2019/10/09 - 2019/10/10
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amstrobryさん
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2019年10月、雨続きの異常気象だった関東周辺もようやく晴れ間が見られるようになり、暑さも和らいできたので雪が降る前に日本百名山登山を計画。
日帰りができそうな場所を探していた所、乗鞍が手軽に絶景を楽しめそう。
東京を早朝に発つ日帰りもできなくもなかったが、松本に前泊し翌午前中に登山をすませ、午後は松本観光をすることにした。
新宿21:00→松本23:46 【松本泊】
松本5:30~新島々6:00/6:05~乗鞍高原6:52/7:00~肩の小屋登山口7:40頃 【乗鞍岳登山】
畳平11:05~観光センター11:55/12:13~新島々13:00/13:27~松本13:56 【松本城、旧開智学校ほか】
松本17:05→長野17:53
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2019年10月、雪が降り始める前に日本百名山を登ろうと計画。
6月の蔵王以来の登山のため、日帰りができかつ手軽な乗鞍に向かうことに。
松本に前泊すれば午後は松本観光もできそうだったので、仕事を終え新宿駅に。
新宿21時発、最終の特急あずさで松本に向かう。 -
列車は途中、甲府駅で前を走る列車の車両点検のため遅れた。
ゆとりのないダイヤ設定のようで深夜の時間帯ながら回復運転なくさらに遅れ、松本に到着したのは0時過ぎだった。 -
宿泊したホテルはスーパーホテル。駅からは徒歩10分くらい。
ホテルの予約は2日前だったが、市内のホテルはどこも空きがなく手配に苦労した。
何度もサイトにアクセスしタイミングよくキャンセルがでたのか、ようやく予約できたところだった。
しかも、門限を0時としている(0時過ぎるとフロント業務が終了する)ところが多い。列車の遅れが確定した時点で、事前にお詫びの連絡をした。スーパーホテル松本天然温泉 諏訪の湯 宿・ホテル
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翌朝、5時台のバスで乗鞍に向かう。松本駅前にあるバスターミナル。
関東をはじめ中部、関西の主要都市へのバス便が充実していた。
乗鞍へは上高地に向かうバスに乗車しつつ、途中乗り換えを経て約2時間。
平日早朝ながら大型のバスにはそこそこの登山者が乗車していた。 -
途中、上高地線の新島々で乗り換え。さらに乗鞍観光センターでも乗り換え。
乗鞍観光センターからは登山口である乗鞍畳平行きに乗車する。
観光センターに着く頃には空もすっかりと明るくなり、天気予報通りの快晴となった。観光センターにはすでに多くの観光客がおり、乗鞍行きのバスは3台体制で出発した。乗鞍観光センター 名所・史跡
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当初、バスの終点である畳平から乗鞍最高峰剣ヶ峰の往復を予定していた。
車内で登山地図を見ると、手前のバス停からも山頂にむかえることが判明。
混雑したバスの乗客がほぼ全員畳平で向かう中、手前の登山口から山頂に早回りしてしまえば、静かな登山が楽しめると考えた。
大雪渓、肩の小屋登山口で下車。 -
3台のバスが畳平に向け走り去ってゆく。
畳平はここからバスでさらに10分の場所にある。
ここからの登山だと畳平からの合流地点は肩の小屋。
標準時間は30分、畳平からの標準時間は45分らしい。
7時41分登山開始。 -
乗鞍は標高3000メートル級の山。登山口はすでに森林限界を越えており眺めがよい。
ザレた岩場の登りである。 -
ひたすらザレ道を上っていくと肩の小屋がみえてきた。
久々の登山、体調は良くも悪くもなくといったところで、ペースはそこそこ。
肩の小屋には8時ごろの到着だった。 -
肩の小屋からは畳平からの登山道が合流。
さきほどのバスからの登山客はまだなく、登山者はまだ少ない。
ここから山頂までも同じような上りが続いていく。 -
そういえば多少頭が痛いような気がする。
これまでの登山では標高3000メートルは初めて(調べたら2595メートルの金峰山が最高)。
これが酸素濃度が薄く高山病に関係するのか、単に早朝から息の切れる運動をしているからかは不明。 -
高度をあげる。正面に見える建物のある山は摩利支天岳という。標高2872メートル。
道はあったが閉鎖されていて登山はできなかった。 -
山頂まで岩場の道が続く。
傾斜もそこそこあるためペースはゆっくりとなる。8時21分。 -
8時31分、傾斜が緩やかにかつ岩のゴロゴロも少なくなった。
奥に棒がたっているが何かの案内標識だろうか。 -
案内標識から思ったが、棒がたっているだけだった。8時33分。
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棒を過ぎ、山頂までは比較的なだらかなコースとなる。
砂地っぽいような道。終始絶景が続いていて登りがいがある。 -
8時38分、頂上小屋に到着。
ここから山頂まではあとわずかである。 -
最後のひと登り、山頂は見えている。
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乗鞍本宮奥宮の社を裏から回り込む。
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8時43分、山頂の剣ヶ峰に到着した。
標高3026メートル。初めての3000メートル超えを達成。
乗鞍には2013年8月にも畳平を訪問している。当時も剣ヶ峰往復を計画していたものの天候不順で断念していた。6年越しの山頂がかない満足だ。 -
乗鞍本宮奥宮が鎮座。
山頂にはすでに数名の登山者がいた。どちらかというと山頂は狭いので、登山者が殺到するとすぐに満員になりそうだ。剣ヶ峰 自然・景勝地
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山頂からの風景。正面に見える池は権現池。
澄んだ青空と遠くの山々がものすごい絶景。 -
山頂からはアルプスの山々をはじめとする360度の絶景が楽しめた。
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9時02分、登山客が徐々に増え始めてきたので下山を開始する。
奥に小さく見える駐車場のある場所が最後にバスに乗る畳平。乗鞍観光の拠点となる場所だ。
下り方向も眺めがよくて素晴らしい。そこそこの傾斜があるので転倒には注意する。 -
肩の小屋手前の斜面はガレ場の登山道。
岩を転がさないように慎重に進んでいく。 -
9時27分、肩の小屋に到着。
肩の小屋からは畳平を目指し、進んでいく。 -
畳平への道。摩利支天岳の脇を通っていく。
車道のような登山道。写真には写ってないがまとまった数の登山者とすれ違った。 -
しばらく進むと正面には富士見岳が見える。
富士見岳への登山道の分岐がある。こちらは2013年8月に霧の中登山をしたが、今回は快晴のもと登り直しをする。 -
ここが富士見岳への入口。
登山道らしい道。9時40分。 -
富士見岳も傾斜はあるが比較的登りやすい登山道。
山頂まですぐなので手軽。 -
9時48分、富士見岳に到着。標高2817メートル。
その名の通り富士山が見られるらしいが、この澄んだ天気のもとでも気づかなかった。どうやら山頂の剣ヶ峰部分がわずかに見えるようだ。 -
富士見岳山頂からの眺め。
畳平を望む眺望。中央にうつる水たまりは鶴ヶ池という。 -
富士見岳山頂からそのまままっすぐに畳平へと向かう。
引き続きザレた道を下っていくと先ほどの車道の登山道と合流。
次は正面に見える大黒岳に登る。 -
いったん車道に合流。
正面の鶴ヶ池、そして池の先には畳平のターミナル。さらに奥には最後に上る魔王岳が見える。9時59分。 -
大黒岳への登山道。ここは階段が整備されていた。
ここも山頂まですぐなので淡々と登る。 -
10時8分大黒岳山頂。標高2772メートル。
登山地図によればご来光が美しいとか。
富士見岳も大黒岳も山頂にほとんど登山者はいなかったのでゆったりと風景を眺めることができた。 -
大黒岳からの下山。
正面に富士見岳、そして奥には最高峰の剣ヶ峰が見える。
鋭くとがった剣ヶ峰の山容が美しいと感じた。 -
麓に下りてきた。最後は魔王岳に登ります。
こちらは畳平の駐車場に最も近いためか、登山者がかなりいる様子。10時19分。 -
10時24分、魔王岳の登山口。
階段が整備されていて、剣ヶ峰、富士見岳、大黒岳の中では一番整備されている感じ。
ツアーなどで来た団体客もここなら短い時間で往復できる。 -
10時40分頃山頂に到着。標高2763メートル。
標識周辺が無人になるタイミングを狙ったが、次々の登山者が入れ替わり終始混雑していた。 -
10時45分、乗鞍岳登山は完了。
畳平でお土産を購入し、バスと列車を乗り継いで松本を目指す。 -
畳平からのバスは乗鞍観光センターで乗り換え。
ここから上高地線の新島々駅にバスで向かう。乗鞍観光センター 名所・史跡
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新島々駅で上高地線に乗り換え。
乗り換え時間が30分近くあり、駅で待機。
バスも列車もアルピコ交通の運行なのでもう少し接続を考慮したダイヤにしてもらえたらと感じた。新島々駅 駅
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新島々から約30分で松本駅に到着。
駅近くの駐輪場で自転車を借り、市内観光をする。松本駅 駅
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始めに訪れたのは旧制高等学校記念館。
戦後は信州大学のキャンパスとなり、現在はあがたの森公園として整備された敷地内にある。 -
旧制高等学校にスポットをあてた博物館は珍しいと思う。
日本では9番目に設立された旧制高等学校。旧制高等学校記念館 美術館・博物館
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館内は当時のカリキュラムや学生の生活の様子、主な卒業生などを展示。
入学できたのはごく一部だったと思うが当時の学生の様子がわかった。 -
続いて旧開智学校へ。
こちらは県下第一の小学校。旧制高等学校といい松本は教育に名高い土地なのだろう。
洋風建築の校舎は当時としては画期的だったと思う。国宝 旧開智学校 名所・史跡
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館内は見どころが充実。
小学校の教材や教育思想など様々な角度から見ることができた。 -
最後はここ。松本といえば松本城も有名。
天気も良く、お堀に白と黒のコントラストが特徴の城の風景がよく映える。
松本城は戦国時代に、信濃守護家小笠原氏が深志城を築城されたのが始まりといわれている。国宝松本城 名所・史跡
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館内は鉄砲関係の展示が充実。
外国人観光客を中心に平日ながらかなりの混雑だった。 -
松本城の後は近くにある松本市立博物館を見学した。
見学後は日も傾き始め、訪れた時とはまた違った松本城の表情を見せていた。 -
全ての観光を終え自転車を返却。
東京へは新宿まで特急あずさに乗るか、長野乗り換えで北陸新幹線にするか悩んだが、後者を選択。
長野は特急しなので約1時間。松本では乗客が入れ替わり、ほどほどの乗車数で終点長野に。 -
長野からはかがやきで東京に向かった。
久々の登山は最高の天気で無事に終えることができた。今後は前泊、早朝登山のスタイルで日帰り可能な日本百名山を登りたい。
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