2020/03/27 - 2020/03/27
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cotton-candyさん
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ご無沙汰しております。
旅行記らしい旅行記は、8ヶ月ぶりになります。
お出かけできる余裕がやっとできたので、箱根へ行ってきました。
よろしければ、最後までのおつきあいを。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 徒歩
-
2020年 3月 27日(金)
おはようございます!
JR東海道線で小田原へやって来ました。
地下街の階段は、おさるのかごや。^^
電車の発車メロディーも ♪えっさ~えっさ~えっさほいさっさ
おさるのかごやだ ほいさっさ~でした。
久しぶりの遠出にウッキウキです。 -
バスの時間まで 10分ほどあるので、ダメもとでやって来たのは駅から歩いてすぐの《 守谷のパン 》
開いてる!
ずっしりぎっしりアンコのあんパンの有名店です。
帰りではきっと売り切れてしまうので、重いけど買ってしまいます。
(後でお披露目しますね) -
箱根登山バスに乗車。
運転手さん、グッジョブ♪
各種お知らせ(芦ノ湖海賊船・ロープウェイの運休、美術館の臨時休館案内)の他、観光ガイドまでしてくださる。
今 走っているのは箱根駅伝のコースだとか、中継でお馴染みの函嶺洞門、ヘアピンカーブの大平台、宮ノ下温泉郷とか。^^
観光名所ではありませんが、台風 19号でのがけ崩れ跡ですとかも。^^
カーブが続くので、気分が悪くなったらエチケット袋は運転席の横にあるとか、車内温度の調節は遠慮なく申し出てくださいとか、も~ 親切♪
観光バスではなく、路線バスですよ~。 -
気分よくバスに揺られること 60分で到着。
さすか さすまいか位の小雨が落ちていました。
バス停に傘が置かれていたので自分のを濡らさずに済み助かります。^^ -
《 ポーラ美術館 》
2002年 9月に箱根仙石原に開館。
コレクションは、ポーラ・オルビオスグループのオーナーであった鈴木常司が 40年をかけて収集した美術作品、総数約10,000点から成っている。
収蔵品は19世紀フランスの印象派を中心とした西洋絵画や日本の洋画、日本画、東洋陶磁、ガラス工芸、化粧道具など、多岐にわたる。
ー美術館パンフより抜粋ー -
シュルレアリスムと絵画
ーダリ、エルンストと日本の「シュール」
2019.12.15 ~ 2020.4.5
こちらに勤務している友人に招待券をいただいていたのですが、中々時間が取れずやっと来られました。
それも 会期中無休ですが、昨日の黒岩神奈川県知事の外出自粛要請で明日 28日、明後日 29日は臨時休館で滑り込みといった感じ。
入館料:1,800円!
友人に感謝! -
音声ガイドをお借りして、いざ入場。
-
入ってすぐに あったのは大きな大きな目。
瞳に映っているように見えるのは、この先の展示室の作品です。
撮影可はここまで。
企画展では、ダリ、キリコ、ピカソ、ミロ。
常設展では、モネの “睡蓮”、ルノワールの “レースの帽子の少女”、ゴッホの “アザミの花”、黒田清輝の “野辺”などを拝見しました。 -
ガイドを聞きながら、ゆっくり鑑賞しました。
やっぱり、絵画鑑賞はいいわ。
計算された配置と照明、静かな空間、遠慮がちな会話。
しばらく忘れていた雰囲気です。
照明は、自然光に限りなく近い光ファイバー照明を採用しているそう。
パンフの絵は、ダリの “姿の見えない眠る人、馬、獅子”
左側に馬の頭部、背中が女性、尾が獅子に見えます。
その下の青の球体は何とかを表してるってガイドが言ってたな…^^; -
ここからは、撮影可の
“モードとアートの香水瓶”
ウォルト「ダン・ラ・ニュイ(夜中に)」
ルネ・ラリック 1924年原型制作 -
瓶には星が散りばめられていて、蓋には三日月がデザインされています。
ステキ~。 -
一番のお気に入りは中央
ゲラン「金色のリボン」
バカラ社 1937年 フランス -
ガラス越しだから撮りにくい…
-
印籠のようなもの
-
中央は、
コティ「古代の琥珀」
ルネ・ラリック 1910年原型制作 フランス -
これも面白い!
コティ「パリ、クリスマス用」
1940年頃 フランス -
手前の瓶、フタが青い花です。
シロ「古代のブーケ」
1923年 フランス -
これ、可愛い!
エルザ・スキャパレッリ
「スリーピング(眠り)」
バカラ社 1938年 フランス -
これも、可愛い!
マックス・ファクター
「睡眠剤 / 洗練された猫」
バカラ社 1951年以降 アメリカ
香水ではなく香水瓶が好きで、ミニチュアを集めていたのですが、断捨離で処分をしてしまいました…ちょっと早まったかな? -
最後は、“東洋陶器の精華”
印象に残ったのはこちら
「三彩馬」 -
ミュージアムショップを一回り。
このネコブローチ 欲しかったな~
でも、ひとつ 4,180円もするのよ!
あ~、お腹空いた。
お昼ご飯は、バスの時間の都合で移動してからいただくことにしました。
(本数 少ないのです) -
バスの時間まで 20分ほどあるので、美術館の周りを歩きます。
チケットをくれた友人にラインをしておきました。
「来てるよ~。今日はお仕事?」 -
エントランスの下をくぐり、
-
屋外展示を見ながら、
(犬?、タイトル見るの忘れた。^^;) -
森の遊歩道へ。
雨はあがって、陽までさしてきちゃった。
やっぱり私は、晴れ女♪
v^o^v
お出かけできなかった理由:
昨年の夏の終わりに老母が体調を崩しました。
主治医からの電話で始まったそれからの病院通い日々は、記憶がないくらい目まぐるしいものでした。(通院の最多は 9月で、19日も。紹介状が ひと月で 2通出ました) -
なんだろ?、ゲイジュツ?
厳しい食事制限、用意する私も気が滅入ってしまいそうでした。
(食べるのだけが唯一楽しみな母、好きなものが食べられないなら死んだ方がまし!まで言う始末!、気持ちわかるけどね~) -
「私はブナの赤ちゃんです
100年後には太いブナに育ちますので大事にしてください。」
新芽が芽吹いていますね。
食事管理がキチンとできると、数値が安定してきました。
お医者様もビックリ。
母の我慢と私の努力、私の努力!の精華です。^^v -
遊歩道内に点在する作品たち。
チョット好み♪
悪いことばかりではありません、母の食事につきあっていたら 私 5kgも痩せました。良く動きましたし。
体内年齢は、まさかの30代ですって!
おかげでヒザの調子もGood♪
パンツ類は買いなおさなければなりませんでしたケド。^^; -
イノシシ、ノウサギ、タヌキ、二ホンジカ
出会ってしまったらどーしましょ。
2月の右目に続き 来週の左目の白内障の手術で 母も大分落ち着くので、ボチボチお出かけできるようになります。 -
前後に歩く人がいないのが、安心なのか不安なのかわからないまま散策終了。
寒かったけど、気持ち良かった。^^
二つ目の美術館は、時間の関係でガラスの森美術館、星の王子さまミュージアム、ラリック美術館のうちどれかを選ぶことにしていたのですが…
行きたかったガラス~は 今日から臨時休館、他は明日から休館なので、星の王子さまに決定! -
バスで停留所三つ
《 星の王子さまミュージアム 》
箱根サン=テグジュペリ
MUSEE DU PRINCE DE SAINT‐EXUPERY A HAKONE TBS
TBSがやっているのね~。
開館 20周年だそうです。 -
門柱の 星の王子さま
原題の「小さな王子」にはない「星の」をつけたのは日本人だそうで(翻訳者か 編集者かは不明)、この「星の」が ついてなかったらここまで人気がなかったのでは?と言われているそうです。 -
メインゲートを入ると
“B612の広場“
ボケボケでしょんぼり。 -
とんがりお鼻に 陽がさしています。^^
-
入場は後にして、先ずはお昼ご飯にします。
“レストラン ル・プチ・プランス”
ヘビにキツネにウワバミ、小惑星B612に砂漠の井戸など「星の王子さま」の世界をイメージしたメニューやインテリアも楽しめるというので楽しみ~。 -
天気が良ければテラス席でもお食事できるのでしょう。
今日は強風で店内席のみのようです。 -
ふふっ、いたいた。
時分どきなので数組が待っています、ウェイティングリストに名前を書いて待ちます。 -
ここにも いる!、うわばみ君も。
15分の待ち時間で呼んでいただけた。 -
テーブルマットも王子さま♪
ポーラ美術館の友人からラインが入りました、お昼休みなのでしょう。
コロナが落ち着いたらランチすることになりました。 -
久しぶりのお出かけだから。(^_-)-☆
ウワバミのオムライス、黄色いヘビのパスタ、砂漠の井戸のカレーと迷ってオーダーしたのは、 -
大人もOKな、“プチ・プリンス&プリンセス プレート”
サラダ、コーンポタージュ、オムライス、マカロニグラタン、小豆ミルクのババロア。
可愛らしいプレートだけど、☆星型の器は洗うの大変そう~とかおばちゃんは思ってしまうのです。^^; -
☆星型のハッシュドポテトからいっただっきま~す。^^
美味しけど、足りない…
ワッフルやパンケーキも食べたいのですが、食べていると展示を見る時間がなくなるので中途半端な感じで、ごちそう様にします。 -
入園料:1,600 → 1,500円
ポーラ美術館でゲットしていたクーポン使用。
^.^v
“出会いの庭”と -
植物の名札が可愛い “アジサイの小径”を抜けて、
-
“ローズガーデン”
今の季節はチョット寂しいですね。
後ろの建物が、展示場の
“サン=モーリス・ド・レマンス城” -
中央の像は、
-
王子と、おしゃれで高慢なバラ
-
“クリスマスローズの花園”は、見頃でした。^^
-
花園の王子さまの両脇にいるのは、
-
ヒツジと、
-
キツネです。^^
-
後ろ手で立つ王子さま
-
スカーフがたなびいています。
アニキみたい。^^; -
クリスマスローズは下向きに咲くので、撮りにくい…
-
こんな大きな鉢がバッタバッタと倒れてしまう強風です。
さっぶ~い! -
ポーラ美術館でも思ったのですが、案外と人が多い。
それも若いカップル(古いか?)や 女子のグループばっかり。
ディズニーリゾートや遊園地が休園だから箱根かしら?
風向計は 像を飲み込んだウワバミ。 -
そ、し、て、いらっしゃったわ~。
-
王子さま♪
-
王子さまの周りには、王様や
-
天文学者や
-
実業家、
-
点燈夫もいます。
-
奥には、可愛らしい教会
“サン=テグジュペリ教会” -
ステンドグラスとシャンデリアも可愛い。
ステンドグラスには、きつねが隠れているそうだけど小さくてわかりませんでした… -
メインの展示ホールへ。
世界で一冊だけのノートを作るイベントが開催中でしたが、これも時間切れで悲しい… -
サン=テグジュペリの愛機 「コードロン・シムーン」と王子さま
-
ここからは撮影禁止。
サン=テグジュペリの生涯を時代ごとに紹介しています。
写真や家系図、年表などの展示です。
王子さまの世界も再現してあります。
お顔は ミスター ビーンに似ているように思いました。 -
お好きな方なら、自筆の原画や手紙など時間をかけて見たい物ばかりだと思います。
-
撮影可のエリアへ出ると、あのバラの花。
右へ、左へ、揺れるから撮りにくい… -
バラは、サン=テグジュペリの妻 コンスエロがモデルの説の他、祖国フランスの寓意でもあるそう。
ふ~ん。 -
ここにも、実業家
-
点燈夫、
-
天文学者がいました。
照明が点いたり消えたりで撮れない! -
たくさんのバラ
珍しい花ではなく、ありふれた花だと知ったのですね。 -
でも、きつねに教えられます。
「大切なものは、目に見えない」
そして、気づくのです。
「ぼくのバラは、他のバラより大切だ」
「なぜって、ぼくがお世話をしたバラは、そのバラなんだから!」 -
最後の展示は、王子さまを咬む黄色い毒ヘビ。
「星の王子さま」のお話は、様々な解釈があり奥深いのですが、このヘビもその一つですね。
なぜ、黄色いヘビなのか?
なぜ、毒ヘビなのか?
美術館は、1日に二つが限度ですね。
時間も 受け止めるこちらのキャパも。
次回は、ガラスの森とラリックを観ます。 -
お土産のご紹介:
守谷のパンのずっしりぎっしりアンコのあんパン 2個と あんドーナツ 5個(2個は電車の中で食べてしまいました^^;)
あんパンは、あんパンなのか?パンあんなのか?という感じ。
ちなみに重さを量ってみましたら、なんと! 140gもありました。 -
小田原ですから、カマボコもね。
お正月以来の籠清の伊達巻。
わさび漬けは、母と何度もバスツアーで伺った山本食品さんのをチョイスしました。 -
星の王子さまミュージアムでは、クリアファイルを2種。
A4と、ダブルポケットの A5、クリアファイルはいくつあっても便利です。
この日の歩数、7,359歩。
ちょっと物足りない… -
通勤途中にあるモニュメントです。
いつもは景色の一部で気にしたことなかったのですが、改めて読んで愕然としました。
世界が ぜんたい
幸福に
ならないうちは
個人の幸福は
ありえない
ー宮澤賢治ー
せめて個人でできること(マスク、手洗い、うがい、3密を避ける)をして 少しでも感染拡大を遅らす、止める努力をしましょう。
最後までのおつきあいありがとうございました。
(おじぎ)_(._.)_
次のお出かけは、GWにソウルを予定していましたが、このご時勢なのでいつ行けるのやら……(涙)
^□^ノ~~
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