コーカサスへ　（３）　アルメニア

2019/06/02 - 2019/06/05

一人ぼっちになりたい時に誘われる旅。今回はコーカサス地方、神々の国へやってきました。ドバイ経由でまずジョージアへ。
ジョージア、首都トリビシの旧市街は美しい小さなローマのような印象の街。グルジア軍用道路を走りカズベキ村へ。あまりにも美しすぎる朝日と夕日に染まる山。美味しいワインに食事は進みます。
何よりも、この国の人々の優しさに旅への感謝が湧き、いつも音楽を身近に生活する人々から旅の醍醐味をいただきました。
旅行記参照：
『コーカサスへ（１）ジョージア　（２）　カズベキ村へやってきた』

ジョージアを離れ一路陸路でアルメニアの首都エレバンに向かいます。
そこには悲しい歴史を乗り越え豊かな心と笑みにつつまれ暮らす信心深い人々がいました。

羽田（タイ航空バンコク経由ドバイ）→ドバイ一泊→空路ジョージア首都トビリシ（３泊）→バスでカズベキ村（1泊）→バスでトリビシに戻り（1泊）→陸路、乗り合いバスで国境超えアルメニア→アルメニア首都エレバン（３泊）→空路ドバイ（3泊）→タイ国際航空バンコク経由、成田

全行程：2019年5月28日～6月9日

エリア エレヴァン(アルメニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ジョージア最後の日の翌朝、トリビシ駅へ。アルメニアの首都エレバンへ陸路で移動するために、バス乗り場へ向かいます

フォートラベラー情報をもとに、駅西口ショッピングセンターを出たすぐ前。トレーラーハウスで９：００発のチケット購入し。出発時間までショッピングセンターをうろつきました。

ミニバンへ乗り込み発車を待ちますが、時間をすぎても出発しません。よくあることです。乗客数がそろわない。ただ今3名。あと2名で出発、といいましたが、いつになってもそろわず。結局4名で、別なバスと合流、そのバスに乗り換えて出発しました。時間大幅に遅れ、2時間近くロス。まあ、よこあること、と流されるままに。無事出発できたことに感謝です。

途中、給油（給ガス）のためスタンドへ。全員降りて後退して見守ります。燃料は天然ガスなのでしょう。細い管のパイプを車体後部の細い連結部へつなぎ「シュワーｯ」と、見たこともない方法でした。国変われば色々なことが変わります。

ガソリン（天然ガス）給油所

何度か喫煙タイム及びトイレ休憩を経て、アルメニアへ向かいます。途中国境で入国審査を受けます。乗客と荷物、そしてドライバーも、全員審査場で整列。
国境を越えアルメニアに入ると、助手席に乗っていたもう一人のドライバーが運転をはじめました。ジョージア人からアルメニア人にドライバーが変わったのだと思います。
事前情報の通り、トリビシ出発後７時間ほどでエレバン到着。
思ってもみなかったことですが、ミニバンは全員のホテル近くの通りを経由し、近場で降ろしてくれました。とってもありがたく嬉しかった。

出発遅れもありましたが、車窓の景色も楽しく、車内の雰囲気も良く、このミニバスでの国境替えは楽しく正解でした。

エレバン3泊、ダブルツリーbyヒルトン

一人では広すぎました。常に清潔で満足のホテル。アルメニア価格で、リーズナブルに宿泊。

ホテルはメトロ駅にも、ショッピングセンターにも徒歩で出られる便利なロケーション。
しかも、部屋の窓から遠く雪を頂くアララト山がばっちりと見えます。

ホテルの朝食：場所も味もリッチ。

翌朝、エレバン市内観光をしながら、翌日のエクスカーション、ガルニ神殿、ゲガルド修道院の手配を探すことにしました。

とりあえず、ホテルを出て歩き出す。

中心近くに宿泊していたこともあって、周囲の通りは広くてきれい。

共和国広場を目指しました

共和国広場にある『アルメニア歴史博物館』
後日、見学しました。

広場と展望台を結ぶ大階段『カスカード』

カスカード、外は階段、中は大エスカレーターで展望台とつなぎます。
建物内部はとても涼しく。また清潔で、しかも芸術性豊かなオブジェで飾られています。

どこまでも続くエスカレーター

展望台から街を見下ろす。整備された通りが気持ちよい

階段外のオブジェも素晴らしい。水をテーマにしたもの。

どの彫像も独創性があって素晴らしい。
カスカードコンプレックス角の旅行会社『Yerain Travel』で明日のエクスカーションの手配をする。
宿泊ホテルで、ガルニ神殿とゲガルト修道院の手配を訪ねたら８５＄。結論保留で町の旅行会社へ。
Yerani Travel　オフィスはすぐにみつかり、英語堪能な若い女性がテキパキ対応。バスツアーは明日はなく個人でのドライバー付き車手配で３５ドル。安い！決めました

・・・ってことで明日の予定もきまり、次なる一人観光は、アルメニア教会総本山のあるエチミアジンへ。

路線バスをつかっていきました。事前情報で修復中、とありましたが・・・

やはりめちゃくちゃ修復中でした。

エチミアジン大聖堂。

丸いドームの中には入れず。周囲だけをみてまわります。

敷地内にたくさん建っている、独特の十字架碑『ハチュカル』

ハチャカル

広い敷地に点在する建造物をみるだけでも満足でした。
エチミジアンのある町は以前アルメニアの首都だったところ。賑やかな通りで一休みしたあと、再び路線バスでエレバンへ戻ります。
あしたは、楽しみにしていたゲガルド修道院です。