Aug 2019 part 7. cycling in Montreal & medieval fest

2019/08/25 - 2019/08/25

プチヴァカンスとして、今年の夏はケベックシティーとモントリオールに計１１泊してきました。平日少し働いていたりしたので、まるまるヴァカンスではありませんが、柔軟なシフトができる仕事環境に感謝です。全泊AIRBnBを利用しました。VIA　RAILがトロントからモントリオール往復でわずか＄150（片道５時間半ほど）、モントリオールからケベックシティー往復はバスで往復＄50(片道３時間強）という、往復２万円以下で移動できました。

この日は旧市街で自転車を4時間かり、モントリオールの南側の島まで走り、そのあと運河沿いをいき市場でランチ！そのあとは旧市街で行われていた中世の祭りに参加。大変楽しい日でした。

エリア モントリオール(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 交通手段: 自転車

旅行中最後の週末、今日は快晴ですばらしい。旧市街のレンタサイクル屋で自転車をかり、サイクリングをします。モントリオールに住んでいたけれど自転車をこうしてかりて観光するのは初めてだと思います。お友達をゆっくりいきます。

旧港を西に走りだしてすぐ、ポワンタ キャリエール考古学歴史博物館前で兵隊たちと鉄砲のイベントがやっています。号令とともに兵隊たちの掛け声がきこえ、合図で発砲。。　

ちなみに奥にみえる考古学博物館は以前2度ほどいきましたが、カナダの歴史がみられてなかなか面白いです。最初に映画をみるのですが、日本語解説もありました。ほかの展示は英語などの解説があります。

ポワンタ キャリエール考古学歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

これはHabitat 67といわれるマギル大学の建築プロジェクトです。

ここまでくるのに小さい橋を何本かわたってきています。行政上住所はモントリオールですが、モントリオール「本島」よりすでに南の小島にきているわけです。

さきほどまでいたオールドモントリオール（旧市街）と金融街を左手にみながら自転車をとばします。平坦だし道は広いし、サイクリスト専用のところがほとんどですばらしい。このあと目的地に向かうにつれ、フランスでみたようなツールドフランスの選手たちのようなサイクリストがたくさんいました。モントリオールからもヨーロッパの自転車競技に参加する人もいるし、モントリオールの自転車大会で去年優勝したのがベルギ―人であったり欧州から参加する人もいます。

ジャンドラポ公園に入りました。

1967年に設立されたとされるバイオスフェア環境博物館です。こうして何度も通っているけれど、中には入ったことはありません。河をはさんだ旧市街からでもこのかわった屋根の形がみえて目印になっています。

バイオスフィア テーマパーク・動物園・水族館・植物園

公園といっても小さな島全体が公園なので、サイクリングしたり、ピクニックしたり、のんびりできます。

すてきな水辺ですね。

少しジャンドラポ公園のある島から橋にくるまで迷いましたが、（途中サイクリングパスが途切れていて）無事ジャックカルティエ橋にたどりつきました。往路は正面左側に見えるコンコルド橋をわたり右岸である旧市街からきて、今帰りは違う橋を通り帰るわけです。

モンロワイヤル（モントリオールで一番有名な山）がビルの後ろにみえますね。

ここに自転車できたのは初めてなので、橋の写真もとります。なかなか面白い。

サンフランシスコの橋でサイクリングしたことを思い出しました。ここも車とは完全に塀でさえぎられているので、ひかれる心配はありません。時々来る歩行者に注意ですが。

今いたほうの島。河というには非常に大きいですね。バイオスフェアの丸い屋根がほんのちょっと見えますね。

橋を無事にわたり、少し普通の道路を走りアブナイ思いをしながら、お昼はアトウォーター市場でとろうと決めここにきました。この市場も夏は屋外にテーブルやベンチがあるのですが、昔に比べずいぶんフードトラックが増え、大変賑わっています。

これは鶏肉をモロッコ風スパイスでゆっくり調理したもの。とろけるかんじでおいしい。別途１ドルでチリソース（右上）つけましたが、とても辛い。日本円だと800円くらい。

アトウォーター マーケット 市場

こちらは豚肉のスロークック、ケジュンスパイス風。甘めでいいアクセント。バンがブリオッシュ風で面白いし、中にふんだんに入っているコールスローもいい。

ケベック州はこのようなピクニックシーンなら屋外飲酒もOKです。ちなみに同じテーブルを共有したサイクリスト二人はリュックからワイングラスとワインを出し、食べ物をそこで買っていました。お互いに「わぁ、それおいしいそう！」とか言い合ってしばしランチをたのしみました。

アトウォーター マーケット 市場

市場の屋内はこんなかんじ。ただこちらは私がこの間いったジャンタロン市場よりずっと規模が小さいけれど、ダウンタウンでは一番規模の大きい常設市場だと思います。

アトウォーター マーケット 市場

これです、運河沿いでもこの建物が市場なのでわかります。旧市街からゆっくり自転車で20分強かな。

アトウォーター マーケット 市場

水辺にそりここらへんでききかえします。この運河沿いをいくと（ラシン運河）、この先延々と片道一時間は続きモントリオールの西のラシンという地区にたどりつきます。

ただ私は自転車を4時間かりていて、もう3時間以上たっているので、そろそろ帰路につきます。

水がキラキラしています。

自転車をこぎながら撮った一枚。

昔はほとんど何もなかったこの水辺地域も今じゃデベロッパーの「ねらい目」。

旧市街につきました。まだ自転車は返却していません。これはラロンドという遊園地。

ラ ロンドアミューズメントパーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

旧市街の港は朝に比べ、人がものすごく、自転車をおりておさなければ通れないところも多い。さすがモントリオールの8月の週末は激混みです。さきほど通った橋が遠くに見えます。

4時間のサイクリングを楽しんだので、旧市街でゆっくりビールでも。

でも一番雰囲気のいいお店は、「食事もしないとテラス席には座れない」と。けっ！でもランチは市場で食べてきたかったし、満足しているのでそれはそれで。
そしてみつけたのがジャックカルティエ広場の上のほうにある、とあるお店。ここは飲み物だけでもテラス席に座れるって。

ネルソン像 モニュメント・記念碑

さて、一息つき、石畳の道も多く結構工事中のところも多いので注意して歩きます。

ここらへんはギャラリーや骨董屋さんなどが多いです。

中世祭りがやっているので少し冷やかしていきます。この手前のおじさん、朝同じバスに乗っていた。。この祭りにくるための衣装だったのか、と今では納得。

音楽が聞こえてきましたよ。

なんとこのあと私も一緒にかれらと中世の踊りを踊ることになりました。手をつなぎ右へ行き左へ行き、他の参加者もそこにいた素人であり、動きがちぐはぐでおしりがぶつかったり。みんなで笑いました。

この自転車でサイクリングしました、ってのは冗談ですね（笑）。

民芸品や飲食や歴史体験コーナーなどあり、なかなか大がかりなイベントです。

彼らの音楽も素朴で大変よかったです。

青空のもと、外の空気をぞんぶんに満喫した一日でした。

読んでいただきありがとうございました。