効能が高くいつも予約の取れないみちのくの霊泉へ

2015/10/09 - 2015/10/11

以前から一度行ってみたいと思っている温泉はいくつかあるけれど、この年友人が病になり、よく効くというラジウム・ラドン温泉「みちのくの霊泉 やわらぎの湯」へ行ってみることにしました。

この霊泉はいつも満室で予約がとれなかったのですが、福島第一原発事故後、予約がとれやすくなったようです。

なお2020年現在この温泉はコロナウィルスによる緊急事態宣言により、2020年4月20日～5月6日まで全館休館中です。

2日目は栃木県那須町の山の中の一軒宿「北温泉」で温泉を楽しみました。


写真はやわらぎの湯にある観音様

エリア 郡山(福島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

東日本大震災から4年半。福島県に入り高速を降り一般道になると放射能値の表示が所々でされていました。

到着したやすらぎの湯には観音様「慈母観音」様がいらしてビックリ。

そのほかにもこんな像。

大きな岩などが迎えてくれました。

ちなみにこの温泉、三朝温泉の三倍の自然放射能線が出ている温泉だそうです。

一部紅葉した庭木も。

無料駐車場は220台分ありますからその人気のほどがわかります。

私達は三人で一室。二食付きを予約しましたが、他に1日コースや大浴場のみ、岩盤浴場のみなどのコースがあるようです。

岩盤浴では「ござ」が必要です。受付で販売しています。

温泉内は割と混雑していたため写真はないのですが、岩盤浴はかなり熱かったです。これなら体温が上がりそうです。大浴場の他にも屋上浴場のようなところがありました。当然ながら病を持っている方が多く、ちょっと病院の薬のような独特な臭いが鼻につきました。

食事は地元の野菜を使っていて期待していたより美味しかった記憶があります。

翌朝、やすらぎの湯を辞して近くの「三春の滝桜」を見に行きました。

桜が満開の頃に来たら素晴らしいでしょうねー

その後南下して、会津西街道沿いにある大内宿本陣跡へ寄りました。
こちらはムラはずれにある高倉神社です。

なかなか良い神社です。

復元された本陣跡は茅葺き屋根が道沿いに連なっています。

珍しく土の道に茅葺き屋根。こちらは展示館のようです。

手前に畑？があるのもなかなかリアルです。

ランチにくるみ蕎麦と揚げ栃餅をいただきました。

その後、本日の温泉へ。駐車場に車を止めて、下を見ると紅葉の中に小さな滝が見えました。

駒止（こまどめ）の滝です。

那須町湯本の余笹川の断崖に落ちる滝です。高さは20メートル。冬季は展望台駐車場は閉鎖されてしまうそうです。

さて、本日の宿は北温泉。那須の山の中の一軒宿。そうです、あの「テルマエ・ロマエ」のロケ地になった温水プールがある秘湯です。

細い道の果てに古い建物。
玄関もこんな感じ。一部160年前の建物とか。

撮影に使用した温水プールは混浴でしたのでパス。こちらの露天風呂を楽しみました。ヌルヌル。かけ流し。湯量は豊富。

景色のよい露天風呂でした。

この温泉の建物は江戸、明治、昭和の建物から構成されているとのことですが、宿泊したのはちょっとお隣の音が気になる和室でした。

なぁんにも事前予習しない、気心の知れた三人で気軽に行った旅。楽しかったです。