2020/06/07 - 2020/06/07
184位(同エリア1053件中)
風 魔さん
コロナ自粛明けの快晴日に伊豆半島縦断のロングドライブを計画して、東名高速道を上り「長泉・沼津IC」を下りて「伊豆縦貫道」に入り、「伊豆玉澤IC」にある日蓮宗の総本山の妙法華寺を見学する。
まだ一般の観光客は少なく、天城越えして河津七滝の高架線上にある天空の「ループ橋」を渡り、一気に下田までドライブしてアジサイで有名な「下田公園」(城山公園)を訪れて、アジサイの花と人物像を見物する。
今日一日のロングドライブは、友人の運転する「クラウン・ハイブリット」にVIPのように同乗して、旅先を廻ったので楽でした。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
途中で東名高速道・清水IC近くの「一乗寺」に立ち寄る。
-
武田信玄の家臣・朝比奈信置が創建した寺院。
元は、今川義元の家臣である朝比奈信置が、この地に曹洞宗の当寺を創建しました。朝比奈信置は、もとの名を元置と称していましたが、永禄12年(1569年)より武田家に仕え、信玄の信の字を賜り信置と改名したと伝えられています。 -
朝比奈家の家紋=左三つ巴印。
-
寺の山号「庵原山」は、この地が旧清水市庵原地区に位置するためです。
-
誰もいない静かな境内を見学する。
-
旧皇族の秩父宮妃殿下お手植えの槇。
-
赤い賽銭箱は、「くるくるコイン」と言います!
-
浄財のお賽銭を入れると、硬貨は円周の縁をクルクルと廻りながら吸い込まれてゆく。
⇒ 初めて見ました!こんな集金マシン?
お賽銭箱は、「くるくるコイン」と名付けられて珍しいので、子ども達や団体客が興味をもってトライするので、沢山の浄財が集まると思います! -
この寺で、御朱印をいただく。
-
山野草のマニア憧れの野生種のラン・「セッコクの花」。
-
近くの農家の縁側には、キジのはく製が・・
何だろう思ったら、上の天井に野鳥が巣を造りフンが落ちるのを防ぐためだとか・・ -
田んぼには、野鳥対策用の鳥の凧が舞っていました!
-
第二東名高速道を東へ走行し、「駿河湾沼津SA」にて休憩する。
この高速道は、直線道路規格で中山間部を通過するため、トンネルが多く海岸線の景色を殆ど眺めることができません! -
しかし、ここは「駿河湾の海が見えるSA」としても有名です。
-
ここには愛犬家のために、「ドッグ・ラン」もあります。
-
東名高速道に連結する「伊豆縦貫道」の玉澤SAを下りて、三島市にある日蓮宗の伊豆総本山・玉澤妙法華寺を見学する。
-
一対の狛犬像。
-
日蓮宗の宗祖・日蓮聖人像。
-
境内には、本堂、大書院、祖師堂、宝物殿、霊園など多くの建造物があります。
< 妙法華寺変遷の歴史 >
1284年(弘安7年)日蓮の弟子日昭は、鎌倉浜土の玉沢(現鎌倉市材木座)に法華堂を建立した。1538年(天文7年)戦乱により、越後村田(現新潟県長岡市村田)の妙法寺に避難。さらに1594年(文禄3年)戦乱により、伊豆加殿(現静岡県伊豆市)の妙国寺に避難しました。
その後、15代日産の時、1621年(元和7年)に大木沢(現在地)に移転し、日産、日達、日亮の3代に渡り再建された。大木沢は妙法華寺創建の地名をとって玉沢と改称された。1625年(寛永2年)には玉沢全地が徳川秀忠の朱印地として寄進され、下乗札が立てられた。徳川家康の側室養珠院(お万)や英勝院(お勝)の方が、寺の再興に力を尽くしました。 -
手入れの行き届いた庭園。
-
その昔、修行僧が研修を受けた「導師院」・・喝・・
-
当地への移転に尽力されたのは、徳川家康公正妻で水戸黄門光圀公の祖母にあたる有名な「養珠院お万の方」、英勝院お勝の方及び江戸城を築かれた太田道灌公のご子孫と全国末寺80余ヶ所寺並びに徳川幕府の協力によるものです。
さらに江戸幕府より、十万石の寺領を賜り高い松老杉に囲まれたおよそ2万坪の境内は、菩提樹、沙羅双樹などの四季折々の花が絶えず「京都の寺院の風情」のある清雅な環境にあります。 -
徳川家の三つ葉葵のご紋。
-
日蓮宗の御経文・「南無妙法蓮華経」。
-
有り難い御経文を拝観する。
-
本堂のガラス窓には、当寺の神紋・日蓮宗紋である「井桁に橘」(タチバナの実と葉)が描かれてありました。
「井桁に橘」紋と宗章紋(日蓮宗の紋章)とは ⇒
当山を始め日蓮宗寺院には、本堂の屋根や正面扉などによく「井桁に橘」の紋章が使われています。
この紋章が日蓮聖人の家紋だからです。日蓮聖人の出自は貫名氏といわれ、貫名氏の家系は井伊家から分かれたといわれます。そして、その井伊家の家紋が「井桁に橘」と言うわけです。
井戸から湧き出す清水と、香り高く年中緑の葉を保つ橘とを組み合わせた「井桁に橘」紋は、永遠の生命を象徴するものとして、日蓮宗の定紋となっています。
( 日蓮宗:「中央教学研修会講義要旨」より引用 ) -
ここは、箱根の西麓に位置します。
-
寺領は2万坪もあり、境内はとても広大な敷地です。
-
山門越しの外の世界。
-
門前の守り狛犬像。
-
三島から下田まで「天城越えのロングドライブ」して、下田港へ到着するが駐車場には車がゼロでした!
埠頭には、接岸する黒船型の観光遊覧船が見えます。 -
下田港は伊豆半島の最南端にあり、その昔東西(相模湾~太平洋~駿河湾)を往来する船舶が台風や大風から避難するため、「風待ち港」としても知られています。
-
次は、アジサイの花で有名な「下田公園」(城山公園)を訪ねる。
-
下田公園(城山公園)のアジサイの花を見物。
-
下田公園が「城山公園」と呼ばれるのは、その昔北条氏の「鵜島(うしま)城」があったことからこの名がついたものです。
-
園内のアート作品の裸婦像。
-
なだらかな坂道を上がる。
-
アジサイの花。
-
遊歩道にアート作品。
-
躍動する裸婦像。
-
アート作品を見学しながら、園内を回遊する。
-
観光客は、まばらでした。
-
突然に現れる少女像。
-
ここより北側の中伊豆地方は、純文学に登場する「伊豆の良さ」を残した景色が多く風情が感じられます。
-
隣にある「下田海中水族館」の入り口。
-
ところが、水族館はコロナ自粛のため休館中でした。
-
そこで、入り口の海亀君の泳ぎを見物する。
-
小さな水槽の中では、海亀君が寂しそうに泳いでいます。
-
海亀君に別れを告げ、河津まで戻り河津七滝高架線のループ橋を渡り「天城越え」して、東名高速道の沼津ICから帰途につく。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (3)
-
- 風 魔さん 2020/08/04 20:46:15
- 追記:「天城越え」の風景の投稿記です
- いずれも、「伊豆縦貫道」が開通する以前です。
「東京ラスクの工場見学」のため、伊豆市・天城湯ヶ島までドライブする!2015/03
下田・黒船祭りを見物して、幕末にタイムスリップする!2013/05
-
- 風 魔さん 2020/08/04 20:29:12
- 「天城越え」の風景は、次の旅行記で投稿しました!
- 初夏の伊豆高原をドライブする! 2011/06
夏空の伊豆スカイラインを走る! 2011/08
天城高原ゴルフ・コースでシカとプレーする!2011/08
晩秋の南伊豆を訪ねるドライブの旅 ・ 第一日目 ! 2015/11
-
- salsaladyさん 2020/08/03 08:59:36
- 「くるくるコイン」はGood idea!
- ※伊豆通なんですね。伊豆縦貫道をパス為て下田まで行ってしまう?
※3年前のナビには搭載されてない「伊豆縦貫道」だから、行きは下道で大雨の中事故渋滞に巻き込まれ大変な旅でしたが、帰りはすいすい~
※もう少し天城越えの辺りを紹介して貰いたかったなあ~
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
3
53