2018/06/01 - 2018/06/02
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frau.himmelさん
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2泊したライプツィヒからベルリンに到着して、ホテルでひと休みしたら早速ベルリン観光をいたします。
まずはSバーンでカイザーヴィルヘルム記念教会を訪れました。
残念ながら記念教会は時間切れで閉まっていましたが、私たちはそこで衝撃的な光景を目にします。
数年前、クリスマスマーケットで賑わう人々の中にトラックで突っ込み、無差別に人を殺したISのテロの現場に遭遇したのです。
まだ記憶に新しい、大勢の犠牲者を出した痛ましい事件でした。
島国日本に住んでいる私たちは、テロなんて起きるわけはないと安心した生活を送っています。しかしヨーロッパを旅すると、そういう危険と隣り合わせなのだということに気づかされます。
今、新型コロナウイルスという最強最悪のテロが、場所を選ばず全世界至る所を襲い、私たちは恐怖に脅えながら暮らしています。
いつになったら平常の生活に戻れるのでしょうか。
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ベルリンのホテルはモーテルワン・アレキサンダープラッツ。
モーテルワン系列はここのところ気に入って、よく宿泊しているホテルです。
今回ベルリンに4泊しますが、全てここに宿泊したかったけど、2泊分しか空いていませんでした。
モーテルワン仕様のブルーのカーペット、この色好きですね。 -
今回もシングルユースにしていただけました。
豪華ではないけど、清潔で機能的にできていますし、リーズナブルなのは嬉しい。 -
それにモーテルワン系列の他のホテルでも言えることですが、駅に近いのがなによりも嬉しい。
窓の外にはベルリン・アレキサンダープラッツ駅が見えます。
防音装置がしてあるのか、電車の音はそんなに気になりませんでした。 -
ホテルで小1時間ほどのんびりして、Sバーンでツォーロギッシャー駅に向かいます。
今日はライプツィヒからベルリンまでジャーマンレイルパスを使いました。せっかくなので他のチケットを買わないでパスが使えるSバーンで行けるところを選択しました。
シニア3人、経済観念はしっかりしています(笑)。 -
駅を出て、目の前にはツォーパラスト。映画館です。
-
いつの間にかすごい現代的な高層ビルが建っていますね。
私は初めて見ますから、最近建ったもののようです。
調べたらここもモーテルワン系列のホテル。
モーテルワン・アッパーウェスト。
次回機会があったら泊まってみよう。 -
これから私たちが目指す先は、あのカイザーヴィルヘルム教会です。
第二次大戦の空爆で破壊されたまま保存してある記念教会と、八角形の現代的な新しい教会堂が並んでいます。 -
新教会堂の近くに来てこんな光景に出会いました。
階段に供えられたいくつもの赤いろうそく、お花、そして写真も・・・。
そうだ、思い出しました。
数年前、ベルリンのクリスマスマーケットにトラックが突っ込むテロが起きたことがありました。多くの死傷者をだした痛ましいISのテロでした。 -
あのニュースを目にしたときには、ついにベルリンにも・・・、と悲しい気持ちになったことを覚えています。
当時はIS(Islamic State:イスラム国)があちこちでテロを引き起こし世界中を恐怖に陥れていました。
最近でもフランスのニースで同じようにトラックで人込みに突っ込むテロが起き、多くの犠牲者を出したばかりでした。
このブライトシャイト広場がその痛ましいテロの現場だったのですね。 -
階段には
「 Zur Erinnerung an die Opfer des Terroranschlags auf dem Weinachtsmarkt am 19. Dezember 2016, Breitscheidplatz:
「2016年12月19日のクリスマスマーケットで起きたテロの犠牲者を追悼して、ブライトシャイトプラッツ」
と書かれています。(□囲い部分)
そして犠牲になった12名の氏名と出身国が一人ひとり彫られています。 -
階段の上から下に向かって入っている金色のひび割れは、テロによって流された罪なき人々の血なのでしょうか。それともISのような過激派組織を生み出し、テロという卑劣な行為に走らせた社会に対する「ひずみ」なのでしょうか。
衝撃を受けた光景でした。
私たちもそっと頭を下げて犠牲者の冥福を祈りました。 -
カイザーヴィルヘルム記念教会の入り口にまわりました。
教会の壁の至る所に残る弾痕の跡。
この教会は第二次世界大戦で爆撃された戦争の記念碑として、破壊されたそのままの状態で残されています。 -
残念ながら閉館時間の7時を過ぎています。シャッターが閉ざさればかりです。
仕方がない、また出直しましょう。 -
「丸に十の字」のシャッターの模様が気になる。
ホールの中にイギリスのコベントリー大聖堂からもたらされた鉄鋲十字架が飾られているそうだけど、そのモチーフなのでしょうか。 -
さて、今夜の夕食はどこにしましょうか。
駅に引き返します。
ベルリンで有名なカレーソーセージ屋さん「CURRY36」。
せっかくベルリンに来たのに、夕食が立ち食いのカリーヴルストではちょっと可哀想よね~~。
結構シニア達、こだわりがあります。 -
結局、いろいろ探すのは面倒なので、ホテルのあるアレキサンダープラッツ駅に戻り、ガレリア・カウフホフデパートのレストランへ。
好きなものをめいめいお皿に取り、重量で料金を払う仕組み。 -
いろんな料理があり種類も多いので、少しずつ取ったつもりがいつの間にやら山盛りに。(手前はK氏のお皿です)
でもシニア達、野菜を中心にチョイスしているのはさすが。
リースリンクワインは忘れずにちゃんとトレーの上に乗っています。 -
6月2日。翌日改めてツォーロギッシャー駅で降りました。
まずは昨夜閉まっていたカイザーヴィルヘルム記念教会にリベンジです。
再びテロの犠牲者の慰霊碑の前を通り・・・。
朝から足を止めている人も・・・。 -
旧教会堂の入り口に掲げられていた銘板。
このホールは記念ホールとして1987年1月7日にリニューアルオープンしました。
戦争と破壊、そして和解への呼びかけの場所です。 -
中に入って、わぁーっと色鮮やかなモザイクの天井が目に飛び込んできた。
美しい~~!、豪華です。
二人の天使が掲げているプレートには、「ヴィルヘルム1世、プロイセン王、ドイツ皇帝」と。 -
そしてその横の二人の騎士が手にしているものは、プロイセン王国とドイツ帝国の紋章、王の印である王冠や笏など。
この教会は初代ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世のドイツ統一の功績を称え、そして彼を追悼する教会として、孫のヴィルヘルム2世により建てられたものです。 -
それにしても爆撃により破壊された傷跡でしょうか、あちこちにひび割れが見られます。
天井のイエス・キリストの顔もひび割れを補修した跡。
(写真がひどくてすみません。)
このモザイクの図柄は非常に興味ある場面です。 -
ここにずらりと並んでいるのはプロイセン王国を統治したホーエンツォレルン家の人々です。
-
私の写真では見難いのでネットより拝借しました。
1番前でホーエンツォレルン家の人々を率いている女性はヴィルヘルム1世の母親で美貌で名高いルイーゼ女王。
真ん中の丸印がヴィルヘルム1世、その後は息子で2代目ドイツ皇帝だったフリードリヒ3世(在位3か月で亡くなる)
その後ろの○印の二人はこの記念教会の設立者、孫のヴィルヘルム2世とその妃アウグステ・ヴィクトリア。
またその後ろの二人は最後のドイツ皇太子となるヴルヘルム・フォン・プロイセンと妻ツェツィーリエ。
ポツダムのツェツィーリエン宮殿に住みました。 -
ヴィルヘルム1世の母親、ルイーゼ女王で思い出したことがあります。
この彫像はヨハン・ゴットフリード・シャドウ作「皇女ルイーゼとフリーデリケ」。
美しい姉妹ですね。
左側がヴィルヘルム1世の母親ルイーゼです。(2012年ベルリン旅行時の写真) -
ここには赤ひげ王バルバロッサの像も。
ヴィルヘルム1世は、赤ひげ王バルバロッサにちなんで、「白ひげ王」とも呼ばれたそう。 -
床のモザイク模様も素晴らしい。
ドラゴン(悪)を退治している大天使ミカエル。 -
これは破壊されずに残ったキリスト像。
古い教会の祭壇に置かれていました。
女性の後ろから覗いている小さな十字架(矢印)、これが貴重なものだったのです(後で気が付いた)。
ドイツ空軍による空襲で崩れ落ちた英国のコベントリー大聖堂の梁から造られた鉄鋲十字架です。
和解の印としてここに置かれています。 -
拡大します。
破壊される前の教会の祭壇を守っていたキリスト像。 -
和解の印の、
薄くて小さくて見難いですが、コベントリー大聖堂からもたらされた「鉄鋲十字架」です。 -
この椅子は、ヴィルヘルム1世が座った椅子でしょうか。
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またここにはドイツ帝国の初代皇帝ヴルヘルム1世の波乱に富んだ人生が大理石の浮彫で語られています。
ヴィルヘルム1世は1797年に生まれました。
若干10歳でプロイセン軍に入隊し、17歳の時にはナポレオンとの解放戦争(諸国民の戦い)にも従軍し鉄十字章を受ける。
しかしこの戦いで、ナポレオンを英雄にした革命を憎むようになり、革命から王権を守るのは軍隊だけだと確信する。 -
ヴィルヘルム1世は対デンマーク戦争、普墺戦争を経て、普仏戦争(1871年)に勝利してドイツ統一を果たします。
占領したヴェルサイユ宮殿でドイツ皇帝の戴冠式を挙行しました。 -
ヴィルヘルム1世の側近たち。
テーブルを囲んで椅子に座っているのはヴィルヘルム1世、
その横に立っているのは陸軍大臣アルブレヒト・フォン・ローン、
正面を向いて直立不動はビスマルク宰相、
右側は参謀総長モルトケ。 -
右:ヴィルヘルム1世の胸像と、隣は皇后アウグステかと思ったら、アウグステ・ヴィクトリア(1858-1921)とあります。
ヴィルヘルム2世の皇后ですね。
アウグステ・ヴィクトリアと、作曲家メンデルスゾーンの兄で、大銀行家エルンスト・フォン・メンデルスゾーン・バルトルディなどが発起人となり、夫のヴィルヘルム2世の提案で、ヴィルヘルム記念教会は建てられました。 -
壁にはヴィルヘルム記念教会の歴史写真が掲示してありました。
-
初代ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世の追悼と功績を記念するカイザーヴィルヘルム記念教会は、1891年から建設が始まりました。
そして、1895年9月1日に献堂式が執り行われました。 -
1933年、ロマネスク様式のカイザーヴィルヘルム教会の全容。
この頃のドイツは、1933年3月の国会選挙でナチ党が過半数を獲得し、ヒトラーの独裁体制が固まりつつありました。 -
そして戦争に突入。
1943年11月23日の英空軍のベルリン空襲により破壊されたカイザーヴルヘルム記念教会。
まだそのころは余力があったナチス政府は、前と同じように教会を再建すると約束していた。しかし1945年戦争が終結すると、戦勝した連合軍はヴィルヘルム帝政を踏襲する再建には難色を示した。
教会は崩れたままの姿で放置されていたが、10年以上経った1956年にようやく瓦礫が撤去された。
(写真はネットより拝借) -
設計コンペによって選ばれたエゴン・アイアーマンが新教会を設計することになり、1959年に新教会堂の礎石が据えられ、1961年12月17日献堂式が執り行われた。
71mの高さを持つ旧教会堂の廃墟は戦災記念碑として残されることになった。 -
エゴン・アイアーマン(1904-1970)
-
アイアーマン設計の新教会堂へ入ってみました。
壁一面に嵌め込まれたブルーのステンドグラスから幻想的な光が射し込みます。まるで深~~い海の中に潜り込んだよう。
そして上の方から聞こえてくるオルガン奏者が演奏するパイプオルガンの音色。 -
祭壇の上では復活したイエスキリストが大きく腕を広げて、罪深い人々を受け入れているかのよう。
もうこれ以上の言葉はいりません。
写真撮影を止めて、この幻想的な青い空間に身を置くことにします。 -
しばらくパイプオルガンの音色を聴いていましたが、次へ行かなければなりません。
再びクリスマスマーケットのテロの犠牲者の前を通ります。
先ほどより多くの人々が足を止めています。 -
新教会堂の1枚1枚のステンドグラスはこんな精細な模様が入っているのですね。
内部は濃いブルーだったのに外は普通のガラスの色・・、
どうなっているのでしょう?
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この旅行記へのコメント (7)
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- salsaladyさん 2020/04/26 10:48:43
- ISより恐いCOVID-19。。。
- ☆何だか心がざわざわして、他人様の記事にコメントする意欲が無くなりそう~
☆過去ログだからこそ挙げられる安心感?ですけれど、上の空で拝見中~
☆やっぱり日本人は甘すぎるよ。もっと自分のこととしてコロナに向き合うべきじゃ無いかしら?と日々不安が募ります。
☆himmelさんだからこそ、こんなペシミスティックな言葉を吐けますが、地球規模で狂ってきてるのは間違いないね。swedishだったかな?テュンベル女史(17歳)が憂えた通りに破滅へ進んでる我々は、この波をどうしたら止められるの?
- frau.himmelさん からの返信 2020/04/26 14:38:17
- RE: ISより恐いCOVID-19。。。
- >☆過去ログだからこそ挙げられる安心感?ですけれど、上の空で拝見中〜
ほんとですねぇ〜。
旅行ができる状況だと思えばこそ旅行記アップも楽しいし、人様の旅行記も楽しく見せていただけるのであって、こんな全く先が見えない閉塞感の中では前のように心から楽しめません。
>ISより恐いCOVID-19。。。
私怖いです。テロで苦しんでいらっしゃる方には申し訳ないけどテロより怖いです。
日一日と包囲網が狭まってきているようで・・・。
1日1回の散歩、これも人と接触しないように細心の注意を払い。あとは自宅で蟄居の毎日。そこまでやっても心配でたまりません。
そんな中でもsalsaさんの前向きな姿勢、家の中でも明るく過ごす方法、そんなバイタリティが羨ましい。
きっとコロナウイルスもsalsaさんを避けて通りますよ。
環境運動のスエーデンのあの少女ですね。
今世界中で工場閉鎖が進んでいますから、環境にはいいかもしれませんが、経済はガタガタ。
コロナが終息するころ世界はどうなっているのか。まさかあのアジアの大国が支配するようになっているのではないか。そんなことを考えるのも怖い。
早く誰かワクチン作ってーー!
himmel
-
- ハッピーねこさん 2020/04/25 23:03:01
- ベルリンへ!
- himmelさん、こんばんは。
ベルリンへ到着されましたね。
「カイザーヴィルヘルム記念教会」、私も2017年の初ベルリンの際、最初に訪ねました。
2016年クリスマス時期のあのテロからまだ数か月でしたので、教会堂北側のあの場所には数多くの赤いキャンドルなどが手向けてありました。
本当に酷い事件でしたよね。
その当時に日本のニュースでも見聞きし、たまたまドイツを扱っていたドキュメント番組(確か佐々木蔵之介さんが出演し、あの場所を訪ねていました)でも目にしていましたが、実際に訪ねたことで更に私の心に深く刻まれました。
さて、お泊りはモーテルワンなのですね。
ドレスデンで一度だけ泊まったことがあります。
スタイリッシュで料金も手ごろで、スタッフも感じがよくいいホテルですよね。
実は今年の春の旅、まだ望みを捨てていなかった頃、南ドイツやNRW州などは感染がかなり拡大していましたがベルリンならどうだろう?とほんの一時期ベルリン再訪を目論んでいました時、ホテルだけ押さえておこうとモーテルワンを予約していました。
(その後いよいよ渡独そのものができなくなり、もちろんキャンセルとなりましたが・・・。)
ヴィッテンブルクプラッツから徒歩圏内、名前には確かティーアガルテンの名が付いていました。ベルリンには何軒もあるのですね。
日本国内こんな状況になっても未だ信じられない行動をする国民たちに呆れかえる毎日ですが、私はもちろんステイホームウィークと心得て、おとなしく過ごします。
追伸)何を間違ってか、himmelさんへのフォローを解除してしまっていたようで、先程気が付いて改めてフォローさせていただきました。ご連絡がいったかと思います。
失礼しました。改めましてよろしくお願い致します。
ハッピーねこ
- frau.himmelさん からの返信 2020/04/26 00:04:18
- RE: ベルリンへ!
- ハッピーねこさん、こんばんは。
あのテロの数カ月後にベルリンにいらっしたのですね。
まだ記憶に生々しく残っているころですね。
私も翌年2017年にベルリンを訪れているのですが、カイザーヴィルヘルム記念教会には行かなかったので、2018年の旅で初めて見ました。
あ、ここだったんだ〜って。ちょっと衝撃でした。
今年の旅ではもしかしたらベルリンにいらっしゃる予定だったのですね。
モーテルワン・ティーアガルテン、ありますね。
実は昨年(2019年)の旅でもモーテルワンを抑えようと思ったのですが、あの系列のホテル、人気があって全滅でした。ティーアガルテンも空いていなかったので覚えています。
豪華ではないけど、機能的でリーズナブルで、いいですね。
最近ヨーロッパのアチコチで系統のホテルができているようですが、取れにくくなっています。
今年の春の旅、本当に残念でしたね。
私も新シニア3人旅で5月半ばから計画していました。
あそこ行こう、ここ行こうとスケジュールもしっかり立てて。
ちょうど私が天中殺だったものですから、それが明けたら取るつもりで、チケットもホテルも全てリストアップしておりました。
そしたらあの騒ぎ、今となっては早めに取らなくて良かったと思いました。
でも幻のあのスケジュール表、私はとても気に入っています。あれを使う日がいつか来るのでしょうか。
やっぱり最後はコロナの話題になってしまいますね。
仰るように、ニュースを見ますと、呆れる行動をする人がいますね。
何を考えているのか。
今はじっとおとなしく、ステイホーム、それしかないですね。
追伸)
何だろうと思っていました(笑)。
私の方はフォローしないのに、すみません。
よろしくお願いいたします。
himmel
- ハッピーねこさん からの返信 2020/04/26 14:01:53
- 幻のスケジュール表!
- himmelさん、ご返信をありがとうございます。
フォローの件はお騒がせしました。
何かと思われますよね~。(笑&汗)
さて、幻のスケジュール表のこと。お気持ちよ~くわかります!
私も南ドイツとザルツブルク行きを計画していた今年のGWのスケジュール、自分でとても気に入っていたのです。
終盤にフランクフルト近郊の町を盛り込んだりして。
himmelさんは新お3人の旅のご予定だったのですね。
本当に残念ですよね。
このスケジュールが実現できる日が早く来ることを祈って、今は自分がやるべきことをしっかりやって、我慢の子ですね。
お互い体に気をつけてがんばりましょう。
ハッピーねこ
-
- ペコリーノさん 2020/04/25 14:22:56
- カイザーヴィルヘルム教会
- frau.himmelさん、こんにちは
いよいよベルリンですね。
カイザーヴィルヘルム教会のクリスマスマーケットのテロは、本当にびっくりしました。ちょっと前まで私も居たところですから。
ベルリンでクリスマスマーケットが行われている広場は、幹線道路から少し奥に入っていて、大きな車両は入れないのですが、ここだけは広い道路からすぐのところにある場所だったのです。当時私も、「ああ、ここは本当に道路沿いにあるんだな。」と思ったことを記憶しています。
カイザーヴィルヘルム教会のあの苦難の歴史を知っていたならばなおのこと、あの場所は平和でなくてはいけない場所なのです。犯人の気持ちはわかりませんが、なんというか、「無差別テロ」という言葉の残酷さを改めてかみしめたいと思います。
だからと言って、他の場所ならいい、というわけではないのですが。
ベルリンを旅行すると思うのですが、「歴史を知ること」は「平和」を守るための一番重要なことだと思います。真実を知ること、正しく恐れること、冷静になること。戦争を知らない私が心がけていることです。
ところで、日本は戦争の歴史を正しく認識しているのか、そして、今のこの困難に正しく、冷静に判断して行動できているのか・・・。
今の私たちの行動が、未来をどのように導くのか、試練の時ですね。
ペコリーノ
- frau.himmelさん からの返信 2020/04/25 22:01:35
- RE: カイザーヴィルヘルム教会
- ペコリーノさん、こんばんは。
今回の旅行記でクリスマスマーケットのテロのことを書きながら、ペコリーノさんのことを思い出していました。
ちょうどテロが起きたころベルリンにいらっした(と思いこんでいた)ので、ペコリーノさん大丈夫かしら・・・と思っていたこと。その後ちょっと時期がずれていたとコメントいただいたことなど。
ちょっと間違えば・・・という距離感でしたものね。
場所があそこだったとは・・・。本当に賑やかなところで賑やかな時に起きたテロだったのですね。しかもペコリーノさんがおっしゃるように、あのマーケットだけは車で入ることができる、ISもよく調査していたのですね。
昨年パリに行きましたときも、警官や軍隊がパトロールしている姿をしょっちゅう見ていましたので、やはりヨーロッパはいつテロに遭遇するかわからないと思いました。
ベルリンはいろんな歴史が交差する場所、と言われています。
プロイセン王国、ドイツ帝国、ナチの第三帝国、東西分断時代、壁崩壊など。
歴史を知ること、すなわち平和を守ること。なるほど、そういう意味ではベルリンほどピッタリな都市はありませんね。
ペコリーノさんも私もベルリンが好きな理由がそこにあるのかも知れませんね。
平和、平和。あ〜〜、早くコロナが収束して早く以前の平和な生活に戻ってほしい。
毎日毎日、感染者が増えるたびにそう思います。
himmel
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