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2020年3月7日(土)、ジャマイカ(Jamaica)で過ごす時間も2週間ほどとなり、行ってないところに行っておこうと云うことで、1月に新たな隊員として着任された方に付き合って戴いて、島の南西部に位置するセントエリザベス(St. Elizabeth)パリッシュ(Parish)まで出掛けた。このパリッシュには以前YSフォールズ(YS Falls)やバンブーアベニュー(Bamboo Avenue)に来たことがある。<br />https://4travel.jp/travelogue/11458936<br />https://4travel.jp/travelogue/11458939<br /><br />今回最初に向かったのは最西端の世界的な観光地、ネグリル(Negril)があるウェストモアランド(Westmoreland)パリッシュに行った時には通過したことのあるブラックリバー(Black River)と云う町。6時半に付き合ってくれた彼をピックアップして、まずは2時間ほど走りサンタクルーズ(Santa Cruz)と云う小さな町で30分足らず朝食休憩(下の写真1)。その後、彼は初めてなのでバンブーアベニューで写真を撮り(下の写真2)、10時前に無事ブラックリバー到着。<br /><br />この町はジャマイカでは歴史が古く、一番古い町の一つと云われる。正確な町の設立は不明だが、1655年のイングランド(England)のジャマイカ侵攻(Invasion of Jamaica)から30年後の1685年の地図にこの町の名が記されている。町は奴隷貿易の港として、そして染料として利用されるログウッド(Logwood; 日本ではアカミノキとも呼ばれる)や近郊のプランテーションで生産されたラム(Rum)やピメント(Pimento)、牛皮の輸出港として繁栄していった。1773年にはセントエリザベスパリッシュの州都となり、商業、経済、貿易の中心として20世紀初頭までは、首都キングストン(Kingston)に次ぐジャマイカ第2の都市として栄えた。<br /><br />町はその名前の由来となった川、ブラックリバーの河口から青くきらめくカリブ海(Caribbean Sea)のブラックリバー湾(Black River Bay)の西岸に沿って延び、そこを走るハイストリート(High Street)の両側に並ぶ商店やレストランなどが入っている建物は、繁栄していた時代には倉庫として使われていたもの。<br /><br />まずは、ブラックリバー河口に掛る橋からそのハイストリートを西に散策する。道の両側に元は倉庫だったと云う店が並ぶところを抜け、左手にブラックリバー湾の光景が広がるところにあるのがアングリカンパリッシュ教会(Black River Anglican Parish Church)。1837年に建てられた美しいレンガ造りの教会で、1870年までは国の庇護を受けていた英国国教会(Anglican Church)のこのパリッシュの公式教会だった。敷地内には1774年に建てられた元の教会の遺跡が残るほか、中庭にはこのパリッシュの発展に尽力した人々が眠っているそうだが、中には入れなかったので見ていない。<br /><br />海岸沿いにハイストリートを西に進むと、ウォータールーハウス(Waterloo Guest House)。1860年代に建てられた、2階に魅力的な雷文模様の手すりに囲まれたベランダを持つ木造の家で、この町で最も古い建物の一つ。1893年にジャマイカで初めて電力が供給された住宅でもある。元々のオーナーはあのウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare)の親族だったと云われる。1941年から53年までは貧しい子供たちのための学校として使われた。1972年からゲストハウスとして使われており、食事や飲物だけを取ることも出来る。<br /><br />さらに西に進むと裁判所(St. Elizabeth Parish Court)。立派な石造りのジョージア王朝様式の建物。1773年に州都となったこの町に司法機関も移されたのは1788年だが、現在の建物がいつ建てられたかは不明だそうで、建物前にあったジャマイカ国立遺産信託(Jamaica National Heritage Trust)の説明板に依ると20世紀初頭とのこと。そんなに新しいのなら、なんで正確な年が分からないのかが不思議。別のソースだと19世紀前半とあり、かなり開きが大きい。不思議。<br /><br />さらに西に進むとインバーコールドグレートハウス(Invercauld Great House)。1889年築のジャマイカジョージア王朝様式の後期を代表する建物。この建物を建てたパトリック・レイデン(Patrick Leyden)の故郷であるスコットランドの荘園(Estate)の名前に由来している。当時のブラックリバーの富を象徴している。現在は全米医科学研究所(All American Institute of Medical Sciences; AAIMS)の敷地となっている。<br /><br />最後はブラックリバー病院(Black River Hospital)。かつてのイギリス海軍の兵舎が使われている。ブラックリバー港は各国の船が出入りする重要な拠点であったので、海軍にとっても重要な拠点だった。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3783152165088113&amp;type=1&amp;l=223fe1adec<br /><br /><br />遊覧船に続く

ジャマイカ セントエリザベス ブラックリバー(Black River, St. Elizabeth, Jamaica)

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2020/03/07 - 2020/03/07

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旅行記グループ ブラックリバー

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ちふゆ

ちふゆさん

2020年3月7日(土)、ジャマイカ(Jamaica)で過ごす時間も2週間ほどとなり、行ってないところに行っておこうと云うことで、1月に新たな隊員として着任された方に付き合って戴いて、島の南西部に位置するセントエリザベス(St. Elizabeth)パリッシュ(Parish)まで出掛けた。このパリッシュには以前YSフォールズ(YS Falls)やバンブーアベニュー(Bamboo Avenue)に来たことがある。
https://4travel.jp/travelogue/11458936
https://4travel.jp/travelogue/11458939

今回最初に向かったのは最西端の世界的な観光地、ネグリル(Negril)があるウェストモアランド(Westmoreland)パリッシュに行った時には通過したことのあるブラックリバー(Black River)と云う町。6時半に付き合ってくれた彼をピックアップして、まずは2時間ほど走りサンタクルーズ(Santa Cruz)と云う小さな町で30分足らず朝食休憩(下の写真1)。その後、彼は初めてなのでバンブーアベニューで写真を撮り(下の写真2)、10時前に無事ブラックリバー到着。

この町はジャマイカでは歴史が古く、一番古い町の一つと云われる。正確な町の設立は不明だが、1655年のイングランド(England)のジャマイカ侵攻(Invasion of Jamaica)から30年後の1685年の地図にこの町の名が記されている。町は奴隷貿易の港として、そして染料として利用されるログウッド(Logwood; 日本ではアカミノキとも呼ばれる)や近郊のプランテーションで生産されたラム(Rum)やピメント(Pimento)、牛皮の輸出港として繁栄していった。1773年にはセントエリザベスパリッシュの州都となり、商業、経済、貿易の中心として20世紀初頭までは、首都キングストン(Kingston)に次ぐジャマイカ第2の都市として栄えた。

町はその名前の由来となった川、ブラックリバーの河口から青くきらめくカリブ海(Caribbean Sea)のブラックリバー湾(Black River Bay)の西岸に沿って延び、そこを走るハイストリート(High Street)の両側に並ぶ商店やレストランなどが入っている建物は、繁栄していた時代には倉庫として使われていたもの。

まずは、ブラックリバー河口に掛る橋からそのハイストリートを西に散策する。道の両側に元は倉庫だったと云う店が並ぶところを抜け、左手にブラックリバー湾の光景が広がるところにあるのがアングリカンパリッシュ教会(Black River Anglican Parish Church)。1837年に建てられた美しいレンガ造りの教会で、1870年までは国の庇護を受けていた英国国教会(Anglican Church)のこのパリッシュの公式教会だった。敷地内には1774年に建てられた元の教会の遺跡が残るほか、中庭にはこのパリッシュの発展に尽力した人々が眠っているそうだが、中には入れなかったので見ていない。

海岸沿いにハイストリートを西に進むと、ウォータールーハウス(Waterloo Guest House)。1860年代に建てられた、2階に魅力的な雷文模様の手すりに囲まれたベランダを持つ木造の家で、この町で最も古い建物の一つ。1893年にジャマイカで初めて電力が供給された住宅でもある。元々のオーナーはあのウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare)の親族だったと云われる。1941年から53年までは貧しい子供たちのための学校として使われた。1972年からゲストハウスとして使われており、食事や飲物だけを取ることも出来る。

さらに西に進むと裁判所(St. Elizabeth Parish Court)。立派な石造りのジョージア王朝様式の建物。1773年に州都となったこの町に司法機関も移されたのは1788年だが、現在の建物がいつ建てられたかは不明だそうで、建物前にあったジャマイカ国立遺産信託(Jamaica National Heritage Trust)の説明板に依ると20世紀初頭とのこと。そんなに新しいのなら、なんで正確な年が分からないのかが不思議。別のソースだと19世紀前半とあり、かなり開きが大きい。不思議。

さらに西に進むとインバーコールドグレートハウス(Invercauld Great House)。1889年築のジャマイカジョージア王朝様式の後期を代表する建物。この建物を建てたパトリック・レイデン(Patrick Leyden)の故郷であるスコットランドの荘園(Estate)の名前に由来している。当時のブラックリバーの富を象徴している。現在は全米医科学研究所(All American Institute of Medical Sciences; AAIMS)の敷地となっている。

最後はブラックリバー病院(Black River Hospital)。かつてのイギリス海軍の兵舎が使われている。ブラックリバー港は各国の船が出入りする重要な拠点であったので、海軍にとっても重要な拠点だった。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3783152165088113&type=1&l=223fe1adec


遊覧船に続く

  • 写真1 朝食休憩

    写真1 朝食休憩

  • 写真2 バンブーアベニュー

    写真2 バンブーアベニュー

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