2020/02/07 - 2020/02/09
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さっとん姉さん
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☆☆☆タイ→ミャンマー→タイと旅をして、今日(3月22日)現在タイのコサムイにいる。23日深夜発の福岡への帰国便(タイライオンエア)が欠航となり、予定を一日早めて今夜発のタイ国際航空のバンコク・羽田便に乗る予定である。
これからコサムイを発ちスワンナプーム国際空港に戻るのが午前10時台。出発は23 時台。
チェックインまでバンコクの街中をぷらぷらしようと思っていたら、 主だった商業施設は今日から向こう3週間の営業停止とのメール連絡が在タイ日本大使館から入った(外務省のたびレジに登録中)。
さてさてどうやって時間調整(暇つぶし)をしたものか。
この顛末も、この先旅行記に書いてみようと思う。☆☆☆
自己最長二十七泊に及ぶミャンマーの旅の前にタイ北部を少し回ってみることにした。
ツアーに参加したり、タクシーをチャーターして観光をしたり。タイ北部にはタイを何度も訪れている私にとってまだまだ見所が多くあり、面白かった。
バンコクから引きずった大きなネコブルが解決しないまま、チェンマイからメーホーンソーンへ行く途中にあるパーイという町へ行ってみることにした。
メーホーンソーンへは二回行ったことがあるが、パーイを訪れるのは初めてである。
私にとって、パーイの印象は小さなパタヤー。
欧米人だらけで、欧米人向けの店がたくさんある。夜遅くまで騒がしい。
バーイでは旅行会社の1日ツアーに参加した。まずまず面白かった。
※トラブルの軽度のものをネコブルと言う。出典:若竹七海他「マレー半島すちゃらか紀行」(新潮社)
【旅のスケジュール】
福岡国際空港
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バンコク
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チェンマイ(2泊)
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パーイ(3泊) ~この旅行記~
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チェンマイ(2泊)
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バンコク
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ヤンゴン(ミャンマー入国)
(2020.03.22暫定版)
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【02月07日(金)、パーイに到着。】
チェンマイのゲストハウスで午前05時15分に起床した。
昨日の昼頃から喉が痛い。空気が乾燥した場所に長くいたからだろうか。鼻水も少し出る。
シャワーを浴び、今日の移動に備えてパッキングを始める。
07時00分を過ぎたので川沿いの食堂へ行き、朝食。アメリカン・ブレックファスト。眺め良し。
パーイから戻って来る日の一泊を予めここで予約しておいて良かった。 -
08時20分にゲストハウスをチェックアウトした。
橋を渡る手前で信号待ちの赤ソンテオに声をかけたら、すんなり乗せてくれた。
08時40分、アーケード・バスターミナルに到着。
前回チェンラーイへ行った時の建物の向かいにある別の建物を教えられた。
インフォメーションで聞くと、建物内にはパーイ行きのチケット窓口はない、奥へ行けとのこと。 -
パーイの表示が出ている柱のあたりでしばらくぼんやりするが、他のバスを待っていたタイ人の若いおねいさんがパーイ行きのミニバンのチケットを売っている小屋を教えてくれた。
09時30分発のチケットを購入した。メーホンソーンまで行くパーイ経由のミニバンもここで扱っている。 -
最初に乗った車両の入れ替えがあった。
進行方向右手の最後尾二人掛けシートの窓側に座る。私以外は七人、全員白人。空席があった。
09時41分発車。
単調な道で、うとうとする。 -
山の中へ入り、11時過ぎに休憩所に寄る。Google Mapの表示ではOK MART (PIT STOP)。
トイレを済ませ、少し早い昼食。豚足ご飯、カーオ・カー・ムーをかきこむ。美味い。
30分弱で出発した。 -
山を下っていると思ったら、パーイの市街に近づいていた。
12時35分にバス・ステーションに到着した。市街の真ん中、賑やかな場所だった。
私が予約したゲストハウス、チャーリーズ・ハウスはそこから歩いてすぐの場所にあった。12時50分にチェックイン。 -
バンガロー風の建物の一階。管理棟に一番近い部屋。最初は暗いと思ったが、そうでもない。
室外と比べかなり涼しい。エアコンも冷蔵庫もある。
部屋の前はテラスになっていて、椅子が置かれている。 -
しばらくして外出した。
まずランドリーへ。Tシャツと下着を出す。ちょうど1kg。明日の18時の仕上がり。
次にチェンマイへ帰るミニバンのチケットを買う。
パーイからチェンマイへ戻るミニバンのチケットをAYA Service PAIのオフィスで購入した。丁寧な応対だった。
アーケード・バスターミナルではなく、自分が予約しているゲストハウスに近いターペー門に行ってくれるとのこと。 -
最後はツアーの申し込み。ランドリーから戻る途中、店頭の看板に惹かれたPai Let's Go Tourのツアーに申し込むことにした。
明日参加者がいる750バーツのツアー。別のツアーではパーイのカヤン族(「首長族」)の村?を訪れる旨表示されていて、最初はそちらにしたかったが参加者がいなかった。
コンビニで酒以外のものを少し買って15時に戻る。
最初は部屋の前のテラスでまったりしていたが、暑さを避けて室内へ。
涼しい室内でベッドに寝転んでいると案の定睡魔に襲われた。
17時前から19時近くまでベッドの上で爆睡した。 -
夕食へ行く途中に発見したパーイ犬。
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遅い夕食へ。
ゲストハウスから近いBaanpai restaurant。ほとんど欧米人だが次から次へと客が入る。
マッシュルームのスープとビーフチーズハンバーガー。
ビール大瓶1本だけでやめる。風邪のせいで微熱がある? -
帰る前にナイトマーケットを端から端まで歩いてみた。
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コンビニでビールをたくさん買って21時に戻る。
【02月07日(金)、了。】 -
【02月08日(土)、パーイ2日目。全日ツアーに参加する。】
アラームより早く午前06時00分に目が覚めて起床した。明け方はかなり冷え込んだ。
毛布がもう一枚ほしいところである。シャワーを浴びる。電気式のため湯量が少ない。
起きた時から鼻水が続く。幸い咳は出ない。 -
午前07時を過ぎたので朝食へ出かける。
ゲストハウスの入り口に面した通りで唯一開いているコーヒーショップに入る。
朝食セットとアメリカン・コーヒー。バナナチップスが添えられたコーヒーはかなり美味しかった。
値段(238バーツ)がもう少し安いと良いのだが。
一旦部屋に戻る。今日のツアーの集合は09時40分、徒歩01分の距離にある旅行会社の前である。 -
約束の時間から待っていると、09時45分頃迎えのソンテオが来た。先客あり。
今日のツアーは、私以外は西洋人カップルニ組(イギリスとフランス?)とブラジル人の若いおねいさん。
このソンテオからどこかで乗り換えるのか?と期待していたが、このソンテオが今日のツアーの車であった。
ドライバーのお兄ちゃんは腕に入れ墨などをしてかなりヤンキー臭が漂うが、最終的にはそんなに悪い人ではないということが分かった。 -
09時55分、最初のスポット、チェディー・プラタート・メーイェンChedi Phra That Mae Yenに到着した。
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階段を上って行く。 年配の欧米人観光客の中にはかなり苦しそうにしている人もいた。
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丘の上に鎮座する白いブッダ。 ありがたみあまり感じられない。
近くで欧米人のおにいさんがドローンを飛ばしていてブンブンの音が鬱陶しいコトこの上ない。
本人はそのように周囲に不快感を与えていることに全く気がついていないのであろうか? -
眺望が良いと言ってもこの程度である。
欧米人は「ビッグブッダ」と聞けば喜ぶということなのであろうか。
「とりあえず、ここをツアーのスポットに入れとけ」みたいな感じで選ばれたようにも思える。 -
☆☆☆チェディー・プラタート・メーイェンの駐車場に立つ謎の人形。☆☆☆
10時25分に出発。メーホンソーンへ続く山の中の道を走る。 -
11時00分に二番目のスポット、キューロム山のビューポイントDoi Kiew Lom Viewpoint(And Rest Stop)に到着した。
山の上の峠のような場所である。 -
撮影スポットのようだ。
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山の上にもパーイ犬。
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この日の天気は悪くないのだが、ここからの景色はいまいちである。靄がかかっている。
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11時55分、三番目のスポット、ロート洞窟Lod Caveに到着した。ここが一番面白かった。
入口からランプを持った二人の男性ガイドに先導されて洞窟へ向かった。ドライバーはソンテオで待機。
途中、かなり遅れていた私以外の五人がトイレに寄るのを待った。
トイレから出るのを待って出発したが、二人の男性ガイドがかなり早足で歩いたため、私以外の白人五人がついて来られない。 -
おまけに、洞窟入り口に至る手前で右に曲がらなければいけないのに(上の写真の矢印の方向へ)、五人はそのまま直進して小川にかかる竹の橋(上の写真)の上にいる。
ガイドが気がついて何かを叫ぶ。私も慌てて手を大きく振った。
ちなみに、欧米人のこのマイペースぶり私は別に驚かなかった。ミャンマーの地方都市で参加したツアーでもフランス人のお姉さんは時間にルーズで、好き勝手に振る舞っていた。 -
洞窟入口の手前。
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洞窟から流れ出ている川に棲む青黒い魚たち。
以前メーホンソーンから訪れたタンプラー洞窟にいた魚とよく似ている。 -
五人の到着を待ってようやく洞窟の中へ。
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洞窟の入口でガイドさんたちは手に持ったガソリンランプの調整をする。
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この洞窟内は人工の照明がないためかなり暗い。ガイドさんたちは手に持ったランプで私たちの足元を明るく照らしてくれる。
時には見所のスポットを教えてくれた。 -
三番目の洞窟へ行く竹の筏に乗った後は、三・三に分かれた。私はイギリス人の年配のカップル(多分私よりパイセン)と同じ筏。
竹の筏に乗った水路の天井には夥しい数の蝙蝠たちが貼り付いている。 -
筏を降りてこの階段を上って行く。
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☆☆☆洞窟の中の川にもたくさんの魚たち。☆☆☆
この洞窟=鍾乳洞は、人が歩くための通路以外は極力手を加えず、同じ考えから照明器具を設置していない。
ガソリンのランプは六人の私たちのグループに二個用意され、足元の安全を確保するのに十分であった。 -
洞窟=鍾乳洞そのものも複雑な構造をしていて、なおかつかなりの奥行きがあり、とても見応えがあった。
昨年来、ミャンマーとタイを中心に数多くの洞窟=鍾乳洞を訪れたが、間違いなくここがベストだと思う。
14時00分にロート洞窟を出発した。 -
遅いランチを取るため、14時12分にBan Kaeo Moraというカフェ風の食堂へ。
事前に注文を聞かれていた。私は鶏肉入りチャーハン。瓶の水。大皿に盛られたカットフルーツ(西瓜)。
ちなみに昼食代(水とフルーツを含む)はあらかじめツアー料金に含まれていた。
食事が用意されてからかなりの時間が経っていたと考えられる。当然美味しくない。
多分、洞窟に入る前に道に迷ったり、中でものんびり回っていたりしたため、進行が遅れていたのであろう。
14時47分にここを出発。 -
15時30分、四番目のスポット、サイ・ガーム温泉に到着した。
今日のツアーは、昨日旅行会社で申し込む時に訪問スポットの一覧が載ったチラシを貰っていた。
そこに載っている五番目のスポット、ペームボック滝には寄らなかった。
サイ・ガーム温泉に到着したとき、ドライバーが西洋人たちと出発時間について相談しているのが聞こえた。
私には声をかけなかったが、了解したものとみなされたのであろう。
私も乾季の干上がった滝を見るよりは他でのんびりした方が良いと思ったので、異議を唱えなかった。 -
手を入れてみるとぬるま湯だった。
水着に着替えてのんびりぬるま湯に浸かっている人も多い。 -
私はすることがないので竹のベンチでゴロゴロする。
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☆☆☆サイ・ガーム温泉近くにあった看板。☆☆☆
売店のおばちゃん(リス族の伝統衣装を着ている)にリスの村のことを聞く。
この奥に四つの村があるとの由。いつか訪れてみたいな。
16時55分、サイ・ガーム温泉を出発した。 -
☆☆☆この奥が渓谷。☆☆☆
17時20分、最後のスポット、パーイ渓谷Pai Canyonの駐車場に到着した。 -
私たちが車を降りるとき、ドライバーは日没を17時50分と言ったが実際は18時05分だった。
ここは今日のツアーで訪れたスポットの中でロート洞窟の次に面白いスポットだった。 -
渓谷と言っているが、柔らかい堆積岩が侵食されて出来た細長い痩せ尾根が繋がった地形である。
日本ではこれに匹敵する地形はないと思うのだが。 -
柵もロープも何もない。両側は深い谷。落ちたら大怪我をすること必至である。
観光客はサンダル履きでヘラヘラと行ったり来たりしている。
私はかなり昔長野県の戸隠山に登ったことがある。頂上付近の「蟻の戸渡り」という岩場はスリル満点であった。何年何月にどこのなにがしがここから転落して死亡した、と岩に書かれていたのを見たときにはさすがにビビった。
ここに来てそのことを何十年ぶりかに思い出した。 -
夕日が沈むのを待つ観光客たち。
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集合時刻の間際まで尾根の上にいて写真と動画を撮影した。
ここにいたのは9割方欧米人。あとは日中韓くらいか。
18時20分出発。 -
☆☆☆パーイ渓谷。☆☆☆
最初にイギリス人カップルをホテルで降ろした。丁寧に挨拶を交わした。
18時50分過ぎに私のゲストハウスから近い四つ角で残りの四名が降ろされる。挨拶を交わして解散。
昨日洗濯物を預けたランドリーの営業終了19:00にぎりぎり間に合った。
一度ゲストハウスに戻り、すぐ外出した。フロントで鍵を受け取るとき毛布を一枚借りた。
今日のツアー会社や他の会社の半日ツアーの看板を見て歩く。
自分が今日訪れたスポットと重複した内容が目につく。今日の疲れもあり、申込みは止めておく。 -
昨夜と同じBaanpai restaurantに入る。
ビールを注文しようとしたら、今日は禁酒日だった。
今夜もギターの弾き語りの生演奏をしている。サイモンとガーファンクル。懐かしい。
周りの客ももちろんノーアルコール。まるでイスラーム圏にいるみたいだ。
部屋に戻れば昨夜大量に買った缶ビールが残っている。今夜はそれで我慢しよう。
注文したフィレステーキは、付け合せも多く、まずまず美味しかった。 -
☆☆☆ステーキと合わせて注文したスープも美味しかった。☆☆☆
食事を終えて屋台が多く出ている通りへ向かう途中、衝撃的な光景に出食わす。
角にあるDuang Restaurantという店で客のほとんどがビールを飲んでいる。
その後、昨日歩いた一番賑やかな通りを進むと、昨日は営業していたバーが何軒も閉まっているではないか!
なんじゃそりゃぁぁぁー!(私の心の叫び。) -
昨日アボガドサラダを売っている屋台を見つけたものの、量が多い。買うのは止めた。
ブリトーを売っている屋台が良さそうだったので、チキン入りのものを買った(上の写真)。辛さを少なくしてもらった。 -
20時30分に部屋に戻り、TVでタイ東北部で起きた銃による大量殺人の報道を見る(上の写真)。
部屋に残っていたビールをすべて飲んだ。
【02月08日(土)、了。】 -
☆☆☆ゲストハウス近くの通り。☆☆☆
【02月09日(日)、パーイ3日目。休養日。】
午前07時30分に起床した。明け方目を覚ましてからずっとうとうとしていた。
昨日のツアーでかなり疲れたのだと思われる。 -
09時近くになって朝食のため外出した。
昨日Google Mapで見つけたOm Garden Cafeに入る。
入り口は裏通りに面していて、やや分かりにくい。 -
すでに客が何人も入っていた。欧米人の姿が目立つ。事前に支払い、食べ物と飲み物をオーダーする。
オムレツとトーストとカットフルーツのプレート。タイ式ミルクティーのホット。人気店である理由がよく分かった。 -
☆☆☆Om Garden Cafeの入口。☆☆☆
部屋に戻り寛ぐ。
部屋の前のテラスに座り、作業を続ける。
流石に飽きたので14時30分過ぎに外出する。 -
今朝入った同じカフェで遅いランチ。ベーコンアボガドサンドとアイスカフェラテ。
どちらも美味しい。
部屋に戻ると、ちょうど掃除が終わるところだった。 -
18時30分過ぎに外出。少し遠くのハンバーガー屋、バーガークィーンという店へ行く。
通りから見えるテーブル席はほぼ埋まっていた。人気店のようだ。 -
ビーフチーズバーガーにトッピングのアボガドを追加した。
フレンチフライとガーリック味のディップ。チャンビア大瓶。
フレンチフライは熱々で出て来た。しかし、カットの仕方が太過ぎる。中まで火が通ってはいるが、カラッと揚がっていない。
太い部分はもっちりしてしまい、芋類の天麩羅を食べているような食感である。
ビーフチーズバーガーに最初はアボガドが入っていなかった。スタッフを呼んで直ぐに作り直してもらう。
オーダーミスはタイ、もしくは東南アジアの飲食店あるある。
バンズはまあまあ美味しかったが、普通の味だと思う。 -
帰りがけ、昨日通った賑やかな通りの屋台を冷やかす。
食べ物の屋台が多いことと、その食べ物の種類が多いことがパーイの特徴である。
昨日のブリトーの屋台は出ていなかった。
ミャンマーでよく食べた串焼きの屋台があった。5本買った。ソースを選べるのが良い。
19時30分に部屋に戻る。串焼きをあてに買っておいた缶ビールを飲んだ。
【パーイ旅行記、了】
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パーイ(タイ) の旅行記
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旅行記グループ ミャンマー二十七泊の前にちょっこしタイ北部へ
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