スリランカ旅行6日目　キャンディ（仏歯寺など）、 キャンディからヌワラエリヤへ

2020/01/01 - 2020/01/01

年末年始、スリランカ旅行の記録。7泊10日の夫婦2人旅。スリランカカレー好き。寒いの嫌い・暖かい場所が好き。仏教の聖地・世界遺産を巡りたい。そんな気持ちからいざスリランカへ。荷物は身軽。鉄道、ローカルバス好き。できるだけ地元の交通機関に乗ってみたい、しかしホテルは事前予約の見た目だけバックパッカー旅。

スリランカ旅行6日目。

○仏歯寺に初詣、強引なガイドは困る
○ヘラ・ボジュン・ハラで激安美味しいスリランカフード
○ヌワラエリヤへのバス停は思っていたところと違った
○ブルーフィールドティーガーデンズに立ち寄り
○ヌワラエリヤでハイティー

エリア スリランカ

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 自転車 タクシー 徒歩
• 航空会社: タイ・エアアジア タイ・ライオン・エア タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

スリランカも年が明けました。

仏歯寺で初詣をと思い、朝5:00にホテルを出て仏歯寺に来ました。しかし既にものすごい人が。私たちが到着した時、列は敷地からかなり離れた路上まで続いていました。

仏歯寺 寺院・教会

周囲を見ると、ほとんどの人がお供え物を持っているので、わたしたちも露店で花を買うことにしました。色々種類があった中から、大きなピンクのハスの花が10輪ほど台紙の上に盛ってあるものを選びました。（日が昇ると蜂が集まってきて、お供えするまでたくさんの蜂を引き連れて歩くことになってしまい大変でした…。）

仏歯寺 寺院・教会

日の出が近くなってもなかなか列は進みません。絶え間なく参拝者がやってきて、わたしたちの後ろにも長い列が出来ていました。

仏歯寺 寺院・教会

セキュリティチェックを抜けて入場する頃には、すっかり明るくなっていました。あんなに並んでいたのに中は空いているな…と思ったのですが、この奥には仏歯寺に入るための長～い列が出来ていました。

仏歯寺 寺院・教会

八角堂の前に着くと係員にチケットを買うように促され、右奥にある外国人専用のチケット売り場でチケット（Rs1500）を購入しました。
するとすぐに係員らしき男性が親しげに入り口を案内しはじめました。しかし、それは大勢が並んでいた入り口ではなく、サイドにある出入り口。あまりに展開が早かったのと、警備員もすんなり通してくれたことで、あっという間にその男性と一緒に仏歯寺の1階に入場してしまいました。

入場するや否や、男性が頼んでもいないのにガイドを始めます。男性に「公式のガイドなのか」「ガイド料はいくらなのか」を確認すると、「ガイド料は無料」「今日は特別な日だから皆たくさん寄付をする」と言います。（これは付いて行かない方が良さそうだ…）と思い「自分たちで見て回る」と言ったが引き下がりません。「2階にお詣りしたいので外の列に並ぶ」と言うと「列が長くて時間がかかる」などと言って1階を案内し始めます。なかなか強引です。お断りして立ち去ろうとすると、男性は慌てたのか2階に続く列にいた警備員に割り込ませてもらえるよう頼みに行ったようです。（さすがに割り込みはダメでしょう…）と思いながら見ていると、案の定、警備員にNoと言われた様子。もちろんいいと言われても割り込む気はありません。仏歯寺の外に戻り、長い列の後ろに並び直しました。

仏歯寺 寺院・教会

外の列に並ぶこと1時間、煌びやかな入り口を通り、再び仏歯寺に入場。階段を登り、やっとのことで2階に到着しました。打ち寄せる人の波に身を任せているうちに献花台にたどり着き、何とかお花をお備えしました。しかしそこにいられたのは一瞬で、再び人の波に流され、あっという間に壁際まで戻っていました。
お詣りした時にはすでに7:30。プージャは終わり、仏歯の納められた箱も見ることは出来ず。1階に降りるとお堂の前は比較的空いていたので地元の人に倣ってお祈りしました。

全くゆっくり見れませんでしたが、早朝から出かけて気持ちが良かったし、大勢の地元の人に混じって仏歯寺の雰囲気を感じられたのでよしとします。スリランカは4月がお正月にも関わらず、私たちの顔を見て、Happy New Yearと声をかけてくれた人がいたのも嬉しかったです…。

仏歯寺 寺院・教会

敷地の外に出た頃には、時間は8:00をまわっていました。

・・・

朝ごはんはスリランカらしいものを食べようと、Hela Bojun Hala（ヘラ・ボジュン・ハラ）に行きました。

仏歯寺 寺院・教会

地元の人が大勢訪れていました。こういうところに来たかったのです～。テンションが上がりました！

スリランカの色々な料理が揃っていて、どれも数十ルピーと安い。

店員さんは皆手際が良いです。お昼のお弁当用なのかピットゥを大量に買う人もいて、店員さんと分担して包装したりしていました。

あれこれ買い集めて、いただきます！
ワデーはふわふわ、コロッケはスパイスがしっかり、ドーサはやさしい美味しさ。デザートは羊羹のようなういろうのようなお菓子で甘過ぎずモチモチ。

朝ごはんに満足した後は、セントラルマーケットを散策しました。果物屋さんがたくさん並んでいて目をひきます。

キャンディ セントラル マーケット 市場

乾物屋さん。種類がたくさんあって、興味深いです。
マーケットの2階には洋服屋さんがあり、象柄のズボンを購入しました。

キャンディ セントラル マーケット 市場

マーケット外の露店で、みかんやザクロを買いました。この後バスに乗るので、お供にします。ザクロは皮は白いのですが、中身はピンクで甘くて美味しかったです。

キャンディ セントラル マーケット 市場

ホテルをチェックアウトし、ヌワラエリヤに移動です。
懲りずにバスで移動することにし、事前に調べていたGoods Shed Bus Stopに行きました。ヌワラエリヤ行きという47番のバス停はあったのですが、運転手は見当たらずバスはボロボロ、本当に運行しているのか分からないような雰囲気。そこにいた何人かにヌワラエリヤ行きを聞いてみたところ、違うバス停とのことでした。別のバスの運転手がそのバス停はトゥクトゥクでRs100くらいで行けるとおしえてくれたので、その人にお願いしてトゥクトゥクの運転手に場所を伝えてもらい、移動することにしました。

トゥクトゥクで連れて行ってもらったのは鉄道駅の東にあるバススタンド（Google Map上ではBogambara Bus Standとか、Private bus standと書かれている場所）でした。屋根付きの新しそうなバススタンドで、最初に行ったGoods Shed Bus Stopからは、歩けば700mくらいの場所でしたが、トゥクトゥクだと一方通行が多いようで2kmくらい乗っていた印象です。

そこからすぐにヌワラエリヤ行きのAC付きのバスに乗ることができました。

一箇所くらいはティーファクトリーに行こうと思い、ヌワラエリヤに行く途中にあるブルーフィールドティーガーデンズに立ち寄ることにしました。バスに乗った時に、車掌に伝えていたのですが、まさかの通過…。別のティーファクトリーに行くか…と思っていると、突然バスが停車。なぜか向こうから来たバスも停車。車掌が「忘れていた」「あのバスに乗って戻れ」と言います。急いで向こうから来たバスに乗り、無事ブルーフィールドティーガーデンズに辿り着いたのでした。すごい機転の利かせ方に笑ってしまいました。

ブルー フィールド ティーガーデンズ 観光名所

ティーファクトリーでは、係員が説明をしながら案内してくれます。かなり蒸し暑いにも関わらず、女性の職員が一生懸命働いていました。

ブルー フィールド ティーガーデンズ 観光名所

カフェでお茶をしたり、併設のショップでお茶を買いました。

・・・

ティーファクトリーの前から再びバスに乗って約45分、ヌワラエリヤの中心に到着しました。

ブルー フィールド ティーガーデンズ 観光名所

早速、お茶の産地らしいことを…と思い、ハイティーを楽しむことにしました。こちらはグランドホテル。予約していなかったけど入れました。メニューには色々な種類のハイティーが載っていたのですが、この日は写真の一種類のみ。サモサのようなパンやスリランカっぽいスイーツもあるし、カニカマが乗っていたりもして、面白い組み合わせでした。

グランド ホテル ホテル

お茶は、ディルマーのものが色々あって、確かNUWARA ELIYA PEKOEと、SUPREME CEYLON SINGLE ORIGINを選んだと思う。とても美味しかったです。

グランド ホテル ホテル

年明けしたのにクリスマスツリーが飾ってあります。壁一面ディルマーのお茶の缶だし、ツリーのオーナメントもお茶の缶。

グランド ホテル ホテル

ヌワラエリヤにもセントラルマーケットがあったので、行ってみました。規模は小さいけど、店員さんに過剰に声をかけられることもなく、落ち着いて見て回れました。果物屋さんではバナナを試食し、次の日の電車用に甘いバナナと酸味のあるバナナを組み合わせてもらいました。小ぶりなバナナ8個でRs100。

この後は、腹ごなしにビクトリアパークを散歩しました。ヌワラエリヤは上着が必要なくらい涼しいので、体はとても楽です。

夕食は、Grand Dewasiri Seafood Restaurantに行ってみました。夫はここでも飽きずにカレー。私はキャンディで食べて納得出来なかったデヴィルに再び挑戦。写真はツナのデヴィル。やっぱりあまり辛くない。酢豚に似ています。こういうものなのかも…、と思い、美味しくいただきました。