2019/09/21 - 2019/09/24
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maoguさん
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横浜に住んでいた今は亡き父方のお婆ちゃん。
青森の五所川原生まれで津軽三味線を弾きながら民謡を歌う姿を幼心に覚えています。
すごく太っていて一度うちに泊まりに来たときに風呂釜を壊したという逸話の持ち主。
そんなおばあちゃんにすっかり似てきてしまった最近のばばあ。。
隔世遺伝恐るべし…。
でもそんなおばあちゃんの生まれ故郷青森には是非一度訪れたいと思っていたのです。
初めての青森!やはり広い!広過ぎます!!
なので今回は青森の下の方をメインにした日程です。
そして不気味に近づきつつある低気圧…。。。
そんな初青森の旅後半で、その2です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- じゃらん
PR
-
奥入瀬渓谷を後にし、レンタルサイクルで破壊されたお尻を押さえつつ途中寄り道しながら宿に戻ります。
(青森に来て痔になったとかいう土産話しシャレにならない…。)
まずは「睡蓮沼」に。
いまにも雨が落ちてきそうな感じ。睡蓮沼 自然・景勝地
-
今夜から明日にかけて天気は大荒れの予報が出てます。
でもこんなしっとりした雰囲気も結構好き。 -
カモちゃんがゆっくりのんびりしてました。
-
睡蓮…が咲くんだろうな??
たぶん。きっと。 -
次は酸ヶ湯温泉の側にある「地獄沼」。
名前の通り噴気口がいくつかあり、もうもうと煙が出ています。地獄沼 自然・景勝地
-
もうもう~
-
少しだけ色づいた紅葉とのコントラストも綺麗。
-
でもフト脇を見ると、こちらはすっかり紅葉してました。
-
雪玉みたいなかわいい白い実がなっている。
何の木だろう。
と、ここでとうとう雨が降り始めてきました。
宿へ戻りながらもう一度酸ヶ湯温泉をチャレンジしようと思ってのですが、日帰り入浴は17時30分までだったので、諦めて帰ります。 -
さて、二日目も手作り感あふれる色とりどりな夕食です。
鮑の柔か煮に始まり、ローストポークにせんべい汁、蓮根挟み揚げ、帆立と野菜の味噌バター焼き。
手前にある山芋の梅酢漬け。一口食べてブルッと震えた。
おばあちゃんの超スッパ甘いなますを彷彿させる味。 -
そして新鮮な鮪、帆立、真鯛、秋刀魚のお造り。
これをつまみに日本酒キュ~ってやったら最高!!
…って言ってみたい。
一切飲めませんので(^_^;) -
こちらはカンパチの白ワイン蒸し。
何だかこうゆう小さな付け合わせみたいなのも手作り感があってちょと嬉しい。美味しかった~~。
食事を済ませ温泉から出てくると強風と雨が窓を強く叩きつけ、外の木々も大きく揺れている。
JALの予約状況をチェックすると案の定、明日予約を入れいた搭乗便の横に!(ビックリマーク)が!!
(!マークがある便は、実際の運航状況に関わらず予約の変更・払い戻しにおいて特別な取り扱いを行っております)と。
はいはい欠航が見込まれるって事ですな。
そうとなればシュパパパァ~~~!!
翌々日の仕事のスケジュールを確認したら、うん!大丈夫そう。
(テキトー)
では航空券を翌々日に振替をササッと済ませ、とりあえず天気が悪そうなので山間部は止めて青森市内のビジネスホテルの空室を確認、予約完了! -
さぁ~って!そうとなれば期せずして一日増えたこの日程をどう有効に使おうか。
…と、あれこれ悩んでいるうちに爆睡して翌朝です。 -
外はザァ~ザァ~~~降りの雨と強風…。
えぇ~~っと…意気込んだものの…この天気でホントにどこ行こう…。 -
とりあえずホテルをチェックアウトするも、雨は一端止んだり、またザーッと降ったり依然不安定。
-
岩木山は傘雲がかかっていて、ススキは強風で揺れています。
天気予報ではこれから更に悪化すると言ってたし、これでは屋外の観光はちょっと厳しいかなぁ…と思った時に、以前テレビで見た五所川原の「立佞武多(たちねぷた)の館」を思い出した。
あそこなら確か屋内だしいいかも!
しかもおばあちゃんの故郷五所川原だし♪さら~っと町並みを見てみたい!
そうと決まれば「さ~って!いっちょ行ってみやしょぅ~~♪」と一路五所川原へ。 -
途中のファミマで買った「ずんだシェイク」。
飲むと益々喉渇くやつ。 -
そしてばばあの一人旅には欠かせない道の駅巡り。
「道の駅なみおか アップルヒル」へ。大好き道の駅。
アップルヒルなんですが、リンゴの時期にはまだ少し早い。
でもアップルパイやリンゴを使ったお土産、地の野菜、その他色々なお土産があり、見ていてとても楽しかったです。道の駅 なみおか 「アップルヒル」 道の駅
-
そんな中、小腹が空いた私はこの鶏ゴボウ揚げをチョイス♪
確実に美味しいやつです。
と、ここで思いかけず見かけた6人家族。
…似ているんですよ…全員フォルムが、おばあちゃんに…そして私に。。
更によくよく見渡すと、あそこにも、その向こうにもちらほら…。
確かに青森県は肥満率が男性・女性ともに第1位と聞いてはいましたが…。…ソウルを感じるとはこうゆうことなのか…。
やっぱりおばあちゃんを介して私には確実にここの血が流れている…。。
何だろう、なんならここにいる全員皆親戚に見えてくる…。
おばあちゃん来たよ~。ここなんだね私のルーツは。
(あ~これもう、やっぱりだ。太りやすい体質は遺伝子ならしょうがない!)
鶏ゴボウを串から引きちぎり食べながらそう勝手に思うばばあ。
↑本当に勝手に。 -
で、本命の「立佞武多(たちねぷた)の館」に到着。
外はものすごい雨と風だったので、外観写真は無し。
一階からエレベーターで一気に上まで行って、らせん状になったフロアを順繰り降りてくる仕組み。
良くできてる!
とりあえずわぁ~っと感動しながら下からパチリ。
当たり前ですがテレビで見るより大迫力!!
スゴいかっこいい!立佞武多の館 美術館・博物館
-
そしてエレベーターで一番上まで上がってみた。
また違ったアングルで良い! -
大スクリーンには30分間隔で立佞武多や周辺地域の魅力を紹介する映像が上映されます。
のんびり座って見られるスペースもあります。 -
ばばあ結局ここに何時間も居て繰り返し映像を見たので、帰る頃にはすっかり全セリフを覚えてしまう。
-
らせん状になってるフロアを歩いて下りながら壁面に展示された佞武多の歴史や資料などを見ていく計算された完璧な順路。飽きない!
しかも、お祭りの際はこの建物の一部が全開してここから佞武多を出すそうです。
なんて壮大な建造物。。。感心!! -
佞武多は全部で3基展示されています。
隠れてますが奥にもう1基あります。 -
作者によってそれぞれ個性が有り見ていて本当に楽しい。
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写真ではあまり伝わりにくいですがとても立体的で大迫力です!
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なので見る角度でまた違う表情。
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荒々しい感じの佞武多が2基。
-
そんな荒々しいイメージの佞武多でしたが、私が最も目を奪われたのがこの1基。
齊藤忠大作「かぐや」というものです。
このしなやかな動きと着物の色彩…。 -
そしてこの流し目の表情と口元の色っぽさ!
思わず一目見て虜になる。 -
見る角度を変えると…。
-
何だかまるで生きているかのように表情が変わる…。。
-
しばらく夢中で写真を撮っていました。
-
かぐやの裏はこんな感じ。
物語が描かれています。
細部にまで細かな描写が有り本当に見ていて感心するばかり。。 -
うさぎアップ。
まん丸かわいい!!
写真だとわかりづらいですがこれも立体です。 -
うさぎ、その2。
こっちも可愛い~~。
下に描かれている牡丹の花も素敵。 -
それにしてもこの色彩。。
本当に見事です。 -
こちらの佞武多には虎が。
らせん状のなっている通路を進みながら360度、上から下まで色々な角度から1基づつ細部までゆっくり見られるので「本当に来て良かった~」としみじみしながら写真撮ってます。 -
「来年の夏は立佞武多が町を練り歩く姿を見たいから絶対来る!!」
と、この時は思っていた。 -
フト。
「そう言えば、おばあちゃんから青森のねぶたの話しは聞いた事あったけど、五所川原の立佞武多の話しを聞いたことないな~」と不思議に思っていたら、五所川原の立佞武多は大正時代電気が普及し町に電線が張り巡らされたことによって小型化し、さらにその後に起きた2度の大火で立佞武多の設計図や写真が消失し一度姿を消してしまったそうです。
しかし奇跡的に見つかった設計図を元に市民有志によって1944年に復活されたらしいです。
そんな歴史背景があったので、おばあちゃんが暮らしていた時代にはこんなに大きな立佞武多は無かったのかもしれません。
だから話しを聞くことがなかったのかな…? -
金魚ねぷたがたくさん。
めんこい! -
下まで来ると丁度「お囃子」のレクチャーが始まりました。
-
見学していた人たちも演奏に加わり、みんなで掛け声をかけながら楽しい一時を過ごしました。
雨降る五所川原を後に今夜のホテルへ向かいます。 -
と、その前に空港に寄ってレンタカーを返却し、ついでに「立佞武多の館」で買った十三湖のしじみのお土産を自宅へ発送してから遅いお昼ご飯をここで。
青森空港 空港
-
青森名物「味噌カレー牛乳ーラーメン」!!!
美味しい!!これ好き♪
さてお腹いっぱいになったので空港から青森駅行きのバスに乗り込み今夜の宿に向かいます。
料金は「新町一丁目」下車で700円。
この後はもう観光をしないので、レンタカーを一日延長して尚且つホテルの駐車場代払うより、こっちの方が断然安かった! -
今夜のお宿は「ダイワロイネットホテル青森」です。
青森駅からは少しだけ離れていますが、目の前がバス停なので便利です。
実は来月もここにお世話になる予定。
なので下調べ的な。ダイワロイネットホテル青森 宿・ホテル
-
できたばかりのホテルなのでトイレ・バスは今時のフラット設計。
ユニットバスでないのがここにした決め手。 -
そしてこのお風呂!
見て見て!シャワーが上から出てくるの~~。
(THE 田舎もん)
ハリウッド女優の様にシャワーを浴びてご満悦なばばあ♪
自己満。
でも自宅のお風呂にこれ欲しいか?…と言われれば…。
まぁ無くても良いかな。。 -
シャワーを浴びてさっぱりしてから炭酸水片手にカーテンをシャーッ開けると…。
オ…オウ…そうか。。。
速攻シャー閉じる(^_^;) -
夜少し雨風が止んだので、来月の下見にとスマフォだけ持って外出。
怪しい三角建物。
また雨が降ってきたので早々にホテルに戻り爆睡。 -
朝食はホテルのバイキング。
こじんまりしていますが、美味しかったです。
が、やはり味付けは濃いような…。 -
オシャレな朝食会場。
朝食以外はカフェになっているみたいです。
一応(一応ね。)仕事の事を考えて早い便の羽田行きの飛行機に振替をしていたので、早々にチェックアウトをしてからバスへ乗り込み青森空港へ。 -
と言うことで、宿の変更や飛行機の振替などはありましたが初青森一人旅は無事に終わりました。
ちなみに…まぁ実は言うと当初予定していた帰りの飛行機は欠航が見込まれておりましたが、なんと無事に飛んでおりました(^_^;)テヘヘ
でもそのお陰で思いかけず五所川原の「立佞武多の館」に行けましたし、すっかり虜になってしまった「かぐや」の立佞武多も次年は作が変わって見られなかったと思うので、万事良しとしましょう♪
そんな次回は青森の上の方に行く予定!
それまでに少しでも…とYouTubeで津軽弁の動画を見て日々勉強するばばあでした。
(いやいやそれにしても難解…。。)
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