海藻のヨーロッパ一人旅【2】アルバニア

2019/09/01 - 2019/09/04

さて、ヨーロッパ一人旅の二か国目はギリシャからアルバニアへ。
巷では、日本人の99％が一生行かない国と言われているみたいです。
アルバニアと言えば、赤いバックに黒い双頭鷲が描かれた秘密結社みたいな国旗。子供の頃、図鑑か何かでアルバニアの国旗を目にした際、どんな国か知らないのにとても印象に残ったのを思い出します。
そんなアルバニアですが、実際は物価が安くのんびりとした雰囲気。数日間滞在するだけで日本人の1％になれる国は、自信をもってお勧めできる場所です。

エリア アルバニア

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

夜行バスに揺られ、アルバニアの田舎町『ジロカストラ』に到着。
乗客は、ギリシャへ出稼ぎに来ていたアルバニアの方ばかりでした。

時刻は深夜1時。とりあえずバーで時間つぶしすることに。
夜遊び中のアルバニアガールは一人もおらず、地元のおじさま方で盛り上がっていました。

売店でマルボロを買って一服。
アルバニアの通貨を持っていなかったのですが、一応ユーロも使えるみたいです。

ボーっとしていたら暇そうなおじいちゃんに絡まれました
事あるごとに写真を撮ってくれと頼んで来るお茶目さん

夜が明けてきました
エアビーで予約したホストのお宅に向かいます
ジロカストラの坂は、ケーブルカー開通できるレベルで急です

坂を上り切ったころには息切れ状態・・・軽く登山した気分です

野良犬たちがたむろってました。
僕の足目掛けて突進してくるので、ズボンがよだれでベットベトに・・・

無事に宿に到着しました。石造りの伝統家屋に泊めていただきます

庭には果樹園がありました

部屋の窓から見える景色。
外でヤギが放し飼いにされてるらしく、家の中までメェメェ聞こえてきます

一休みしたので散歩へ
バリアフリー化とは無縁な、ジロカストラの急こう配を上っていきます。

犬派の皆さんへサービスショット。
写真の中に何匹いるでしょう

ジロカストラの名所である城塞に到着。

城塞内部はこんな感じ。
大砲がたくさんあります

ギロカスタル城 城・宮殿

パンの焼き窯がありました

ギロカスタル城 城・宮殿

兵士の銅像をパシャリ
ここで戦った人なのだろうか

ギロカスタル城 城・宮殿

カッコいい大砲！

ギロカスタル城 城・宮殿

冷戦期にアルバニアに不時着したアメリカの戦闘機らしいです
アメリカの帝国主義に抵抗してやったぜ！ということでここに飾ったそう

ギロカスタル城 城・宮殿

ジロカストラ城は1962年頃まで牢獄として使用されていたらしいです

ギロカスタル城 城・宮殿

要塞の中はダンジョンみたいな雰囲気
子供の頃に来てたら大はしゃぎしてた気がする

ギロカスタル城 城・宮殿

要塞の周りを敵に囲まれた際、お姫様が赤ちゃんを抱いてダイブした話

ギロカスタル城 城・宮殿

展望台からジロカストラの旧市街を一望できます

ギロカスタル城 城・宮殿

(反対側は殺風景)

ギロカスタル城 城・宮殿

アルバニアの国旗がなびいています

ギロカスタル城 城・宮殿

お土産屋を散策。
観光地、おもちゃの武器売りがち。

宿に戻りしばらく昼寝した後、夕食へ。
もちろんアルバニア料理！

一品目はキョフテ
アルバニアで食べられている肉料理です。ちょっと濃い目の味付け

二品目はチフチ
ミントが入ったハンバーグで、歯磨き粉のような爽やかな味がしました。ジロカストラの伝統料理らしいです

締めのデザートはバクラヴァ。地域によって調理法が異なるそう
これでもか・・・というくらい甘いスイーツでした

夕飯を食べ終え、宿に戻り一服していると、ホストのおばあちゃんがお茶を入れてくれました。
フェデミンデリット！(アルバニア語でありがとう)と言ったらニコッとしてくれた！

現地民にお勧めされたタバコ。
kareliaはギリシャの銘柄ですが、アルバニアの国旗が描かれたシールが貼ってありました。

一日目はここで終了

二日目の朝。早くも今日はジロカストラを去る日です。
おばあちゃんがスイカを切ってくれました。

おばあちゃんにお礼を告げ、バスターミナルへ向かいます。

犬

猫

ミニバスに揺られ、首都のティラナに向かいます
２～３時間くらいで到着するそう

バスに乗車。窓からは殺風景な景色が広がります
ここはヨーロッパなのか・・・？

そんなこんなでティラナに到着。予約したドミトリーにチェックインしました

ティラナ市内を散策してみます

地方の県庁所在地みたいな街並み。
東欧諸国の首都は大体こんな感じ

スカンデルベグ広場に来ました
近くにいた子供たちが駆け寄ってきて「China！China！」と大騒ぎ。思わず手が出そう

スカンデベルグ広場 広場・公園

スカンデルベグ像
オスマン帝国の支配からアルバニアを解放した英雄だそうです

スカンデルベグ像 モニュメント・記念碑

国旗とモスク。
アルバニアは社会主義政策の影響で無神論者が多く、次いでムスリムが多いらしいです。

スカンデベルグ広場 広場・公園

僕も仲間に入れて～

アルバニア料理店を発見したので行ってみることに
中に入ると、男性観光客が店員のお姉さんをナンパしている最中でした

カステラみたいなパン
見た目の割に硬いです

アルバニアの地ビールとスープ。
スープの中にはお米のようなものが入っていました。うまかったです。

レバーと何かを混ぜた料理。名前は忘れてしまいましたが、なんとも言えない味でした。ビールに合うかも

満腹になったところで今日は宿に戻ります

日付が変わり、本日はアルバニア最終日です

オッドアイの猫がいました。僕がカメラを向けるとそっぽを向いてしまったので残念・・・

売店にはアルバニアグッズがありました

スカンデルベグ広場の近くに博物館があったので入ってみます
入場料は200 lekでした。日本円でちょうど200円くらい。
計算が楽ですね

国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

エントランスでは何かの撮影が行われていました
ちゃんと映ってたかな・・・？＾＾

国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

スカンデルベグさんの壁画。５分ぐらい釘付けになってました。めっちゃ格好良い！

国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

これもスカンデルベグさんかな

国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

戦争中の壁画っぽいです

国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

双頭の鷲のオブジェ

国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

アルバニアの国旗

国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ナチスの旗。
ｗｗ２期にドイツ軍に占領されていたことがあるそうです。

国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

博物館見学も終わったところで本日のお昼ご飯
軽めにサンドイッチでもと思ったのですが、ご一緒に山盛りのポテトが・・・！
食いきれん・・・

えげつないポテトと戦っていたら時刻はもう15時前。
ここでアルバニアともお別れの時間です
次の目的地、コソボに向かうバスの出発時刻が迫ってきました。
待ってろよコソボ～！！　https://4travel.jp/travelogue/11620125