20年春□塩飽諸島としまなみ海道…２　実はねこ島だった小手島＜ねこ島探訪記＞

2020/03/17 - 2020/03/17

ご訪問ありがとうございます。

　今回お世話になった「ひるねこ」があるさぬき広島は塩飽諸島の有人島の中の一つです。塩飽諸島にはたくさんの島がありますが、そのうち丸亀市に属する島は12個あり、そのうちの5つ、本島、牛島と広島、小手島、手島が有人です。広島と小手島、手島は同じ船の便で丸亀と結ばれています。（本島、牛島は別の航路）

　できれば広島と他の2つの島も歩いてみたかったのですが、小手島と手島まで行く船は1日3便しかなく、もし1日で両方行こうと思ったら、朝7時前に江の浦港を出て、昼の船で小手島から手島へ移動、そして戻りは夕方5時半に江の浦着と、朝が早すぎる（江の浦まで歩いて行かなければならないためひるねこを6時過ぎに出ることになります）うえに明るい時間丸一日使ってしまうことになるので、今回は手島をあきらめ、小手島に行ってみました。

　小手島は数少ない島の紹介ブログなどを見せていただくと、島民の素朴な手作りアートがあちこちにあるとのことで楽しみです(^ ^)

　タイトルに＜ねこ島探訪記＞と入れていますが、前半は小手島でのハイキングです。後半はネコだけになります。

エリア 丸亀・宇多津・多度津(香川)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船

さぬき広島の江の浦港を出発したところです。乗っているのは高速船で、フェリーは港で休憩中。

備讃フェリー 乗り物

高速船は快調に飛ばしています。大小の船がいっぱい。
真うしろには飯野山が見えます。讃岐富士って言うらしいけど、ちょっと言いすぎだよね…w

飯野山(讃岐富士) 自然・景勝地

小手島が見えてきました。
高い位置に大きな建物が見えて何だろうと思う（小中学校でした）

船から降りて真っ先に目に入るのがこの建物。
脱力系のタコたち。足が何とも…
タコたちの間には止まったままの時計（笑）

その先に公民館のような建物があり、その前には香川県だけどくまモン(^ ^)

そしてネコネコネコ(=^・^=)

ネコ

ネコ

カメラのストラップを攻撃するネコ

カメラのストラップを攻撃するネコ

くま子？

手作りのマップと看板、トーテムポール。

ねこ

これから歩いて島巡りしてみます。ご参考のために小手島の地図を。
ひるねこの平井さんにいただいた「HOTな島歩きマップ」の小手島マップ。
PDF版がこちらでダウンロードできます。
http://shiwaku-hiroshima.com/download/

タコ漁が盛んな小手島。５月の解禁を前に蛸壺の汚れを落としておく作業中だそうです。

ひとつひとつに名前入り。ひとつひとつに手で書くのは大変そう。

大きなたい焼きの石像w

小手島には外周道路はないですが、集落を結ぶ道路があるので、ちょっと歩いてみます。左の方の黒い子は「ひやけダルマ」

機械の部品などで作られた人形。

物置も参加。

古い港の正面にあるこちらのおうちはもとお店だったのかな。

その大きいおうちのところで折り返して坂を登って行きます。
大きな道標。この先（左）は「天ヨリ高イ小学校」上は「天空ノ城ラピュタ」下は「ブラジル」だって（笑）

階段の上には畑でもあるのかな。

小手島を紹介する写真で見ていた「竹の信号機」がありました。

横バージョン。縦バージョンもそうだけど本物の信号機と赤と緑の位置が逆なのは何かのメッセージなのかな？

「掃く」
「掃け」でもよかったかも（笑）

ねこ（笑）

イカ？

「姉さんダルマ」
ほんとにそんな感じです(^ ^)

「愛の巣箱」だって（笑）

「一枚の絵」ですよー
たしかにとてもステキな眺め

船から高台の上に見えていたのはこちらの小手島小中学校でした。
人口43人の小手島でただひとりの生徒さんがちょうどその日小学校を卒業されたとのことで、おめでとうございます(^ ^)
これで小学校は休校になり、４月からはいままで休校になっていた中学校が再開。生徒さんはひとりでも先生は何名もいらっしゃって、ちゃんと学校として維持されています。

小中学校を過ぎると道はぐるっと回って北へ向かっています。島の西側の海が見え始めました。
左に大きく見えているのが佐柳島、右端に見えているのが真鍋島です。どちらもねこ島で、過去に行ったことがあります(^ ^)

小手島は一本の木に紅白の花が咲く桃の木「源平桃」の発祥の地だそうです。
実は小手島に行ったのがこの源平桃が咲く2週間ほど前。「あと2週間あとに来ればよかったのにね～」と何回も言われました。でもしょうがない（笑）

竹やぶの中の細い道をどんどん下って行きます。
地図によるとこのまま進んでいくと「西の浜」に出るはずです。

あ、これがその「西の浜」でしょうか。

西の浜の海岸に降りてきました。お天気も良くて気持ちいいです！
持ってきたサンドイッチでランチタイム(^ ^)

岩場には波しぶき。

オン・ザ・ビーチの青い家。

その西の浜からもう少し奥、坂道と階段を上がっていったところにある「小手島五社大明神」
地図では道はここまでです。（その先にけもの道のような道があるにはありました）

一旦小中学校の方まで戻り、「夕陽ヶ丘通り」をめざして尾根伝いのように作られた道を北へ進みます。
「バイカル湖に落る夕日」「エーゲ海に沈む夕日」「瀬戸内海に送る夕日は世界一美しい」Thoｍas Cook　と書かれています（笑）
トーマス・クック倒産しちゃいましたね…涙

昼間なのでもちろん夕日は見えません。想像力が大事。
リサイクルごみ置き場の瓶入れ缶入れ。ここに入れてる人ひとりだけじゃね？笑

この先はオークラ・ファーム
SINCE1868って書いてて、明治1年創業ってすごすぎ…
この島の看板、ネタがけっこうあるから、もしかしたら冗談かもね。

佐柳島を望む。

これでだいたいひとまわり。港の方へ戻って行きます。

港付近の集落に戻りました。帰りの船の時間まで2時間ほどあります。
というわけでねこ活(^ ^)
この先最後の船の時間までねこの写真ONLYです。

愛してるよ（はあと）

だらーん

ふゅえ～

かわいい

がおー

べーっだ

かわいい

落ち着き

争い

田舎のバスの窓口のおばさんみたい…

どうした？

大丈夫？

悪い夢？

ねむーい

つめとぎ

上目遣いでつめとぎ

会議中

にゃ？

ころーん

ごろーん

手がおいしい

あ、けんかだ

プロレス的な

相撲的な

ボクシング的な

柔道的な

かっこいい

こっちでもパンチが

何かを待つ人たち

ごはん待ってる

かわいい

ごはんちょうだい

なにか動きがあったみたい

ごはんちょうだい～

並んで待つ
でも結局建物の中には誰もいなかったし、船に乗って来た人もいなかったんだよね。

広島に帰る本日の最終便。
小手島には宿がないためこれに乗らないと野宿確定なので、名残惜しいけど帰ります。

来るときは30分ほどでしたが、帰りは手島経由になるため江の浦まで1時間かかります。でもこの便はフェリーなので屋外エリアが広く、じっくり景色を楽しむことができます(^ ^)

手島の港。手島も行ってみたかったけど、また今度ね。

さぬき広島、江の浦港に近づいてきました。
青木と釜の越の間の山に青木石を切り出した跡がはっきり見えます。
江の浦港到着は5時30分。港からひるねこまで3キロちょっとなので、暗くならないうちに帰れないな…と思っていましたが、平井さんがまたまた迎えに来てくださって、本当にありがたいです。

広島での3日めは一つ前の旅行記「１　さぬき広島・ひるねこ」篇にすでに書きましたので、このあとは「３　しまなみ海道３年越しの完走」篇に続きます。

最後までご覧いただきありがとうございます(^ ^)