娘と行く函館　3日間　２日目前半

2020/06/23 - 2020/06/25

２日目、今日一日で函館を観光する予定です。
フリーなので行きたいところを選んで動きました。
午前中はトラピスチヌ修道院とずっと行ってみたかった五稜郭です。

6/23（火）ADO0059 14:40 羽田発　16:00　函館着　16:15発　空港シャトルバス　16:40　ホテル着
6/24（水）函館観光　（トラピスチヌ修道院、五稜郭、赤レンガ倉庫、元町散策）
6/25（木）10:11 函館駅発　10：45　函館空港着　ANA0554 12:00 函館発　13:35 羽田着

エリア 函館(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 徒歩 AIR DO
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: じゃらん

朝は６時半に起床、温泉に入ってから朝食のレストランへ。コロナで人が少ないため、ホテルで開けているレストランは一階のこちらだけでした。

飲み物だけセルフになっていました。消毒液と手袋もありましたが、消毒液はともかく手袋を着けている人はほぼおらず＾＾；

ブッフェが有名らしいのですが、コロナのため、今は朝定食で、下段のメニューはテーブルオーダーでした。

やってきたお膳。お刺身はごはんにのせて海鮮丼にできます。
じゃがバターと松前漬け？が美味しかったです。
昨日の中華が残っていてごはんは半分以上残してしまいました。
自粛生活で胃が小さくなったようです。

追加オーダーしたもの。
娘はコーンスープ、麻婆豆腐、プリンとケーキ。
私はヨーグルト（この後ブルーベリーソースが来ます）とケーキ類。
美味しいのですが、もうお腹いっぱい。
レストランの入りは３割程度でした。

９時１５分に駅前から出る観光シャトルバスに乗るために８時５０分にホテル出発。
ハザードマップによるとこの辺り、海が近いので４，５ｍの津波で沈むそうです。

駅へ行く途中に有名な函館朝市がありました。
観光バスもなく、観光客もほぼいないので開いているお店も半分以下。呼び込みの声をかけられるのも申し訳ないので道を渡って反対側を歩きました。

９時に駅に到着。

バスターミナルにはきれいな花壇がありました。

満開。

きちんと手入れされています。

事前に調べておいたこのバスの始発、９時１５分のバスでトラピスチヌ修道院まで行きます。suicaもpasmoも使えるので便利でした。

時間通りにやってきたバスはたった５人を乗せて３５分かけてこちらに到着。３００円。

トラピストとトラピスチヌがあって、こちらは女性のための修道院らしいです。

門をくぐります。８時１０分から開いているようです。

入ってすぐに大天使ミカエルの像。
ザビエルが日本の保護者をミカエルに定めた、と書いてありました。
ミカエルは色々な場所でお会いしましたけど、今のところモンサンミッシェルが一番印象深かったです。

旅行者のための礼拝堂はコロナ対策のため、閉まっていました。

マリア様。

奥に進むとルルドの奇跡を模した場所が。
フランスのルルドという村で少女がマリア様に出会い、その泉を病人に飲ませるように言われて飲ませ、病を治したというルルドの泉の奇跡伝説です。

ルルドも行ってみたいのですが、こんな状況でいつになるやら・・・

良く手入れされたお庭を進むと修道女テレジアの像。

フランスのリジェーという場所に生まれた方で１５歳で修道院に入り、２４歳で亡くなったそうです。特になにを成した、と言うわけではないのですが、日常を慎ましく素直に過ごし、その言葉は多くの修道女を導いたので聖人に列せられたそうです。奇跡などではなく、こういう、普通に生きる中で後の世の人々に影響を与えるという事が一番難しいのかもしれません。

階段を登り切ったら修道院がありました。
中は入れないので外観のみ見学。

司祭館。

曇っていましたが、２１度くらいで暑くも寒くもなく過ごしやすいお天気でした。

上から見下ろしたところ。
右下には旅人の礼拝堂。

つつじもこんな風にきれいに刈られていて、お手入れが素晴らしかったです。

礼拝堂がありました。
向かって左から受胎告知、キリストの誕生、ヘロデ王からエジプトへ逃げるところ。

こちらもつつじがきれいです。

写真撮影禁止の資料館に入って売店も見学。
修道院の生活は午前３時半起床、午後７時４５分就寝で労働は６時間、礼拝は６回。私には絶対無理な、早寝早起き奉仕の生活です。
午前中のせいか、修道院の見学者は私たちを入れて５，６人でした。

ソフトクリームが美味しいという市民の森売店は６月いっぱい閉鎖だそうです。残念！

１０時２６分発のバスに乗って五稜郭までやってきました。270円。
１階の売店はすかすか。タワーのチケット売り場もすかすか。上までのチケットは大人一人９００円でクレジットカードで支払いました。

エレベーターに乗って降りるとすぐこの景色。うわーー！感動！

こちら、土方歳三が最後まで戦った場所、というざっくりした知識しかなかったのですが、ずっと来てみたかったところです。

上から見ているので、大きさがあまりよくわかりませんが思っていたより小さめ？なんかイメージは去年行った城塞都市カルカソンヌっぽい。と思ったらヨーロッパの城塞都市をモデルに江戸末期１８５７年に着工されたそうです。

模型があったり

函館山を背景の写真スポットがあったり。

海も見えて良い感じですね。
９０ｍの高さからの景色らしいのですが、周りに高いものがないのもあって結構高く感じました。

下のフロアに土方歳三の像がありました。
皆さん触るのか、右手がぴかぴかになっていましたが、コロナ予防のために触らないでください、の注意書きがあったので触らず。

売店には新撰組ソフト。何故かラムネ味。なんでラムネ？新選組は青だからじゃない？と娘の意見。

床がガラス張りになっているところがあり、下が見えます。
９０ｍくらいだと私でもそこまで怖くはありませんでした。

１５分ほど上にいて、１１時２０分エレベーターで１階へ。
大砲が展示してありました。

駅に行くバスが１１時５０分なのでそれまで五稜郭の中を歩いてみることに。

模型もありました。

振り返ると登ってきた五稜郭タワー。

お堀を渡っていきます。
こういう感じ、大好きです。

私にとっては戊辰戦争最後の戦闘地、というイメージの五稜郭ですが、もともとは箱館奉行所があった場所らしいです。
そこがたまたま戦闘場所になったってことですね。

睡蓮が咲いていました。

ちょうど去年のこの時期に母と行ったポーランドのショパンの生家のお庭にも睡蓮が咲いていたことを思い出しました。

五稜郭の中の、階段を登ってみました。カルカソンヌでいうと城壁の上って感じですかね？

こんな上にせり出している形だったとは。

五稜郭の中心部へ向かってみます。

この辺りも手入れが行き届いています。特に松の形が美しい。

箱館奉行所。
５００円くらいで公開されていましたけど、時間もないので外観だけ見て戻りました。後で見るとここが五稜郭の中心だったらしい。

タワー１階のフロアに戻って榎本武揚の像発見。
幕府軍として戦って最後降伏を決めて、死を覚悟していたのですが、助命され、その後明治政府で大臣にまでなって活躍したそうです。
優秀な人を生かす政府もすごいし、気持ちを切り替えて新体制の元で力を発揮する人もすごいな～とちょっと感動。

五稜郭を作った武田斐三郎という人。
江戸時代の恰好ですね。

銅像の真ん中にあった解説。

これ、なんか後光が差してますが、トイレ前にあった木彫りの熊。北海道ならでは、なので撮ったのですが何故か神々しく撮れました（笑）。

そろそろ時間なので駅に戻るためにバス停へ。
観光シャトルバスなので、行きも帰りも同じバス停なのがわかりやすいです。
そしてこちらも花壇の手入れが素晴らしいです。
日本なので時間通りに来るバスも素晴らしい（笑）。駅まで２４０円。

２０分ほどで駅に到着、朝市を少しのぞきました。
朝よりは人がいるかな？でこの程度。修学旅行生も外国人も戻っていませんもんね。こういう場所が賑わっていないのは寂しいです。

１２時半、一回ホテルへ入り、ロビーで明日の飛行機のオンラインチェックインをしました。１２時３０分、お腹が空きません（笑）。
午後は赤レンガ倉庫や元町を散策する予定です。

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2020/09/07 15:38:42

  お久しぶりです

  アインスさん
  わが家も２ヶ月後に函館を歩きました。優しい北海道って感じで、良かったです。夏休みだったので閑散ではありませんが、関係者は困るとぼやいていました。
  お時間あれば眺めてもらえるとうれしいです。https://4travel.jp/travelogue/11642288
  「娘と」ってとこも同じです(^^)　お嬢さんの反応はいかがでしたか？(まさに遠隔授業、ご苦労さまです)
  トラピスチヌ修道院、一番の衝撃は修道女の一日でした(同じようで一安心)。でも修道院への思いが全く別レベルのようで、アインスさんのは説明が超詳しい。こちらの旅行記でカンニングして(笑)、私も少しはましにしようかと思います。
  五稜郭公園、書かれているとおり、どう頑張ってもデジカメの画像からはみ出しました(><)　わが娘も新撰組ソフトクリーム食べてました！

  アインスさん からの返信 2020/09/07 18:02:43

  Re: お久しぶりです

  ねもさん
  旅行記を読んでいただき、コメントを下さり、どうもありがとうございます。
  クリスチャンではないのですが、ミッションスクールに通っていたのでキリスト教関連施設はちょっと思い入れが強くなってしまいます＾＾；
  ねもさんの旅行記も拝見しました。広いエリアをいろいろ回られたんですね！
  まだ海外へ行ける状況ではないので、しばらく国内旅行が続きそうです。