過去悪天候で3度も登山を断念した岩手山についに登頂できました。福岡から花巻までは空路を利用して、花巻空港からはレンタカーで安比高原まで行き宿泊しました。翌朝は5時半にチェックアウトするとフロントに伝えると、部屋に電話連絡があり「朝食の代わりにサンドイッチを用意します」という有難い連絡がありました。予定通り朝5時半にレンタカーで馬返し登山口に向かい、6時半に登山開始です。ここで水分を補給して登りは新道を辿ります。登りに新道を使うのは、樹木に遮られて展望がないこと、後ろを見ないと景色が見えないのでこのようにしました。苦しい登りっぱなしの道を約4時間足らずで8合目に到着します。大きな避難小屋です。ここで一泊して翌朝ご来光を見る人も多いようです。水分はここでも補給できます。さらに不動平の避難小屋を左に見て岩手山の火口を時計回りに回りますが、不動平から山頂までは樹木が全くないので強烈な横風を受けます。慌ててウインドヤッケを着て山頂に向かいます。やっとのことで山頂に到着です。登山口から4時間半ほどかかりました。山頂には「岩手山」の標識と小さな祠がありました。展望は360度あります。麓の焼走り溶岩流、八幡平などがきれいです。あまりにも風が強いので記念撮影のみを済ませて、火口周りを回ります。登って来た道と合流するところに風を避ける場所があったので昼食休憩です。ホテルでいただいたサンドイッチが美味しいです。下山はほぼ同じルートですが、8合目避難小屋を過ぎて、しばらく行くと新道と旧道の分岐がありますので、標識を確認して旧道を辿ります。しばらくは紅葉した樹木を見ながら急坂を下ります。やがて6合目辺りになると露岩帯になりますが、前方が開けて盛岡の市街地が見えます。またその左には花で有名な早池峰山、その左には綺麗な円錐形の姫神山がすぐ近くに見えます。足元の露岩帯は歩きにくいですが足元に気を付けながら雄大な景色を楽しみます。馬返しの登山口には午後3時半に到着しました。往復9時間、高低差1400mのタフなコースですが楽しむことができる山です。特別危険なところはないですが、十分トレーニングを重ねて、天候の良いときに登れば楽しい山です。

岩手山登山(馬返し登山口ピストン)

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2019/10/17 - 2019/10/20

49位(同エリア97件中)

パリが大好きさん

過去悪天候で3度も登山を断念した岩手山についに登頂できました。福岡から花巻までは空路を利用して、花巻空港からはレンタカーで安比高原まで行き宿泊しました。翌朝は5時半にチェックアウトするとフロントに伝えると、部屋に電話連絡があり「朝食の代わりにサンドイッチを用意します」という有難い連絡がありました。予定通り朝5時半にレンタカーで馬返し登山口に向かい、6時半に登山開始です。ここで水分を補給して登りは新道を辿ります。登りに新道を使うのは、樹木に遮られて展望がないこと、後ろを見ないと景色が見えないのでこのようにしました。苦しい登りっぱなしの道を約4時間足らずで8合目に到着します。大きな避難小屋です。ここで一泊して翌朝ご来光を見る人も多いようです。水分はここでも補給できます。さらに不動平の避難小屋を左に見て岩手山の火口を時計回りに回りますが、不動平から山頂までは樹木が全くないので強烈な横風を受けます。慌ててウインドヤッケを着て山頂に向かいます。やっとのことで山頂に到着です。登山口から4時間半ほどかかりました。山頂には「岩手山」の標識と小さな祠がありました。展望は360度あります。麓の焼走り溶岩流、八幡平などがきれいです。あまりにも風が強いので記念撮影のみを済ませて、火口周りを回ります。登って来た道と合流するところに風を避ける場所があったので昼食休憩です。ホテルでいただいたサンドイッチが美味しいです。下山はほぼ同じルートですが、8合目避難小屋を過ぎて、しばらく行くと新道と旧道の分岐がありますので、標識を確認して旧道を辿ります。しばらくは紅葉した樹木を見ながら急坂を下ります。やがて6合目辺りになると露岩帯になりますが、前方が開けて盛岡の市街地が見えます。またその左には花で有名な早池峰山、その左には綺麗な円錐形の姫神山がすぐ近くに見えます。足元の露岩帯は歩きにくいですが足元に気を付けながら雄大な景色を楽しみます。馬返しの登山口には午後3時半に到着しました。往復9時間、高低差1400mのタフなコースですが楽しむことができる山です。特別危険なところはないですが、十分トレーニングを重ねて、天候の良いときに登れば楽しい山です。