ローマお散歩旅行 2-1（朝起きてからバチカン美術館経由サンピエトロ大聖堂に入るまで）

2020/02/07 - 2020/02/12

今日の予定は…

まず、ホテルのフロントに行くこと。「到着が遅いようなので朝9:30までにフロントに来てね～」とのメールが届いていたため。

さてそれから…
ROMA　PASS　を買うこと。

その後は…
どこかへお散歩すること（笑）

明日はバチカン美術館の休館日。そのため、バチカン市国は土曜日と月曜日がとても混雑するらしい。
今回の旅行は特に予定を立てない「お散歩」なので、まずはバチカン市国周辺に行ってみよう！

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今朝、必ずしなければいけないチェックインの確認をするために、中庭を挟んで反対側のフロントがある建物に。

朝食付きの宿泊プランではなかったので、コーヒーを飲めるところを探してテルミニ駅へ。駅の２階にはカフェが並んでいてその中の１件で朝のコーヒータイム。

ホテルを出てくる前に昨日の飛行機の軽食、マーブルケーキを食べたのでここではエスプレッソとカプチーノのみ。
濃くて美味しい!

駅での次の目的は、この「 ROMA PASS」を買うこと。

ローマに着く前に買えるところを検索したら、観光案内所で買えるとのこと。ホテルの近くの観光案内所はテルミニ駅の24番プラットホームの中央辺りにあるとのことだった。
ところが、行ってみるとチケットが無いとプラットホームに入れない。
テルミニ駅の券売機周辺にいた駅員さん？ツーリストガイドさん？に聞くと、あそこで売ってるわよ～と教えてくれました。
→テルミニ駅のバスターミナルのある方の入り口から入って右側にあるキオスク。

中央上左側にあるケースに折りたたまれた地図と右側のカードが入っている。
48時間用と72時間用がある。

裏側にはイタリア語と英語で使い方の説明や美術館情報、アウトレットの情報や観光ツアー等々の案内がぎっしり。連絡先やホームページも掲載。地下鉄とトラムの路線図も有り。

駅にあるスーパーマーケットを探しに。
地下を1番プラットホーム方面に行くと左側に発見！
出口のところに電子レンジもあり。

地下街を歩いているとマクドナルド近くに遺跡。
テルミニ駅の前身は19世紀末に造られたローマ中央駅らしいから、何かの遺跡の上に駅を強引に造ったのかな…？
説明書きがあるのだが、イタリア語で解からない。

バチカン市国の最寄り駅で降り、地上に出ると人の波。
え！この時間でみんなが同じ方向に向かって歩いてるってことは目的地はバチカン？と、思っている時に、ガイドツアーのIDを首からかけた人に声をかけられた。
「この先のあの人混みはサンピエトロ大聖堂に入るのに並んでるんだよ。バチカン美術館に入るためには又並ぶんだよ。予約はした？」みたいな感じ。

私たち自身が美術館と大聖堂をどちらが先に行くか決めていなかったので話を聞くと、ガイド付きツアーで入館すると美術館から入って外に出ることなくシスティーナ礼拝堂の奥のドアからサンピエトロ大聖堂へ入ることができるメリットがある、と。
高いか安いか正直、よくわからないまま参加することにした。（1人57ユーロ）
10:30出発、英語のツアー。
日本語のそうしたツアーはないとのこと。

私たちに声をかけてきた人は「ボランティアだから、話を聞いてくれればいいよ」みたいな感じだったが、結果的にはガイドツアー受付に連れていかれる客引きだった（苦笑）

貴重な美術品を多く貯蔵するバチカン美術館。
バチカン美術館という名称は、20以上に分かれた美術館・博物館の総称。
ちなみに収蔵品はすべて歴代教皇のコレクション。

なんて立派な入り口なんだろうと思ったらこれは出口。
入り口は左の方の高さ半分くらいの黒いところ（笑）

バチカン美術館に入る入場券。
ガイドツアーで入場しても、手荷物検査を受けた後で配られた。

サンピエトロ大聖堂の裏側にあるバチカン庭園。
一般公開はしていない。

サンピエトロ大聖堂のクーポラ。

ピーニャの中庭。
名称であるピーニャは松ぼっくりという意味で修復中。
このブロンズ製のオブジェは「球のある球体」という作品。
直径は4メートルでクーポラの先端に付いている球体と同じサイズだそうだ。

ピーニャの中庭を横切って右側はキアラモンティ美術館の彫刻が並ぶ。

気が遠くなるような古い作品でもすぐそこに、簡単に触れられそうなところにある不思議。

ティグリス
川の神、ティグリス。
ミケランジェロがここに据え付けた…

ミケランジェロって…
1475年～1564年の人かぁ。

ラオコーン
コロッセオ付近で発掘されたもっとも重要な古代彫刻。

ラオコーンがあるのは「八角形の中庭」

ドーム型天井の絵の１つ１つにも圧倒される。

ピオ・クレメンティーノ美術館
彫刻作品が多く展示されている美術館。絵画が多いドーム型天井もここは凹凸がある彫刻型。

ドーム型天井の下は、このようになっていて床はモザイク画。

床のモザイク画もとても繊細でち密。

燭台のギャラリー

燭台のギャラリー
ローマ時代の美術品が並び天井画も美しいエリア。

タペストリーのギャラリー
タペストリーの変色を防ぐため、少し暗い目の空間。

タペストリーの一部を写メるとしっかりと色が浮かぶ。

地図のギャラリー
長い廊下の両側には1580年代の地図が展示されている。
私は、地図より天井が気になりましたが…

システィーナ礼拝堂内は残念ながら撮影禁止。
ミケランジェロの最高傑作「最後の審判」は、圧巻の一言。
（コンクラーベはこの礼拝堂に枢機卿が集まって行われる）

システィーナ礼拝堂からサンピエトロ大聖堂へ抜けることができる通路。
建物の向こう側に見えるのがサンピエトロ広場。

サンピエトロ大聖堂の閉まっていたドア。
このドアのレリーフ1枚1枚も相当な見ごたえ。

コンクラーベで次の教皇が選出されお披露目をするベランダ。

（天使と悪魔で最後の方の場面に使われている）

サンピエトロ広場中央に建つオベリスク。
紀元前１世紀にエジプトのアレクサンドリアに建てられ、1586年に現在の位置に移築させたとのこと。
…石の文化ってすごいなぁ。