至福の猫三昧 (=^・^=) キプロス島　2020・冬 その１

2020/02/10 - 2020/02/11

いつもは寂しい一人旅の私、今回は友人Ａさんとの女子２人旅でキプロス島巡りです。

2月10日(月)　　関空発深夜便にてキプロスへ
2月11日(火)　　ラルナカ空港着→ニコシア（４連泊）
2月12日(水)　　ニコシア観光、Ａさんと合流
2月13日(木)　　ファマグスタ観光
2月14日(金)　　パフォス観光
2月15日(土)　　トロードス観光→リマソール（泊）
2月16日(日)　　リマソール観光→ラルナカ空港より帰国
2月17日(月)　　夕方関空に帰着

エリア ラルナカ(キプロス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

2月10日（月）　１日目

毎回１人旅の私ですが、今回の旅行は飲み友Ａさんと合流してキプロス２人旅。
お互い日程を遣り繰りするも中々調整がつかず、最終的には私が１日早く出発し２日早く帰国する旅程になりました。

Ａさんはキプロス６泊９日、私は５泊８日のちょっと弾丸旅行です。　

折しもコロナウィルス（COVID-19）拡大ニュースが世界中を駆け巡り、日本人が差別されるかも･･･と一抹の不安を抱きながらのキプロス旅行になりました。

地中海に浮かぶキプロス島へのフライトですが、現時点で一番アクセスが良いのはエミレーツ航空を利用してドバイ経由ラルナカ空港に発着するルートになります。

月曜日は普段通り仕事を終えて駅近くの銭湯でお風呂と軽い夕食を済ませて関西空港に向かいます。

ＥＫ317便　　ＫＩＸ発23：30→ＤＸＢ着05：45
ＥＫ109便　　ＤＸＢ発07：45→ＬＣＡ着10：20

航空券はエミレーツ航空ＨＰから購入し、予め座席指定と機内食の予約をしておき当日　Online check-inで搭乗券２枚を発券したので、関空でのチェックイン行列はスルーしてカウンターで荷物を預けるだけ。

私は機内食の匂いが苦手なので、野菜サラダとフルーツだけのビーガン・ミールを予約しました。

2月11日（火）　２日目

予定通りドバイ着、1時間50分の乗継時間なので余裕でラルナカ行きフライトに搭乗しキプロスに到着します。今夜のお泊りは首都ニコシア、ラルナカで夕方まで観光して移動するためスーツケースを預ける場所を調べ（ラルナカの観光案内所にも問い合わせ済）たのですが、ラルナカ市内に荷物預け場所がないので、空港の荷物預けサービスを利用します。
荷物預け（ Baggage Storage）場所は２階出発階エリア、3～5時間で13ユーロ、5～7時間で16ユーロ･･･の料金設定になっています（2020年02月現在）。

誰も居ないBaggage Storageで　その辺にいた空港職員のお姉さんを捕まえて荷物預け担当者を呼び出してもらい、申込用紙に記入し荷物を預けて身軽になり、１階到着エリアの一角にあるインフォメーションでラルナカの市内地図とバス時刻表を貰ってラルナカ市内に向かいます。

ラルナカ市内行き路線バスは空港２階出口を出て左側、425番の路線バスになります。
空港を出てすぐに塩湖が見え、冬の間だけ飛来するフラミンゴの群れを遠くに見ることができました♪ラッキー。
最初は塩湖の畔に建つハラ・スルタン寺院に行きたかったのですが、この寺院に行く路線バスの本数が少なすぎて断念したのでした。
ちなみにこのモスクに路線バスで行く際は　429番、TEKKEがモスクのバス停になります。
ラルナカ市内地図を見ながらバス運転手さんにお願いして、聖ラザロ教会に近い停留所で降ろしてもらってラルナカ観光開始。

う～ん、市内中心部はともかく、少し観光エリアを離れただけで　かなり寂れた印象です。
シーズンオフの冬場もあるのでしょうが、OPENしているお店も少ないし午前中の時間にも関わらず町に活気が無く、打ち捨てられたような店舗や民家があちこちに点在しています。

　

てくてくと５分ほど歩いて聖ラザロ教会に到着。このラザロという名の聖人は十二使徒には入っていないものの、聖書の記述においてかなり重要な意味を持ち　多くの宗教画で描かれた人物です。

　

病いを得て一度は死亡し葬られたものの、墓所を掘り起こさせたイエスの言葉「ラザロよ、出てきなさい」に応えて死から蘇った男性、
「ラザロの蘇生」を経てキリスト教の伝道者となり　このキプロスで２度目の死を迎えた人物です。

この絵は私の心のスイートハート（爆）カラヴァッジョが描いた「聖ラザロの蘇生」、イタリアのメッシーナ美術館に収蔵されている絵画です。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ラザロ教会併設のビザンチン美術館に行くと何故かこの日は休館、ありゃまぁ～と思いつつラルナカの中心部に向かいます。

　

　

　

曇り空から徐々に雨が強くなってきたので、考古学発物館で時間つぶしをしながら雨の止むのを待つ作戦でしたが、たどり着いた先の博物館も何故かまたまた休館日。
なんでやねん！？　

　

あ～あ仕方ない、そんじゃあお昼ご飯でも・・・と思って市内メインストリートに戻るも、立ち並ぶレストランにはお客の影も形も無くどこも軒並み開店休業状態。
うーん、この状態のレストランに入るのもなぁ…と歩いていると、何人かお客がいるカフェを発見、ここで雨宿りと軽食です。

いつもはホテルやアパートの無料WiFiを利用している私ですが、今回の旅行ではＡさんとの待ち合わせもあるのでWiFiルーターを初レンタル、パニーニを食べながらスマホにWiFiを接続します。

っがっ、ぜんぜんWiFiが繋がらないっ！　
う～んう～んと悩みつつ設定を見直すこと20分、ようやく３Ｇ状態でWifi接続完了、ああ面倒くさいー。
途中で見つけた観光案内所でニコシア、パフォス等の２人分の地図を貰えただけ、まだ良かったですが・・・。

　

　

　

　

カフェでまったり時間つぶしをして、雨も弱くなってきたので　ピエリデス考古学博物館を見学します。

ここは個人収集物を集めた私設博物館ですが、なかなか面白い展示物を集めていて一見の価値ありでした。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

16時前になったので　アシノン大通りにあるバス停留所からラルナカ空港に戻ります。
空港行きバスは往路と同じく425番、ただ巡回路線バスのため　ぐるっと大回りするルートもあり注意が必要、この日は雨だったこともありバスは予定時刻より20分も遅れての出発でした。

　

空港発ニコシア行きバス（Kapnos Airport Shuttle）は１時間に１本程度、17：15発のバスで首都ニコシアに向かいます。あらら、空港にも猫ちゃんが♪

ニコシア行き空港バスは　町外れのKapnos airport shuttle stationに到着、もう日暮れだったのでタクシーで宿泊先のアパートに向かいます。


アパートに着いてタクシー代を払う際、髭モジャの運ちゃんは案の定と言うか、やはりやってくれましたわ「お札すり替え詐欺」。
言い値の20ユーロも暴利なんですが、そのうえ渡した10ユーロ札2枚を「10しか無いぞ」とニタニタしながら主張。

ふん！自慢じゃないがあたしゃ～何度もそのセリフを言われてるんだ、髭もじゃ君の目を見ながら「さっき20払ったよね！？」と強めにいうと　ちっ・仕方ないか～と肩をすくめて諦めて去っていきました。

やれやれ、これだから１人でタクシーに乗るのが嫌なのよねぇ。

今日から４連泊するアパートは　Timeless Luxury 3 Bedroom Apartment in Central Nicosia。Booking.comで高評価なアパートです。
今回はＡさんとのお泊りなので、お互いに気を遣わずにすむよう　バスルームが２つある広いお部屋を選びました。

３ベッドルーム・２バスルーム（どちらもバスタブ付き）トイレも３つある新しくて綺麗な１８０平米のアパートです。

ギリシャやキプロスのホテルは、トイレにトイレットペーパーが流せない建物が多いのですが（水道管が古くて･･･らしい）このアパートはペーパー流しもＯＫ。

部屋に入って１人でキャピキャピ（死語？）しながら　お部屋写真を撮りまくりました。

　

　

　

晩御飯は持参したレトルトカレーでカレーライス、180平米の部屋で寂しく１人寝です。
明日からＡさんと合流～(#^.^#)

　

この旅行記へのコメント （2）

• にゃんさん 2023/01/27 12:52:46

  カラバッジョと猫ちゃん

  ２０２３年の年末年始に、キプロスで猫旅をしようと、フォートラを読んでいたら、むう２にゃんさんもカラバッジョがお好きと知りました。
  私は、洋画はカラバッジョ、日本画は北斎肉筆画が好みです。２つの好みが一致してるので、コメント書いてみました。
  キプロス旅行記、参考にさせていただきます。

  むう２にゃんさん からの返信 2023/01/30 12:35:04

  RE: はじめまして

  にゃん様、はじめまして
  
  キプロス旅行記をご覧いただき、ありがとうございます。
  キプロスの猫たちは皆とても人懐こくて可愛いです♪　
  にゃん様が猫三昧のキプロス旅行を楽しまれますように〜。