ドゥンボビォツア川近くのミハイ・ヴォダ修道院からドゥンボビォツア川を渡り北上して、ミハイル・コルガニチャヌ像を見て、「聖エリヤ」教会、チシュミジウ公園の南側と進みます。翌日は少し南方面と言うことで、メトロ２号線でPiata Sudului駅直通のショッピングセンター「サンプラザ」、ブカレスト国立公文書館、チューダーアルゲジメモリアルハウスの後、メトロで２駅移動です。マーティンヒーローズ教会、ベル墓地では、2人の有名な人のお墓に立ち寄りました。その後、カロル公園で英雄記念碑、ディミトリー・レオニーダ教授の国立技術博物館、ゾディアック噴水などを見学。ディミトリー・カンテミール公園で、スロボジア教会とレオン王子の十字架を見学、少し移動して、善き羊飼いの教会、ラドウ・ヴォダ修道院を見学。ブカレストの国立オペラ座「イオンダシアン」とルーマニア国立図書館の外観を見て終了でした。

東欧のローマ人の国の首都で過ごす（その６）

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2019/10/01 - 2019/10/15

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エリア

ブカレスト(ルーマニア)

ミハイ・ヴォダ修道院です。国立現代美術館の北東になるのですが、ショートカットできるルートがなかったので、ぐるっと回って25分くらい歩く羽目になりました。
ミハイ・ヴォダ修道院から北西に10分ほど（ドゥンボヴィツア川を渡って）歩いたミハイル・コガルニチャヌ通りのロータリーにあった、通りの名前になっているミハイル・コルガニチャヌ（Mihail Kogalniceanu）さんの立像です。日本語で表記するには難しい名前です。
ミハイル・コルガニチャヌ像から東に５分ほど歩くと、「歴史的建築物」の表示に「聖エリヤ」教会　ゴルガニ（ヒロックス）と書かれた正教会がありました。なんとか中に入れそうな感じだったのですが、周囲の改装のための養生が大掛かりなので、パスしました。
「聖エリヤ」教会の北に数分歩くとチシュミジウ公園の南寄りにあるフラワー公園と書かれた場所があり、壷がたくさん飾ってありました。確かに花壇のある場所だったのですが、壷の意味は不明でした。今日はこれで終了して、明日は南のバカレシュティを中心に観光します。
今朝は、ユニバーシティ駅からメトロ２号線でPiata Sudului駅に来ました。旧市街から見るとかなり南の方になります。とは言え、メトロで１５分くらいの距離です。メトロの駅から直通で行ける大きなショッピングセンター「サンプラザ」への通路です。
サンプラザを地上に出て外から見ると内部のお洒落な雰囲気とはかなり印象が違ってました。知っているのは、Ｈ＆Ｍ、ＺＡＲＡ、ｄｍくらいで、あとは全然知らないお店です。
バカレシュティ湖を見ようと思ってきたのですが、見所は正反対（北東）の入り口から入らないとダメみたいでした。こちらのメトロ駅から行くとフェンスが周りを囲んでおり、原野みたいな野原が見えるだけでした。失敗です。ショッピングセンターの向かい側（西側）にブカレスト国立公文書館があるので、行先変更です。ところが、土曜日と日曜日は休みでした。立ち寄った日は日曜日と言うことで撃沈です。
国立公文書館からマルティショル通りを道なりに北西に２分で歴史的建築物の「チューダーアルゲジメモリアルハウス」がありました。ここは入り口の案内にも月曜日休館との表示（立ち寄ったのは日曜日）でフェンスの入り口も開いていたので入口から建物の入り口まで私有地を歩きます。ところが、思い切り犬に吠えられて、ひとまず引き返してフェンスのインターホンを見つけて押してみたのは良かったけど、返事はルーマニア語、運悪く英語は通じず。仕方が無いので犬に吠えられない場所で写真を撮って終了です。入場料も４ロン（約120円）でお手頃だったのですが。
メトロのPiata Sudului駅に戻り2号線で旧市街方面に２駅乗って、Eroii Revolutiei（「革命の英雄」みたいな意味）駅から観光しました。ここは大きなベル墓地とティネレトゥルイ湖があります。軍人さん専用の墓地の墓に、教会も複数ありました。まず、メトロ駅から北に4分ほど歩いた所にあるBiserica Eroilor Martiri din Decembrie 1989（1989年12月のマーティンヒーローズ教会）です。塔が３つある立派な教会でした。日曜日で信者さんが出入りしてたので中には入りませんでした。
メトロ駅のEroii Revolu?iei駅からオルテニツェイ通りを道なり（南東）に3分ほど歩くと左手に立派な門のある墓地の入り口が見えてきます。写真は墓地の内側から入り口の門を見たところです。
入り口の門を通り抜けてメインの通りを北東に真っすぐ歩くと、墓地の教会があります。
墓地の教会に向かって左側にMormantul Iulia Hasdeu（イウリア・ハシュデウ）さんのお墓があります。案内板が出ています。ルーマニアの女性の詩人で多才な人だった見たいですが、１８歳で結核で亡くなったみたいです。
この墓地でもう一人案内板が出ていた人がMihai Eminescu（ミハイ・エミネスク）さんのお墓です。ルーマニアでは非常に有名な男性の詩人で「詩聖」とまでたたえられた人だそうです。お墓の場所は入り口の門を抜けてすぐ右に曲がって150mくらいのところでした。この人も39歳で亡くなっているので短命の人です。
ベル墓地から北に15分ほど歩いてCarol Park（カロル公園）に着きました。敷地の広い公園です。写真は、Nation's Heroes Memorial（国の英雄記念碑）です。人物の大きさと比較すると巨大な碑であることは分かっていただけるかと思います。
カロル公園の中央通路部分です。Nation's Heroes Memorialを背にして、北の入り口にあるZodiac Fountain（噴水）に向かって撮った写真です。ざっくり1kmくらいの距離がありました。
カロルパーク内にあったジョージカンタクジーノの噴水と表示されていた噴水？です。とても噴水と言う感じではなかったです。この噴水以外にもいくつかの像が公園内に建っていました。
大きなカロル公園内には不思議な施設（ミュージアム）もありました。公園の北東寄りにあった細長いかまぼこ状の建物で、入り口には写真の様な案内板が立っていて、「ディミトリー・レオニーダ教授の国立技術博物館」みたいなことが書いてありました。入場は有料で、中には古い列車、車、バイクなどが展示されていました。
縦長のカロル公園の北寄りにあるゾディアック噴水（Zodiac Fountain）です。水が出ていれば、もう少し様になったのですが、運悪くというか節約なのか、水は出ていませんでした。
カロル公園のゾディアック噴水からマラシェシュティ通りを道なりに北東に10分ほど歩くと左側にディミトリー・カンテミール公園があります。公園の道路寄りに建っていたのがディミトリー・カンテミール像です。公園の名前になっている人なので有名なのでしょうが、詳細不明でした。確か、同じような名前の大学があったと思います。
ディミトリー・カンテミール公園の中にあったスロボジア教会（Slobozia Church）です。コンパクトな教会でした。中に入ることはできませんでした。
スロボジア教会のすぐそばにあった十字架です。柱と屋根に守られたような形で建っていました。グーグルマップでは「レオン王子の十字架（1632）」と説明されてました。
ディミトリー・カンテミール公園からマラシェシュティ通りを道なりに北東に500mほど歩いて、ドゥンボビォツア川の手前のボダ通りで左折すると「善き羊飼いの教会」（Church of the Good Shepherd）が階段の上にありました。目的はさらに少し北にあるラドウ・ヴォダ修道院だったので写真を撮ったら先に進みます。
ラドウ・ヴォダ修道院です。大小４つの塔がある大きな格式のある修道院です。「歴史的建築物」の説明板には「聖三位一体教会ラドウ・ヴォダ」と記されてました。修道院北側にある門も立派な塔があり、門の通路の天井にも美しい絵が描かれていました。
ラドウ・ヴォダ修道院からマラシェシュティ通りを更に道なりに北東に進み、ドゥンボビォツア川を渡ると、ブカレストの国立オペラ座「イオンダシアン」があります。入口はミルチャ・ボダ通り沿いです。
国立オペラ座「イオンダシアン」の北隣には文化省やルーマニア国立図書館などが入っている大きな建物があります。夕方になったので、ブカレストの大噴水に戻ったのですが、ライティングには時間が早すぎたので、スーパーで買い物してから帰りました。