2019/11/22 - 2019/11/22
91位(同エリア199件中)
ソフィさん
初めての熊野古道へ女子9人旅!
ベテラン勢にアテンドされて、無駄なく楽しく歩いてくることができました。
初日は、空港到着後、田辺市内で観光(闘鶏神社、南方熊楠記念館)、
古道は午後遅めスタートで、滝尻王子から高原熊野神社まで。
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
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羽田発 JAL213 7:40 - 8:55で、南紀白浜空港に到着! 行き帰りともに飛行機は満席でした。なぜなら、「弁慶映画祭」と日程がばっちり重なって、関係者らしき方々もたくさん乗っておられたから。
南紀白浜空港 空港
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ゲートを出た正面に、熊野本宮大社の九鬼宮司による、旅の安全祈願の巨大絵馬が掲げられているのを見つけました。幸先いい感じ^^
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今回はツアーに参加。熊野古道LOVEなベテラン女子3名に加え、つよーーい味方がついております。
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その名も、田辺市観光課さま!
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おかげさまで、快適ドライブで一気に闘鶏神社にワープです。
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すごく整備されてる……。
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進んでいくと、巨大なクスノキが見えました。そろそろかな?
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闘鶏神社は、熊野エリアに遅れて2016年10月に世界遺産に追加登録されたばかり。
闘鶏神社 寺・神社・教会
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闘鶏神社にお参りすれば、熊野三山に参詣したことになるという、ありがたい神社です。
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まずはこちらで旅の安全を祈願。拝殿の背後には、ご神体の仮庵山(かりおやま)がそびえます。七五三のご祈祷も始まって晴れやかです。
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手水舎。闘鶏のエピソードは、壇ノ浦の戦いで、紅白の鶏を戦わせた熊野水軍が、源氏に味方して活躍したことに由来するそうです。
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勝負に勝つご利益で有名だそうですが、安産祈願でも有名っぽいです。
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拝殿向かって右側にはずらりとお社が。いちばん右端が大好きな天手力男命さまでした。
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うわ! いつかは訪ねたいと思っている玉置神社のお社が! 境内には、他にも弁天様や恵比寿様、弁慶像などなど。
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気になる大クスのところへ行くと、藤巖神社(とうがんじんじゃ)とありました。紀州徳川家の附家老さま(将軍から派遣された)とのこと。
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次は、南方熊楠顕彰館へ。
南方熊楠顕彰館 南方熊楠旧邸 美術館・博物館
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熊楠の写真に出迎えられ。
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ヒノキの香りがぷんぷん、すごく気持ちのいい場所です。
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熊楠の生い立ちや業績などのお話をお聞きしました。展示も見やすくて楽しい!
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2階のアーカイヴも素敵です。
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長々と書かれた熊楠手書きの履歴書に、みんなで口あんぐりの図。
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2階から階下の展示スペースを見たところ。
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25,000点もの資料が遺されていて、未整理のものもまだまだあるとか。
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昭和天皇に標本をお見せするときに使ったのが、桐箱とかではなくて、キャラメル箱だった、というエピソードにちなんで。
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生物学者であり民俗学者、でもそれだけでは表しきれないスケールの大きな方だったのでしょう。
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敷地内にある、熊楠の自邸も訪ねました。亡くなるまでの25年間を過ごした旧武家屋敷です。
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母屋の縁側では、熊楠ゆかりの方が待っていてくださり、お話をお聞きしました。
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書斎の様子も再現されて。
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資料・標本を保管していたというお蔵の中。これはもう、リサーチャーの夢ですな。
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お庭も広々。
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この庭の柿の木で、新種の粘菌も発見したそうです。生活と研究がぴったり重なっていたし、それができる環境に恵まれていたのだなあ、と思いました。
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お昼の前に、田辺駅前にある「熊野ツーリズムビューロー」さんにご挨拶です。
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こちらで今回の巡礼手帳やマップなどいただきました(サンティアゴ・デ・コンポステーラとの共通巡礼手帳!)。
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同じくこちらでいただいたのが、田辺市発行の「紀州路田辺 熊野古道めぐり地図帳」。これは秀逸!! 実際に歩くのなら必携と思いました。
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やっとごはん! 「500円日替わりランチ」の質の高さで名を馳せておられる「なじみ」さん。写真のはさすがにワンコインではないはずですが、地魚のお刺身がおいしくてビックリ! ここで初めて、田辺が海辺の街でもあるということに思い至りました。
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トイレもすませて、いよいよ古道に入ります。強い味方の田辺市さんから、竹の杖をお借りしました(ウェアなどでお金がかかりすぎて、ストックまで用意できなかったのでした^^;)
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起点となる滝尻王子でしっかりご挨拶をして。
滝尻王子 寺・神社・教会
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最初のスタンプも、ぽん!
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1日目(滝尻王子→高原)が一番ハード、といろんな人にさんざん言われたので、ここからの4km弱は山登りだと覚悟しております。
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岩を抱き込む有名な大樹は、歩き出してすぐ。
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胎内くぐりの岩も、わりと早くに遭遇。おなかを完全に地面につけないと出られないほどので、荷物は他の人に持ってもらうか、先に荷物だけ出しておくのが肝要。
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だんだん無言になっていく……。
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不寝王子。おたおたとスタンプを押します。王子とは別に、500mごとに数字が増えていく道標もあって、ここでやっと「1」。ゴールの熊野本宮大社は「75」だと聞かされてめまいがしました。
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鞍馬山のよう。熊野古道は、天然林が残っているところは実は少ないそうなのです。
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そこへいくと、滝尻王子からの厳しい道には、わりと原生林も残っていて、古道らしい景色もあるのだとか。
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打ち捨てられたような時代を経て、近年ずいぶん整備されたようです。
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小さな名所にはちゃんと説明版も。
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ちょっと平地、それに山茶花のようなお花が咲いていて、ほっと息をつくことができました。
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両脇の木も、最近植えられたのでしょうか。
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ここでいったん一般道(車道)を横断し、
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またすぐに森の中へ。上り。下り。上り。下り。文字通り、滝汗です。
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こんな木の階段もあります。
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飯盛山361mの展望台! 滝尻王子の売店で買ったというマクロビ系のクッキーの差し入れをいただきました。
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「もうこの後は楽勝^^」……だったはずなのに、あと2回ほど階段のアップダウンがありました……。ここを平安貴族や上皇たちも通ったのかと思うと、本当に不思議な思いがしました。
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ついに!
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高原熊野神社に着きました!
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中辺路最古の建築物と言われているそうです(室町時代前期)。
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るんるんでスタンプを押した後、さらに奥に進むとそれは大きなクスノキが!!!
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それも数本ありました。
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ぽつぽつと雨が落ちてきました。というか、ここまでお天気を持たせてくださったに違いない! というタイミング。
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今夜のお宿に到着!
熊野古道の宿 霧の郷たかはら 宿・ホテル
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トリップアドバイザーなどで絶大なる人気を誇るペンション「霧の郷たかはら」さんです。満席だから「離れで雑魚寝」みたいな話だったのが、急に団体さんのキャンセルが出たとかで、本館にフツウに泊まれることになったのです!
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濡れた私たちに手ぬぐいを渡してくれる優しいオーナーさんに迎えられ。
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ゲストのうち、日本人はわたしたちだけ。スペイン語と英語が飛び交う日本離れした空間でした。
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インテリアもエキゾチックで楽しい。
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写真が暗いのですが、すばらしいステンドグラスもありました(右)。
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温泉で温まって、ごはん! 山のお惣菜あれこれが手前に並びます。このお菜を用意してくださったのは、もと語り部をされていたマダム。食後に少しだけ語りを聞かせていただくことがました。
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まるで修学旅行。
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ほいさっ! オーナーさんも入って、布団のバケツリレー。オーナーさんはギターの名手でもありました。うまくいけばライブ演奏を聴かせてもらえるかも。
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この座敷部屋から、果無山脈に横たわる雲海が見渡せるのです。
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明日は14.6km. 勝負の日です。
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