2020/02/08 - 2020/02/08
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ミズ旅撮る人さん
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2020年2月、岩手県の観光農場「小岩井農場」を訪れました。
2月限定で「小岩井ウィンターイルミネーション 銀河農場の夜」を開催しています。
本来は、ここにあるSLを見に立ち寄ったのですが、ちょうどイルミネーションが
点灯された時間で、SLがどんな風になるのか見たくて暗くなるまで滞在しました。
農場のイルミネーションには、さほど期待していなかったのですが、
規模は大きくなくとも、写真を撮るのがすごく楽しい仕掛けがあって、
ずっぽりハマってしまいました。
SLは、動いている時の音が流されていて臨場感があるし、
「銀河鉄道」をイメージしたイルミネーションが秀逸です。
売店では「ウィンターランド期間限定特別セット」などがあって、お得感満点。
スノーシュー体験や、スノートレインなどもあり、一日遊ぶことが出来ます。
さすがは全国に名を知られた小岩井農場。
雪深い時期であっても、この時期ならではの楽しみがありました。
本当に行って見て良かったです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
岩手県の盛岡から程近い小岩井農場は、真冬でも営業しています。
昨年、年末年始に東北旅行をした時は、正月休みで立ち寄れず、
今回は2月に行くことにしました。これが大正解!
2月は週末限定のイルミネーションが開催されているのです。
まきば園は一旦16時で閉園し、
30分後からイルミネーションが開始されます。
イルミネーション入場料は800円なのですが、
2/8は「いわて雪まつり」のため、
特別に昼間から通しで400円でした。
(他の土曜日は昼夜別料金です)小岩井農場まきば園 テーマパーク
-
乳製品が有名で、身近なスーパーなどでも見掛ける「小岩井農場」。
岩手県にあることは知っていても、訪れたことはありませんでした。
盛岡ICから簡単にアクセスできます
(次の滝沢中央スマートICの方が近いようです)。
JRの駅名も「小岩井」なので地名だと思っていたら、
創業に関わった3人の名前の頭文字だそうです。
小野義眞・岩崎彌之助・井上勝の頭文字をとって
小岩井農場と名付けられました。
日本の鉄道の父と呼ばれる井上勝を、
三菱の創業者岩崎弥太郎の片腕であった小野義眞が、
弥太郎の弟・岩崎彌之助とともに援助して、
1891(明治24)年、小岩井農場が作られました。 -
16時ちょっと前。受付では16時半から
イルミネーションを点灯しますと言っていたのですが、
もう既に点灯されていました。本来なら、16時でまきば園は一旦終了。
16時半から夜の部が始まるのですが、この日だけは特別に
昼間の料金で入ったまま一日OKでした。
一年に1回だけの特別な日に、よくぞ当たったものです。
一番始めにくぐるアーチです。
アーチの向こうには標高2,038mの岩手山が見えます。 -
アーチの横では、リースの中から顔を出した写真を
無料で撮ってくれます。 -
アーチの先には小岩井農場の看板があったけど、
岩手山を中心に撮っちゃった。
「K」の横にあるのが、「小岩井農場の一本桜」のイルミネーション。
本体はどこにあったのかなあ?
帰ってから地図で調べたら、全然違う所にありました。
「まきば園」では見られないのね。 -
左方向を見ると、とんがり屋根のミルク館。
-
右を見ると牛の列。
お目当てのSLはこちらにあるので、牛に沿って歩いて行きます。 -
牛の後ろには、別のアーチがあって、
その先にSLの姿が見えて来ました。 -
青いイルミの点灯するアーチの先に、雪を被ったSLがあります。
-
「銀河鉄道SL 本物のD51がLEDで彩られ迫力満点」
SLはすっかりイルミネーションの一部になっていて、配線だらけです。 -
あら、このD51は「なめくじ型」じゃない。
煙突の後ろの蒸気ドームが長く伸びて、
なめくじのような形ということで付いた呼称です。 -
D5168。D51としては初期の物ですが、
自分の余生がこういうものになろうとは、
本機も夢想だにしなかったでしょうね。
1937年日立製作所製。1976年廃車。 -
ナンバープレートも配線が縁取っています。
今日の日の最後の夕日がD51の顔をほんのり染めています。 -
D51の後ろにはタンク車と、3輌の客車が付いています。
そちらも電飾でいっぱいです。
客車の前に柵がありますが、もっと手前にも柵があるので
全然近寄れません。 -
D51の前方には線路の延長に2本の棒が斜めに立て掛けられています。
これが「銀河鉄道」のレールですね。
煙突からは煙が流れているようにLEDが配線されているし、
SLの走行音が絶えず流されていて、夜の姿が期待されます。 -
運転席の外観はひどく傷んでいるようには見えませんが、
冬でも野ざらしなので、どうなんでしょう? -
2月以外の姿を知らないのですが、
やはり運転席には上がれそうもありませんね。
これだけ厳重に囲われているので、
計器類は結構残っているのかもしれません。 -
このD51と客車は2008年まではSLホテルとして営業していました。
なかなか格好いいロゴマークですね。 -
その当時はナハネ20が3輌と、ナロネ21が2輌の編成でしたが、
現在では3輌になっています。 -
配線の張り巡らされた足回りは、真っ黒に塗られていて、
個体番号は絶望的でした。 -
牛の並んでいたところに戻って来ました。
この虹のアーチを抜けると正面玄関です。
そろそろイルミネーションの色がわかるようになって来ました。 -
本当は、このまま宿に向かうつもりだったのですが、
ここでこれに掴まってしまいました。
あれ?この子、ひょっとして、とっても写真写りが良くない? -
うっわ~、これは綺麗!
薄暗くなるにつれ、どんどん輝きを増して行きます。
あや~、宿に着くのが遅くなっちゃうけど、これは素通りできないわ。
という訳で、ここから小岩井農場のイルミネーションの始まりです。 -
木の枝に吊るされている多面体に
ライトの明かりが反射しているのですが、
それが様々な色に変化して、しかも写真で撮るとキャ~綺麗! -
この時間帯は貴重です。
イルミネーションの色がハッキリしてきて綺麗な上に、
周りの風景もまだ見えるので、双方を生かした写真が撮れます。 -
この辺りは、この多面体の群落があるので
当分ここから離れられそうもありません。 -
一つ一つの多面体に映る風景がすばらしい模様になっています。
その背景に、農場のサイロを合わせてみました。
風景とイルミのコラボが出来る、わずか数十分の勝負です。 -
ちょっとだけ雪が積もっていて、誠にいい塩梅。
その青い色は何が映っているの? -
イチオシ
ほ~っとため息。なんて綺麗なの?嬉しいなあ、これが撮れて。
多面体の中心部にも緑っぽい球体があって、危険な美しさ。 -
このミラーボール、頭に白いリボンをつけてる!ぷぷぷ、可愛い!
-
雪原の向こうに見えているのが、牧場館とサイロ喫茶室。
あそこに行かれるのはいつかなあ? -
雪を食(は)む馬。君が輝くのはもう少し後だね。
-
全国いろいろなイルミネーションを見て来たけど、
本当に雪原の中のイルミネーションは初めてだなあ。 -
私はこの様々な色の反射にメロメロなんだけど、
意外に反応する人と、無反応の人に分かれるみたい。
カップルで反応が分かれたら、一大事かもね。 -
たぶん、ここにはコードとか金具とかも映っているんだろうけど、
それすらも模様になっているからすごい。
この多様な色と模様に夢中なんだけど、
もしかして光り物が大好きなカラスみたいなもの? -
星形のトゲトゲがいっぱいの多面体。
さぞかし色々なものを反射して綺麗かと思うけど、なぜか今一つ。
う~ん、青いのは好みじゃないのかな? -
やっぱり緑色が好きなんだな。
そこにピンクがちょっと入っているのがポイント。
一体、どうやってこれらの色を出しているんだろう? -
こんな複雑な模様。自然に出来るからいいんだろうな。
学生時代に美術の授業で
水面に墨汁を落として作ったマーブリングのよう。 -
材質はアクリル樹脂なのかな?
不純物がたくさんあって、乱反射するようなのがいいのかもね。 -
こんな物が呼んでいたら、迷いの森にだって踏み込んでしまいそう。
-
イチオシ
ホ・ホ・ホ・・・嬉しいなあ、これ。ぜ~んぶ色も模様も全然違う!!!
-
バレンタインにチョコレートをもらえなかった男子諸君!
こんなのの先にラブレターが付いていたら、
ロマンチックな彼女はイチコロよ。 -
なんで、こういうのが好きなんだろうなあ。
この透明感が何とも言えない。
危険なカクテルのよう。酔わせてくれるなあ。 -
この中に入っている電球は、色が時々刻々と変わっていました。
-
真っ暗な中で見ても綺麗なんだろうけど、
背後に古いレンガの建物があるのもまたいいと思う。 -
君は最高に美しい。
-
彼らのお陰で、存分に楽しませてもらいました。
こうしたイルミネーションは最近、見られるようになって来たようです。
小岩井農場、なかなかやるね。
適度に雪が積もっている分、小岩井の方が勝ちだな! -
さて、ではアーチに誘(いざな)われて行こうか。
-
こうした人のいない風景が撮れるのがいいね。
栃木県のあしかがフラワーパークはすばらしいけど、
ものすごい人でもうたいへん。
土休日だけでなく、平日でもあれだけの人が集まるのは本当にすごい。 -
牧場館の裏手にある建物の中は、
ぐるっと一周できるミニトレインになっていました。
真っ青なのは、銀河鉄道をイメージしたセットなんですね。 -
これだけのセットは他では見ないですね。すごい。
-
農場に入場した時にもらう「小岩井農場まきば園マップ」には、
このミニトレインは掲載されていません。
もっと宣伝してもいいと思うんだけど。 -
牧場館を出てすぐ見えるこの木。わずかな間に劇的に変化します。
-
イチオシ
ほらね。この間、わずか4分です。
夕暮れ時は変化が激しいから、撮る方は忙しい。 -
園内のイルミネーションが目立つようになり、
そろそろ空の色が無くなって来ました。
この頃になると、段々と人が増えて来ました。
これからのイルミネーションを目当てに来るんですね。
19時半には花火も上がるそうです。
さすがにそれまでは居られない。残念無念。 -
奥に見える小屋では、スノートレインの受付をしています。
スノーモービルに、そりを連結したもので、それはそれは楽しそう。
一般の日は16時迄ですが、イルミネーションのある土曜日は
19時迄やっています。 -
園内には様々なイルミネーションのアーチがあって、
七色が縦縞だったり、横縞だったり。
白い雪が、イルミネーションの色に染まっています。
園内では他に、スノーシュー体験も出来ます。これは11時半出発です。
牧場館では、バター作り体験が10時半と14時に出来ます。
この雪が積もっている時期に、一日中遊べるのはすごいです。
ただ、今年(2020)は雪が少ないそうで、
雪遊びコーナーや滑り台などは使えないそうです。 -
振り返れば、「あったか館」の上に満月が出ていました。
-
真っ赤なアーチの中から「鐘の広場」を見ています。
対照的に静かな青い風景になっています。 -
赤色の先は紫色でした。シンボルツリーが見えて来ました。
-
アーチを抜けて振り返ります。雪があると、イルミネーションがよく映えますね。
-
イチオシ
ウィンターイルミネーションのシンボルであるクリスマスツリー。
モミの木ではないので枝が横に広がっていて、
それに芸術的にカラフルなイルミを着せ掛けていて、
ぐっと魅力的ですね。
これなら、クリスマスツリー発祥の地のフランス・ストラスブールの
ツリーにも勝てるかも?
あちらは大きさが世界最大だから、大きさでは負けるけどね。 -
2019年12月のストラスブールのクリスマスツリーです。
大きいんだけど、デコレーションに秀でている
フランスにしては凝ってないんです。
芸術点では小岩井の方が勝ってると思いませんか? -
シンボルツリーの隣には、イルミネーションのかまくらが並んでいます。
-
イチオシ
「星に願いを」の曲が聞こえて来そうな場面です。
たまたま中に入っていた男の子が何気なく多面体を手に取りました。
その瞬間、それは大きな星になったのです。ありがとう! -
かまくらの中に入ると、こんな星空?が見えます。
-
そして、小岩井農場のメインボードに戻って来ました。
-
次は七色の山麓トンネルが待っています。
-
山麓トンネルからは、岩手山と一本桜のイルミネーションが見えます。
手前の牛は園内のところどころで見掛けますが、
つい脳裏に「アルプスの少女ハイジ」のエンディングが
浮かんでしまいます。あれは山羊でしたが。
「♪もしも小さな足音が聞こえたら、待っててごらん~」 -
このイルミネーション、本当に2月だけなの?信じられない。
2020年2月の土曜日は5回ありますが、22日が最終だそうです。
今年はうるう年で29日の土曜もあるけど、
その前に休園期間に入ってしまいます。
2020年、2/25~3/6は休園です。 -
「光のトラクター」客車に乗って写真が撮れます。
トラクターってところが農場らしくていいね。 -
「恋人たちのツリー」と「キャンバスイルミ」です。
ツリーの中に入れます。 -
山麓館に入りました。
白いリースの上は「アンブレラ・イルミ」です。
ポルトガルの小さな村が人寄せのために始めたアンブレラですが、
ハウステンボスなどでも取り入れていますね。
ところで、この白いリース、何で出来ているかわかりますか? -
なんとこの牧場で刈った羊の毛で出来ています。
これは世界でもここだけじゃないかな?
羊と言えばオーストラリアだけど、南半球のクリスマスは夏だから、
羊毛のリースは考えられないだろうし。 -
山麓館にある売店限定のお菓子がこれ。「まきばの大地 黒糖風味」。
茶色のパッケージが限定品で、その後ろに並んでいるのが従来品。
従来品はオンラインショップでも買えます。 -
ここでの目玉商品がこれ。
「ウィンターランド期間限定特別セット おつまみチーズセット」
通常価格2,103円のところ1,100円(税込み)!
6Pチーズ(670円)が3種類と
オードブルチーズが2種類入っています。
これは安い!即買いでした。6Pチーズを食べてみましたが、
味が濃くて幸せです。 -
山麓館で買い物を済ませて、正面ゲートに戻って来ました。
シンボルツリーのそばには、「フォトフレームイルミ」があります。
これは天使の羽根。 -
ピンク色のフレームにぴったりのピンクのウェアね。
-
園内の至る所に吊り下げられている多面体。
もう小岩井農場といえば、私のイメージはこれだな! -
ゲート脇の管理センターに飾られているツリー。
木に吊り下がっている多面体は緑系なのに、
雪に映る色は青やピンクの濃い色。光源が別なの?
冷たい雪なのに、モフモフに見える。 -
もう完璧にクリスマスツリーのノリだね。一気に気分は2ヵ月前。
-
「レインボートンネル」全長は45mだそうです。
このトンネルのLEDは「廃天ぷら油」を再利用して
発電した電力で点灯しています。 -
正面ゲートまで戻って来たのに、そのまま帰らなかったのは、
SLのイルミネーションを見るのを忘れていたからです。
あれだけ配線が施されていたのですから、見ておかなくては。 -
ああ、煙が「なめくじ」の上を流れて行っていますね。
SLの走行音も絶好調。シュッシュッと元気に走っています。 -
輪郭線が波打っているのが微妙だけど、
よく検討しているんじゃないかな?
D51の顔が、なんとなく猿みたいなのが、う~~~ん・・・ -
イチオシ
「銀河鉄道」らしく見えるね。満月も出ているし。
ただ、SLを見に来ただけだったのだけれど、
まさかこんな姿を見るとは思いませんでした。
いや~、すごいタイミングだったなあ。 -
客車には乗客がいます。どうやら宮沢賢治のシルエットらしいです。
-
SLに別れを告げ、また多面体の広場に差し掛かりました。
暗くなって一層色鮮やかに輝いています。 -
とても色が強くて、すごく綺麗なんですが、
個人的にはまだ明るかったころの色合いが好きです。 -
暗くなると、多面体は色が濃くなって、キツくなりました。
あの透けた感じがなくなってしまい、心惹かれることがなくなりました。
そろそろ潮時です。 -
雪にカラフルな光が映っています。綿菓子みたいでふわふわに見えます。
-
「鐘の広場」も見納めです。
思いもかけず、素敵なイルミネーションを楽しむことが出来ました。
宿の到着が遅れて、ムッツリされちゃったけど、
小岩井農場に来て良かったです。
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