秋の宮崎の味覚といえば栗。須木の栗。好き須木、須木栗。

2019/10/03 - 2019/10/06

秋の宮崎の味覚といえば栗です。宮崎で栗といえば須木栗。なので現地、須木に向かいました。好き須木。須木栗。（いえ、現地ではこういう宣伝してるんです。）
さて、行ってみましょう。けっこう山奥です。
綾観光のあと須木に抜ける・・・はずが数年前の台風被害から復旧してなくて通行止め。四角形の３辺を行く迂回で予定よりかなり遅れて「すきむらんど」の茅葺き屋根の古民家レストラン「かるかや」到着。この時期限定の「栗御膳」をいただきます。１１品中７品に栗が入ってます。とくにデザートは絶品でした。

エリア 宮崎

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日も九州はいい天気。

そして猛暑。
３０℃ですかあ。
もう１０月なんですけど。

無料朝食でこの内容は素晴らしいです。

宮崎ファイブシーズホテル 宿・ホテル

さて、８：３０出発。
秋の晴天。気持ちいいです。
朝は、ね。
昼は暑いです。

レンタカーです。
綾に向かいます。宮崎市内から約４５分。
まずは「綾・手づくりほんものセンター」。
農産品の直売場。
朝から買い物客でいっぱい。でもあんまり安くはないです。「綾の野菜」はブランドなんです。

綾手づくりほんものセンター お土産屋・直売所・特産品

続いて、５分。
「綾・国際クラフトの城」へ。
正面の山の上に城が見えてます。

この門の先がお城。
でも入場料が必要なので今回はパス。
目的はこちらではなく、

綾国際クラフトの城 美術館・博物館

吊り橋です。
綾には山奥に建設当時日本一の高さの吊り橋「綾の照葉大吊橋」があるのですが、バスの便なし。なので、綾のバス停から歩いて１０分のこの吊り橋もおすすめ。

海の方の眺め。いい景色。

下の川が見えるスノコもあります。

どうです。本格的でしょう？
もちろん無料。

次は３分で馬事公苑。

綾馬事公苑 名所・史跡

大きな花時計が印象的。
でも馬に乗るのでなければとくに行く必要もないでしょう。

続いて１０分くらい。
「酒泉の杜」。
蔵元「雲海酒造」が作ったテーマパーク。
酒屋さん、ワイナリー、温泉、宿泊施設、美術館、ガラス工芸店、お食事どころ、売店など多数。

さて、入りましょう。

酒泉の杜 名所・史跡

インスタ映え用。
それはともかくこのガラスの綺麗なこと。
うっとり。

だいたいの建物・お店入ってみました。
これは一番奥のワイナリーの窓。
ロマンちっくだわあ。
家にこんな窓がほしいなあ。

最後に酒泉の杜の入り口にある雲海酒造。
およ、明後日はお祭りなのね。
明後日にまた来ようっと。

今までのCMのモデルさん、かな？
焼酎「木挽ブルー」、東京でも最近有名ですね。

さて、今日のメインの昼食は、秋の味覚の「栗」。
宮崎で栗といえば「須木」です。
綾のさらに２０kmほど山奥です。
が、「この先通行止め」の表示発見。ええっと。迂回です。
高岡まで下りて、野尻通って、小林から北上します。４角形の３辺を行く感じ。
長駆、なので途中、この「のじりこぴあ」のメロンドームで休憩。

のじりこぴあ テーマパーク

２時間近くかかってやっと須木に到着。綾から４０分の予定だったのに。
ここが綾から来る道との合流地点。
「めざせ早期完成」って、いつから工事中なの？
調べてみると、どうやら台風で数年前からみたい。

工事は３箇所、かな？
２箇所はときどき通通行可能。１箇所はずっと通行止め。
早く通行できるようになるといいなあ。
２０２０年春には全面解除されているように思います。

「すきむらんど」の中の「かるかや」というレストランで栗の定食が食べたいのです。旅行前にHPで見ておいしそう、でやってきました。
でもカーナビではお店の位置がわからず。
「すきむらんど」のメイン施設である温泉にやってきました。
「お食事処」と書いてあります。でもここではないとのこと。「かるかや」の位置を教えてもらいます。

かるかや 宿・ホテル

温泉の駐車場の横に「すきむらんど」の地図がありました。
右端に「かるかや」がありました。

看板が小さいわあ。

到着。ダム湖のほとり。駐車場から徒歩で降りていきます。
古民家群があります。宿泊施設とレストランです。

到着。１２：４０。
予定の１時間半遅れ。

明るい外から

ほのぐらい店内へ。
そして御座敷へ。

待つことしばし。きましたきました。
この時期限定の「栗御膳」。
１１品中７品に栗が入っているのです。
まさに栗づくし。

栗ごはん。
東京と違って栗がたっぷり。

このいがいが。

なんと栗の形に作られたお菓子なんです。
これが一番素敵でしたあ。

コーヒー付きです。
この雰囲気、ほぼ独占。
素晴らしかったです。

次は栗を買わなきゃ。
売店へ。
と、「須木栗」はさすがにブランド品。高価でした。

それにしてもおちゃめな宣伝。

ここまでくると素晴らしい。

次は観光です。滝があるのです。
「ままこ滝」です。
左の吊り橋から見ると有料。
なのでこの横にある無料の展望台を目指します。

落差、あまりないです。
それというのも、ダムを作ったときにダム湖に直接落ちるようになって、落差が半分になった、という。
なので、昔は豪快だったそうです。

ままこ滝キャンプ場 キャンプ場

さて、次は「三之宮峡」。
須木から小林に戻る途中にあります。
国道から曲がるところは大きな看板がありますが、その先は看板小さいです。
ここから道を折れ、

このような細い道を行くこと数分、

駐車場に到着。
水色の線の国道から曲がってから２kmです。
図の下端から入る道です。中央やや下の赤い道から入ると峡谷を越える橋で峡谷に降りられません。
なお、駐車場は広く、トイレもあり、細道の終点にしては立派です。

全体図。
昔トロッコが走っていた川沿いの線路跡が遊歩道になっています。
なので高低差はゼロの歩きやすい道です。

こんな道を行くと

トンネルだあ。暗闇です。

が、入ると自動点灯。

岩肌。
素掘り。
いい雰囲気だわあ。
宇奈月の先のトロッコ列車を思いだしながら歩きます。

水の流れはおだやかです。
まあ、トロッコ敷けるくらいの勾配ですから。

すごい岩肌。

と、頭上を道路の橋。
上から見るだけはつまらないでしょう。
と、このちょっと先で妻が「飽きた」って。
まだ半分ですがな。
で、ここで引き返します。

帰りはディテールをみながら。
コケがすごいです。

小川が直接降ってくる場所も。

谷底から見上げれば青空がまぶしいです。

ちょっと幅の広いところ。
陽がさしてきれい。

楽しい散歩道でした。
雰囲気が楽しいので、たしかに楽しむだけなら半分だけで折り返すのもいいかもしれません。
ここをトロッコで走ったら気持ちいいだろうなあ。

さて、１５：３０出発。宮崎市街に戻ります。
途中ぶどうの販売所にひきよせられ、シャインマスカットを購入してしまいました。
g単位の販売で、やや小さめのもので７００円くらいでした。

野尻あたりはメロンの産地。
街路灯もメロンです。網目もある上、ツルと葉っぱまで表現。
さりげなく牛と豚も絵にあります。
地元産業総動員。

宮崎市街に戻ったのが１６：３０ころ。
妻の買い物にちょっと寄り道。
MRTという名前の建物。
MRTといえば最近はシンガポールや台湾の地下鉄（マス・ラピッド・トランジット）しか浮かんでこない。
ここ宮崎では「宮崎放送」というテレビ局でした。

さて、今晩の宿に向かいます。
宮崎ではバスの回送はこんな表示。
一台だけ「すんません」になっているバスがあるそうです。

宮崎空港のレンタカー屋さんに車を返却。
横をJRの特急が通過。
通行止め迂回やらなんやらで予定の２時間近くの遅れ。

宮崎空港 (宮崎ブーゲンビリア空港) 空港

バスで青島のホテルに向かいます。
明日は夫婦別行動なのでバス代とレンタカー代との兼ね合いでこうなりました。
バス到着１１分遅れ。宮崎駅始発なので市内で渋滞するのでしょう。

結構乗ってます。
平日のラッシュですから。
それにしては少ないとも言えます。

ANAホリデイ・インリゾート宮崎到着。遅れ拡大１８分延。
ホテルの玄関まで入るようになったんですね。空港関連と日南方面発着のバスだけのようですが。
これは便利です。
でも１～２分くらい時間のロスになるわけで、地元のお客さんにとってはブーブーかも。
実際、こうして空港に寄ったり住宅地ごとに出たり入ったりで、南宮崎駅から青島駅まで列車なら（相当ノロいのに）２４分のところ、バスは３１～３８分もかかります。おまけに（宮崎に限らず）ラッシュ時は１０分以上の延着は普通です。値段も列車は２８０円なのにバスは６００円。バスは市街地直通で便利ですが、なかなか厳しいです。でも１日乗車券は超お得で明日明後日はそれを使います。

ANAホリデイ・イン リゾート 宮崎 宿・ホテル

入口ホール。高い天井。リゾートだなあ。
フロントは１フロア上って２階です。
予定より到着が２時間くらい遅れましたが、
リゾートライフの始まりです。