ローマお散歩旅行 2-３（サンタンジェロ城からホテルに帰るまで）

2020/02/07 - 2020/02/12

サンタンジェロ城からホテル方面に向かう途中で地下鉄を降り、ポポロ広場エリアへ。
そのポポロ広場に面して建つサンタ・マリア・デル・ポポロ教会へ。
この教会も天使と悪魔で予習済み。
時間が遅かったので…（泣）

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

バチカン市国からまっすぐ東に１㎞ちょっとでサンタンジェロ城。
このまっすぐな道の地下にはパセットと呼ばれる秘密の地下通路があり、フランスのローマ侵攻の際には教皇がここを通って避難したとのこと。

（天使と悪魔の中でもその通路を通ってバチカン市国に行く場面がある）

テヴェレ川にかかるサンタンジェロ橋から見たサンタンジェロ城。

入場料10ユーロ。ですが、ここはローマパスを持っていれば無料で入れる施設の1つなのでタダ。（48時間パスなら１施設。72時間パスなら２施設が対象）

123年ごろに当時の皇帝ハドリアヌスが、自分の霊廟として建造。
その後、6世紀ごろペストの流行に苦しんだ教皇グレゴリウス1世が、この場所に現れた天使のお告げを聞く。その天使を記念し、霊廟の上に礼拝堂を建てた。サンタンジェロ城の名称はこのことに由来する（サンタンジェロ＝聖天使）

その後、ローマの政情が乱れた15世紀には要塞化した。
そのため、軍事的武器がてんじされている。

この感じは日本のお城に通じるものだろうなぁ。
敵に対して石を落としたりして対抗するためだろう。

全体図としてはこのような形をしているようだ。

上の写真のように円形の建造物の周りに四角く囲った建物の構造がよくわかる。

テヴェレ川にかかるサンタンジェロ橋。この橋は17世紀、ベルニーニが改修を命じられた橋で、ベルニーニ自らが制作した天使像が橋の欄干を飾っている。ただし、現在欄干を飾っているのはレプリカで、オリジナルはサンタンドレア・デッレ・フラッテ教会にある。

ラファエロ　ダ　モンテルポ作の大理石製「聖ミカエル」

ここに来て、日本人はおろか東洋人はほとんど見なくなった。
ちょうどこの前に椅子があって休憩していると、ここを通る人みんなが写真をとっていく。

逆光の時間になってしまったが、サンタンジェロ城から見るサンピエトロ大聖堂のドームと左下のイタリア国旗がいい感じ（笑）

今まで見てきた天井画の雰囲気と少し違う。
素朴というか、シンプルというか…。

ここは天井画や壁画も目を見張る。
同じ建物の中とは思えないほど違うイメージ。
この部分を見ていると、要塞とは想像しにくいが…。

別の部屋を見ると、やはり要塞だな、と。

展示物でありながら触れる不思議さをここでも感じる。

サンタンジェロ城の出口を出て振り返ると、正面から見る城とは雰囲気が違うような印象を受ける。

ポポロ広場に建つミラーコリ教会（右）とモンテサント教会（左）別名双子教会。
実際には双子ではなく敷地サイズも違うが、ポポロ広場に立った時に見た目を同じにするようにミラーコリ教会のクーポラを楕円に、モンテサント教会のクーポラを正円にしてあるそうだ。

サンタ・マリア・デル・ポポロ教会（現在修復中のため覆われている）
建設資金をローマ市民が負担したことがその名称の由来といわれる。（市民＝ポポロ）

教会を入って右側にある「デッラ・ローヴェレ家の礼拝堂にある作品「幼子キリストの礼拝」

この教会の主祭壇。
中央の絵は「市民の聖母」

どこの教会のクーポラも素晴らしい！
（天使と悪魔の中に出てくるキージ礼拝堂はこの中にあるが時間が遅かったために本来のお祈り目的以外の人は出されてしまい、見れませんでした）

（天使の悪魔の「土」の教会）
（天使の悪魔のキージ礼拝堂）

今日の夕食は…
スーパーで買ったイタリアのビールとサラダ。一口パン。
駅の2階のレストランからテイクアウトしてきた骨付きチキンの丸焼きとポテト。

イタリアワインもスーパーで安くて手に入る。
うちは絶対「白」派。

たまたま付けたテレビの中のドラえもんはイタリア語を話してました（笑）

長い1日だったわ～。