2020/03/16 - 2020/03/18
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ahirutさん
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ご訪問ありがとうございます。
瀬戸内海のねこ島について情報を集めていると、香川県に広島という島に「ひるねこ」という古民家を改造したゲストハウスがあるとの情報が。
豊島や直島などはアートの島としてすっかり世界的にも有名になっていますが、広島や広島が含まれる塩飽諸島については、このインターネット全盛の時代にあっても、限られた情報しかみつかりません。
しかし古民家でしかも「ねこ」と来ればとても気になります。ということで、ひるねこさんに電話をしてみると、1人でも宿泊可、そして翌週前半は空いているとのことで、さぬき広島への旅をその場で決定。月~水の2泊3日の予定で予約をお願いしました。
で、その前後にどこかで1泊かな~と考えていたところ、2年前のしまなみ海道のサイクリングが今治スタートだったのですが、大久野島へ行くために大三島で中断していたことを思い出し、改めて調べてみると、大三島に新しいサイクリスト向けホステルもオープンしているとのこと。
しまなみ海道の部分が今治側から入るか、尾道側から入るか、バスか船かレンタサイクルか、などいろいろな選択肢があり、大変迷いましたが、最終的に「新大阪→さぬき広島2泊→尾道1泊→大三島1泊→新大阪」というコースに決定。丸亀からだと尾道より今治のほうが近い気がします(JRのキロ数では実際20キロほど近いです)が、青春18きっぷを使うため普通列車しか利用しない、という前提だと、今治より尾道のほうが本数が多いだけでなく、かかる時間も1時間~1時間半も短くて、田舎の公共交通の不便さを実感します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 JRローカル
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今シーズン2回めの瀬戸内旅。前回同様に青春18きっぷ利用です。岡山駅で黄色い電車からマリンライナーにのりかえ。
この日は終日晴れの予報だったんですが、播磨地方から岡山にかけて窓の外はときどき雨。でもまた写真のように晴れ間が見えたり、という複雑なお天気。岡山駅 駅
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前回の松山からの帰り以来、たった9日ぶりの瀬戸大橋。
窓越しに適当に写真を撮っていたら、歩渡島の写真が撮れました
櫃石島から歩いて渡れるから歩渡島(ぶとじま)と言うらしいです…瀬戸大橋線 乗り物
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9日前にうどんを食べた坂出でマリンライナーからJR四国の電車にのりかえです。
坂出駅 駅
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坂出から丸亀は2駅であっという間です。
丸亀駅から10分ほど歩いて丸亀港に到着。ここでもまた小雨に遭う…丸亀港 乗り物
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フェリー出港まで時間があったので、待合室で岡山で買ってきたお弁当食べました。税込み198円のとり飯。特別おいしいとは言わないけど、普通に食べられます。
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10分くらい前になって、他の人が移動しはじめたので付いて行きます。
ちょっと大きめの船は「しわく丸」で同じ航路の船ですが、この時間の便は高速船。 -
出航時間の7分前くらいに高速船が来ました。みなさんは桟橋で待っています。
ちょうど島の方が買い出しから帰る時間なのか、10人ぐらいのお客さんの多くがお買い物カートを持っていました。備讃フェリー 乗り物
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出航後20分ほどでさぬき広島の江の浦港に到着。
ひるねこの平井さんが軽トラで迎えに来てくださっていてありがたいです。峠越えして10分ほどで茂浦の集落に到着。
ひるねこは集落に入ってすぐのところにありました。さぬき広島 名所・史跡
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手作りの看板と…
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カワイイ管理人さんがお出迎え(^ ^)
この方は一日中ずっとひるねこの敷地内にいるらしいです。働き者w -
管理人さんのお友達(笑)
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ひるねこの前の通り。
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その道を3分ほど歩くと海に出ることができます。
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茂浦の集落内の道はこんな感じの細い道が多いです。
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塩釜神社。歴史がありそうです。
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その脇にはちょっと目立つ白い建物。
資料によると、いろは石を作った当地出身の書道家、藤本玄幽氏のご自宅だそうです。
地図には玄幽美術館とありますが、閉まっているようでした。 -
その先にコミュニティバスのバス停があり、その先の細い道をずっと奥の方へ進んでいくと、立派な石垣の奥に正福寺の門があります。
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お寺の中はひっそり。お寺の裏は巨大な竹林。
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来た道を戻り、さっきのバス停の交差点を市井方面に入ると、ひるねこの第2弾「旅ねこ」がありました。
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旅ねこの大きな看板。旅ねこは20人まで泊まれるそうです。
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海岸からは海をはさんで向こうに水島工業地帯が見えます。
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地図を見ると茂浦と江の浦を結ぶ道の峠近くに展望台があるようなので、歩いて登って行きました。「山ノ神展望台」です。
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茂浦の集落のほぼ全部が一望できます。
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展望台からまたトコトコと坂を下って海の方へ。夕陽の時間。
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お日さまが山の向こうに沈んでいきました。
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ひるねこに戻ってお風呂、そして晩ごはん。
ひるねこは素泊まりのみ、そして広島には商店がないため、2泊分の食べ物とお酒、すべて持ってきました。 -
管理人さんおはようございます~
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お友達もおはよー
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玄関です。
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ひるねこの畑。
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この茶トラさんもよく庭にいました。
他2名はナデナデもOKでしたが、この子はちょっと近づいただけでピヤ~と逃げていってしまいます。 -
とりあえず海辺まで朝のお散歩。
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きょうは同じ塩飽諸島の島、小手島へ出かけます。
広島と小手島を結ぶ船は朝、昼、夕の1日3便。朝は6:50発でちょっと早すぎるので、11:25の昼の便で行き、夕方の便で戻る予定です。
少し早めに出て観光しながら江の浦港へ向かいます。坂道。 -
茂浦から江の浦へ向かう道を半分ちょっと過ぎた所に奥の池への分かれ道。
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細い道を進んでいくと…
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これが「奥の池」のようです。
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江の浦方面に続いているらしい道を進んで行きます。
途中は建物も全然なく、藪の中を通り抜けて行くかなりワイルドな道でした。 -
不安になりつつ進んで行きます。20分ほど行ったら、やっと建物が見えました。
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みかんの木があって、この先はようやく集落がありそうな雰囲気。
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そのまま進んで行くと、広島神社の境内に出ました。
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神社の前にあった灯台燃料庫。正式には「旧波節岩灯標脂油庫」
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レキの墓。
明治維新の2年前、英国の測量船の士官だったレキさんが急病で亡くなり、この異国の地に埋葬。それ以来ずっと島の人がお墓のお世話もされているそうです。
お供えがギネスビールというのがまた泣かせますね。 -
古いおうち。でも瓦屋根はピカピカ。
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古いおうち。
かとおもったら、郵便局の旧庁舎のようです。 -
なぜ旧庁舎だとわかったかと言うと。
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となりに新しい庁舎があります。
お店が一軒もない島ですがこの郵便局にはATMもあります。 -
この建物はもとお店だったような感じです。
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近寄ってみると。
明るい切れないナショナル電球。「液化石油ガス販売事業者証」もあり。 -
違う場所にももとお店と思われる建物がありました。
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森永牛乳の冷蔵庫。
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江の浦港です。大きいフェリーはこの「ようこそさぬき広島へ」看板の正面に着くのですが、高速船は着く場所が違うので、前日着いたときは見えませんでした。
改めて歓迎を受けます(^ ^)。看板の下に「いろは石の島」も見えています。 -
江の浦→小手島のきっぷはクラシックなタイプ。おじさんが引き出しの奥の方から輪ゴムで縛ってあるきっぷの束から1枚抜き出し、日付を押して渡してくれました。
この先は一旦つぎの「2 小手島篇」へ
そしてこのあとは翌日の広島です。備讃フェリー 乗り物
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広島3日目の朝。また海辺のお散歩。
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畑の側から見たひるねこの建物。敷地が広いですね。
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朝のお散歩、朝ごはんのあとはしばしネコさんタイム。
しかし…茶トラさんが仲良くしてくれない…涙 -
このヒトはマイペース。
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管理人さんはどっしり。
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まだいるのかニャ~(ノД`)シクシク
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こうして朝が過ぎていく(^ ^)
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平井さんが朝丸亀に出かけるということで、港に車を止めていくとのことだったので、荷物を車に置かせてもらうようにお願いして、きょうは茂浦→市井→青木→王頭山経由で江の浦まで歩いていくことにしました!
茂浦から市井までは海辺の平坦なコースで、2.1キロ。その途中にこじんまりしたビーチ。 -
市井の集落に近づくと、正面に手島が見えてきます。
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集落の端っこにある加茂神社。
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脇の道を入っていくと、道に置いてあったこの船からネコさんが次々飛び出して森の中へ逃げていきます。ひとりだけ逃げ遅れた子が。
ただヒトの足音が聞こえただけでそんなに逃げるとはよっぽどヒトになれてないんですね…ネコなのに… -
ちょっと崩れそうになったおうち。これでもメインの通りに面してるんですが…
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裏側はさらに。
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市井からも王頭山、心経山方面に道がつながっているようです。
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登山道に繋がる道を少し入っていったところにお寺がありました。玉瀧寺。
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市井のコミュニティバスバス停「市井駅」
広島の各バス停には青木石の産地らしく、石造りの駅名碑が置かれています。
ベンチには「こどものあそびば」 -
このバス停付近の海辺には砂浜が広がっています。
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市井の集落を抜け、次は青木へ。この間は海沿いの道はなく、1.5キロの峠道です。
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さっきの写真の場所から20分ほどで青木の集落が見えてきました。
この間に「山の上の小学校跡」につながる分かれ道がありましたが、道があまりにも藪の中だったので、行きませんでした。 -
青木の集落の正面はきのう行って来た小手島です。
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厳島神社に香川県やその周辺で行われている百々手祭りの的が置いてありました。
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見ごたえのある建屋。
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神社の前あたりは砂浜になっていて、海水浴場にもなっているそうです。
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とてもきれいです。
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消防屯所の看板まで石造り…。
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煙草小賣所。地図ではここは「フェリー取扱店」となっていますが、開いているかどうかわかりませんでした。(ドアを開ける勇気もなく…)
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フェリー取扱店の脇にはコカ・コーラの看板も見えました。そんなに古いものではないようです。
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青木の集落に「石の里資料館」というのがあって、展示を見たかった+トイレを借りたかったので、わざわざずっと奥の方まで行ってみましたが、何の掲示もないのにドアには鍵がかかっていて入れませんでした。辛い…
仕方がないので、そのまま登山道へ向かいます。 -
岩の隙間にお地蔵様。このあたりはまだ傾斜も緩やかでしたが…
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心経山と王頭山の分岐点。
ハイキングコースのようなつもりで登ってきましたが、遊び半分では登りきれない本格的な登山道でした… -
何も景色が見えない藪の中をハアハア言いながら登っていきます。
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登り始めて50分くらいたって、ようやく海が見える場所に出ました。
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いつの間にかこんなに高いところまで来ていました。
海の向こうには近くの島がよく見えます。 -
手前に見えるのは釜の越の集落。ひとつ前の写真とちょうど反対方向で、海の向こうに見えているのは四国の丸亀・宇多津方面です。船もたくさん見えます。
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王頭砂漠と呼ばれるエリア。
標高300メートル以上あり、塩飽諸島の最高地点。眺めがすばらしいです。 -
もう少し先に行くと、江の浦の集落が見えました。瀬戸大橋も。
青木の登山口から江の浦の港まで1時間半くらいで行けるかな? と考えていたんですが、甘すぎました…上りも下りも慎重に行かないと転がり落ちそうな急斜面。急ぎ足で登りましたが、この時点でもう1時間15分が過ぎていました。13時40分のフェリーに乗るつもりだったんですが、ここから港まで30分以内で行くのはちょっと無理ですね… -
13時40分に乗り遅れると次は16時40分までないので、なんとか乗りたかったけど、どう見ても無理なのであきらめて景色を楽しむことに。
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やっと江の浦側の登山道入り口まで降りてきました。下りもなかなか手応えのあるコースで、降りてきたらもう足がガクガクです。
このコース、パンフレットなどには何も書いていませんが、相当ハードなコースでした。道はほとんどメンテナンスされていないし、サインもところどころないところがありますので、トレッキングの経験がなければちょっと危険な感じ。もし行かれるならしっかり準備をしたうえで、トレッキングの装備で行くことをおすすめします。 -
結局港についたのは14時頃でした。2時間半ほどの待ち時間ができてしまったので、堤防で昼寝して待ちました。ひるねこ(^ ^)
船で丸亀港に17時到着、駅まで少し速歩きで行きましたが、17時10分の電車には余裕で乗れました。丸亀駅 駅
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瀬戸大橋から見る夕陽がとてもキレイでした。
このあと「2 小手島篇」と「3 しまなみ海道篇」にそれぞれ続きます。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました(^ ^)瀬戸大橋線 乗り物
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