2019/10/31 - 2019/11/01
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amstrobryさん
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ここ数年、全国にある日帰り可能な日本百名山の登山をしている。
そんな中、アクセスには難点があるが、登山自体は手軽にでき景色もそこそこ楽しめそうな徳島県の剣山が候補に。
四国へは寝台特急でアクセスできるので仕事の後でも問題ないこと、電車の乗り継ぎで本数の少ないバスに往復乗り継げることなどを確認し、天気と登山指数の条件を満たした10月31日夜出発、一泊二日で剣山を訪れた。
東京22:00(サンライズ瀬戸)→坂出7:10/7:14→多度津7:29/7:34→琴平7:51
琴平8:05→大歩危8:49
大歩危8:58~久保10:06/10:08~見ノ越10:58 【剣山登山】
見ノ越14:15~滝野宮15:10/15:19~穴吹16:33
穴吹17:05→徳島17:45/18:25~徳島空港18:57
徳島空港20:35(JAL464)→羽田空港21:45
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2019年10月31日、剣山登山のため22時発のサンライズ瀬戸号に乗車する。
登山計画は晴天予想がほぼ確定後に切符を手配するので、行きの寝台券や帰りの航空券次第だったが、いずれも無事に手配できた。
登山後は高松の夜景を楽しもうと帰りも寝台特急を狙ったがこちらは満席で予約できなかった。 -
剣山滞在時間は約3時間。
たった3時間のためだけに一日中移動時間に費やすという、、、
登山口最寄りの大歩危駅からはバスで2時間の行程が待っている。 -
久々の寝台特急。乗車するのは2012年以来7年ぶりだった。
乗車するのはシングルというサンライズで最も多く設置されている種別。
寝る分にはそこそこの居住性が確保されています。 -
ベッドに浴衣も完備。
浴衣に着替え、列車が発車すると非日常的な空間が生まれる。 -
列車発車後は夕食の時間。
サンライズは22時出発ながら、東京駅は駅ナカ店舗が充実。
駅弁の調達も十分にできた。 -
ついつい2か所のお店で駅弁を購入。この後は寝るだけなので明らかにカロリー過多。明日の登山で消費するしかない。
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翌朝11月1日、サンライズ瀬戸は時間通りに坂出駅に到着。
せっかくの寝台特急、終点の高松まで乗車していたかったが登山口に行けなくなるので下車。
通勤時間が始まっていた。 -
普通列車と特急列車を乗り継いで土讃線の大歩危駅に向かう。
バスの連絡時間は10分。しかも代わりのバスは無い。少しでも遅れるとこれだけ移動してきたのがすべて水の泡に。
定時運行を祈った。 -
無事に大歩危駅に到着。
大歩危峡のほか、かずら橋なども有名なスポットだ。大歩危駅 駅
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駅構内には大歩危峡の展望スペースがあった。
改札を抜ける前にちょっと立ち寄った。 -
さて、ここからはバスの時間。
大歩危駅8時58分発で久保10時06分着。久保で乗り換え10時08分発で登山口のある見ノ越には10時58分に着く。2時間という非常に長いバス旅である。
バスは途中かずら橋を経由する。かずら橋までは車内がいっぱいになる盛況ぶりだった。また、wifi設備もありなかなか進んだバスだった。 -
久保に到着。
大歩危からの交通手段としてレンタルバイクもあったようだが、険しい道のりを進むことやレンタル条件などがあわず、バスを選択した。
バイクだとかずら橋なども見学できるメリットはあったが。 -
久保からは1日2本の登山口までのバスに乗り換え。
2本といっても日帰りするためにはこの10時08分発に乗らないといけない。実質最終便。
バスはすれ違いがやっとの森の中や小さな集落を通過していく。 -
そして10時58分定刻通り剣山登山口の見ノ越に到着した。
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剣山は標高1955メートルの日本百名山。
途中までリフトが通っているので、山頂までは1時間以内に到達できる。
登山自体の難易度よりも登山口までのアクセスが難しい山だと思う。
もともとは2013年の四国旅行の時に登山計画をしていたが、雨天だったため中止。6年越しの登山となった。剣山観光登山リフト 乗り物
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リフトからは紅葉の進んだ木々を見ることができた。
また、リフト終点付近に近づくと剣山山頂を望めた。 -
約15分間のリフト乗車で西島駅に到着。
周辺は山々が広がるが、見晴らしはなかなか良い。 -
リフトから麓の風景をふりかえる。
山々が深い。ここまで通ってきた道路も山の中を走ってきた様子がよくわかる。 -
11時11分登山スタート。
ここから山頂までは30分ちょっとの道のり。山頂までの到達は比較的容易だと思う。 -
木々も少なく見晴らしがよい。
天気も予定通り快晴でなによりである。 -
山頂までは一気に登っていく感じなのか、多少傾斜を感じる登山道。
自分のペースで進めば疲れないが、少し急ぎ気味だと足腰と体力を消耗する感じだ。 -
登山道からの風景。山間のわずかな谷間に集落が点在している。
かなり険しい場所だと思う。 -
11:20刀掛けの松というスポットに到着。
ベンチが設けられ、登山者の休憩スペースになっていた。 -
こちらが刀掛けの松。
刀のようにも見える枯れた木が横になっていた。 -
刀掛けの松の横には小さな祠が立っていた。枝折神社というらしい。
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刀掛けの松を過ぎる。
同程度の傾斜の道が続いていく。 -
山頂までの距離と時間は計算しやすい。体力を消耗してもすぐに山頂につける距離なのでひたすら進んでいく。
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標高を稼いだところで得られた眺望。
登山道自体は眺めのよい場所が多かった。 -
やがて剣山神社の鳥居がみえてくると山頂はもうすぐである。11:33。
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剣山本宮ののぼりが立つ。
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この山頂付近に立つ神社は剣山本宮宝蔵石神社といい、宝蔵石を祀る神社である。
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山頂へは神社と頂上ヒュッテの間の階段を登っていく。
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こちらが階段を上ったところから見られる宝蔵石。なるほど神秘的な感じだ。
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さて、階段を上ったが山頂まではもうちょっと距離がある。
木道が整備されていて木道の階段を歩いていく。 -
山頂エリアはほぼ平坦な草原が広がっていた。
見晴らしは抜群に良い。 -
山頂まではもうひと踏ん張りだがところどころ休憩用のベンチが設けられていた。
空が広く感じられて最高である。 -
11時40分山頂到着。登山口から30分。
少し急ぎ気味に歩いたものの、お手軽日本百名山のひとつであると感じた。 -
山頂からは複数の登山ルートに分かれている。
こちらが次郎笈方向。人気の登山ルートで剣山のセットで登る人も多そう。
眺めも良いので魅力的だったが結構な上りかえしがあり、3時間の登山時間だとできなくもないがリスクも大きいと感じ見送った。 -
山頂付近は平日ながら登山客が次々と入れ替わりあまり落ち着かない。
広い空を感じながら山頂付近の木道を散策することにした。 -
12:16下山開始。
帰りのバスは14時15分なのでかなり時間を持て余しそうだ。できるだけゆっくりと下山することにする。 -
空がきれいな登山日和。山頂付近は眺めの良い道が続く。
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火山性の山ではなく標高も2000メートルに満たないので基本的には樹林帯の登山道となる。
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帰りに選んだルートのスポット、二度見展望所。
木々がなく、周辺の景色が見渡せる休憩スポット。12:30。 -
展望所からの眺め。次郎笈がよく見える。
次郎笈からは剣山山頂付近がよく見えそうで行けばよかったかなと少しだけ後悔。 -
山深い風景。街並みが見えない。道路が設けられているが、ここによく道路を通せたものだと思う。
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12:36リフト西島駅への標識。どんどんと下っていく。
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12:45、西島駅と大剣神社への分岐道。
このまま下山すると1時間以上のバス待ちとなってしまうので大剣神社を経由する。 -
途中、剣山御神水という名水スポットがあった。
剣山山頂付近から湧出し、昔から病気を治す若返りの水といわれているらしい。
自分は生水を飲む習慣がなかったので見学のみとした。 -
周辺からの眺め。紅葉が進んでいる。
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大剣神社に到着。12:49。
悪縁を絶ち、良縁を結ぶといわれている神社。縁起が良い。 -
山頂との中間付近にあるので休憩場所にも良いと思う。
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リフト西島駅まで650メートル地点。12:51。
バスの時間は14時15分。麓で何をして時間をつぶすか、、、 -
リフト乗り場が近づくと紅葉が色づく木々も見られるようになった。
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最後に鳥居をくぐってリフト西島駅に到着。登山完了となる。
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12:58。リフト西島駅に到着。
少しだけ下山方向を歩いてからリフトに乗車した。 -
帰りもまた絶景。15分間のリフト乗車。
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見ノ越駅に到着。13:34。
バスの時間まではビジターセンターを見学したり、近くにある神社、寺をまわる。 -
まずは剣神社。
リフトを使わない場合、ここから登山道が始まっている。 -
境内。創建年代不詳。
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剣山神社の隣にあるのがこちら。剣山円福寺。
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江戸時代の創建らしい。
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さて、帰りの時間である。ここから東京までほぼ移動が始まる。
帰りは徳島線の穴吹までバスに乗車。徳島駅に向かい、空港まで再びバス。
徳島空港から飛行機で羽田に戻る日程である。 -
帰りのバスも乗車時間が約2時間ある。
行きと同じような山道を途中集落を通りながら街を目指していく。 -
途中で乗り換えがあるのも行きと同様。
滝の宮というバス停で乗り換え。小集落ながら周辺には店舗などは見当たらなかった。 -
そして穴吹駅までのバスがやってきた。
JRの駅を結ぶバスに乗車できれば一安心。
乗り遅れが許されない行程だったがこれに乗れれば後は修正可能。 -
登山口から2時間ちょっと、徳島線の穴吹駅に到着。
穴吹駅 駅
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穴吹駅前には銘菓ぶどうまんじゅうの本店があった。
知らないお菓子だったがせっかくなので購入。 -
そして列車の時間まで時間つぶしのため、駅前を流れる吉野川を眺めることに。
夕日も収めたかったが、標高の高い山々に阻まれてしまった。 -
吉野川に架かる橋。橋の向こうにはうだつの街並みで有名な旧脇町がある。
違った観光目的でいつか訪れてみたい。 -
さて、列車の時間。普通列車か特急列車で迷ったが、徳島駅周辺でラーメンを食べたいので特急で急ぐことにした。
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徳島駅到着。バスの時間まで約40分。
適当にラーメン屋を探していたら適度な賑わいでも並ばずに入れそうな店を発見。麺王 徳島駅前本店 グルメ・レストラン
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徳島ラーメン。しょうゆベースだが濃い目の味でやや甘みを感じる個人的には好みの味。
550円という値段もかなりリーズナブル。 -
さて、徳島駅からはリムジンバスに乗車。約30分で徳島空港に。
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駅から登山口まで公共交通が利用可能とはいえ、アクセスが大変な剣山。
自動車でなければいけない場所も多い中、公共交通があるだけよいが、なかなかの強行日程だった。
今後もこういった効率を重視した日程でも百名山に登っていきたい。
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