2019/12/15 - 2019/12/18
135位(同エリア336件中)
なかじもさん
普通の人が行かない国(行った人スミマセン)。
普通の国では刺激が足りない人向けの国、バングラデシュ。
初めて行きましたが、戦勝記念日(毎年12/16)にちょうど重なる日程で行ったところ、意外と(?)楽しい国でした。
観光地化する前に、皆さんも行ってみてください!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2日目は午前中オールドダッカ、午後グルシャン周辺を回る予定。
まずはCNG(いわゆるオート三輪。天然ガスが燃料なのでCNGと
呼ばれている)に乗ってスターモスク(タラ・モスジッド)へ。
檻の中に監禁された気分やけど、このCNGがまた運転が荒くて・・・。
檻の中の方がむしろ安全かも(?)
運転手は詳しい道を知らないようで、あちこちで歩行者に「タラ・モスジッドってどこ?」と聞きながらウロウロ。
オールドダッカは細い道ばっかりなので、前方からリキシャが来るとどちらかが避ける(もしくは少し広い道まで戻る)必要が。しかしバングラ人は譲らない。まずはお互いに「どけどけ~!」とか言いながら叫ぶのだが、なぜかCNGにはバックギアが備わっているため、結局リキシャに負けて来た道を戻るという構図が何度もありました(笑) -
なんとか到着。運転手が「わざわざ知らない道を調べて来てやったから多めに金払え」と、最初300タカで約束してたのに400タカを要求してくる。
お、ふっかけてきたね~と内心思いながら、「お前言うてた値段と違うやんけ!なんでやねん」と少し強めの口調で応戦(日本語で)。しかし相手も引く気配がなかったので、面倒になってちょっと多めに払ってあげました。
外国に来てまでケンカしたくないもんね。いっぱい道譲ってたし(笑)
スターモスクはこじんまりした造りながら、やはり美しい。
こまかいタイル細工とか、凝ってて面白い。 -
有名な(?)富士山タイルも拝んできました。
1枚だけじゃなくて3枚あるのね。
内装も細かい星模様のタイルで飾られていて、手が込んでいるのがよくわかります。 -
朝食はスターモスク近くの食堂で。
よくわからないながらも指さしで「コレ食べたい!」と言えば伝わる。
店員の兄ちゃんも謎の外国人に戸惑いながらちゃんと対応してくれました。
チラチラ目線を感じるのは気のせい・・・ではなく、皆さんガン見してきます(笑) -
ピンクパレスにも来たものの、外国人は入場料500タカ、バングラ人は50タカとかいう価格設定に耐えられず外観だけ。。。
さすがにボッタクリ過ぎやろ~ -
ブリゴンガ川沿いの港、ショドル・ガッドは荷卸しと競り人で大混雑。
主に果物市場の役割を果たしているようで、たくさんの箱に入った果物が競り落とされて運ばれていく。メイドインチャイナが多かったね。
が、これだけ人が多いので、当然車は立ち往生。 -
渡し舟屋さん。
本当は下流のパドマ川(ガンガーの下流)まで行って、インドとネパールの全てが流れ着く光景を見たかったけど、バスで結構時間がかかるみたいなので断念。
この川も十分大きくて汚いので雰囲気は伝わりましたです。 -
バングラの男性は濃い人が多いので、街中には床屋がたくさん。
自分も日本人の中では顔が濃い方やけど、こっちの人は顔だけでなく髪もヒゲも濃いので勝てる気がしません(何の勝負や)。
インド・ヨーロッパ語族の最東端がここ、バングラデシュ(ベンガル人)。
バングラの隣のミャンマーからいわゆるアジア人の国になる。このはっきりとした境目が国と言うか世界の面白いところ。 -
バングラには貧しい人もたくさんいました。
通りには信号がほとんどないし、皆スイスイ渡っていくので歩行者が歩道橋を使うことはあまりないみたい。
写真の歩道橋も利用者は全くいなかったのだが、風景を見るために上ってみたところ、強い小便の臭いが。。。
歩道橋には一人の物乞いの少女が座っていました。
こちらを見て、「何かくれ」と手を伸ばしてきます。
自分はどこの国の物乞いにもお金を渡すのは嫌なので、ここでも飴を渡して足早に通り過ぎました。
物乞いに飴を渡すのは西原理恵子の本で読んで「なるほど」と思ったから。金を渡すと近くで監視している親に取り上げられることが多いそうです。
バングラには大人・子供を問わず物乞いがたくさんいますが、グラミン銀行とか画期的な制度もあるし、少しでも早くこうした人達が減るよう、発展することを願います。 -
そしてまた肉屋。こちらも肉になる前となった後の対比が・・・
イスラム教徒は牛を、ヒンズー教徒は豚を食べないけど、鶏と羊はどちらの人もよく食べる。バングラで生まれたばかりにもうすぐお肉にされる羊たち。
人間は罪深い生き物、、、と感じながら、腹減ったなぁと思う罪深いわたくし。 -
歩くのにも疲れてきたのでリキシャに乗って移動。
こういう隙間をいともたやすく走るリキシャに感服。
乗ってる身としてはバスに挟まれて圧死・・・とか想像して緊張するんですけど(笑) -
どの国もバラまき用の土産を買うにはスーパーが便利。
しかしバングラではスーパーマーケットは高級店らしく、お金持ちそうな客層ばかり。
鮮魚コーナーにはコイ、ナマズ、エビなど川魚がいっぱい。 -
今日(12/16)は戦勝記念日ということで、バングラ中がお祭り騒ぎ。
街中では独立の父、ムジブル・ラフマンの独立宣言スピーチが延々と流されている。言葉はわからんけど、「俺たちは勝ったんや、独立するんや!」みたいなニュアンスであろうことは想像できる。
そして道路ではバングラの若者がバイクで大暴走。
こんなバイクが100台以上パラリラパラリラしてました。
それを見るダッカ市民は誇らしげな目線。 -
昼ごはんはカレー風味のビリヤニ。豪勢にチキンを載せて注文。
横のライムはともかく、青唐辛子はどうせぇっちゅうねん。。。
まさか丸のままかじる・・・(?) -
ずっと続く線路・・・と見せかけて、ここは駅(ボナニ駅)。
ダッカで一番のお上品な街、グルシャンの最寄り駅なのにホームすらないなんて。
ず~っと待っても列車が来ないので駅で聞いたら「今日は列車走ってないよ」って・・・。
祝日はそういう日もあるみたい。 -
なのでコムラプールまでバスで移動することに。
バス停にはチケット売りのお兄ちゃんがいて、コムラプールに行くバスを「来たよ」と教えてくれた。お兄ちゃんの売ってるチケットとは違うバス会社やったけど、親切な人でした。
ボナニ~コムラプールまでバス代は25タカやったかな。意外と早くて安いので慣れれば便利な交通手段。
ただ、今どこを走っているのかわからないのでスマホの地図とにらめっこ。
各バス停に近づくと乗務員が「コムラプール!」とか叫んでくれるのですぐにわかります。
しかしバングラのバスは傷だらけ。。。 -
バングラは禁酒国・・・とは知りながら、酒が飲みたいのは酒好きの性。
日本人御用達のホテル71にはバーがあり、そこでバングラ国産ビール(ハンタービール)が飲めるのだ。
19時まではハッピーアワーで1杯300タカ(やったかな?)。
禁酒国なのにビールを作っているとはこれいかに。
ハトにあげるくらい大量のナッツも付いてきて、2杯飲んじゃいましたとさ。 -
夕飯は近所の食堂で魚のカレーと野菜のおかず。
バングラ人はお米大好きで何杯もおかわりするねんけど、この時はビールでお腹がいっぱいやったので米は頼まず。
「カレー頼んで米頼まない変な奴・・・」という店員の厳しい目線を感じながらおいしくいただきました。
それにしてもバングラの魚は小骨が多い! -
街中にはチャイ(紅茶)屋がそこら中に。
12月のダッカは寒くはないけど暖かい紅茶が嬉しい季節。
チャイを飲んでいると写真右上のオジサンに話し掛けられた。
「どこから来た」と聞かれたので日本、と答えると
「バングラについてどう思う」と。
とにかく人が多いが面白い、と答えると、「バングラは貧しい。しかし人が国を支えている。もっと教育に力を入れて子供を賢くしないといけない」と力説されました。
あと、「子供は何人だ」とか「家族は大切にしろ」とか有り難いお言葉をいただきました。家族がいるのに一人で海外旅行に来るという発想がなかなか受け入れがたい様子。まぁ日本でもそういう人は少数派かもね。。。
(家族の皆さんありがとうございます) -
卵屋さん。
生、ゆで卵、両方売ってるようです。 -
戦勝記念日の夜は盛り上がりが最高潮。
昨晩に続いて派手なビルの電飾たち。左のビルは何種類かの電飾が入れ替わって表示される。
人で埋め尽くされた広場。心なしか皆さんも高揚した空気感。 -
家族で来ていた少女に話しかけられ、皆で記念撮影。
やはり日本人は珍しいようで、生まれて初めて日本人を見たとしきりに言ってました。
何にでも興味のあるものに関わりたがる気質って面白いよね。
最近の日本人には失われつつあるのは残念。 -
どうでもいいですが、バングラのコカ・コーラは容量600ml。
日本より若干大きいのね。。。いや、コカ・コーラかどうかもわからんのだが。
あと、バングラのコンセントは何種類かに対応した複合タイプなので、海外向けのプラグ変換器(たぶんB形、BF形あたり)があれば大丈夫かと。 -
翌日は帰国の日なので夜のコムラプール駅を偵察。
夜でも人は多く、切符売り場は行列が。
列はあるけど、みんな窓口に近づくと我慢できなくなり、窓口前では「俺が俺が」状態に。 -
夕飯食ったけど、美味しそう・・・思わず写真を撮ってしまう。
-
ホテルに帰る途中、レッカーされている事故ったバスが。
まぁあんだけ激しい運転してたら事故るよなぁ、と納得。
自分の乗ったバスでなくてよかった。 -
翌日はもう帰国日。
寂しい~と思ってたら、ホテルの人が「メシ食うか?」と。
ホテルは実は朝食付き。昨日は外で食べたかったので断ってしまったけど、1泊1500円弱やのに飯付きとは素晴らしい。
近くの店からデリバリーされたらしいチャパティとカレーと玉子焼きの弁当。
チャイも付いてボリュームたっぷりでお腹いっぱい(残してしまった)。 -
空港へ向かう駅で・・・どこかで見たことがある列車やと思ったら、地球の歩き方の表紙に描かれているのと同じ列車ではないか。鉄分多めの身としては嬉しい瞬間。
バングラの列車はもちろん電化なんてされていないので、機関車が牽引するスタイル。10両以上の客車をこの機関車が1両で牽引する。カッコいいねぇ~
しかし、歩き方の表紙みたいに人が溢れてる光景は見れませんでした。残念。 -
機関車と客車を連結する現場には人だかりができて皆さん興味津々。
手作業でミリ単位の調節を行ってました。
やっぱみんな鉄分多めなんやん(笑) -
列車は9:20に出発するはずが、先に到着するはずの列車が来ないので連鎖的に遅延。
9:45という放送があるもまだ出発せず、駅員に聞くと10:00発とのこと。
結局動き出したのは10:15。まぁ時間通りにいかないのがこういう国。
暇なのでこっちをチラチラ見ていた子供たちを捕まえて記念撮影。
一緒にいたお父さんが「次バングラに来たら連絡しなさい。案内してあげる」と名刺をくれました。
よく見ると右の子、ハローキティ…じゃなくて・・・ハローメリー?? -
線路沿いにはスラム街が。バラックでたくましく生活されている人がたくさん。
列車の中ではオカマちゃん2人組に絡まれました。
ヒンズー教圏ではカースト最下位に位置する彼女たち。イスラム教の人には貶され、ヒンズー教徒にも蔑まれる存在ですが、彼女たちもたくましく生きていました。
まぁ要するに金をせびりに来ただけやねんけど(笑) -
シャージャラル空港のラウンジで奇跡的な出会いが。
初日にコムラプール駅へ向かう列車で少し会話した男性がタイ航空の社員やったらしく、ラウンジでまさかの再会。「また会ったねニヤニヤ」みたいな得意顔で話しかけられて、LINE交換しちゃいました。
そしてやっぱビリヤニ最高。骨付き羊のシチューも最高。
まさか昨日、電柱に繋がれてた羊ちゃんではなかろうか…もう食べちゃったけど。 -
さようならバングラ・・・また来る日はあるのかな・・・。
たくさんの人や宗教、動物、乗り物がゴチャゴチャになった国。整然とはしてないけど、規律は感じる国。何もかもが刺激的で面白い国でした。
霞んだ空を再度見ながら飛行機のエンジンはGE製かな、それともRR製?と確認するのであった。。。
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