シンガポール B級グルメ食べ歩きの1人旅 ② 滞在編 - 1

2020/02/20 - 2020/02/23

昨年（2019年）10月に予定していながら、台風19号の影響でキャンセル・延期を余儀なくされたシンガポールへ今年（2020年）2月に行ってきました。
日程は3泊4日、エアラインはJALを利用しました。今回、国際線の往路はプレミアムエコノミー（PY）で購入した席をマイルを利用してビジネス（C）へアップグレード、復路はエコノミー（Y）ながらL3ドア横の非常口座席で、成田まで足を伸ばしてくることができました。

今回利用した便は、
◆往路：2020年2月20日
　新千歳 ⇒ 羽田 JL500（Y→J；￥910）
　羽田 ⇒ シンガポール JL037（PY→C；マイル）
◆復路：2020年2月23日
　シンガポール ⇒ 成田 JL712（Y）
　成田 ⇒ 新千歳 JL3049（Y→J；￥910）　
往復とも快適な空の旅でした。

5回目のシンガポール渡航となる今回は、観光スポットよりも郊外のホーカー巡りをメインに、いわゆる「B級グルメ」を食べて回る旅を計画しました。
街の中心部に位置するホーカーの他、2016年放送のNHK「2度目のシンガポール」で紹介された郊外の名店にもいくつか足を運んでみました。

「② 滞在編 -1」はシンガポール滞在2日目、「カフェYY喜園のカヤトースト」、「ティオンバル マーケット」やMRTラッフルズプレイス駅近く、金融街の中心にあるモダンなホーカー「ラオパサ」などの食べ歩きの記録です。
コロナウイルス感染拡大のさなか、全国的に外出・行動制限が要請される中で、このような旅行記をアップしている場合か？っとお叱りを受けそうな気もしますが、今回の流行が終息した後に、シンガポールのB級グルメツアーを計画されている方にとって、少しでも参考になれば幸いに思います。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜2020年2月21日＞
シンガポール滞在2日目の早朝　ホテルの窓から見る景色
街の中心部に位置するこのホテルの周囲には高層ビルが林立している。

ホテル周辺のビル群　
眼下にはブギスの観音堂の瓦屋根も見える。この辺りは、高層住宅とオフィスビル群が混在している地域だ。

ホテル周辺のビル群
写真下中央のオレンジ色の屋根の建物はヒンドゥー寺院。

シャワーを浴びて身支度を整え、朝食を食べに8時半にホテルを出た。いつもはホテルのレストランで朝食を済ませるのだが、今回は食べ歩きが目的なので、朝食も外で食べることにした。

ホテルの裏手にある観音堂　
昨夜は既に閉まっていた観音堂だが、この時間にはもう開館していた。

観音堂周囲の果物屋さんの屋台

朝の時間、観音堂の前の露店はみな、開店準備で忙しそう。

昨夜は閉まっていたヒンドゥー寺院の玄関も開いている。

ミドルロード沿いにあるナショナルデザインセンター
残念ながら、この時間はまだ閉まっていた。

このあたりはMRT East-West Line のブギス駅、Downtown Line のベンクーレン駅からも近く、高層住宅に混じって真新しいオフィスビル群も見える。

ホテルから10分ほど歩くと、目指すカフェ「YY喜園（DIAN）」の看板が見えてきた。

カフェ「YY喜園（DIAN）」外観
シンガポールでは、道路に面した建物の周囲に幅1.5メートルほどの屋根付通路が設けられているのをよく目にする。この通路、晴れた日には日除けとなり、突然のスコールに見舞われた時には雨除けにもなるので街歩きには大変便利だ。これは長い時間をかけて計画的に整備されてきたそうで「ファイブ・フット・ウェイ（five-foot way）」と呼ばれるそうだ！

カフェYY喜園では、道路に面したオープンエアの席で朝食を食べている人も！

店ではまず、このカウンターで注文する。メニューは3SGDくらい～とお手頃価格。職場に着いてから食べるのだろうか、テイクアウトで注文する人も多かった。

前の写真の上部に見える主な朝食メニューを描いた看板
この日のお目当ては、看板の右下隅に描かれているお店手作りのカヤジャムを用いたカヤトースト（ホットコーヒー付き）だ！　幸いこの時間は既に通勤途中の客のピークを過ぎていたので、列の4人目ですぐに注文できた。

カウンターでカヤトースト（2.75SGD）を注文して支払いを済ませると、テーブルで待つように促される。
テーブルにつくとすぐにホットコーヒーとともに、注文した料理の出来上がりを音と振動で知らせるアラーム端末が運ばれてきた。

待つこと3分ほどでアラームが鳴動、カヤトーストを受け取りに立つ。
右側ができたてほやほやのカヤトースト。ふっくら焼きたてのパンにほのかに甘いカヤジャムとバターがマッチしてとても美味だった。このお店のカヤトースト、本当は温泉卵に醤油を少々加えてかき混ぜ、このパンを浸して食べるとさらに美味しいのだそうだ！　次回、シンガポールに来たときには是非試してみたいと思う。（笑）

朝のLiang Seah St.（梁西街）
朝食を食べたところで、観音堂にお参りするためホテル方面へ歩いて戻ることに。帰りはレストラン街として知られるLiang Seah St.（梁西街）を歩いてみた。この通りに沿って並ぶレストランを紹介したサイトもある。（↓）
https://www.hungrygowhere.com/search-results/Liang+Seah+Street/

Liang Seah St.（梁西街）
この時はまだ午前中の早い時間帯だったので、ほとんどのお店が閉まっていたが雰囲気は分かる。やはりここの建物にもファイブ・フット・ウェイ（five-foot way）が設けられている。

ホットデザートのお店「阿秋甜品（Ah Chew Desserts）」
こちらは、NHK放送の「2度目のシンガポール」でも取り上げられたホットデザートのお店「阿秋甜品（Ah Chew Desserts）」。テレビではココナッツミルクとドリアンのホットデザートが紹介されていた。次回来たときには、是非食べてみたいと思う。
先に紹介したサイトから進むと店内やデザートの画像などを見ることができる。（↓）
https://www.hungrygowhere.com/singapore/ah_chew_desserts/photo/49971100

こちらは24時間営業のファストフード店。看板に「Teh Tarik」 とあるのでマレー系のお店のようだ。
ちなみに「Teh Tarik（テ・タリッ(ｸ)）→マレー語では語末のK,P,Tはほとんど発音しない」とは紅茶と練乳をブレンドして泡立てて飲む甘いミルクティのこと。マレー語を直訳すると「引っ張る紅茶」という意味になるのだが、この名はつくり方に由来している。伝統的なつくり方は、2つの器を用いて腕をいっぱいに伸ばした高い方のカップから、低い方のカップに何度も交互に勢いよく注いで泡立てながらつくる。 クアラルンプールで一度飲んだだけだが、マイルドな甘さがなかなか美味しかった。
百聞は一見にしかず！　職人さんの鮮やかな手さばきを youtube（↓） で見ていただけば、名の由来は一発で納得できると思う。（笑）
https://www.youtube.com/watch?v=Nbi8vbdXSNE

BUGIS CUBE 1Fの鍋料理の店
BUGIS CUBE は Seah St.（梁西街）の端に建つショッピングモールだ。

帰り道の途中で、通りの向かい側に建つ大きなモールのフードコートも覗いてみた。

このモールの2Fにはユニクロが入っていた。今や、世界中どこへ行ってもユニクロを見ない街はないくらいに浸透した感がある。ユニクロのサイトで近年自分が渡航した主な国の店舗数を調べてみると、シンガポール28、マレーシア51、インドネシア32、タイ51、ロシア41店舗（2019年末）とある。私は行ったことはないが、中国本土は738店舗とのこと。知らない間にユニクロの海外店がこんなに増えていたとは驚きだ！

1Fのフードコートには日本食の店も数店入っていた。

こちらのお店「やよい軒」のランチメニューでは、ミニどんぶりとミニうどんかミニラーメンのセットが9.9～13.9SGD。味噌汁とほうじ茶はおかわり自由とある。日本のランチとだいたい同レベルの価格設定だ！

ここのフードコートは天井が高く、2Fまで吹き抜けていて圧迫感がない。お昼まではしばらく時間があるので、まだお客はいなかった。

ホテルのすぐ近くにあるブギスの観音堂に戻ってきた。

観音堂前の露店も開店して活気が出てきたところ。

参拝に来た人々は皆、両手にお線香を挟み持ち、それぞれに願い事をしている。
ここの「おみくじ」はとてもよく当たると評判なのだそう！　残念ながら堂内は撮影不可なので中の様子は紹介できないが、おみくじを引くときにはお作法がある。
お参りを終え、おみくじも引いたところで、お布施として2SGDを寄進して観音堂を後にする。　

次はMRT のブギス駅へ。ブギス駅では East-West Line と Downtown Line が交叉していて両線の2つのブギス駅が連絡通路でつながっている。

ブギス駅プラットホーム　
各駅の乗降口にはホームドアがあり、ホームと軌道は天井まで完全に分離されている。シンガポールとクアラルンプールでは、MRTの車両は運転士も車掌もいない完全自動運転。天井まで達するホームドアは、完全自動運転システムの場合、運行の安全を確保するためには必須の設備だ。
シンガポールでMRTを何度も利用する予定があるなら、乗車券はSuicaのようにチャージして使用するEZ-Link Card を使うのがお薦め。
プリペイドSIM、Google map、MRT路線図のアプリ、EZ-Link Card と タクシー予約・配車アプリ Grab はシンガポールの街歩きには欠かせないアイテムだ！

MRT 車内の路線案内図
シンガポールとマレーシアでは、電車内の案内表示やアナウンスには公用語の4言語（英語、中国語、マレー語、タミル語）が使用されている。
写真下部の黄色のラインに見える"JANGAN BERDIRI DEKAT PINTU（ジャガン ブルディリ ドゥカット ピントゥ）" は「ドアのそばに立ってはいけない」というマレー語で、フレーズの先頭の単語"Jangan"は、禁止の意図を表す言葉。いたずらをする幼い子どもに母親が「ダメ～～！」という時には、この1語だけでも使われる。 ”Jangaaa～～n !（ジャﾝガｱｱｱ～ン！）”という感じだ！（笑）
降車の時、足下に注意するよう促す英語のアナウンスは ”Please mind the platform gap !" と英国風。マレー半島が英国統治下にあった歴史を反映しているのだろう。

MRT East-West Line の車内
この時は、新型コロナウイルスに対する政府の警戒レベルが上から2番目の「オレンジ」に引き上げられてちょうど2週間が経過したタイミングだったが、一般市民のマスクの装着率は、概ね10％以下という印象だった。

ティオンバル駅周囲の街並み
ブギスから5駅目のティオンバルで下車。ティオンバルは街の中心部からやや郊外に位置するためか、駅周辺の建物はオフィスビルというより高層住宅が多い印象だ。

ティオンバル駅周囲の街並み
この辺りは閑静な住宅街というたたずまい。ポイ捨てされたゴミなどはまったく見当たらず、とても清潔な街並みだ！

ティオンバル マーケット
駅から徒歩10分ほどで、今日のお目当てのティオンバル マーケットにたどり着いた。駅から目的地までこのくらいの距離があると、迷わずたどり着くためにはGoogle map が役に立つ。

ティオンバル マーケット
エスカレーターでまず2Fへ上がる。ここでもエスカレーターでの禁止事項がいろいろ表示されている。

ティオンバル マーケット
住宅街にあるためか、2Fのホーカーは広くて清潔な印象。お昼までまだ時間があるにもかかわらず、早くも周りの住民が食事に来始めている。

LOR MEE 178
お目当ての餡かけ麺の店"Lor Mee 178"はすぐに見つかった。

メインメニューの餡かけ麺
どんぶりの左上にみえるのは油で揚げたサメのナゲット。お好みでパクチーや黒酢などを加えていただく。ピリ辛の餡かけスープにニンニクの風味がほどよく効いて、評判のとおりの美味しさだった。満足！
価格は餡かけ麺だけなら3SGD、サメのナゲットを加えてもらっても4SGD（約￥340）と、郊外の立地ならではお手頃価格だ！

サメのナゲット入り餡かけ麺は、店の前のテーブルでいただいた。

ちなみに、こちらのお店 "Lor Mee 178" は、ホーカーの店ながらミシュラン ガイドのサイトにも収載されている。（↓）
https://guide.michelin.com/sg/en/singapore-region/singapore/restaurant/lor-mee-178

”MICHELIN Guide’s Point Of View” の欄には、「ニンニクと唐辛子の風味豊かで濃厚なスープの餡かけ麺、フィッシュ（サメ）ナゲットも食べてみるべき！」とコメントされているが、確かにそのとおりだと感じた！
サメのお味は淡白な白身魚というイメージ。スープの餡をからめながら食べるのがお薦めだ！

店の前のボードに掲示している記事や写真
上部中央の写真の4人のうち、中央の2人がお店のオーナーさん（ご夫妻？）。
左側の人物はシンガポールでは有名なフードブロガー Leslie Tay さん。ここはレスリーさん一押しのお店でもある。
レスリーさんのブログの記事はこちら（↓）
http://ieatishootipost.sg/178-sharks-meat-lor-mee-tiong-bahru-market-part-3-of-6/?fbclid=IwAR1FK1cnnnK4P-z4I0_JZrotrGeR3KN7OuDXEWDryMecSB04nMeXLh3xK28

ちなみに、レスリーさんの本業はなんとお医者さん！　シンガポールではTOP10ブロガーのDr.Leslie として有名だそうだ！

もう一つ、左側の写真はNHKが2016年に放送した旅行番組「2度目のシンガポール」の「食べ人」として取材に訪れた時の俳優の細田善彦さん。

少々塩辛いメニューをいただいたので水分がほしくなった。

同じホーカーの一角にフレッシュジュースの店があったので、メニューを見てみることに。ここではオーソドックスに、看板に表示されているメニュー17番のリンゴとオレンジのミックスジュースを注文した。

店のおばさんが冷蔵庫で冷えたフルーツの皮をむき、その場でジューサーにかけてつくってくれたリンゴとオレンジのミックスジュースは2.5SGD（約￥210）。こちらもリーズナブルな価格設定。しかもビタミンも補給できて大変美味しかった！

市場のフロア
こちらは、ティオンバル マーケットの別棟にある市場のフロア
牛肉屋さんの看板には「オーストラリア、ニュージーランド産の牛肉を1985年から扱っている。」と英語で表示されている。中国語の標記も”新鮮牛肉”の文字は読解可能だ。漢字文化圏同士だと文字で意味がわかるのが便利なところ。

市場のフロア
こちらの看板には「豆腐」の文字が読めるが、いわゆる豆腐というより魚肉や野菜も用いた揚げ豆腐のような食材が並んでいる。

市場のフロア
こちらも「豆腐」の文字が読めるが、魚肉や野菜も用いた揚げ豆腐のような食材が並んでいるのは先ほどの店と同様だ。

市場のフロア
こちらは魚屋さん。バリ島で見た市場の魚屋さんでは温度管理はまったく行われていなかったが、こちらは大量の氷を用いていて、鮮度には気を配っていることが分かる。

市場のフロア
こちらも魚屋さん。　売られている魚の種類も日本のスーパーなどで目にする魚とはずいぶん異なっている。

ティオンバル駅のプラットホーム
この後はMRTでブギスに戻り、夜に備えてしばしホテルで休憩することに。

タンジョンパガール駅構内のフルーツショップ
夕方6時を回り、シンガポールに駐在している友人と会うため、再びMRT East-West Line に乗り、タンジョンパガール駅へと向かった。駅の構内（地下）にフルーツショップがあったので覗いてみた。

タンジョンパガール駅構内のフルーツショップ
オフィス街の真ん中に位置する店ではあるが、価格をみるとオーストラリア産のマンゴーが1個￥500ほどで売られている。果物は日本より安いかも･････。

ホーカー ラオパサ外観
シンガポール駐在の友人が務める会社は、MRTのタンジョン パガール駅から徒歩5分ほどのところにあるオフィスビルにある。この日は、彼の会社が入居するビルのエントランスロビーで夕方6時半に待ち合せ、近くにあるホーカー「ラオパサ」まで歩いて向かった。「ラオパサ」は2014年に大規模改修が施され、全面的にリニューアルされた清潔で斬新なデザインのホーカーだ！　金融街の中心に位置するので、お昼時には周囲のビル街から、大勢のビジネスパースンがランチを食べにやってくるそうだ。

テーブルを決めて、まずタイガービールをジャグ（ジョッキ約4杯分）で注文。料理の方は野菜炒め（中華）と福建麺（ホッケンミー）を頼んだ！　福建麺はシンガポールの鉄板メニュー。卵麺と米の麺を海鮮スープとともに炒めていただく。どちらも大変美味しくお値段もリーズナブル。ついついビールも進んでしまう！（笑）

ラオパサのホール回りのお兄さんのお薦めに従い、サテ（串焼き）の盛り合わせを注文した。鶏、牛、羊と海老の串焼きの盛り合わせ（写真）で15SGDほど。ビール1ジャグ22SGDの方が高かった！（笑）

ラオパサ　ホール内部
ホール内は金曜日の夕方にしては明らかに空いている印象。友人によると、シンガポール政府が2月7日にコロナウイルス感染拡大への警戒レベルを上から2番目の「オレンジ」へ引き上げた影響で、人出は明らかに減っているとのこと。
警戒レベルの引き上げが発表された直後には、シンガポールでもスーパーの売り場から、一時トイレットペーパーや缶詰、カップ麺などが無くなったそうだが、翌日、リー・シェンロン首相による国民に向けたスピーチの動画が公開されると、国全体が見事に平静さを取り戻したのだそうだ。　穏やかな口調で団結して克服することを国民に語りかけるリー首相のメッセージは、思わず引き付けられてしまう内容だ。

旅行記とは直接関係はありませんが、シンガポール首相府のサイトには、スピーチの動画とともにテキスト全文も公開されているので、興味のある方は見てみてください。（↓）
https://www.pmo.gov.sg/Newsroom/PM-Lee-Hsien-Loong-on-the-Novel-Coronavirus-nCoV-Situation-in-Singapore-on-8-February-2020

ラオパサ　ホール内部
確かにテーブルには空席が目立つ。通常ならこの時間は席を確保するのが大変なはずとのこと

ラオパサ 屋外席
風通しを意識してなのか、ホールの外の席の方が賑わっている！
夏場の有楽町～新橋のイメージと重なるのは、自分がおっさんだからだろう。（笑）

ラオパサ 屋外席
この一角は、かなりの盛り上がりだ！

ラオパサの方角を示す看板
飲んで、食べて、お腹も満たされたところで食事会は終了。ホテルに帰る前に友人の提案で、近くにある日本人ビジネスパースンに人気のレストラン街へ案内してもらうことに。写真は、途中の交差点にあったラオパサの方角を示す看板。”Lau Pa Sat” の文字の下にカタカナでも「ラオパサ」と記されている。海外の街の公共施設の案内板に日本語表記があるのはありがたいことだ。そういえば札幌も、空港やJRの駅などでは、"Welcom to Sapporo !" の他、マレー語 "Selamat datang ke Sapporo !" などでも併記するようになった。相互交流が進んだ成果の一つだと思う。

レストラン街 カッページテラス ”Cuppage Terrace”
カッページテラスは、シンガポールの繁華街オーチャード通りの起点から数十メートルほど仲通りを入ったところにある。洋食、中華、エスニックから日本料理まで、様々なジャンルのレストランが並んでいて、店ごとに外席も設けられている。

レストラン街 カッページテラス ”Cuppage Terrace”
夜だけでなく、ランチタイムも周囲のオフィスビルのビジネスパースンで賑わっているそうだ！　次回はここでも食べてみたいと思う。

レストラン街 カッページテラス ”Cuppage Terrace”
このレストラン街はホーカーとは異なり、屋外席も各店ごとにゾーンニングされている。　シンガポーリアン達の味の評価は厳しく、お店の人気の良し悪しはお客の入込状況を見ると一目瞭然だ！

レストラン街 カッページテラス ”Cuppage Terrace”
日本料理店もいくつかあったが、この店の看板には「冨寿し 越後亭」とある。
アサヒビールのボードも見えていて、寿しが食べられるらしい。この店は繁盛しているようだった！

MRT シティホール駅
最寄りのドビーゴート駅から再びMRT North-South Line の電車に乗車し、シティホール駅で向かいのホームの East-West Line の電車に乗り換えてホテルへ戻ることにする。

MRT シティホール駅
一駅目のシティホール駅で East-West Line に乗り換えてブギスに向かう。
ちなみに、このシティーホール駅と隣のラッフルズプレイス駅は、東京メトロの赤坂見附駅のようにプラットホームが2階建て構造になっている。プラットホームの片側には緑の East-West Line、反対側は赤色の North-South Line の電車が発着する。

車内（乗降扉の上）に掲げられた案内ボード
シンガポールのMRTの案内ボードは、とにかく分かりやすくて、旅行者にとっても便利なアイテムだ！

　③ 滞在編 - 2 へ続きます！
https://4travel.jp/travelogue/11609800

この旅行記へのコメント （2）

• yk-papaさん 2020/03/15 11:29:33

  コメント、ありがとうございます。

  salsaladyさん
  
  こんにちは。旅行記をお読みいただき、ありがとうございます。
  私は駐在経験などはまったくないのですが、友人が日本企業の現地法人に勤務していることもあり、シンガポールには年に１～２回のペースで出かけています。
  シンガポールはタクシーでも露天でもホーカーも、どこでも英語が通じることと、街が清潔なので滞在中のストレスがないのがうれしいですね！また、些細なことですが、インドネシア語を勉強したことがあるのでマレー語の案内板が読めることも楽しみになります。コロナがおさまったら、きっと懲りずにまた行くと思います。（笑）
  
  ちなみに、シンガポールでも日々コロナの感染者が増えていますが、他国と比較すると拡大の抑制が比較的うまくいっているようですね。
  旅行記中に紹介した、リー・シェンロン首相のスピーチも、3月12日にアップデートされています。（↓）
  https://www.pmo.gov.sg/Newsroom/PM-Lee-remarks-COVID-19-Outbreak-12-Mar-2020
  
  ここにきて、対策の重点がシフトしつつあることを、前回よりもシビアに、かつ冷静に伝える内容ですね。国民皆が結束してこの危機を乗り越えましょう！と呼びかける結びは前回と同様です。　単純な感想ですが、立派な首相だと思います。
  
  salsalady さんは音楽がお好きなようですね！　わが家は長女がロシアの音大に留学しているので、ときどき現地のコンサートやバレエを鑑賞しにいきます。
  欧州でお薦めの音楽イベントなどがありましたらご教示いただければ嬉しく思います。これからも、よろしくお願いいたします。
  
  yk-papa
  

• salsaladyさん 2020/03/15 10:47:37

  MRT East West Line が懐かしかった～

  ☆20年位前になりますが「BEDOK」に駐在してた頃は、毎日二階建てバスに乗ってあちらこちらうろつき（夫が仕事中は車を使えず、夜はMRTを利用するので）何処へ行っても『金太郎飴』みたいな団地とホーカーと野外の健康器具ばかりが目につく健康的な中国だな～とウンザリ？
  
  ☆一念発起して『日本語教師』の仕事を得てからは、ローカルの人々とカラオケやダンスの出来る集合場所で毎夜（彼らは、仕事の後午後8時過ぎから遊び始めるので！）出歩いた事が嘘のように思い出されて。。。
  
  ☆リーシェンロンの前の、リー。クワンユー時代だったと思われますが、人々が、不満を感じない様に、地元民の遊び場は外国人の10分の一程度のお安さでして、友へS$50-を預けると不審な目で見られた事も度々でした。
  
  ☆2000年のミレニアム暴落？頃から日本企業の撤退が増え、残念ながら我らも帰国！
  
  ☆それ以来、2度ほど遊びに行きましたが、生徒の住居は移動するし、スマホを次々変えるので、ほとんど連絡がつかなくなって～Oh my goodnessの現在～
  
  p.s.コロナ対策は成功したのでしょうかね？