つしまやまぬこに会えるかな。

2019/11/19 - 2019/11/21

　自然災害に遭ったわけでもないのに、なぜか「ふっこう割」を実施していた対馬に行ってみたときのお話。
（　´－д－）まさか朝鮮人観光客が減ることが災害だとでもいうのか？

エリア 対馬(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 レンタカー 私鉄 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

（　・?ω・?）ﾉ　ども。umibozeですよ。
　先日、またちょろっと旅に出てきたときのお話。

　新千歳空港周辺は良い天気。千歳基地の方を見ると、除雪車がスタンバって、もう冬の準備が出来てるようだねぇ。F15が轟音を轟かせながら次々に離陸していましたよ。定例の訓練なのかな。

新千歳空港 空港

https://youtu.be/URk1djpS3C8

　福岡空港に無事到着。この後・・・どうしよう。
　とりあえず地下鉄に乗って天神まで出てみる。

　天神の駅から外に出ると・・・いつもここで通行の邪魔をしてるな、この連中は。年がら年中四六時中、善良な市民に迷惑を掛けているのか？

天神駅 (地下鉄) 駅

　とりあえず早めにチケットを買いたいと思って、博多埠頭第２ターミナルまでやって来た。

　・・・窓口が全部閉まってる。見ると、チケットは出発の１時間前から窓口での発売を開始する様子。

（　´－д－）出発までまだ５時間もあるな。出直すか。

　街をさまよい、目に入った店に適当に入ってディナーを頂いてみる。
　「ラーメン」（６５０円）。一般的な博多風とんこつラーメンかな。・・・ちょっと物足りないな。
（　´－д－）博多ラーメンの分量は替え玉前提なのか？

　替え玉というシステムがどうにも受け容れられない私（麺を全部食い終わる頃には、スープがほぼ無くなってる）。時間はまだあるし、もう少しぶらぶら歩いてみることにする。

豚骨 セワン グルメ・レストラン

　ぶらぶら歩いていると、いきなり・・・ならぬ「やっぱりステーキ」が。ここにするか。
　「やっぱりステーキ(180g)」（１０００円）。ライス・サラダお代わり自由。
（　´－ω－）前に沖縄で食ったけど、赤身肉なのに柔らかいのが良いよねぇ。

やっぱりステーキ 親不孝通り店 グルメ・レストラン

　いいだけ食った後は、満を持して再びターミナルへ。

　雑魚寝。

　出発時間を過ぎると・・・揺れる。酔うかと思った。船が小さいのか？

　６時間ほど経過して、ほぼ定刻(5:20)に目的地に到着。外はまだ真っ暗。
　こんな時間に外に出ても何もすることも出来ることもないので、７時まで居座る。

　・・・７時前に起こされた。（　´－３－）むぅ。

　外に出る。ちょうど日の出時刻の頃。日本も西の方に来ると日の出が遅いねぇ。苫小牧より３０分近く遅いのか。

　とうとう国境の島までやって来ましたか。ここは厳原港。

　対馬のバス。・・・今回はバスには乗らない。

　駐輪場の原付。ナンバーがカラフル。

　フェリーターミナルから出ると、さっそく愚民文字の看板がズラリ。おぃ、ここはどこの国よ。

　フェリーターミナルの建物内にも愚民文字が。
（　´・∀・）何を書いてるのやらさっぱり分からん♪

　さて、今回、旅の目的地に対馬を選んだ理由はこいつ。

　某楽天や某じゃらんで宿泊予約すると、３０００円分の補助を受けられるというキャンペーン。
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長崎県対馬ふっこう割・宿泊割引キャンペーン「行っ得つしま！」

日韓関係の悪化による影響で日本を訪れる韓国人観光客が半減しています。特に長崎県対馬市の韓国人観光客が激減しており、観光産業を中心に大きなダメージを受けています。
長崎県は対馬の観光復興対策として、追加補正予算案に対馬観光誘客対策事業費として約3,900万円計上し、1泊あたり3,000円分の宿泊クーポンを発行し、観光客を誘致します。

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（　´・д・）地震や風水害なんかの自然災害に遭ったわけでもないのに、何が「ふっこう」なのかよく分からんのだけど。

　そんでもって組んでみたのが、夜行のフェリーで対馬に乗り込んで、一日観光して一泊したら、さっさと対馬を脱出して帰るという行程。

　というわけで、レンタカーを借りて一日掛けて対馬をドライブしてみますよ。出発前に地図を見たら、国道も県道もあらゆる道という道が妙にうねうね曲がって走りづらそうに見えたのは気のせいと信じて。

（；´－д－）一日あれば充分回れるよな。・・・多分。

　朝7時営業開始のGSでレンタカーを受領し、早速ドライブ開始。とりあえず、北の方に向かって国道を走り出す。

　途中、事前に Google Map を眺めてたときに気になっていたところに寄ってみる。

　着いたのは「竹敷海軍要港部跡の石造施設群（日本近代土木資産A）」なんて書いてあるところ。・・・って、ここは海上自衛隊の施設の前ですか。肝心の石造施設はどこだ？

　あの辺りがそうなんだろうか。護岸もそうか？

　じっくり観察してみたいけど、「海上自衛隊施設は撮影禁止」な看板があるし、落ち着かないな。

　自衛隊施設入り口の脇に「行幸啓記念碑」が。
　後ろに回ると、「贈　日本会議長崎対馬支部　平成28年12月」？
　後から調べたら、このすぐ奥に自衛隊施設に隣接する朝鮮 人資本のリゾートホテルがあって、この碑はその敷地内からここへ移設してきたということのようで。
（　´－д－）ここがそうだったか。迷惑な話だねぇ。

　少し戻ると、「旧日本海軍要港部正門跡」な標柱が。でも、辺りを見回しても旧軍っぽいモノは見当たらず。

　脇道に入り、急勾配な坂を越え細い道を進んだ先に「深浦水雷艇基地跡」が。

　着いたところは入り江の最奥部。ここはドック跡なのかな？
（　´・ω・）なるほど。

　ボートが係留されている先にも石造の岸壁が続いているようだけど、藪の中をこいで歩く気にならず、またその対岸が私有地のようだったので好き勝手歩き回ることもできず、ここから眺めて満足することにする。

　国道に戻って、再び北へ向かって走り出したところで、便意を催す。どうも体調が良くないな。ちょうど良いところはないかと、対馬空港に寄ってみた。

　うわ、戦犯属国旗の看板か。やっぱり朝鮮人しか外国人観光客が寄りつかないんだろうか。

対馬空港 (対馬やまねこ空港) 空港

　対馬空港。

　個室に入り便座に座ると、正面に愚民文字の貼り紙が。「紙は便器の中に入れて下さい」とか書いてるんだろうか。書かなきゃ朝鮮人はウンコの付いた紙を積み上げてくんだっけか？

　レンタカーのコーナーに、「ツシマヤマネコ交通事故ゼロ記録　４６日」の掲示。この掲示は島内で何回か見掛けたけど、人身事故の掲示は見なかったな。対馬では人命よりもツシマヤマネコの方が大事なのか？（ぉぃ

　スッキリした後でまたドライブ再開。

　大船越瀬戸・・・に寄ろうと思ったけど車を停めるのに適当な場所が無さそうだったのでスルー。元々一つの島だった対馬を、東西を船が往来出来るように江戸時代に切った水路だそうだけど。

　更に進んで万関瀬戸。明治時代に旧海軍が開削した水路ですな。

　橋の欄干に愚民文字。「迷惑だからここで自殺するんじゃねぇ！」とか書いてるのかな。日本語は「危険！車道に飛び出すな」と書いてありますよ。

　東側を見る。
　島の東西で潮位の差が大きいのか、潮の流れの速いところが。

　西側。なるほど。

　万関瀬戸のそばの駐車場にあった東家。屋根が石葺きなんだねぇ。

　さて、ここでフリーペーパーを広げてみると、近くに面白そうな施設があると載っていたので、寄ってみることにしましたよ。

　国道を少し戻ると、あと４ｋｍ程との案内看板があったので、矢印に従い脇道に入る。そして残り２ｋｍを切ったな、と思った辺りで道路がこんなことに。
　これは、砂利道・・・と言うより岩道？ こんなところを走ったらタイヤがパンクするんでないのか？

　ここでググってみても、この先車で最後まで行けると書いてあったり無理だと書いてあったり、車の塗装が傷ついたとの書き込みがあったり、安全と確証を持てる情報が無い。歩いて行くにも車を置くのに適当な場所も無いので、この先に進むことを断念。

　日露戦争に備えて築かれた「姫神山砲台跡」なんてのがあるそうで、見に行ってみたかったところなんだけれども。
（　´－д－）車がマイジムニーだったら迷わず進んでたろうに。

姫神山砲台跡 名所・史跡

　国道に戻って更に北へ。しかし、走っても走っても時間が経つばかりで全然進んでる気がしない。対馬の道路って、随分線形が悪いな。

　路上に何かを発見し停止。小動物？
　テン？ 寝てるのか？・・・んなわけないか。

　こいつを避けて走り出したら、直後に今度は4、5匹の瓜坊を引き連れたでっかい猪が目の前を横切ったもんだから、慌てて急停止したり。結構野性味溢れる島だね。

　「ヤマネコとびだし」の標識。
　北海道だったらシカだのキツネだのといろいろバリエーションがあるんだけど、ここはツシマヤマネコの標識しか見掛けなかったな。

　次に寄ったのはここ。和多都美神社。海の上に並ぶ鳥居が有名なのかしら。

　・・・干潮でした。

和多都美神社 寺・神社・教会

　注連縄を近くで見ると・・・何か変。ビニール製か？

　ビニールの注連縄って・・・耐久性があるのかも知らんけど、有り難みがないな。

　烏帽子岳展望台。

「THETA V で撮った360°画像」

https://theta360.com/s/c4Ky3HBsEg0OPZJsP88RWJHFI?utm_medium=referral&utm_source=app_theta_win

　烏帽子岳展望台から対馬のリアス式海岸な地形をそこそこ堪能した後、再び国道に戻り、更に北を目指す。

　また途中で脇道に入り、案内看板の少ない中（；´・д・）「本当にこの道で合ってるんだべな」と不安になりながら延々と走り続けて、ようやく次の目的地に到着。

　駐車場に車を止めて歩き出すと、「ヤマネコセンターまで、あと少しです♪」「この道は野生動物も使っています！　運が良ければ・・・ヤマネコやテンの糞があるかも！？（＾＾）」って、そんなウン●踏みたくないな。

　棹崎公園にある対馬野生生物保護センター。ここではツシマヤマネコ一匹を飼育展示していたそうですが、７月に亡くなってしまったとのこと。ツシマヤマネコがいないのに来てもしょうがないか、と思いつつも、とりあえず寄ってみましたよ。

対馬野生生物保護センター 動物園・水族館

　「棹崎公園は日本最北西端の地」だそうで。そんな「最●端」なんて初めて聞いたな。

　「韓国情報　棹崎展望台から韓国はうっすら見えました。」・・・韓国の存在感は薄いそうですよ。

　展示スペースに入ると、係員がやって来て、ツシマヤマネコとイエネコ（一般的なそこら辺にいるような猫）との違いについてパネルを使って説明。その説明が終わると、飼育スペースへ案内すると言います。写真撮影の際にはフラッシュは禁止だと。・・・ん？

（；´・д・）あれ？飼育してたツシマヤマネコは死んじゃったんじゃないの？まさかこの人、あまりのつらさに現実を受け容れられずに・・・？

・・・なんてことを考えるもさにあらず。

＜ヽ｀∀´＞「福岡市動物園にいて繁殖に使わなくなった個体を一匹、１０月に連れてきたんですよ」

　なるほど。

＜ヽ｀∀´＞「こちらです」

　・・・いない。見当たらない。

　左を覗き込んでも、右を覗き込んでも、いない。
＜ヽ｀∀´＞「右側に寝床に繋がる出入り口があるんですけど、あの向こうにいるのかも知れませんね」
　獣だものなぁ、そんなもんなのかなぁ。
＜ヽ｀∀´＞「わたしもこれまで一日一回くらいしか見れてません」
　おいおい、それで一般公開していると言って良いのかい。
（　´・∀・）「お客さんに見せるのに、寝床から追い立てて出入り口の外に閉め出したりしないの？」
＜ヽ｀∀´＞「そんなことしません♪」

　そんなことをしているうちに、ツシマヤマネコの休憩時間（12:00～12:30）に入ったので（休憩を与えるほど労働をしたとは思えないんだけど）、センターを出て、高台の展望台へ。

　綺麗な海だねぇ。大陸からのゴミはここには漂着してないのかな。

　水平線の向こうを見ると、うっすら。
　なるほどねぇ。存在感が薄いねぇ。

　公園を後にして、国道に戻る途中、気になる建物が。
　対馬にはこんな高床式の建物（小屋?）が多かったけど、独自様式なのかしら。

　国道に戻って更に北へ。

　・・・一応、この道も国道ですよ。

　途中から県道に入り、対馬の最北端が近づいた辺りでまた脇道に入る。すると、異様な形の門が。

　この先が「韓国展望所」ですか。
　駐車場に車を止め、展望台へ。

韓国展望所 名所・史跡

　眼下に漁港と、海自の基地になった島。

　結構よく見えるもんだね。
　しかし、天気が良いのに空気が汚いように見えるのはPM2.5のせいか？

　展望台の中。ここから見た夜景の写真なんてのを飾ってましたよ。
　夜中にこんなところに来る物好きがいるのかは疑問だけれども。

　後ろを振り返ると、山の高いところに建造物が。
　自衛隊のレーダーかな。


「THETA V で撮った360°画像」
対馬の韓国展望所。

https://theta360.com/s/o0axy6orYcBIdUfFqxMCF3BhI?utm_medium=referral&utm_source=app_theta_win

　この近くには、もう一つ見所があるようなので、案内看板に従って森の中に入ってみる。・・・距離が書かれていないのがなんとも不安だけれども。
　本当にこの道で合っているのか不安になりながら歩くこと十数分。ようやく目的地に到着。

　フェンスに囲まれた、丸い大きな穴。
　「豊砲台跡」な案内板。
　ワシントン海軍軍縮条約で戦艦の建造を中止したり旧型艦を廃棄したことにより発生した余剰の砲台（艦砲）を、対馬海峡に睨みをきかすために、昭和４年（1929年）にここに設置したとか何とか。

豊砲台跡 名所・史跡

　丸い穴の正体は砲塔部。中を覗き込んでみると・・・深い。

　この辺りから半島側を見ると・・・木々が邪魔で全然見えない。往時は綺麗に見渡せていたんだろうか。


「THETA V で撮った360°画像」
対馬の豊砲台跡。
フェンスの隙間からエクステンションロッドを使って Theta V を突っ込んで撮ってみた。

https://theta360.com/s/rbdGMPwnLisFrfuJImxFV679M?utm_medium=referral&utm_source=app_theta_win


　しかし、覗き込んだ穴の中が妙に綺麗だな。数十年に亘り堆積した物が積もりに積もって・・・る様子は無く、綺麗に手入れされているのか？

　また森の中を十数分歩いて駐車場に戻り、道路に出るとすぐに『←豊砲台跡』の看板。何だ、車ですぐ近くまで行けたのか。

　豊砲台入口の手前の駐車スペースに車を停める。

　入口の横には照明のスイッチ。ボタンを押すと、30分間点灯するようですよ。

豊砲台跡 名所・史跡

　中に入る。コンクリートの天井は破壊され、鉄筋が剥き出しに。旧軍の施設だから、戦後米軍に破壊されたんだろうな。
　奥に進む。なるほど、照明が点いて歩きやすい。

　「砲動力機室」と札の付けられた部屋に入ってみる。

　この部屋には、100馬力ディーゼルエンジンと水圧ポンプ、そして一番奥には「蓄力機」なるものがあったようで。

　蓄力機部の床。穴が空いて水が溜まってる。

　蓄力機部の上。天井までの間の壁に、三本の太いレールが。

　この部屋にあった略図によれば、水の深さは3.50m、丸い天井の高さは7.70ｍあるそうで。・・・ここにどんな形をした蓄力機とやらがあったんだろう。

　通路に戻り、奥に進むと明るい光が。
　円弧状の通路。

　明かりの方へ。

　ほぉ。こんな風になっていたのか。

「THETA V で撮った360°画像」
対馬の豊砲台跡。
砲塔部の床に立って撮ってみた。

https://theta360.com/s/sViHtjfu6plslMxkPgEYhE5Ue?utm_medium=referral&utm_source=app_theta_win


　砲台の跡を堪能した後は・・・もう１４時半だ。対馬くらい一日で一周出来ると高をくくっていたら、北側を走っただけで一日が終わりそうだな。車も１９時までに返却しなきゃならないし。・・・戻るか。

　愚民文字だけの工事箇所の看板。何を書いているのやら。

　民宿の看板にも愚民文字。

　フリーペーパーに載っていた海岸に寄ってみた。「日本の渚百選　三宇田浜」だそうで。綺麗な海岸なのかしら。

　おぉ、これは期待を裏切らない愚民文字の印刷された漂着ゴミですか。農薬か？肥料か？どうあれ迷惑でしかないな。

　足下のゴミばかりを見ていても仕方ないので、目線を上げてみる。

　ほぉ。

　ほぉほぉ。

　なるほど。
（　´・д・）よし。次行こう、次。

三宇田海水浴場 ビーチ

　駐車場に戻るとき、気になる案内板が見えた。

　「上対馬温泉　温泉スタンド」

（　´・д・）こんなところにスタンド使いがいるのか？（ぉぃ
　矢印の先には、広い空き地と・・・鉄塔？ とりあえず近づいてみる。

　これはまさか、

　「100円　100リットル」・・・随分お安く売ってるんじゃないの。

（　´・д・）誰が100リッター単位で温泉のお湯を買うんだ？

　内風呂にお湯を汲むと１５０Ｌ～２００Ｌくらいになるようだから、全て温泉のお湯に入ろうと思えば、２００Ｌ買って１８Ｌのポリタンク１１個強。もちろん総重量２００ｋｇ（+容器の重量）。そんなのにお湯を汲んで車に積んで、車から降ろして家に運び入れて浴槽にあける。
（；´－д－）そんな重労働をしてまで自宅で温泉に入りたいとは思わないな。

　「比田勝港国際ターミナル」・・・ＪＲ九州のビートルなんかの、福岡～釜山間を結ぶ航路が対馬を中継する場合の寄港地ですな。国際航路が経由する街だから、結構栄えてるのかと思えば、厳原に比べると全然パッとしないところだな。
　向かいの店には愚民文字。

　愚民文字がいっぱい。

　日が暮れる前に、もう一度和多都美神社に寄ってみる。

　おぉ、今度は潮が満ちて、鳥居が海の中だ。

和多都美神社 寺・神社・教会

　なるほど。

（　´・д・）へぇー。

　間もなく日没。借りたヴィッツのライトが暗くて、全然前が見える気がしない。電球色のような色も気に入らない。ＣＸ－８の白く明るいＬＥＤライトに慣れてしまった身としては、このライトは我慢出来ないねぇ。

　結局、道中ツシマヤマネコに遭遇することは一度も無く。残念。
（　´・３・）飼育展示してる個体さえ見られないんだものな。ぶぅ。

　さて、最低気温が氷点下になるような北海道から、南の福岡や対馬に来て歩き回ったせいで体が吃驚でもしたのか、また今回の旅でも体調不良になりましたよ。咳が出て、熱っぽくなり寒気がするも、対馬にあると思わなかったマツキヨで買った体温計で体温を測ると平熱。でも調子が悪い。

　某ショッピングセンターの掲示板に貼られたポスター。「対馬のオタクのための即売会　つしまクリ！マーケット」ですか。こんな狭い世界でも、こんなイベントが成立するほどオタクがいるのかねぇ。

　今回の旅で対馬の城も見られたら・・・なんて思ってたけど、とてもとても。無謀な行程でしかなかったな。

（　´・ω・）　また別の機会に対馬に行ってみようかね。

　厳原の宿で一泊した翌朝、太陽さんが顔を出す前から行動開始。
　これは、朝か？ まだ夜なのではないか？ 時刻は６時過ぎ。

　フェリーターミナルに到着。日本語の他は愚民文字か。英語すら無いんだな。
　ここで事前に予約していた指定席を購入。

　「外国人漁業者の皆様へ」・・・日本語で書いて外国人に伝わるのかね。他には愚民文字だけで書いているから、「外国人」が何人を指すのかは明らかだけど。だったら愚民文字だけで良いんじゃないのか。

　出発の１０分前にアナウンスがあり、船に向かう。通路が妙に長い。

　今回乗るお船はこちら。「ヴィーナス」とかいう名前のジェットフォイルですよ。

　座席は全席指定。小上がりなんて無し。くつろげないねぇ。

　前面展望が楽しめそうな１階の最前列を選んでみたけど、吸盤くんは使えなさそうだな。

　定刻に出発。港を出て巡航状態になっても、特に乗り心地や騒音に違和感は感じられず。
（　´・д・）ジェットフォイルって何か特別な感じがあるのかと期待してたのに。
　全席指定でシートベルト着用なんて仰々しいことを言うから、水中翼で船体が浮き上がるときに離陸するような感覚になるんだろうかとか。

　厳原港を出て２０分ほどで、水平線の上に何かが見えてきた。壱岐の島影かな。蜃気楼かな。

　厳原を出て１時間ほどで壱岐の港に到着。乗り場には乗船待ちの大量の旅客が。平日木曜の朝だというのに、壱岐から福岡に通勤や通学してるのか？

　壱岐を出て４０分ほどで、前方に対向するジェットフォイルが見えた。肉眼ではっきりと見える。そこでカメラを構えて撮ろうとしてみたけど・・・ピントがことごとく窓や内装に合わさって、本命の被写体に全くピントが合わない。窓が汚れているせいなのか、傷ついているせいなのか。

（　´・３・）どうにかならんのかね。SONYが悪いのか？

　壱岐を出て１時間ほどで、福岡港に到着。港に巨大な物があったので撮ろうとしたら、またピントが合わない。逆光なのが悪いのかな。

　巨大なクルーズ船。前にも見掛けたような気がするけど、福岡港にはしょっちゅうクルーズ船が来てるのかしら。


https://youtu.be/WmFRguAr8DE

　博多港到着。

　ジェットフォイルの水中翼って、常時水中に降ろしてるものなんだっけ？ 港湾外の巡行時だけ降ろしてるもんだと思ってた。

　隣の乗り場には「きんいん」。志賀島に行ったときに乗ったやつだな。その向こうは玄界島？ ここは気軽に船旅でいろんな島に行けるようで楽しそうなところだな。

　福岡空港では、チェックイン後に余裕をこいていたら、保安検査（待ちの行列）で異様に時間を食って、危うく乗り遅れるかと焦ってしまいましたよ。


https://youtu.be/ncYFlMJwxP8


　無事に新千歳空港に到着。隣の滑走路では、F15が次から次へと離陸しているところでしたよ。
（　´－д－）露助がちょっかい掛けてきてスクランブル対応でもしてたのかな？

新千歳空港 空港