瀬戸内国際芸術祭2019を追憶　伊吹島

2019/11/02 - 2019/11/02

「海の復権」をテーマに2010年より３年毎に開催されている瀬戸内国際芸術祭。4回目の開催となった2019年会期は全作品を鑑賞。自ら触れた作品と島風景のアーカイブ。

・本文中は作品番号/作家名/作品タイトル/制作年の順で紹介しています。
・星印の数は独断の「また見たい度」です。

【瀬戸内国際芸術祭2019開催概要】
・会期　107日間
　　春（ふれあう春）4月26日～5月26日
　　夏（あつまる夏）7月19日～8月25日
　　秋（ひろがる秋）9月28日～11月4日
・会場　瀬戸内海の12島と高松、宇野
・総合プロデューサー　福武總一郎
・総合ディレクター　　北川フラム
・アート作品数　213点（公式ガイドブックによる）

エリア 観音寺市(香川)

瀬戸内国際芸術祭2019（秋会期）が開催されている伊吹島へ。観音寺港から高速船に乗り込む。25分の船旅。

伊吹島に到着。立ち並ぶ大漁旗が来訪者を迎える。

伊吹島 自然・景勝地

坂をのぼり、旧伊吹小学校へ。ここにはib01,ib02の作品のほか、栗林隆によるヤタイトリッププロジェクトの屋台、映像作品などが展開されている。

ib01/石井大五/トイレの家/2013
★★★

ib02/コンタクト・ゴンゾ/伊吹島ドリフト伝説/2016
★★

教室には島の子供たちの絵によるインスタレーション。

ib03/みかんぐみ＋明治大学学生/イリコ庵/2016
★★★

この古民家にはインドネシアの作家、エコ・ヌグルロによるインスタレーションが展開。

ib04/エコ・ヌグロホ/壁/2019
★★★★★

ib04/エコ・ヌグロホ/壁/2019
★★★★★

ib04/エコ・ヌグロホ/壁/2019
★★★★★

「出部屋」と呼ばれた伊吹産院跡には栗林隆の作品がある。

ib05/栗林隆/伊吹の樹/2019
★★★★★

ib05/栗林隆/伊吹の樹/2019
★★★★★

伊吹島は高台に集落が広がる。

ib06/メラ・ヤルスマ＋ニンディティヨ・アルディプルノモ/パサングーふたつのものすべての中に/2019
★★★★

ib06/メラ・ヤルスマ＋ニンディティヨ・アルディプルノモ/パサングーふたつのものすべての中に/2019
★★★★

ib06/メラ・ヤルスマ＋ニンディティヨ・アルディプルノモ/パサングーふたつのものすべての中に/2019
★★★★

会期中限定販売の「うららの伊吹島弁当」。

釜揚げいりこの天ぷら、焼き魚、いりこ飯など海の幸満載の弁当。餡の入ったうどん粉餅は戦後の郷土料理。

防波堤を大漁旗を振りながら走っての見送り。見えなくなるまで旗を振り続ける島の人たち。（伊吹島編おわり）