物館
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13年間にわたる引き揚げ事業、引揚者を出迎えた舞鶴の街・人々の様子、シベリアでの抑留生活に関する資料や展示物を見ながら、近代舞鶴の歴史を学びます。
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広く後世に伝えるべき希少資料として世界記憶遺産に登録された「白樺日誌」。予想外に小さく、それでいて迫ってくるものは大きく(重く)、胸を打たれた。
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記念館に併設の展望広場には行かず駐車場の端からクレインブリッジを眺めるにとどめ、今日の観光はこれにて打ち止め。
舞鶴東ICから高速道路(京都縦貫道)を使って大阪方面に戻ります。 -
途中の京丹波PA(道の駅が併設)で夕食と最後のお買い物。そのショッピングエリアの一角に「麒麟がくる」特設コーナーがあって、明智光秀の地元ということをアピールしてました。
今は中断している大河ドラマ、前半は毎回楽しく見ていたので再開後に期待です。道の駅 京丹波 味夢の里 道の駅
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18時を過ぎてだいぶ傾いてきた日射しを背に受けながら我が家へと帰りました。次はカニの季節に温泉とセットで行こうかなー(笑)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- toroppeさん 2020/07/08 12:48:35
- 京都府北部を巡っていただき、ありがとうございました
- 私のページを何度か訪問いただいており、ありがとうございます
京都府北部の旅行記を拝見しました
現在は鹿児島の霧島市在住ですが、3年前までは福知山市に住んでいましたので、懐かしく思いました
天の岩戸神社は好きで何度も訪れました
鎖場を登って拝む場所は珍しいですよね
車でもう少し行くと鬼の博物館や二瀬川渓谷があり、紅葉の頃もオススメです
- うーぱんのパパさんさん からの返信 2020/07/09 19:21:49
- Re: 京都府北部を巡っていただき、ありがとうございました
- コメントありがとうございます。
天岩戸神社を含めて元伊勢三社はその素朴さにほっとできる場所で、今回訪ねることができてよかったです。
福知山のある丹後やお隣の丹波にかけてアジサイや藤、紅葉などの名所名刹がわりとあるので、機会を作って出かけてみたいです(コロナ影響で公開中止の所もありますが・・・)。
霧島方面は、ここの所の大雨による被害は大丈夫でしょうか。これ以上の被害が出ずに梅雨が明けることを願うばかりです。
もうしばらく、お気をつけ下さい(関西が安全な訳でもないですから、お互い様ですね)。
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