回顧録　４泊７日　スペイン　バルセロナ・サラゴサ万博　その３　カサ・バトリョへ

2008/08/30 - 2008/08/30

２０１０年に開催される上海万博に向け、スペインのサラゴサで行われている万博を視察することに。海外各国のグループ会社に駐在しているメンバーがバルセロナに集まった。
初スペインだったので、ガウディをゆっくり見たいと思い他のメンバーより一日工程を伸ばしたつもりが、二日多い日程となっていて、なんだか視察と言うより旅行のようになってしまった。

念願のサグラダファミリアは期待し過ぎで不完全燃焼だったので、気を取り直して本日ガウディ２作目のカサ・バトリョへ。
サグラダファミリアと比べると可成り小規模だが、未完成の作品と違い、完成度の高い作品に感動した。
ガウディは、奇抜なデザインと独特の色彩は好き嫌いが分かれる建築家だと思うが、現代では誰も真似できない空間を世の中に残した功績は大きいと思う。実際、私自身余り好きな建築家ではなかったが、実物を見ると自分の信念を実現するためには一切妥協しない姿勢が伝わって来て感動した。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

◆カサ・バトリョ

カサ・ミラより小規模な集合住宅。
当時は待ち時間ゼロ、チケット予約も必要なかった。
今は、事前に予約して更に３０分待ちが当たり前だそうだ。

カサ バトリョ 現代・近代建築

◆カサ・バトリョ

ファサードにちりばめられた色ガラスが美しい。

◆演出

薄暗いエントランス

◆演出

エントランスの奥にある、吹き抜けに設けられたガラス天井。

◆こんなの欲しい

色ガラスのパーティション

◆美しい

色ガラスのシェードランプ。
いちいち美しくて困る。

◆シャンデリア

昔の設計者は照明や家具も設計することが出来て楽しかっただろうな。

◆色ガラスが美しい

２階カーテンウォールになっているところの内部

◆外観

２階カーテンウォールになっているところの外部

◆左右非対称

これを作った職人さんは苦労しただろうな・・・

◆予算不足？

反対側のファサードはシンプル

◆美しい

中庭のタイルは美しかった。

◆綺麗な色ガラス

◆吹き抜け部

◆様々なデザインの煙突

屋上に出ることができる。

◆煙突

意外と広い屋上に沢山の煙突

◆煙突が青空に映える

◆煙突を色々な角度から見てみる

◆煙突には見えない

人にも見えるし、キノコにも見える。指にも見えるし、兵隊にも見える。

◆不思議

有機的でもあり無機的でもある

◆勉強になる

当時は全く気にしていなかったが、街区内側の写真をみると、低層の広い空間となっている。調べてみると、元々街区内側は全部中庭だったが、そこに建物を増築していしまったようだ。現在、元の姿に戻す再生運動があるようだ。

◆美しい

天井の形状・構造も美しいが、机も美しい

◆あらためて

一通り見学した後、あらためて道路の反対側から撮影。

◆近距離

ディテールが繊細なので遠目で見るより近くで見た方が良いかも。

◆クレーン？

小さなバルコニーの両横にある物は、もしかすると窓から荷物を入れるためのクレーンの役目をするのかも知れない。

◆屋根瓦

塔を撮ったが、写真を見ていると瓦が鱗のように見えて来た。

◆バルコニー

第一印象では、サメの口に見えたが、ずっと見ていると鼻の穴にも、サルの顔にも見えて来た・・・・

◆見れば見るほど

まったく幾何学的でない、有機的な唯一無二のデザイン。
ガウディのデザインを模倣することは簡単だが、越えることはできない。

◆繊細

一見すると子供っぽい陳腐にも見えるが、細部をみると非常に繊細。

◆まさに

ひとひとのディテールが芸術作品になっている

◆３次元

ガウディは図面を書かず、模型を作って指示をしたと言われているが、３次元の自由曲線ばかりなので、図面化しても伝わらない事を知っていたのだろう。

◆夕食

みんなと食べる最後の食事。私以外は明日バルセロナを離れる。
地球の歩き方に載っていた、イベリコ豚が美味しいという店。

◆ステーキ

日本人が多いと思ったら、みんな地球の歩き方を持っていた・・・・

◆カルボナーラ

◆スープ？

◆焼きそば？

◆カクテル？

店員に中国人がいて、中国語が通じて便利だった。
世界各地に中国人はいるので、中国語が便利な言葉だという事を初めて知った。

◆食後の散歩

◆にぎやか

ランブラス通りは、２２時を過ぎているのに、大勢の観光客で賑わっていた。

ランブラス通り 散歩・街歩き

◆フラメンコ

最後にみんなでフラメンコを見た。

コルドベス 劇場・ホール・ショー

◆本当かもしれない

女性のフラメンコダンサーに、ニューハーフが多いと聞いたが、あの激しい踊りを見て納得できた。