２０１９年３月関東旅行その１４　草津温泉観光１日目午後の部前編

2019/03/14 - 2019/03/19

草津温泉バスターミナルに到着後、草津温泉街に移動します。
チェックイン前に宿に荷物を預けてから観光開始です。
空模様が怪しいので大荒れにならないように祈るばかりです。

エリア 草津温泉(群馬)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

草津温泉バスターミナルからまず向かったのは宿泊する宿です。
そこではチェックイン前に荷物を預かってくれるので身軽になってから観光をすることにしました。
あらかじめ計画は立てていたとはいえ、草津温泉街は見所がたくさんあるので観光マップは必須です。
この時点で１１時４０分頃です。

ぐでたま「どこ行くん？」
ぷー　　「まずは西の河原公園に行くんだって」

湯畑の西側にある西の河原通りです。
ここから西に向かって歩いて行きます。

ぐでたま「公園ってどこにあるん？」
ぷー　　「ここから約１０分程歩くんだって」

ぷー　　「ぐでたま君、見て見て、湯もみちゃんのマンホールだよ」
ぐでたま「ご当地キャラでカラフルなんだわ～」

マンホールに描かれているイラストの湯もみちゃんは草津温泉の観光大使としてＰＲ活動をしているそうです。
誕生日・年齢・性格・特技等の設定もあるそうです。

ぷー　　「ぐでたま君より設定が多いかもね」
ぐでたま「ただ、食べられるだけだし・・・」

ぷー　　「どこかで見た事のあるキャラだよね」
ぐでたま「ここからバスに乗るん？」

もちろんバス停も飾りなのでここにバスは来ません。

通りを西に向かって歩き続けているとまんじゅう屋さんがお茶と試食の温泉まんじゅうを出してきてくれました。
長寿店という名前のお店で、試食販売が特徴のお店のようです。
あずき・栗・うぐいすの３種類販売あり、店舗販売では通常価格よりお得な特別価格で販売されているそうです。

ぷー　　「おまんじゅうおいしいね～、ごちそうさま～」
ぐでたま「ここにもぷー君の兄弟が、いるんだわ～」

お店の前にプーさんの布がありました。

草津ガラス蔵の前に来ると、温泉たまごののぼりがありました。
草津ガラス蔵は１号館から３号館まであります。
ガラス製品のお土産が購入できる他、予約でとんぼ玉や吹きガラスの創作体験もできるそうです。

ぷー　　「温泉たまごがあるんだって」
ぐでたま「ちょっと寄ってくん？」

草津ガラス蔵名物の元祖温泉たまごです
Ｍサイズで１つ１２０円です。

ぷー　　「ぐでたま君の兄弟がたくさんいるよ」
ぐでたま「兄弟かどうかは知らんけど、温泉に浸かって気持ち良さそうなんだわ～」

温泉たまごを買って食べる前にみんなで記念撮影をしました。

ぷー　　「クマ君も買ったからたまごを割る前と割った後の比較ができるよ」
ぐでたま「おいしくいただかれるんだわ～」

草津ガラス蔵の前には色の違うポストが３つ設置されていました。

ぐでたま「間違ってここに手紙入れる人、いるんじゃね？」
ぷー　　「う～ん、さすがにそれはないと思うけど・・・」

よく見ると投入口はしっかりと金属の蓋がされていたので、間違える心配はないようです。

西の河原公園へと向かって行くと大露天風呂の看板が見えてきました。
看板の先は道幅が狭くなり、車両の進入はできなくなっていました。

ぷー　　「これだけ大きな看板があれば迷わずに行けるよね」
ぐでたま「進入禁止なのに車が入ってるんだわ～」

この時は１台車が入っていましたが、おそらく業務関連の車だったのかもしれません。

車両進入禁止の区間になってすぐ先に草津片岡鶴太郎美術館がありました。
草津ホテルの隣接施設として１９９８年１２月に開館したそうです。
ここでは約１３０店の作品が展示されているそうです。
入館料は平成３０年４月２８日より２０周年特別料金になっているそうで、草津ホテルの宿泊客は一般の方より安いそうです。

ぐでたま「見て行くん？」
ぷー　　「気にはなるけど時間の都合上、今回は正面の撮影だけだね」

１２時１０分頃です。
西の河原公園に到着しました。
草津温泉の西側にある事でこの名前がつけられたそうです。
この一帯は上信越高原国立公園の特別地域に指定されているそうで、河原のあちこちから毎分１４００リットルの温泉が湧き出していて、湯の川となって流れ出しているそうです。

ぐでたま「１０分で着くんじゃなかったん？」
ぷー　　「１０分はどこにも寄り道しなかった場合だよ」

道中で温泉まんじゅうの試食をしたり、温泉たまごを食べたり、撮影をしながらなので湯畑を出発してから３０分程経っていました。

西の河原公園の下流から上流方向を撮影しました。
写真左奥にはベルツ・クリスパ両博士の胸像とベルツ碑が設置されていました。
医学者のベルツ博士は１８７８年に草津温泉を訪れて以来、度々草津を訪れては時間湯や泉質を研究し、草津を世界に紹介した事で有名だそうです。
クリスパ博士とは無二の親友で草津温泉を共に研究したそうで、クリスパ博士自身も無料で町民に診療を施して深く慕われていたそうです。

ぷー　　「その２人がいたからこそ草津が世界でも有名なんだね」
ぐでたま「偉大なんだわ～」

写真の奥には不動滝がありました。
ここには湯川の滝壺があり、そこに不動明王が祀られているそうです。
右側には延命・子育て地蔵尊が祀られていました。

ぐでたま「滝ってどこにあるん？」
ぷー　　「ここからじゃあまり見えないかな？」

本来なら滝のようにお湯が流れているのが見えるそうなのですが、この時点ではブルーシートが敷かれており、その様子は見られませんでした。

上流の方向へ歩いて行くと草津ビジターセンターが見えてきました。
こちらでは草津の周辺の火山と温泉の関係や動植物の分布等が写真や映像等で紹介されているそうです。
入場は無料だそうです。

ぐでたま「中に入らんの？」
ぷー　　「残念だけど時間の都合上ここも外側だけだね。」

更に西に向かって遊歩道を上っていきました。

ぷー　　「まだまだ道は続くね」
ぐでたま「ぷー君つかれた～」

遊歩道を進むとそこには鬼の相撲場入り口と書かれていました。
この時点で１２時２５分頃です。

ぐでたま「鬼の相撲場ってどこにあるん？」
ぷー　　「この近くにあるはずだけどね」

遊歩道を更に５分程歩くと鬼の相撲場の碑がありました。
１８２３年に江戸の戯作者である十辺舎一九が出版した「上州草津温泉往来」に鬼の角力場や鬼の相撲場であると言うのが由来とされているそうで、西の河原公園一帯からお湯が湧き出て湯煙や湯の川となって流れ出る事から、鬼が住む場所とか鬼の泉水等と呼ばれて恐れられたそうで、鬼が出るのでこの地では大声を出してはならないとの言い伝えがあるそうです。

ぐでたま「土俵ってどこにあるん？」
ぷー　　「雪がなかったら良く見えるかもしれないね」

１２時３５分頃です。
遊歩道を戻って来て西の河原露天風呂の前に来ました。

ぐでたま「疲れた～少し休みたい」
ぷー　　「草津最初の温泉はここに決まりだね」

西の河原露天風呂の受付前です。
お風呂は男女合わせると５００平方メートルと日本でも有数の広さだそうです。
７時（１２～３月は９時）から２０時まで営業しているそうで、夜はライトアップされるそうです。
料金は大人６００円でした。
貴重品ロッカーに貴重品を入れて脱衣所で準備して浴槽に向かうと洗い場はなく、目の前に露天風呂がありました。

ぐでたま「金曜日は混浴の日って、書いてあるんだわ～」
ぷー　　「今日は日曜日、ヒビー残念だったね」

混浴とは言っても俗に言うスパだそうです。
毎週金曜日１７時半から２０時まで男性露天風呂が混浴となるそうです。
女性は水着の持参または湯あみ着レンタル（４００円）で、男性は無料レンタルの湯あみ着着用の上での入浴だそうです。
カップルや家族で楽しめそうです。

ぐでたま「それにしても、出るの早くね？」
ぷー　　「残念だけど時間が限られるから長湯はできないね」

他にも見所がたくさんあるのでゆっくり入る時間がなく、着替えを除けば１０分間前後で上がる事となりました。

西の河原露天風呂を出て１３時頃です。
上流から下流側の風景です。
至る所で足湯を楽しむ事ができます。

ぐでたま「足湯は入らんの？」
ぷー　　「残念だけど時間がないから見るだけだね」

こちらには縁結び地蔵尊がありました。
草津穴守稲荷神社の鳥居の入口向かいの右手に鎮座していました。

ぷー　　「草津の湯は恋の病以外に効くって言うからこのお地蔵様が必要なんだね」
ぐでたま「そうなん？」

鬼の茶釜碑がありました。
かつては西の河原の代表的な源泉で、茶釜が沸騰するような音を立てて湯を吹き出していたそうです。
言い伝えでは不気味な音は人が近づくと音が止み、遠ざかると再び鳴り出したそうです。

ぐでたま「相撲場といい茶釜といい、何でも鬼に結び付けるんだわ～」
ぷー　　「それだけ温泉の勢いがあったって事かもしれないね」

こちらが鬼の茶釜です。
今ではほぼ枯渇しているようです。

ぐでたま「ゆっくり見る時間、なくね？」
ぷー　　「う～ん、草津温泉をゆっくり堪能する為には連泊するか何度か来ないとね」

西の河原公園には他にも見所がたくさんありますが、全てを把握していた訳ではなかったので写真を撮り損ねた箇所も数ヶ所あったようです。
こうして駈け足ではありましたが西の河原公園の見学が終了しました。