2019/11/03 - 2019/11/04
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みかん饅頭さん
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2019年11月2日~3日の行程で、団体列車「サロンカーなにわ」号で山陽本線大阪~下関を往復するツアーに参加してきました。①1日目往路編に引き続き2日目の大阪行き復路についてご紹介します、といいたいところですが、往路の行程を逆に辿るだけで特に説明することもないので、そちらは適当に写真を張るだけにして3連休最終日に神戸を一日間観光してきましたよ、っていう旅行記にしたいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 私鉄
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 日本旅行
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おはようございます。昨日せっかく11時間かけてはるばる下関までやってきたのに、帰りの大阪行きは6:24発、寝るためだけに来たようなものです。
発車案内板に列車名と行先が表示されています。これは嬉しいですね。普通は素っ気なく「団体」だけ書いてあるんですがね。 -
山口の朝日。
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下関から乗る人は少ないのか、下関発車時点では結構空いていました。また、往路では特産品販売スペースとして使われていた6号車が復路では開放されたため、復路のみ乗車プランというのが発売されていたようです。
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柳井と松山を結ぶフェリー。周防大島を回り込むようにして走っていきました。
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昼食のお弁当が配布されました。調製は広島駅弁当で、ツアー特製の幕の内弁当です。ラベルがSL弁当となっているのはご愛嬌。また、掛け紙の写真に写るサロンカーなにわはEF58牽引ですが、もちろん昔の写真です。
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尾道駅では駅員が横断幕を掲げていました。サロンカーなにわの歓迎かな、と思ってよく見ると「ラ・マル・シマナミ」のアルファベット。お呼びではなかったようです。
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行きの道のりを戻りますとは言ったものの、ツアー名に「途中下車の旅」とあるように、復路は倉敷で観光する時間が取られました(といっても正味1時間程度でしたが)。現地のボランティアガイドが見どころを解説してくれました。そういえば倉敷には子供なのに英語ペラペラの子供ガイドがいるそうです。別に帰国子女とかインターナショナルスクールに通っていたというわけではなく、普通に勉強して話せるようになったそうです。
倉敷駅 駅
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倉敷といえばなまこ壁の屋敷ということで、それっぽい写真です。ガイドさんの説明によれば何かがナマコのように見えるとのことでしたが、もう忘れました。ガイドさんの説明、その場では面白いと思って耳を傾けるんですが、百聞は一見に如かずなのか説明よりも結局目に映った光景の方がいつまでも記憶に残ります。
倉敷美観地区 名所・史跡
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倉敷を発車したらあとは本当に大阪までひたすら走るだけです。2日間を共にしてきたEF65PF型の顔もお別れが近くなってきました。
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ライトアップされた明石海峡大橋の写真は見事なまでの失敗。
明石海峡大橋 (本州 舞子浜側) 名所・史跡
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夕方の18時半ごろ、時間通りに大阪駅10番線に着きました。ホームはかなりの人だかりができていました。こんなに注目される列車に乗っていたなんて、やっぱり嬉し恥ずかしです。私も列車が引き上げていくまでずっと見ていました。こんなに素敵な列車旅を企画してくれた日本旅行に改めて感謝です。
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余韻に浸るのもそこそこに、晩御飯を食べに行きました。大阪の地理に全く明るくない私の行きつけはJR大阪駅に隣接する新梅田食堂街です。元々は1950年に国鉄の退職者への救済事業として開業しました。大阪駅隣接ということで私のような鉄道旅行者には有難い存在です。
写真を失念しましたが、この施設にある「たこ梅」という老舗のおでん(関東煮)屋で食事しました。くじらの「さえずり」といった珍しい種が食べられますが、一串\900もする上に意外なくらい小さかったので、100~200円くらいの豆腐や玉子といった安い種の方が貧乏人の私にはお腹も膨れてちょうどよかったです。吸っている出汁は同じですしね。新梅田食道街 名所・史跡
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翌朝(朝っぽく見えませんが)泊まっていたホテルのある北新地からJR東西線に乗り、兵庫駅にやってきました。鉄道ファンなら一度は聞いたことがあるであろう面白い路線に乗るためです。
それがこれ、山陽本線!え、サロンカーなにわで往復したじゃん…と思うかもしれませんが、それはあくまで「本線」であって、実は山陽本線には「支線」があるのです。本線を名乗るのに支線があるなんてややこしいですね。ちなみに東海道本線や東北本線にも支線があります。
山陽本線支線は兵庫~和田岬の一駅間だけで、営業キロは2.7kmです。「和田岬線」の愛称がついています。和田岬周辺で働く人の通勤輸送が目的なのか列車本数が特定の時間帯に偏っているのも特徴の一つで、平日でも朝9時台の列車が出ると次は17時台までありません。国鉄時代は全国で最後まで旧型客車による運転が続けられていました。 -
今日は日曜日ということで通勤客は少なく、それに合わせてか列車も一日2本しかありません。これからその朝の1本に乗車します。車両はだいぶ数を減らしてきた103系電車です。
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一日2本しかない列車に誰が乗るんだろう、と思っていましたが、車内にはポツリポツリと乗客の姿がありました。
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列車はゴトゴトと動き出したかと思うと5分足らずで速度を落とし終点の和田岬駅に到着しました。住宅街に完全に溶け込んだような駅で、まるで路面電車の電停のようです。
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別に何があるというわけではありませんが、駅の近くに大きな鳥居の神社があったので散歩しました。今日はとってもいいお天気です。
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特に目的はないのですが、市営地下鉄の電車に乗りメリケンパークにやってきました。これなんて言う鳥?
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ガイドブックによく載っている写真ですね。
メリケンパーク 公園・植物園
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本当にやることはないのですがなんとなく中華街へ。確か朝8時か9時くらいだったと思いますがお店もあんまり開いてませんでした。とりあえず何か食べるか、ということでかろうじて開いているお店を探し、何の変哲もない肉まんを食べました。
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私はあまり神戸の街をよく歩いたことがありませんでしたので、とりあえず定番観光地の北野エリアと有馬温泉、六甲山を回ろうと考えていたようです。北野の洋館街は新神戸駅から行ける、とのことで駅前にふらっと出てみました。すると新幹線の高架橋に控えめな文字で「布引の滝」の看板がありました。特に下調べはしていませんでしたが立ち寄ってみることにしました。
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布引の滝は新神戸駅の北側にあります。山陽新幹線に乗ったことのある方ならご存知と思いますが、新神戸駅は両側をトンネルに挟まれていて北側は森になっています。駅からでは鬱蒼とした森にしか思えないのですが、実はこうした水辺のハイキングコースになっていました。道の途中は随所に平安時代くらいの歌碑が置かれていてそれくらい昔から親しまれている森なんだということが分かります。
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途中急な階段もあるので自分の体力と相談しながら進むことになります。
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木漏れ日が美しいですね。
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はい、これが布引の滝です。どうして布引の滝というのかは忘れました。立て看板に由来が書いてあったように思いますが、こういうところに書かれている情報は5分もすれば忘れます。
布引の滝 自然・景勝地
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これも滝です(見ればわかる)。名前はもちろん忘れました。
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寄り道はこれくらいにして洋館巡りに行きます。普通に新神戸駅に戻るのはつまらないので裏山を回っていくことにします。山陽新幹線のトンネルの上を通って異人館街に抜けることができます。
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別に舗装されているわけではなく、人通りも少なく寂しい山道です。
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景色もあまり開けませんが、こんな風に街並みが俯瞰できるところもあります。でもアップダウンが結構激しいので普通に駅を経由した方が良かったかもしれません。
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神戸もやはり坂の多い街です。何気ない景色でも味わいがあるのはずるいですね。
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とりあえず目に入った洋館に入ることにしました。これはオランダと、あと2つヨーロッパのどこかの国(覚えていない)にゆかりがある洋館3つが隣接しています。中でオリジナル香水を作るイベントをやっていたのと、本当に音が出るのか怪しい古ぼけたアップライトピアノがあったのは覚えています。
北野異人館街 名所・史跡
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北野異人館街で恐らく一番収蔵品が充実しているのがこちら、プラトン装飾美術館です。
プラトン装飾美術館(イタリア館) 美術館・博物館
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美術館と言いますが、展示品は家具中心です。この家のオーナーがコツコツと蒐集したものだそうです。私もこれくらいお金持ちになってみたい。
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カフェも併設されています。といってもどこの美術館や博物館にもある、まずいアイスコーヒーをぼったくり価格で売るカフェコーナーではありません。なんとここのケーキやらクッキーやらアイスクリームやらはこの家の奥様が手作りなさっているそうです。写真はオープンサンドもついたボリュームのあるランチセットで、\2,800くらいでした。ちょっと高い?いえいえ、お洒落な庭のテラスで秋の爽やかな風に吹かれながら食べる優雅なランチはこれくらいして当然、もっと高いお金取る店はいくらでもあります。
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もう2枚だけ、坂の写真を載せます。空の青さが秋らしくていいです。
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では、有馬温泉に行きましょう。新神戸駅から有馬温泉まで電車で行くには、北神急行電鉄に乗って、終点の谷上で神戸電鉄に乗り換えます。写真の路線図からもわかりますが、北神急行は何と1区間、2駅しかありません。新神戸~谷上は7.5kmと都会の一駅にしては長く、運賃も\370します。それでも高いですが。
で、これは過去の話でこの旅行記を書いている現在(2020年7月)は北神急行は神戸市営地下鉄に統合されました。従って運賃もかなり安くなりました。 -
北神急行のマスコットキャラ、北神弓子ちゃん。市営地下鉄化後も名前共々生き残っているようです。
谷上駅 駅
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北神急行は全線がほとんどトンネルで景色も何もありませんでした。谷上で神戸電鉄に乗り換えます。
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神戸電鉄は六甲の山に登っていく準登山鉄道のようなもので、勾配がかなりキツイです。前面展望かぶりつきをやるとなかなか楽しいです。
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有馬温泉につきました。有名温泉地がこんなに近くにあって、神戸の人は羨ましいです。そういえば今日ここに来たのは某アニメの聖地巡礼も兼ねていたんでしたっけ。
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お土産屋や喫茶店もたくさんありましたが、早くしないと日帰り客を受け付ける旅館がなくなってしまうのでさっさと温泉に入ります。「湯屋の宿 康貴」さんは夕方遅めの時間でも受け付けてくれていたのでそこにお世話になりました。黄土色の特徴的なお湯と透明なお湯の2種類が楽しめました。
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もう少し温泉街を歩いているとコロッケ屋に行列ができていたので並んでみることにしました。神戸牛を使っているとか何とかだったと思いますが、味はまあまあでした。
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かの有名な六甲山までは有馬温泉からロープウェイで行くことができます。こういう夜景スポットは決まってリア充が充満しています。いつも行ってから気が付いて「しまった…」となるのですが、空気を読んで撤退する義務もないので堂々とリア充の群れの中に突っ込み、雰囲気をブチ壊しにします。それにしてもこの日の夜は寒かった。冷たい風が吹き、体感温度は真冬と変わりません。
この写真は神戸方面の様子。六甲山 グルメ・レストラン
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こちらは大阪方面。地形がよく分かって面白いですね。
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体が六甲山で冷え切ってしまい、大阪に戻るまでずっと震えていました。温かいものを食べねば風邪をひいてしまうぞ、ということで難波にある有名なかすうどんの店、「松屋」さんにお邪魔しました。揚げた「かす」からでるコクと、ニンニクの風味が体を温めてくれました。値段が安いのもいいですね。
うどん 松屋 グルメ・レストラン
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で、ホテルに戻って旅行はおしまい。いやー、楽しかったです。
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