二転三転ぎりぎりの八重山諸島、快晴の石垣島（１、２日目）

2020/03/24 - 2020/03/31

今年の春休みは半年前から準備を進め、当初航空券が相当に安く手配できたのでサイパン旅行の予定でした。ところが中国から発した新型コロナウイルス感染症が徐々に全世界に拡散しつつあった時期、感染拡大が早かった韓国での乗り換え便がまず運休に。出発予定２週間前にしてスカイマーク便を取り直し、それはそれで到着時刻が深夜から昼になって少々割高でも楽になったな～と喜んでいましたが、さらにお隣のグアムで感染者が出たことから北マリアナ政府は入国、行動制限を発令。わずか５日前に石垣島に旅先を変更、慌てて日程を練る事態になりました。
現地での天気予報もめまぐるしく変わる不安定な天候で、直前になって翌日のツアーや航空券を予約するという、我が家の家族旅行ではあまり前例のないどたばたで、現地集合の三男が寝坊して飛行機に乗り遅れるというおまけつき。それでも離島の旅を楽しむことができました。
その後全国で感染者が急増、緊急事態発令となり、結果的にはぎりぎりのタイミングでした。５月の連休に予定していた屋久島は自粛して取りやめ、早く安心して旅ができる日常が戻ってきて欲しいものですね・・・

３/２４　最終便で東京へ、羽田泊
３/２５　石垣島一周ドライブ
３/２６　マンタシュノーケリング、竹富島
３/２７　黒島でサイクリング
３/２８　青の洞窟シュノーケリング
３/２９　西表島カヌーとピナイサーラの滝
３/３０　ガラス体験、与那国島
３/３１　帰宅

エリア 石垣島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

さあ、急いで仕事を終わらせ最終便に乗り込み東京へ。羽田泊、早朝の石垣行きに乗りたかったのですが、わずかの差で満席となり那覇乗り換え。さすが沖縄、自販機にさんぴん茶。

石垣空港上空からはさんご礁の海や和牛が放されている耕地が見下ろせました

昼過ぎに到着、まずはレンタカーで石垣島を一周です。

ここで携帯電話が鳴ったので車を停めると、夕方合流予定の三男からでした。10時の飛行機に乗るはずがもうすぐ13時、寝坊したそうです・・・
慌てて様々な経路で検索しましたが、どうやっても今日中に石垣島にはたどり着けない。結局関西空港で夜を明かすことになりました、ばかちん！

鳥居があったので何気なく入ってしまいましたが、とくに社のようなものはなく、この木がご神体となっているように思われました。あとから考えると神社ではなく御嶽だったようで、勝手に入るべき場所ではなかったのかもしれません、ごめんなさい。

玉取崎展望台、リーフの内側と外洋の海の色の違いがうつくしい。

玉取崎展望台 名所・史跡

伊原間サビチ洞、鍾乳洞です。

鬱蒼とした森に大きく口を開けた洞窟に入っていきます。

伊原間サビチ洞 自然・景勝地

鍾乳洞といえば寒いくらいなのが通例ですが、こちらは構造上外気より少し涼しい程度です。

かつては塩漬けにした豚肉、泡盛などを甕に入れ洞内に保存していたそうです。

鍾乳石自体はさほど目立ったものはありませんが、

海まで続いていました

隙間から見えた青い海

浸食されて海水に浸る部分がえぐられきのこ状になったさんご礁

砂浜沿いにしばらく散策できましたが、鍾乳洞そのものの入洞料大人1,250円は少し高いと思いました。

さらに北上して石垣島最北端までたどり着きました。快晴の空にいつまでも眺めていたくなる海。しかし風が強くて目を開けているのもたいへんです。

平久保崎 自然・景勝地

強風に耐える灯台

何ともうつくしい海の色。この近くの石垣島馬広場での乗馬も検討しましたが、時期的に海馬遊びはできないので見送ることにしました。

途中、道路沿いで牛たちがえさを食べていました。

道路を挟んだ向かい側には牧草のロールが転がっています。私たちが住む北海道はまだまだ数十cmの根雪がありますが、ここでは牧草の収穫が終わっています、日本は広いですね。

牧草地のなかにところどころ棒が立っているのを見かけました。潅水のためのスプリンクラーでしょうか、降水量の多い地域の印象がありますが水持ちの悪い土壌なのかもしれません。

石垣島をほぼ一周して、川平湾に

川平湾 自然・景勝地

たしかに美しいですが、午後遅くになって太陽の方向が悪いのか晴天の割に期待したほどの色彩ではありませんでした。

それでも真っ白な砂浜は感動的でした。砂を手に取ってみるとその一粒一粒すべてが細かく砕けた貝やサンゴのかけらです。

途中でコンビニがあれば昼食をと思っていたのですが、まったくなくここまで来てしまいました。ほぼ夕方、グラスボートも最終便が行ってしまった時間に昼夜兼用の食事です。でも数量限定の牛汁がまだ残っていたので注文。お店の人は島唐辛子を泡盛に漬けたコーレーグスを少し入れるのもおすすめですよといわれましたが、そのままのほうがまろやかな味で好みでした。
定食には小鉢にピリ辛ゴーヤーもついていてご飯にぴったり、さっそくおみやげに買い求めました。

観光は明日からが本番、まだ明るいうちに６連泊する南の美ら花ホテルミヤヒラに到着しました。ウェルカムドリンクでシークワーサージュースにさんぴん茶、泡盛が自由に飲めます。軽く泡盛を頂いて早めに休みました。

つづく・・・

南の美ら花　ホテル　ミヤヒラ 宿・ホテル