全線再開した常磐線で初めて青春１８きっぷの旅に。でも早速、トラブル・・①

2020/03/20 - 2020/03/21

２０２０年３月１４日に最後まで不通となっていた富岡～浪江間の運行が再開され、約９年ぶりに常磐線が全線再開しました。震災前年の２０１０年にお花見に行ったこともあって、夜ノ森あたりがどうなっているか気にもなっていたので、これを機会に初めて本格１８きっぷの旅に出て、常磐線で仙台まで行って１泊してくることにしました。

１８きっぷは運休になっても何の補償もないということは理解していましたが、さっそくその洗礼を受けることになりました。

①は日立に立ち寄って、仙台に向かった１日目です。

※すでに新型コロナウイルスの影響がありましたが、この時はまだ営業している施設が多く、休業している施設は少なかったです。が、イベントを中止したり縮小したりといった影響はありました。この翌週末から外出自粛が要請されました。

エリア 日立(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日の最終目的地は仙台だけど、まずは日立駅。上野を朝６時頃に出発する常磐線に乗って、途中水戸で乗り換え、日立駅には９時前に到着。駅の目の前は太平洋。

この時すでに、強風で常磐線運休の可能性をアナウンスしていた。

日立駅はガラス張りで開放的な空間。地元出身の建築家妹島和世がデザインしていて、賞も受賞している。

駅を出ると、すぐに工業の街だなという感じがする。

駅からバスに乗って、神峰神社へ。ちなみにバス（茨城交通）は現金払い。

拝殿

振り返ると、結構高台にあることがわかる。

近くのかねみ動物園へ。入場料（￥５２０）はSuicaでも支払い可。

天気はいいけど風は強い。

アジア象。この動物園で一番長く飼育されてるらしい。

カピバラは日向ぼっこ

モルモット。ふれあいコーナーはコロナの影響で休止中。

カンガルー

チンパンジーにはやぐらがあって、運動量が多いらしい。

高台にあるので、海が見える。桜はまだ。

チリーフラミンゴ

甲羅干しの亀が一列に並んでいる。

アミメキリンはキリン舎も網目。

サル山は、新しいサル舎を建設中。

みんなお昼寝中。
ツキノワグマzzz...

サイzzz...

チンパンジーzzz...

動物園を出ると近くに碑があった。久原房之助は日立鉱山を開業した人物で、小平浪平は日立製作所の創業者とのこと。

バスで日立駅に戻る。常磐線の運行状況を確認。夕方には再開との情報もあったけど風は収まることはなく、東京方面は運行しているが、いわき方面は運休が決まってしまっていた。後で知ったけど新幹線も一時運休したらしい。

日立から仙台行きの高速バスがあることは確認。ここで仙台に行くのを諦めて帰るか、高速バスで行くか悩む。
仙台のホテルは予約済みで当日キャンセルでは返金はないので、ホテル代を無駄にするか、高速バス代（￥４６００）を出費するか。そもそも仙台に行かなくてはいけないか・・

悩んだ挙句、このまま帰ったら失敗したという結果だけ残ってしまう！と高速バスで行くことを決意。

決めたらランチへ。日立駅のシーバーズカフェ。今回日立に来たのは、ここが目的だった。
目の前が太平洋で本当に眺めがよく、電車利用者以外の客も多いみたい。

サラダランチ￥９８０。コーヒーはお代り自由。

外から見ると、右側の出っ張っているのがシーバーズカフェ。

駅の外に出てみる。海の上を走るのはバイパス。きっとドライブしたら気持ちいいんだろうな。こんなに晴れているのに、風は強く常磐線は動かない・・

高速バスの出発が１６：５０なので、３時間近く時間が余る。今朝、始発とは言わないけど、結構早い時間に出てきたのに、ここで時間が余るとは。

駅の近くに科学館があったので、時間潰しにちょうどいいと思ったけど、コロナの影響で休館中。広場で何かイベントはやっていた。
仕方なく近くのイトーヨーカドーに行く。この当時、家の近所では全然売ってなかったトイレットペーパーが売ってる！でもさすがに買って帰るわけにはいかない。

そうこうするうちに眠くなってきて、やっぱり帰ろうかとまた心が揺れる。

折れる心を何とか保ち、何とか時間を潰して、１６：５０時間通り来た高速バスで仙台に向けて出発。

強風で速度を落としていたため到着予定より遅れて仙台に到着。外で食べる気力はなく、コンビニで買い物して２１時前に「ホテルパーク仙台Ⅱ」に到着。（写真は翌朝）

狭かったけどツインのシングルユースだったので、まだよかった。軽く夕食食べて、お風呂に入って２３時には就寝。