流山市の平和台・真城院・江戸川８８ヶ所（１２）・石仏

2020/05/31 - 2020/05/31

真城院は、光明院を檀那寺とする西平井地区の〝りょう〟である。アスファルトの通りから、新四国八十八ヶ所の石塔に導かれてじゃり道を入ってゆくと、十九夜塔、聖徳太子、六地蔵などの石造物群が、ひっそりとたたずんで迎えてくれる。建物はふだんは閉められているが、お念仏の婦人たちが寄り合う時には開けられる。中には、聖観音像、不動明王像、弘法大師像などがある。すすけた欄間（らんま）の装飾彫刻は、かつてあった建物が焼失した時、燃え残ったものをそのまま用いたという。もし残っていれば立派な建物であったことを彷彿とさせるものである。』※〝りょう［寮］〟は，僧が修行する〝堂〟とは区別して，僧の居住の建物。学校などの〝寮〟に通じる。
昭和６０年発行の「こんにちは流山　１００ヵ所めぐりガイド」p.３１に掲載されている内容を転載しました。
千葉県流山市平和台４丁目１７７０ー１、
最寄り駅は流山セントラルパーク駅です。

エリア 柏・流山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

流山市の南部に位置する。流山市の行政上の中心地であり、地域内には1964年～1966年及び1988年～1991年（平成3年）にかけて平和不動産によって区画整理された地域なので名前が付いた。四丁目や五丁目の東部は高台となっており、主に西部を中心に低地となっている。 一丁目に流山市役所、一丁目に近接して流鉄流山駅、三丁目に近接して流鉄平和台駅、四丁目に京葉銀行流山支店、五丁目に流山平和台郵便局、四・五丁目に近接して首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス流山セントラルパーク駅がある。 ウイッキペディアより

真城院入り口、つくばエキスプレスセントラルパーク駅より。

民家との塀に沿って多くの石仏が並ぶ。

石祠、判読できません。

六臂合掌青面金剛塔、邪鬼を踏んで台座に三猿。

石祠、判読できません。

石祠、判読できません。

十九夜供養塔。

馬頭観音像か？青面金剛と少し違う。

馬頭観音像か？青面金剛と少し違う。

十九夜塔。

正徳太子。

普門品供養塔。

六地蔵。

○至菩薩。

御堂。

石仏。判読不明。

文字　馬頭観世音。

十九夜塔。

文字　馬頭観世音。

無縁墓石　石仏が集められています。

十九夜塔が見える。

墓地全景。

江戸八十八ヶ所開創記念碑。

御堂。

本殿はありません。

この旅行記へのコメント （2）

• pedaruさん 2020/06/02 06:22:20

  石仏

  中国の風景さん　おはようございます。
  
  流山市だけでもたくさんの石仏があるのですね。たいへんユニークな企画で興味を惹きました。
  私もこういう古いものを見ると、建立の年代なども知り、当時の庶民の生活などを想像したりします。
  江戸時代のものでもすでに風化が進んで、もろくなり、文字など消えたり、鼻が欠けたりしています。材料のせいでしょうか、御影石ならこんなことはないと思いますが、費用の都合で砂岩？を使用したのでしょうか？案外、石でさえも寿命の短いものを選んだ、無常観が底にあるのかなと、思ってしまいます。
  また訪問します。
  
  pedaru
  
  

  中国の風景さん からの返信 2020/06/02 09:52:19

  Re: 石仏

  ご覧いただきありがとうございます。江戸時代には流行り病には石仏に祈ったそうです。コロナに負けないよう石仏に祈っています、運転免許を返納し電動自転車で廻ったら運動不足が解消して血液検査の結果が良くなりました。これもご利益と思い感謝しています。流山はTXが開通し住宅開発が進み、道端の石仏が粗末に扱われています。ぜひお近くに石仏がありましたらお参りしてください。