美術と文化を巡るモスクワ・ペテルブルク紀行　3日目　～ノヴォデヴィチ修道院・クレムリン編～

2019/10/19 - 2019/10/27

憧れの国、ロシアへ行こう！
と転職の合間に思い立ち、モスクワ・サンクトペテルブルクを回りました、準備から出発まで一か月半程度でしたが何とかなりました。
このサイトをはじめとした色々な媒体で情報収集をしましたが、参考になった点・情報と違った点もありましたので今後旅行に行かれる方により安心して楽しんでいただきたく準備から日本に帰るまで二人旅をレポートします。

旅程

一日目
成田⇒モスクワ
ホテルにチェックイン
赤の広場付近を散策
グム百貨店で夕食

二日目
中央軍事博物館
宇宙飛行士博物館
ワシリー大聖堂

三日目
朝の雀が丘
ノヴォデビィチ女子修道院・墓地
クレムリン（武器庫）
レストランでビーフストロガノフを堪能

四日目
クビンカ戦車博物館
パークパトリオット

五日目
サプサンにてモスクワ⇒ペテルブルク
カザン大聖堂
中央砲兵博物館（戦争博物館）
レストランにて魚料理を堪能

六日目
夏の庭園
血の上の救世主教会
エルミタージュ美術館

七日目
ペテロハブロスク要塞
エカテリーナ宮殿
エルミタージュ美術家

八・九日目
サンクトペテルブルク⇒ノボシビルスク⇒成田

エリア モスクワ(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

モスクワ三日目です
本日はミリタリー色は鳴りを潜め、普通の観光客が行くようなスポットに行きます。
まず始めに雀が丘に向かいます。
ボロビツカヤからヴォロビヨーヴイ・ゴールィ駅に地下鉄で行きます。
この日は地下鉄FULL活用だったのでYANDEX METROのアプリが非常に役立ちました。

駅から公園を通って丘を登ると（結構キツかったです）雀が丘に到着です。
展望台のようになっておりモスクワが一望できます。
昼だと川沿いから丘の上までロープウェイで登れるようです。

雀が丘 山・渓谷

また後ろを向くとスターリニズム建築で有名なモスクワ大学があります。時間あればこちらも見に行くといいかもしれません。
15分もいると登ってきた疲れと寒さのせいで帰りたくなってきたのでモスクワ中心部に戻ります。
来た駅に帰るのも面倒だったので本邦初となるYANDEX　TAXIを使用します。
TAXIが来るまで5分、乗車時間10分ほどでしたが300円程度で乗れ、大変便利でした。

モスクワ大学 建造物

さてスポルチーヴナヤ駅からオホトニ・リャト駅にまで戻って朝ご飯です。
今回は駅地下にあったマクドナルドを利用します。
マックやKFCでは日本と同じようにカウンターでも注文できますが、写真のような端末で注文・会計まで行う方が便利です。流石に日本語がありませんでしたが英語のメニューはあったのでそちらで注文しました。
店員さんも英語が通じて大変便利でした。

というわけで朝ご飯です。
ロシア限定メニューのハンバーガーの具を生地で包んだものを注文しました。
大変美味しかったので日本でも売ってほしいと思いました。
あと個人的にはドリンクメニューにリプトンレモンティーがあるのが非常に良かったです。

中身こんな感じです。

ここからトレチャコフ美術館に行く前に友人のリクエストで駅の内装を見るためにメンデレーエフスカヤ駅に向かいます。
こちらも名前の通り科学をモチーフにした内装です。
シャンデリアが原子構造っぽい感じです。

また昔にこんな感じでは？と考えられていた元素表だそうです。

トレチャコフ美術館着です。
と、思いきや休刊日でした...
外装のみ見て退散です。

トレチャコフ美術館（新館） 博物館・美術館・ギャラリー

トレチャコフ美術館美術館の帰り道、いいなと思った名もなき聖堂です。
実際に地元の方が利用している教会です。
流石に入れる雰囲気ではなかったので外観のみ。

トレチャコフ美術館を後にしてノヴォデヴィチ女子修道院・墓地に向かいます。
隣駅なので朝焼けにこだわらなければ、雀が丘の後によかったかもしれません。
こちら城壁ですが改装工事中でした...

ノヴォデヴィチ女子修道院群 寺院・教会

まず墓地の方に入ります。墓地の方は駅から遠い所にあり、修道院と墓地は繋がっておらず入り口は別ですので注意してください。

チケット売り場ななどはなく、入って右側の事務所でチケットを買います。
チケットを買うと受付の人が著名な人のお墓を教えてくれます。
写真はフルシチョフ総書記のお墓です。
通路の目立つ所にあり一番見つけやすいのではないでしょうか

こちらツボレフ博士のお墓。
その人に会ったモチーフでお墓が装飾されます。
文学家であれば本が、音楽家でれば楽器や音符等ですね。

お墓もいろいろですが大体故人の顔の石像付きです。

中には胸像付きも。

軍人さんのもちらほら。
そして軍人さんは対外装飾が立派！

こちらも立派なお墓ですね。
メインストリートにあったので有名な軍人さんだと思います。

さて、墓地を後にして修道院の方に向かいます。
ただし、こちらは改装中で正直入館料を払ってまで入る価値があるとは思えませんでした。
修道院の写真です。
中は入り口ホールまで入れましたが実際に礼拝に使用されていおり、ガラス越しに中を見るだけでした。

同じく修道院の尖塔。
こちらは中には入れません。
修道院の敷地の中意外と狭く。多くが改装中ということもあって滞在時間15分ほどでした。

修道院の裏にある池に行きます。
流石、チャイコフスキーの白鳥の湖のモチーフになったこともあって非常に綺麗でした。
芝生に寝転がって休憩、満喫。
時間があれば池を一周してみるのもいいかもしれません。
写真は湖から望むモスクワシティ（オフィス街）です。

まだ白鳥には早く鴨でした。

エモかったので後ろ姿をパシャリ、通行人の女性ごめんなさい...

帰りの地下鉄です。
モスクワの地下鉄は非常に古い物と写真のように新しいものが混在しています。
古い物はギロチンドアだし、走行音も非常にうるさいですが新しい物は駅表示のモニターもついいて非常に静かです。

次はクレムリンに入ります。
ネットで事前に宝物庫の予約をとってからいくとよいでしょう。

クレムリン 城・宮殿

大砲の皇帝です。
クレーンもない時代にどうやって台車にのっけたのでしょうか...
この後宝物庫に入りましたが館内は撮影禁止だったので残念ながら写真はありません。
しかし、普通の人が一生に見る金の何倍もの金を見れます。
そりゃこんだけ民衆から搾取すれば革命も起こるよねっていう感想です。
また、馬車やドレス等も見れるので是非予約して見て下さい。

クレムリンの内部にあるウスペンスキー聖堂です。
こちらも屋根が金箔...
そして補修作業をしている中国からの出稼ぎ作業員に話しかけられたりしてました笑

ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会

鐘楼です。
この横に鐘の皇帝があります。

クレムリン内は大統領府としても使用されているので怖くてあまり写真は撮れませんでした。

イワン大帝の鐘楼 寺院・教会

同じく聖堂です。
あまり歴史に詳しくなので確かなことは言えませんがこちらは歴代ロシア皇帝たちが戴冠式等の儀式で使用していた聖堂群だそうです。

こちらも外観だけですがボリショイ劇場です。
しかしあいにくの天気...
この後雨になります。

今日の夕食！
雨の中をレストランに向かいます。
結構降っていましたがあまり傘をさしている人はいませんでした。
流石ロシア
写真はレストランの扉です、レストランにもコート掛けがありました。

こちらお目当てのビーフストロガノフ。
ワインと合わせて大変美味しかったです。
レストランの名前を失念してしまったのが本当に残念。
この後無事ホテルに帰って寝ました。
三日目これにて終了です。