至福の猫三昧 (=^・^=) キプロス島　2020・冬　その４

2020/02/14 - 2020/02/14

いつもは寂しい一人旅の私、今回は友人Ａさんとの女子２人旅でキプロス島巡りです。

2月10日(月)　　関空発深夜便にてキプロスへ
2月11日(火)　　ラルナカ空港着→ニコシア（４連泊）
2月12日(水)　　ニコシア観光、Ａさんと合流
2月13日(木)　　ファマグスタ観光
2月14日(金)　　パフォス観光
2月15日(土)　　トロードス観光→リマソール（泊）
2月16日(日)　リマソール観光→ラルナカ空港より帰国
2月17日(月)　　夕方関空に帰着

エリア キプロス

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

2月14日（金）　5日目

今日はＡさんと別行動の日。Ａさんは北キプロスのギルネ、私は南キプロスのパフォスに日帰り観光です。
最初の旅程では私もギルネに同行する予定でしたが、よんどころない仕事が入ってしまい急遽日程を１日短縮する必要が出来てしまい、泣く泣く旅程を１日短縮＝復路航空券を変更する羽目になったのです。

パフォスのモザイクはどうしても見たかったので、ニコシアからパフォスへの日帰り観光をすることにして、Ａさんに「ごめん、ギルネに行けませんっ！」とお詫びを入れ　Ａさんからは快く「仕事がんばって！」のお返事を頂いたのです。本当にごめんなさい～。

そんな訳で今朝は４時半から起きて遠足の準備、朝っぱらから　おでんの朝食をがっついた後　６時発のインターシティバスでパフォスに向かいます。

ソロモウ広場のバスターミナルからパフォスのバスターミナル・Karavella Stationまでは所要２時間、朝８時過ぎにパフォス新市街の外れに到着です。当初は徒歩で王族の墓の遺跡まで行く予定でしたが、歩くのが嫌いな私はバスターミナルで客待ちしていたタクシーに声掛けし　片道６ユーロで遺跡までタクシー移動で時間短縮。
朝いちで王族の墓・遺跡に入場し（私が最初の入場者でした）地図付きのガイドブックを購入、この地図を見ながら　Ｔ1～Ｔ9と名付けられた地下墓地を見て回ります。

いやー、人っ子１人居ない状況での墓巡りって、なかなかシュールだわ～。紀元前３世紀頃の遺跡なので当時の亡霊や怨念は当の昔にあの世に逝ってるだろうけど、それでも１人だけでのお墓見物はイマイチ気分が暗くなります。
そうこうするうちに２人３人と観光客が現れ団体客の登場でようやく気分は前向きに。心身ともにヘタレな私です。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

王族の墓を１時間半ほど見物した後は、市内路線バスで海沿いの旧市街カトパフォスに向かいます。
遺跡を道路沿いに南に下りマクドナルド向かいの道路にあるバス停から６１５番のバス（Kato Paphos Harbour - Coral Bay路線）でハーバーに到着、海沿いをぶらぶら歩きながらパフォス考古学公園に入場。

途中で見た猫たちが可愛い！　
兄貴と弟分のお散歩、釣りをするおじさんに寄りそう猫、キプロスは猫好きにとってはまさにパラダイス。

数年前のキプロス経済危機の際、政府が打ち出した政策「30万ユーロ以上の不動産投資をした外国人に永住権を与える＝約3,500万円のマンションを買った人にＥＵ圏内フリーパスを進呈」に飛びついたのは、
お上の意向で全財産没収も有り得る国に住む人々で、多くのチャイナマネーとロシアンマネーがキプロスに投入されました。

こちらはリマソールの不動産宣伝チラシとラルナカの入居者募集マンション、う～～～む。

ここまでは順調だったのですが、考古学公園のチケット売り場で驚愕の出来事が・・・！
「ディオニュソスの館は本日休館」の張り紙が　ぺたー！っと貼ってあったのです！　ななな、なんで！？　

ディオニュソスの館がこの公園の目玉、一番状態のいいモザイクが数多く残されている建物なのに、なんでここだけお休み！？　

この張り紙をみて入場せずに引き返す観光客も何組かいましたが、今日しかパフォスにいられない私は選択肢の余地なし、仕方ないな～と落ち込みながら入場料を払って入場です。

２世紀から７世紀にかけて建築されたと思われる広大な考古学公園内にはアゴラ（集会場）やオデオン（劇場）もあり、当時は貴族の邸宅が立ち並ぶパフォスの町の中心だったと思われます。

ディオニュソスの館が見学不可なのは残念でしたが、テセウスの館やアイオンの館は見学ＯＫ、これらをじっくりと見て回ります。

ディオニュソスの館が見学不可なのは残念でしたが、テセウスの館やアイオンの館は見学ＯＫ、これらをじっくりと見て回ります。

お昼１２時半を過ぎたので公園を出て新市街に向かう途中にあるショッピングモール、Kings Avenue Mallに行きそこでランチ休憩を取り　1Ｆのスーパーマーケットで会社用ばらまき土産の購入です。

キプロスでは大規模なスーパーは少ないですが、このショッピングモール内のスーパー「ＪＵＭＢＯ」ではチョコや特産ハチミツその他の土産物が安く買えるので、パフォス市内で宿泊される方にお勧めの場所です。

ディオニュソスの館ＮＧのせいで思ったよりも早くパフォス観光が終わった（てか、がっくりきて観光意欲が減退した）ので、予定よりも早いインターシティバスでニコシアに戻ります。

Kings Avenue Mallから路線バスで今朝来たバスターミナルに戻り、ニコシアに戻ったのは夕方１７時前。

２日目に見れなかったキプロス博物館（アパートに戻る途中に有る）で展示品を見て回ります。

１８時の閉館タイムまでを博物館でクールダウンし、アパートに戻ります。
Ａさんのお戻りはまだ先のようなので、自室でお風呂にゆっくり入ってリフレッシュ＆さっぱり～。

１９時過ぎにＡさんがギルネから帰着。　かなりお疲れの様子で夕食に出かけるのは無理っぽいみたい、お腹すきすきの私がアパート近くにある軽食堂まで行き夕食をテイクアウト♪　お風呂でリフレッシュして元気いっぱいの私です。　

夜２０時過ぎからお部屋のダイニングテーブルで夕食、メニューはベジタリアン向けのボックスグリルとポーク・スブラキのピタパン、デザートはキプロス産ヨーグルト。

今夜のお供は　Grande Polaire Meritage 2015、信州安曇野産・メルロ主体のワイン、お互い今日の観光成果をお喋りて夕食を終え、明日の朝でニコシアとはお別れです。