2020/06/20 - 2020/06/20
469位(同エリア794件中)
まめこはさん
祝!『移動自粛』解除!
初のお出かけは、折角越境OKになったけれども、都内。
義母リクエストのお出かけで、都内だから5月末からは行けたのだけれど、
予定を組んだら、たまたま解除から初回の週末に当たっただけなわけだが。
私のルーツについては、
ここらの秋田旅行で紹介しておりますが、
https://4travel.jp/travelogue/11214796
https://4travel.jp/travelogue/11337438
今回は初の夫のルーツにまつわる旅行記。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー
-
見た目はもの凄くハツラツとして若く見える義母だけど、実年齢は80オーバーで、公共交通機関はまだ避けた方が良いだろと車でやってきたここは両国。
本所松坂町公園 公園・植物園
-
予約したランチの時間まで、ちょっと時間があったので、近所を探索。
特に「忠臣蔵」にときめかない私が、わざわざは来ることはなかっただろう場所の『吉良邸跡』の見学。 -
当時はそれなりの広さ(約8,400㎡)のお屋敷だったようだが、現在は、
その一部、正門跡、裏門跡そしてここ吉良邸跡とみっつに分かれて残されている。 -
吉良上野介義央さんです。
日本で元祖とも言われ、かつ一番有名なパワハラ事件、
松之大廊下での「赤穂事件」の登場人物のひとり。
パワハラ爺さんの方ですね。
「忠臣蔵」の研究者は山ほど居て、それぞれ解釈があるみたいだけど、
近年は吉良さんは汚名返上しているよね。
私たちの知っている「忠臣蔵」は史実というより、歌舞伎の戯曲だからね。 -
「みしるし洗いの井戸」
ここで、吉良さんの首を洗ったんだよね。
「忠臣蔵」と聞いてもピンとこない息子たちだったけれど、
今後、「忠臣蔵」に触れる事があったら、ここでの風景を思い出して、
イメージし易くなると良いな。 -
史跡の周辺には、「和菓子屋」あり。
って、事でキョロキョロしてみたら、道の向こうにそれらしき佇まいが。
角の鳥居は「飯澄稲荷」らしい。
吉良邸跡の敷地内にも「松坂稲荷」っていう可愛らしい神社があった。
昔から市井の人々を見守ってきたんだろうな。飯澄稲荷神社 寺・神社・教会
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ふむふむ、創業明治二年とな。
なかなかの老舗ですな。両国大川屋 専門店
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建物はモダンな感じだったけれど、店構えは和の趣。
-
店内の小上がり。
右下の額縁の中身は「アマビエ様」。 -
店内はスッキリと小奇麗なつくりなのに、
飛沫防止のビニルシートが残念な感じ。
しょうがないんだけれどね・・・・・。 -
ショーケースには、美味しそうな和菓子が並ぶ。
どれにしようかな。 -
あ、これ。お土産に丁度良いね。
「吉良まんじゅう」1個200円。
我が家と義母の家用に2パック購入。 -
そろそろ良い時間なのでランチのお店に移動。
本当はすぐ近くに「勝海舟生誕の地」があるので、そっちも行ってみたかったんだけれど・・・。
いや、むしろそちらの方が行きたかった。
ただ、石碑とパネルがあるだけみたいだけれど、息子Bに「勝海舟」をインプットしたかった。
絶対、「無血開城」とか知らないと思う。
でもね。本日、真夏の様な日差しで義母たちを連れまわすのも気の毒だし、
私以外は全く興味ないだろうし・・・って事で諦めた。
途中にあった「横綱横丁」をパチリ。 -
そして、本日のランチ会場はこちら。
ちゃんこ巴潟 グルメ・レストラン
-
ちゃんこ巴潟さん。
ランチ営業しているお店がほぼ無くて、必然的にここになった感じ。 -
6人掛けのテーブルに3人づつ。
ソーシャルディスタンスを取って頂いた。
私たち4人は、家族だからぎゅうぎゅうでも良いんだけどさ。
(毎日、飛沫飛ばしあって生活しておるよ。)
隣の席との間にはビニルシート。
飲食店、本当に大変だな。 -
本日は、一番お手頃な
関脇コース(5品)3千円。
まずは、前菜。 -
お造り。
-
そして、一品は「焼き根曲がり竹」。
あの、熊と取りあうと言うあの竹だぞ。
両親が秋田出身の私は生ではなくて水煮でおなじみの竹。
東京出身の義母たちは珍しいらしい。
かつお味噌で頂いた。
美味しい。これが一番美味しかったかも。 -
そして、ちゃんこ鍋。
今回は味噌味だった。 -
息子Bが鍋奉行。
おばあちゃん孝行しないとね。 -
私たちの他にもお客さんはそれなりに居て、ほっとした。
でも、平時だった頃に比べたら、雲泥の差なんだろうなぁ。
自給率の低い日本はサービス業で成り立っている。
(GPSの7割を占めるらしい)
そのサービス業が今回のコロナで大打撃。
その余波が数か月後には私にも降りかかってくるハズ。
他人事ではない。
私に出来る事は・・・・?
今は、お金を使って経済をまわす事くらいか。
なので、焼酎のロックをお替りしたよ!昼だけど!
ちょっと、ほんのちょっとだけれど、貢献したよ・・・・ね?
ちなみに、〆は「うどん」。
御馳走様、美味しかった。 -
腹ごなしに目的地まで歩いて行くことになった。
総武線をぬけて、まず着いたのが「両国江戸NOREN」。
初めて来た。
だって、両国に来たのは10年ぶりぐらいだもんなぁ。
その時は、「ちゃんこ川崎」で食べたんだ。
美味しかったなぁ。あそこのちゃんこは「ちゃんこ」と呼べるのか?って感じの以外と繊細で感動したな。
(ちゃんこはごった煮のイメージ。) -
コースにデザートがついていなかったので、ここで食べよう。
エントランスを入ってすぐ横にある「両国橋茶房」さんへ。
茶房だけれど、お相撲さんをあしらったグッズの販売もあった。両国橋茶房 グルメ・レストラン
-
白玉入りのほうじ茶ソフト。
息子Aとシェア。
家族だから、良いのだ。旨し。
息子Bや義母たちは抹茶ソフト。 -
中央にある土俵(原寸大)の前のベンチで頂いた。
今、知ったのだけれど、ベンチで飲食禁止だった!!
あちゃ~。申し訳ない。 -
ベンチには、ソーシャルディスタンスをお願いする張り紙。
-
インバウンドの方々が喜びそうな施設。
本来ならば、大賑わいなんだろうに・・・・。
(看板に飲食禁止のマークがしっかりあったな・・・・。すみません。) -
デザートで〆られたので、満足、満足♪
私はまだ行った事がない「江戸東京博物館」。
子供たちは遠足で訪問済み。
私が小学生の時は、まだなかったから・・・。
今回の目的地はここではない。
横を通り抜ける。江戸東京博物館 美術館・博物館
-
ここら辺、いつの間にか、開発されていたのね。
APAタワーや、このドコモのビル。 -
遊歩道が気持ちいい。
私の中の両国のイメージと違う。 -
本日の目的地はここの敷地内にある。
横網町公園 公園・植物園
-
横網町公園。
「横綱:よこづな」じゃないよ。「よこあみ」だよ。 -
公園のメインはこの「東京都慰霊堂」。
関東大震災と東京空襲での死亡者の霊を合祀している。
すみません。
このような施設があること自体知らなかった。東京都慰霊堂 名所・史跡
-
公園の一角にある『東京都復興記念館』(只今外壁改修中)が本日の目的地。
4Tavelのスポットでヒットしないくらいのマイナーな場所。
墨田区民は遠足で来たりしそうだが。 -
1Fは「関東大震災」の展示。
-
このサイズ感。
現代と変わらないんですが。
アメリカから贈られた作業服なんだって。 -
このポスターは「日本基金」のものかな?
-
二階が「東京大空襲」の展示。
そして、ここで夫の祖父の形見とご対面。 -
義実家の倉庫に眠っていた「しろこ帽」と「刺し子防火服」をかしまし姉妹の三女の叔母さんがここに寄贈したのだ。
叔母さんはまだこの世に存在していなかった1945年3月10日。
義母は赤子の妹を背負ったおばあちゃん(夫からみて)と一緒に空襲の中を逃げたそう。
おじいさんはこのいで立ちで、亀戸周辺の消火活動を行ったらしい。
焼野原を命からがら逃げだして、このいで立ちのおじいさんに会えた時の事、何度も聞いてる。
めちゃくちゃポジティブで(自分にまつわる)楽しい話ばかりの義母だけれども、「東京大空襲」の話となると眉毛の間のたて皺が深くなる。 -
焼け焦げた人々を沢山見たんだろうな・・・・。
当時、義母は7歳程度だったハズだが、それから70年以上もたつのに、
未だに、ジンジャーブレッドマンのクッキーは食べれないらしい。
虎馬ってやつだね。
「シュレック、観れないな。」っとその話を最初に聞いた時に私は思った。
っま、あんな下品な映画は義母は観ないと思うけどw
私は大好きよ。
全てのキャラクターが可愛すぎる。
(画像はお借りしました。) -
孫とひ孫。
息子たちは曾おじいさんの事は知らない。
だって、私も会った事はない。夫と知り合う前に既に亡くなっていたから。
義実家でおじいさんの写真は何度も見ているけれど、きっと面影も覚えてはいないと思う。
でも、今日、こうやって別の形で曽祖父と対面して、存在を再認識できたのではないかな?
私にはまだその気持ちは解らないけれど、
義母たちは息子たちに家の歴史を託したいのだろうねぇ。
そう、息子たちは『江戸っ子』なんですよ。
=江戸っ子の定義=
三代続けて生まれも育ちも江戸。
「てやんでぃ!」とかは勿論言わないし、
「金離れが良く、細かい事にはこだわらず、意地っ張りで喧嘩早く、駄洒落ばかり言うが議論は苦手で、人情家で涙にもろく正義感に溢れる」ってのも、殆ど当てはまらないけれど・・・。 -
展示物はそんなに多くはない。
印象的だったのは、この鬼瓦。
近くで見ると結構迫力あるもんなんだね。 -
当時の街並みを再現したジオラマ。
あと、今は、
「戦争だからがまんしました
~疎開先からの手紙に見える戦時下の子どもの暮らし~」
っと言う特別展が開催されていた。
はがきに小さい字でびっしりと近況報告と相手の事を按ずる内容がかかれていて、
ホロリとさせられた。 -
「東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑」
斜面を覆う花は生命を象徴しています。碑の内部には東京空襲で犠牲になった方々のお名前を記録した「東京空襲犠牲者名簿」が納められています。
~HPより~
この画像からだと花が確認できないですが・・・。
横網町公園、恐らくあまり触手が伸びないと思うけれど、両国エリアで緑が沢山あるほっとできる一角だと思うので、
下町探索で疲れた時に立ち寄ってみるのも良いかも。 -
帰宅後、お土産を頂く。
-
きな粉餡って、初めて食べた。
甘くない「信玄餅」な感じ。
なかなか、美味しかった。
しかし、どこが「吉良」なのかはわからず・・・・。
さて、今回の行先はちょっと重かったけれど、
お天気は良かったし、久々のお出かけだったので、なかなかリフレッシュできたな。
今後、解禁になったとしても今年は「海外旅行」は私は無しだな。
感染が怖いってよりも、「内需拡大」が第一だと思うから。
8月から「Go To キャンペーン!」が始まるらしいので、国内旅行を楽しむ予定。
『ディスカバー・ジャパン』よ、アゲイン!!!
ディスカバー・ジャパン (DISCOVER JAPAN) とは、日本国有鉄道(国鉄)が個人旅行客の増大を目的に1970年から始めたキャンペーン。個人旅行の拡大や女性旅行者の増加などの社会情勢の変化とマッチし、キャンペーンとしては成功したとみなされている。キャンペーンの副題は「美しい日本と私」。
~Wikipediaより~
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