2020/03/23 - 2020/03/23
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この旅行記スケジュールを元に
新型コロナウイルス…一向に終息しないですね(´д`|||)
バイトや買い物以外ほとんど外出せずに過ごしてますが、今日は人のいない場所へお出掛けをしてきました。
ってことで、前回もやった妖怪探しの旅、第2弾。
以前、図書館で見つけた『しずおか 妖怪・奇談を訪ねて』静岡新聞社。
これを元に、今回は天狗伝説と山姥伝説が残る浜松市天竜区へ行ってきました。
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『しずおか 妖怪・奇談を訪ねて』
この本を元に始めた妖怪探し。
今回は天狗とやまんばに会いに行きます。
浜松市の北の方、天竜地区にはそんな伝説が残っています。 -
天竜にある道の駅、「いっぷく処横川」に寄りました。
平日なのに意外と人がいました!
(といっても5人程度~)
お昼時だったからかな?
いつも閑散としてるイメージがあるんだけど。
遊びに行くなら人のいない山の方へ!っていう、同じ考えなのかしら。 -
ついに、前から気になっていた「しいたけソフト」を手に入れました!
たしか前回も前々回もソフトクリームの小屋は閉まってたんですよね。。。 -
しいたけソフト、やっぱり冒険なのでミニサイズにしておきました。
全体的にうっすら茶色のソフトクリーム。小さな黒い粒も少し入ってる。
後味がほんのりしいたけ!
旦那はひと口食べてもういらないって感じだったけど、別に美味しいです。 -
国道362号をずんずん走っていくと、大きな一本下駄のモニュメント「大天狗の高下駄」があります。
秋葉神社の下社に続くまがり角の所です。 -
下駄には小さな天狗が乗っています。
秋葉権現は大天狗となり、火災のあるたびに人々を火難から救ってくれたと伝えられています。
天竜区の秋葉山は火防の山として知られ、また天狗の住む霊山として人々から畏敬されてきました。 -
気田川に残された下駄の跡を元に、大きさを推定して天狗の一本下駄のモニュメントが作られたそうです。
天狗さんがどれだけ大きかったか、わかります。 -
以前、秋葉山に行った時も天狗モチーフの物がたくさんありました。
今回は時間がなくて秋葉山は寄れなかったけど。
以前の旅行記、秋葉山に行った記事です。
https://4travel.jp/travelogue/10996188
ちなみに、東京の秋葉原の地名も秋葉信仰に由来しているそうです。 -
春野町には大天狗の面もあります。
362号線をもっと進むと、浜松市春野文化センターがあり、そこの駐車場に設置されてます。 -
縦8m、横6m、鼻の長さ4mの超ビックサイズの天狗面です。
下から見上げても立派~。 -
人と比較すると大きさがわかりますね。
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ただ、この説明文の冒頭が悲しい(^o^;)
「私どもの先祖たちは幻覚による天狗信仰を信じ続けて」…って。
ロマンも夢もないなぁ(T_T)
天狗はその昔いたんだよ、そう伝えられているんだよ、でいいと思うのに(^^; -
近くの橋にも天狗。
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二頭身天狗がかわいい。
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走っていると、1本だけ満開の桜が見えたので、行ってみます。
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見事な大木。山桜かな?
まだソメイヨシノとか咲いてない時期なので、一際目立ちますね。 -
きれい~。
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こんなに見事に咲いてるのに誰もいないなんて!
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家にあったごはんやおやつを持ってきていたので、急きょここでお花見ランチです。
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一足早いお花見。
景色もいいし空気も美味しい。
とっても静かです。
遠くに川のせせらぎが聞こえてました。あとウグイスの声。
ちょっと風はまだ冷たかったけど、春!って感じ。 -
気田川は日本一きれいな川なんだそう。
たしかに水がすっごいきれいでした。 -
お次はやまんばを探しに佐久間町へ。
突然、やまんば伝説の案内板がありました。
右には秋葉街道(塩の道)とも書いてあります。 -
やまんばを退治した話が載っていました。
やまんばは牛や馬、人の生き血を吸うので、そば団子に焼いた石を混ぜて食べさせ、油を飲ませて退治したとか。 -
もう少し行くと、やまんばと三人の子供たちの木彫りの像があります。
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優しいお顔をしています。
本「しずおか妖怪・奇談を訪ねて」によると、本当はやまんばは3人の子を育てた母親なんだとか。
なぜそんな母親が妖怪として語り継がれてるのか。
山姥は豪族の娘で南朝方に属し、北朝方(足利氏)が勢力を増してきた際に、滅ぼすために妖怪が住んでいると流布して退治に踏み切ったという説もあるんだそう。
そういう時代背景のもと、妖怪説が生まれていたりするのかもですね。
山姥の怖い逸話もありますが、山姥は山の神というお話もあります。
3人の子供たちが天竜地区のそれぞれの山の神(竜頭峯、神の沢、山住)だそうで、それらを産んだ山姥は母神として崇められていたとか。 -
山香地区の看板には、「やまんばの郷」の文字と、やまんばのキャラクター。
それ以外にもあちこち山姥の痕跡が。
実は、天狗伝説のある秋葉山に、山姥をまつる社もあるんだそう。 -
塩の道は細い道で、崖っぷちを這って道が続いています。
意外なことに、この道沿いには民家が多く、小さな集落の割に人の姿を見かけました。
平和でのどかな雰囲気。
それにしても怖いくらいの急斜面です。 -
山を登って登って、お目当ての「明光寺」に着きました。
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お寺というより集会所のような…。
はしごなども置かれていてちょっと乱雑な印象。
工事中なのかウマもあるし。
でもお墓はたくさんありました。
檀家さんが多いんですね。 -
本によると、明光寺の裏に山姥が3人の子供を産み育てた石の祠があって、そこにはお産で苦しんだ時の爪痕が残っているんだそう。
それを見たかったのですが、どうやってもお寺のうらには行けず、お隣には民家もあり住んでいらっしゃるようなのであきらめました。 -
立派な鐘楼がありました。
ここで鳴らしたら、いくつも山を越えて響き渡りそう。 -
ほんとに高いところ。
JR浜松駅からは57km離れてるけど、ここも浜松市です(^^;)浜松は広い。 -
案内板の文字が薄くなってしまって、読みづらいけど、
この峠には、米酒塩などの荷継場があり、交通量は1日約50頭の荷付馬と約30台の荷馬車が通っていたそう。
塩の道は荷物を運ぶ大切な道だったのですね。
この急坂をのぼっていたとは大変。。。 -
貴船神社にも寄ってみました。
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小さな神社でしたが、きれいに整備されてました。
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そして、こんなものが!
「この度のコロナウイルス感染症の流行に、貴船神社として心を痛めており、私共にできる事として古く民間信仰に伝わる、蘇民将来(腰に茅を付けていれば流行り病に罹らないと言われる)の茅の輪をご用意しました。」
なんと宮司さんがお守りを用意してくださってました! -
貴船神社の茅の輪。
ありがたくいただいてきました。
コロナに負けないよう、人間が健康的に過ごせる世界が早く訪れるよう、祈るばかりです。 -
こちらは「再生の石」
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「苔の庭」
緑がきれい~。
素敵な神社でした。 -
山を下りてきましたが、
上っていく時も宿場町のような雰囲気だな、とは思っていたけど、この道が主要な道だったってことですよね。
峠越えをする前の、宿場町のようなところだったのかな。
民家が多かったのも納得です。 -
きれいな気田川の水も触ってみたかったな。
遠くから見て帰ります。 -
もう一度よく見ると、
山香地区のマップには、「山姥神社」なるものが2ヶ所書かれてました。
それに、「山姥の爪痕」が、明光寺ではなく別の場所に書かれていました。
今日は時間がないので行けなかったけど、また機会があったら探してみたいと思います。
またしばらくは自宅におこもり生活です。。。
早くコロナが収まってほしいです。
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