備忘録　①私がウィーンに単身赴任していた時、家内が訪ねてきてくれました。ウィーン～ザルツブルグ～インスブルック　その３

1999/07/17 - 1999/07/23

21年前の備忘録です。

私は1998年４月よりオーストリアのウィーンに単身赴任中でした。
ウィーンの前には、私は1997年4月よりアムステルダムに1年赴任していました。
次は1999年8月1日付でドイツのミュンヘンへ転勤です。
1年4ケ月過ごしたウィーンともお別れです。
このタイミングに合わせ、1999年7月に家内が横浜から私の住むウィーンのアパートに来てくれました。
バタバタと私の引っ越しの荷物整理を終えました。
ウィーンの観光案内を終え、この日はウィーン観光を終え、列車でザルツブルグに向かいました。

ザルツブルグはウィーンからの日帰りも可能ですが、私はそう何度も訪れたことはありません。1年4か月のウィーン赴任中に３回訪れたことがあり、今回で４回目です。
そのうち１回は私の両親が7月にザルツブルグ音楽祭を観に来た時です。この時、私は有給を取得してザルツブルグに７日間滞在しました。

ザルツブルグの旧市街は、1996年ユネスコ世界遺産に登録されています。
モーツァルトゆかりの地であり、映画サウンド・オブ・ミュージックの舞台として有名です。
訪れたのは、毎年夏に開催されるザルツブルグ音楽祭の直前です。
私は前年の夏にザルツブルグ音楽祭に訪れていますが、開催期間中は街中の至る所でコンサートが開催され、広場でもストリートミュージシャンが演奏していました。
私の両親は私の両親は父が85歳、母が80歳まで毎年ザルクブルグ音楽祭に通っておりました。

ザルツブルグ現地の旅行会社にザルツカンマーグートへの日帰りツアーに申し込んでいました。
私はオーストリアに１年４か月住んでいましたが、ザルツカンマーグートは初めて訪れました。

エリア ザルツブルク(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0

この日はウィーンからザルツブルグへ列車で向かいます。
このチケットが保管されていたのですが、家内が日本で手配していた2人分のチケットのようです。
ウィーン西駅17時23分発
指定券を購入していたんですね。
それにしても何で現地ではなくTOKYOで購入していたんだろう？

列車はウィーン西駅を出発しました。

ザルツブルグに向かう車両の中です。
この時はまだコンパートメントの車両が主流でした。
６席ごとの個室の車両です。
写真を見る限り、この時は6人席で私たち２人だけだったのかな？

いまではほとんど見ることが無くなった車両ですね。

20時50分　定時にザルツブルグ駅に到着！

駅の観光案内所でザルツブルグカードを購入しました。
48時間カード×２名分を購入していたようですね。

トラムと地下鉄とバスは無料、観光施設は無料または割引で入場することができます。

1枚290オーストリアシリング。
まだユーロ導入前です。
１ユーロ＝13.7シリングとして21.2ユーロだったんですね。

トラムでホテルに行ってチェックイン。

翌朝、ホテルでビュッフェ形式の朝食を終え、市内散策スタート。
ホテルの目の前のミラベル庭園＆宮殿へ。

ミラベル庭園からホーエンザルツブルグ城が見えます。
ココは映画「サウンド・オブ・ミュージック」でも出てくる公園です。

綺麗な庭園です。

これはNIKONのフィルムカメラで撮ったプリントを複写した写真です。
山の上にはホーエンザルツブルグ城。

ここは映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中で「ドレミの歌」が歌われた場所ですね。

まさに「ドレミの歌」が聞こえて来るようですね。

ミラベル庭園を出ます。

ザルツァハ川までやってきました。
これは川に架かるマカルト小橋からの写真です。

ザルツァハ川の奥にはホーエンザルツブルグ城が見えます。

これはNIKON　F３と言うフィルムカメラで撮ったプリントを複写した写真です。

ザルツァハ川の対岸に渡り、山上に見えるホーエンザルツブルグ城に向かいます。
ケーブルカーで上がりました。

ケーブルカーを降りた所にこんな「ほうきに乗った魔女」が。

お城の中へ。

このホーエンザルツブルグ城は、1077年から建築が始まり、完成したのは17世紀。
中欧に現存する城塞では最大規模のお城です。

お城の最上階から360度の景色を楽しみます。

ホーエンザルツブルグ城の屋上からの景色です。

今朝訪れた、ミラベル宮殿＆ミラベル庭園も見えます。

見えている山はドイツの山です。

綺麗なザルツブルグの田園風景を楽しみました。

お城の中のコンサートホールです。

映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中で、ドイツ軍に追われたトラップ大佐の一家が隠れた墓地です。

ホーエンザルツブルグ城を出てカビテル広場まで降りてきました。
このようなバンドの演奏が行われていました。

ザルツブルグ音楽祭の直前であるため、街のいたるところで様々なミュージシャンが演奏していました。

これは広場で行われていた大型のチェス。

レジデンツ広場へ。
フェスティバルやコンサート、スポーツのイベントなどがよく開催されています。
この広場にある右側に写っている大きな建物が大聖堂（ドーム）です。

映画「サウンド・オブ・ミュージック」でも出てきた広場です。

広場の中央にはアトラス神の噴水があります。

ドームの上部。

これはクロッケンシュピールの鐘。
モーツァルトの曲を奏でる鐘です。

ドームの右隣の建物は大司教が暮らしたレジデンツ。

中に入りましたが写真が残っていません。
多分、博物館だったのかな？

で、ドームの中に入りました。

ドームの中の聖堂。

ヨーロッパ最大6000本ものパイプが使われたパイプオルガンです。
この時まさに練習中で、しばらくこの音色に聞き入っていました。

ドーム広場中央に立つマリア像の頭に大聖堂の天使像が王冠を被せているように見えます。

これが金の王冠を持つ天使×２

王冠とマリア像には距離があることが判ります。

お昼！
1705年オープンのカフェ
「トマセッリ」で昼食。
写真が残っていないので、何を食べたか覚えていません。

カール・トマセッリ
1856年

モーツアルト広場にやってきました。
中央にはモーツァルト像。

ザルツブルグの旧市街の小路を散策しました。

崖に見えるのは、メンヒスベルグへ上がるエレベーターでしょうか？

ゲトライデガッセの看板です。

旧市街になる数々の鉄製の看板です。

マクドナルドだって～～

祝祭劇場
ザルツブルグ音楽祭でメインの会場となる所です。

ここからメンヒスベルグに上がります。
岩の中をくりぬいてエレベーターがあります。

ココがエレベーターで上がった丘の上
メンヒスベルグ。

映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中でも出てきました。

メンヒスベルグからの景色
このような景色が楽しめました。

ドレミの歌、映画ではここでも歌われていました。
家内はココで歌っていたような記憶が～～
「ド～はドーナツのド～♪」

映画の中でトラップ家の子供たちが走っていたモーツアルト橋です。

この日はホテルの近くでシュニッツェルの美味しいお店を予約して行った覚えがあります。
私の会社の取引先の方に教えてもらって予約したお店でした。
でも写真が残って無くて、、、

翌朝、ホテルでビュッフェ形式の朝食を終え、ザルツブルグ発着のザルツカンマーグートを巡るツアーを予約していました。
オーストリアの宝石箱と言われるザルツカンマーグートです。

20名ほどのツアーで、日本人は私達以外にもう1組だけいらっしゃいました。
少しお話しましたが、私たちと同世代でドイツのフランクフルトにお住まいのお医者様のご夫婦でした。

ザルツブルグからバスでザルツカンマーグートに着きました。

ヴォルフガング湖の西にある村、ザンクトキルゲンです。

この当時「いつかこの村に泊まってみたいね」
なんて２人で話していたのですが、この1999年以来、残念ながら夫婦共にオーストリアを訪れていません。

２人でこの村をプラプラしました。
恐らく自由時間だったのだと思います。

市庁舎前のモーツアルト像の噴水です。

これはモーツァルトの御母上の生まれた家。

モーツァルトの御母上の生まれた家も観光名所になっちゃうんですね。

町並みが美しい湖畔の街です。

ココから船でザンクト・ヴォルフガングに向かいます。

船は静かなヴォルフガング湖を進みました。

映画のシーンのような景色が広がっています。

ザンクト・ヴォルフガングのシンボルである聖ヴォルフガング教会と「白馬亭」と言う有名なホテルです。

ザンクト・ヴォルフガングに到着しました。

素敵な街中をガイドさんについてプラプラ歩きます。

先ほど船から見た聖ヴォルフガング教会です。

ガイドさんは、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語の順番で説明してくれます。

これが「白馬亭」の入口です。

ツアーバスでモントゼーへ。

この街は自由時間が長く、私達２人でプラプラしました。

この街で昼食を戴きました。
グラーシュを戴いたと思うのですが、写真が残っていません。

映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中でトラップ大佐とマリアが結婚式を挙げた教会です。

映画ではもっと広くなかったかな～？

ツアーは終了。
バスでザルツブルグに戻ってきました。

まだ間に合ったので、モーツァルトの家へ。

1773年~1787年までモーツァルトはココで暮らしていました。
中は古楽器博物館でした。

夕飯後、昼間に上がったメンヒスベルグの丘にエレベーターで上がってみました。

素敵な夜景を楽しみました。