2020/03/10 - 2020/03/10
73位(同エリア354件中)
あおしさん
マルタ島旅行、実質2日目。
ようやくマルタらしい素晴らしい快晴の天気だったので、マルタでも特に地中海が美しいとされるゴゾ島に渡りました。
この日、「コロナ」の関係で、マルタ政府がイタリアとの交通を遮断。
当初の予定では、マルタからイタリア・ローマを経由して帰国の予定だったので、危うくマルタ島で立ち往生するところでした。
果たして無事に日本に帰国できるのだろうか、と不安になりつつも、ともあれせっかくだからマルタを楽しもう、とスタートです。
動画(4K)
https://www.youtube.com/watch?v=0hBr3rt09Nc&t=388s
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルの前の公園から。
昨日まではいまひとつだった天気は今日は雲1つない快晴です。
青い空と海が美しい。セントジュリアーノ湾 海岸・海
-
ホテルでは7時半から朝食。
さっさと終わらせて、スリーマのホテル前からの7時50分の「222」のバスで、出発。
このバスでゴゾ島行のフェリー乗り場まで直行します。カールトン ホテル ホテル
-
スリーマから約1時間、海を隔ててゴゾ島が見えてきました。
-
ゴゾ島へ渡るフェリー。
30分に1本程度の便があります。
バスからの接続も良好。
ちなみにマルタ本島からゴゾ島への運賃は「タダ」。ゴゾフェリー(ゴゾチャンネル社) 船系
-
青い海を渡ってゴゾ島へは約30分。
あちこちで日本語を話す日本女性の姿が。
男性はカップルを除けば見なかったので、マルタ島は若い女性に人気があるのかな。
塩野七生さんの小説の愛読者以外は、私のようにマルタ騎士団に興味がある若い女性はそういるとは思えないけど。
あとは、いざとなったら女性の方が度胸がすわって「特攻」精神があるのかも。 -
フェリーの船内。
普通の船室ではなく、カフェテリアのような船内。
ショップとカフェがありました。 -
私は景色がいいのでずっと甲板にいました。
結果としては、「コロナ」感染対策になっていたかも。 -
ゴゾ島のフェリーターミナルに到着。
大半の観光客は観光客満載の観光バスに乗って行きましたが、私はローカルバスに乗り換え。
これも結果として「コロナ」対策になってたかも。
マルタのバスは1.5ユーロ(夏季は2ユーロ)で2時間乗り放題なので、スリーマのバスのきっぷでそのまま乗れました。ゴゾフェリー(ゴゾチャンネル社) 船系
-
約20分でゴゾ島の中心都市・ヴィクトリアのバス・ターミナルへ到着。
赤い観光バスも到着。
天気がいいうちに青い海を見に、ドウェイラ湾行の「311」のバスに乗り換え。 -
ヴィクトリアのバス・ターミナルから約20分、ドウェイラ湾が見えてきました。
青いです。 -
ドウェイラ湾のバス停に到着。
周辺に民家はなく、お土産物店とカフェ、小さな教会しかありません。アズール ウインドウ 海岸・海
-
でも、バス停に前には、青い青い海が広がります。
ほんとうに青い! -
地中海の海は、「青」というより「群青」です。
本当に美しいと思います。
かつて古代ローマ帝国は地中海を囲んでイタリア、スペイン、トルコ、中東、北アフリカと広大な領土を持ち、地中海を「われらが海」と呼んで愛しましたが、その気持ちが多少わかったような気がします。
5世紀に西ローマ帝国が滅亡後は、1500年以上経過した今になっても、地中海沿岸ではいつもどこかで戦争や内乱があり、残念ながら「ローマの平和」の再現はされていません。 -
かつてここにはゴゾ島で一番の観光地である「アズール・ウィンドウ」という奇岩がありましたが、最近崩壊してしまいました。
残念・・・ -
それでもこのような奇岩もあり、群青の美しい地中海の海と併せて十分楽しめるところではありました。
-
1時間ほどドウェイラ湾を散策してバスでヴィクトリアに戻ってきました。
ヴィクトリアの街歩きを始めます。ヴィクトリア(ゴゾ島) 散歩・街歩き
-
まずは、ヴィクトリアのシンボル、チタデルへ。
マルタ騎士団のつくった城塞です。チタデル 史跡・遺跡
-
チタデルは小さな町にもなっています。
チタデルの中にあるゴゾ大聖堂。ゴゾ大聖堂 寺院・教会
-
外観は地味ですが、中に入ると、豪華絢爛な内装。
質実剛健のマルタ騎士団とはやや違和感がありましたが・・・
ドームのように見える「だまし絵」はこの大聖堂の見どころ。
ドームにする時間とお金がなかったそうで、せめて中からはドームがあるように見せかけたとか。 -
真下に来て、この絵を見ると、「だまし絵」とわかります。
当時としてはなかなかの技術です。 -
当時の騎士たちの宿舎は今はお土産物店やカフェになっていました。
-
このあたりは当時の建物は無くなって、基礎部分のみが残っています。
-
チタデルの高台から見たヴィクトリアの街並みやゴゾ島の風景。
天気もいいので、すばらしい景観です。 -
チタデルから出て街歩きをしていると、街の中心の広場がオープンカフェになっていました。
雰囲気がよさそうなので、ここでランチを。観光案内所(ゴゾ島) 散歩・街歩き
-
ピザが6ユーロだったので、注文したら2~3人前のどでかいピザでした。
コーヒーは1ユーロ。
マルタの、しかも田舎なので、物価が安い。 -
さて、もう1か所、海のきれいなところということで、バスに乗ってラムラ湾へ。
ゴゾ島の中では一番有名な海水浴場だそうで、夏はさぞかしにぎわうのでしょうが、今の時期は穏やか。
赤い砂浜と青い海のコントラストがいいですね。カリプソンの洞窟 洞穴・鍾乳洞
-
カリプソの洞窟のある展望台へ登ってみました。
ここから景色も素晴らしい。
カリプソってどこかで聞いたと思ったら、「パイレーツ・オブ・カビリアン」に出ていた女神でした。 -
ラムラ湾からヴィクトリアに戻り、バスを乗り換えてフェリー乗り場へ約1時間。
ただ、途中の「Nadur」という街で降りてみました。
ここでバスの乗り換えればフェリー・ターミナルまですぐのようです。 -
小さな町、というか村ですが、聖堂は立派です。
-
街を歩いていたら、フェリー・ターミナルが見えました。
歩いて行けそうだったので、バスを待たずに歩いていきました。
もっとも目の前のようで道はくねくねで、結局3キロ、30分ほど歩くことになってしまいました。 -
夕方6時のフェリーでマルタ本島へ戻ります。
行きは「タダ」だったフェリーの運賃は「帰り」5ユーロほど。
要するに「帰り」のときに、往復分の運賃を払うしくみです。
夕焼けが美しいですが、夕日は島の影で見えないのは残念。ゴゾフェリー(ゴゾチャンネル社) 船系
-
ホテルに戻り、昨日行ったビストロへ。
昨日は「うさぎ料理」だったけど、今日は少し贅沢して海鮮を。
白魚、ムール貝などの貝類、エビ、イカ、タコなどの海の幸がどっさり。
23ユーロと少々お高めでしたが、おそらく2~3人分でおなかいっぱい。カールトン ホテル ホテル
-
スリーマから見た、マルタの一番の繁華街のセント・ジュリアンの夜景です。
ネットを見ていたら、アメリカのトランプ大統領がイギリス以外のヨーロッパからの入国を一切禁止とか。
うーん、明日マルタから出国予定だけど、果たして無事帰れるのでしょうか?セントジュリアーノ湾 海岸・海
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- winningさん 2020/04/16 22:36:56
- アズール・ウィンドウ
- あおしさん。こんばんは。
マルタ旅行記拝見しました。
私も5年ほど前に訪れて懐かしく見ていたのですが、衝撃だったのがアズール・ウィンドウの崩落。初めて知りました。
その5年前も「入るな」の看板はあったのですが、そんなの無視してガンガン中に入り、突端まで訪れる人もそこそこいたような状況。思えばそんな状態を続けていたのが悪かったのでしょう。私も立ち入った1人としてちょっとだけ責任を感じます。
帰りの飛行機飛んでよかったですね。無事に日本戻れて何よりです。
これからもよろしくお願い致します。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
カールトン ホテル
3.1
この旅行で行ったスポット
もっと見る
ゴゾ島(マルタ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ロンドンを経由して、地中海の島 マルタ島へ
1
33