晩秋の会津～ディープな会津を訪ねて（2/2）

2019/11/11 - 2019/11/12

会津若松のいわゆる観光中心地ではなく、会津盆地のまだ未訪問の町を紅葉のなか巡る旅です。
会津三十三観音霊場巡りをこの機に始めることとし、今回はそのなかでも信心すると「コロリ」と死ねる、「会津ころり三観音」を中心にお詣りします。
また会津柳津の町に投宿しますので、同町の魅力にも触れたいと思います。

エリア 金山・昭和・会津美里(福島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今朝は西会津の山間へ向かいます。

会津盆地に架かる虹

まずは大山祇神社さまへ。西会津の霊峰で三年続けてお参りすれば、一生に一度の願いを叶えてくださる、として人びとの信仰を集めてきたそう。

麓の遥拝殿から山上の本社まで約4kmの山道を登ります。

秋深し、

徐々に登山のようになってきました。

足元も悪くなってきて途中の不動滝までで登山は断念することにしました。

滝も晩秋の趣きです。

不動堂

お天気にも恵まれた山歩きでした。

里へ向かう道。道中、他にはどなたにも会いませんでした。

路傍の道祖神さま

里に在る遥拝殿

頂戴した御朱印

つづいて大山祇神社の遥拝殿から程近い、「会津三コロリ」のひとつ鳥追観音如法寺さま、珍しい法相宗のお寺です。

会津三十三観音霊場では別格番外となっております。

観音堂の内部

こちらのお堂には左甚五郎の作と伝わる「隠れ三猿」の彫刻が隠れています。
実はじっくりと探さなかったのですが、これが偶々見つけた「災難より逃れさる」です。鷹の眼から逃れています。
時間をかけて探すのも一興でしょう。

お堂の外の銀杏が見事です。

庭の木々も色づいて

お寺の向かいにに国鉄時代の除雪車輌の展示場がありました。

さて一旦、会津柳津の町へ戻りました。
まずはこちらの名物「粟まんじゅう」をもとめに、小池菓子舗さんへ。

余程、売れるのか店内はお忙しいようす。
実はこちらの粟饅頭は会津若松市内の栄螺堂の参道でもいただいたことがあります。

地元スーパーを覗く

昨晩もいただきましたが、会津地方では私の好物、鯉が一般的な食材なんですね。

店内の様子は別にこれということはありませんが、

お昼は是非、柳津風のソースカツ丼と考えて昨晩宿の中居さんに聞いたところ「つきみが丘町民センター」を推薦されてきました。
柳津風の他との違いはカツとごはんの間の玉子焼きの存在！です。
あ、「秘密のケンミンSHOW」にでたのね。

接写

帰路、道中出会った地元の観光ガイドの方に教わった紅葉の名所を訪ねました。
間違いないっ！

土津神社。会津藩祖 初代保科正之を祀っています。

社殿へのお参り後、

猪苗代湖を見おろす三中にある保科正之公の墓所まで登りました。

頂戴した御朱印

神社の境内に広がる紅葉風景。
スペイン語を話す外国人クルーが取材に来ていました。スペイン語圏の旅番組か？

この旅、いやこの秋一番の紅葉を味わえました。
やはり地元のガイドさんの仰ったとおり、間違いありませんでした。