2020/05/02 - 2020/05/02
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ドクターキムルさん
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横浜市港南区日野中央2に鎮座する春日神社(https://4travel.jp/travelogue/10699450)には庚申塚がある。まずは、石鳥居横にある六地蔵の左右にある庚申塔がある。なぜ、六地蔵が?と考えると近くの清水橋には6ならぬ8地蔵が鎮座する地蔵堂があるから、路上の六地蔵かと思っていたのだが、よくよく考えると、江戸時代までは春日神社の神宮寺であった隣の徳恩寺の六地蔵ではないだろうかと思うようになった。確かに、徳恩寺の境内には六地蔵はないようだ。それが、神社をほんの少しだけ離れた石鳥居横は今は道路の歩道脇になっているが、明治時代に入ると徳恩寺の境内ということになったのであろう。
ならば、春日神社には庚申塚はないのか?心配ご無用です。この石鳥居の奥の駐車場の端に庚申塚があります。この中には延宝8年(1680年)銘の庚申塔もあります。
さらに、裏山の社叢の中にも浅間神社の石廟の横に「富士浅間宮」庚申供養塔が建っている。「天保七丙申年四月大吉日」とある。天保7年とは1836年に当たる。しかし、余りにも新しく見えるので、平成になって建て替えられた庚申供養塔であろうか?なぜなら、石鳥居横の庚申塚にも平成12年(2000年)に建て替えられた享保元年(1716年)銘の新しい庚申供養塔が建っているからだ。
この日野では古い庚申供養塔が風化してしまうと建て替えるようだ。庚申を信仰する信者が今も多いということではなく、古くからのものを後世に伝える人たちがいるということか。
(表紙写真は春日神社駐車場端の庚申塔)
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石鳥居横の庚申塚。六地蔵も建っている。
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庚申供養塔(享保19年(1734年)銘)。
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六地蔵。
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庚申供養塔。享保元年(1716年)の銘が彫られている。
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背面には「平成十二年」銘。平成になって建て替えられたものだ。
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春日神社駐車場端の庚申塚。
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石仏か。
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供養塔(天保12年(1841年)銘)。梵字が刻まれている。
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「奉供養塔」。
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庚申塔(延宝8年(1680年)銘)。
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「延宝八年」銘。
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石祠。
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後ろにも石祠。
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山頂の浅間神社横の庚申供養塔。
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庚申供養塔。
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「天保七丙申年四月大吉日」。天保7年とは1836年に当たる。しかし、余りにも新しく見えるので、平成になって建て替えられた庚申供養塔であろうか?
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「天下泰平郷中安全 國土安穏五穀豊穣」。
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台座に日埜吉原村の拘留者名。「埜」は「野」が異体字。
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「供養塔」。
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