2018/08/28 - 2018/09/01
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この旅行記のスケジュール
2018/08/28
-
飛行機での移動
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この旅行記スケジュールを元に
海外に行くということは、言葉はもちろん、自分が住む国での慣習や文化が全く異なる場所に行く訳ですから、極めて非日常の世界に飛び出すわけであり、それは冒険でもあります。
2018年8月28日、私はその冒険に繰り出すべく夜の羽田空港国際線ターミナルへとやって参りました。海外へ行くとなると、いつも利用する空港も別世界への入口に見えてきます。
行き先はオーストラリアのシドニー。留学を終える友人と会い、街のやその周辺各所を回ります。
自分にとって2回目の海外旅行であり、もちろんオーストラリアは初めての場所。
当時のことを回顧しながら、旅行記を綴っていきたいと思います。
まずは、飛行機に乗るところから今回の旅は始まります…
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- カンタス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
〈序幕〉
こんばんは。
こちらは羽田空港国際線ターミナル、出発ロビーです。
今回は人生2度目の海外渡航。シドニー行きの電光掲示板を前に、ワクワクしながら搭乗開始を待ちます。同じフロアには、これから旅行に行くであろう日本人、帰国するオーストラリアの人たちがベンチに座りながら待機していました。
よくよく考えたら深夜便に乗るのも初めて。それなりに寝られるといいな… -
搭乗開始になり、飛行機に乗り込みます。
モニター付きの座席、久しぶりだな。これを見ると自分が今国際線に乗っていることを強く実感しますね。
僕はJALのマイルを貯めていることもあり、今回は同じワンワールドのカンタス航空を利用します。 -
火曜平日でしたが、座席はほぼ満席。
人気観光地ということもあるのでしょう、シドニー便はかなり需要がありますね。 -
離陸し少し時間が経つと、機内食のお時間です。
幾つかメニューの選択肢はありましたが、事前に空港のレストランである程度夕食は済ませていたので特にこだわりはなく、CAさんに「Sushi?」と聞かれそのまま寿司メニューを選択しました。
辛口のコメントになってしまいますが、寿司はあまり美味しくないです(笑)
米が日本のものではなく、寿司向きではないです。まあ醤油をつけて食べてしまうのである程度は自分の舌をごまかせないこともないですが…
一緒に出たパンは焼き立てで美味しく、デザートも美味しかったです。
しかし寿司とパンを同時進行で食べるのはシュールだなぁ( ゚Д゚) -
食後にコーヒーかお茶を選ぶことができたので、無糖の紅茶をいただきました。
これは普通に美味しいですね。 -
国際線では、機内エンターテインメントも欠かせません。
映画を見る選択肢もありましたが、最後まで見ていると寝る時間が遅くなってしまうため、音楽を聴くことにしました。
ここは好きなクラシック音楽にします。
しばらく音楽鑑賞をした後、眠りにつきました。
・・・厳密に言えば、眠ろうとする努力をし始めたと言った方が正確です。
(格安航空券のエコノミークラスなので、当然座席はフルフラットにはなりません。) -
〈第1幕〉
おはようございます。機内で朝を迎え、時計を見たら現地時間でおよそ6時でした。案の定よく眠れず瞼が少し重いですが、ここで機内食(朝食)をいただきます。
フルーツとマフィンが出ましたが、フルーツは味が濃くおいしかったです。
その後トイレで身支度を整え、飛行機はシドニー国際空港に着陸。荷物を受け取り、出国ゲートへ向かいます。
シドニーの空港は自動顔認証など、出国に係る手続きが自動化されていました。
なんやかんやくぐり抜け、いよいよ税関チェック。
オーストラリアでは、国内の動植物といった自然環境を守るという観点から飲食物や植物など持ち込み禁止物がないか、入国者の税関検査が世界一厳しいと言われています。
過去に、日テレの「世界まる見え!」という番組のオーストラリアの入国検査の特集の中で、抜け荷をしようとした旅行者が税関職員にフルボッコにされている場面を僕は何度も見たことがあったため、非常に緊張していました。しかも自分は英語が皆目分かりませんから、もし何か質問されたら1億%回答できません。そうなると問答無用で即刻不審者扱いされ別室に連れてかれていき、人生が詰むのは明々白々です。
(なので出発前に荷物の中身には細心の注意を払っていました…)
そんな中待機列は進んでいき、僕は係員に「あっちのカウンターに進んで」と指示されました。心拍数は上がる一方。そして意を決して、複数の税関職員が待ちかまえるカウンターにスーツケースを乗せようとしました。
が、しかし・・・
「No,OK!Go!ByeBye!!」
なんとノーチェックで通してくれたのです(笑)
「え、いいんすか?」と思いながらも出国ゲートの扉を抜け、ロビーに出ました。
日本人は信頼されてるから荷物検査はないと風の噂に聞いたことはありましたが、まさか本当にそうだとは…
もう完全に拍子抜けです。今までの心の準備は何だったんだと言わんばかりであります。呆気にとられながらも、僕は無事オーストラリアへ入国することができました。
あざーす! -
いよいよシドニーの街へ向かいます。空港からは列車におよそ20分ほど乗り、中心部のセントラル駅へ。ここで友人と合流予定です。
実は空港を出てからここまで来るのにひと悶着ありまして・・・
シドニーの鉄道はシドニー・トレインズ(旧ニューサウスウェールズ州営鉄道)という鉄道会社が運航しておりまして、日本のJRのSuicaのような交通ICカードで、オパールカードというものがあるんです(これ1枚で船やバスにも乗ることができます)。
シドニー国際空港駅にはオパールカードを販売している専用の売り場があるのですが、ここで買おうとした際、窓口のおばちゃんにメチャクチャ怒られました(-_-;)
「いくらチャージするか」と聞かれ「60ドル」と答えたんですよ。僕は現金を持ってなかったのでカードで払おうとしたら、おばちゃんがその機械でやってくれと窓口手前にあるセルフの支払機を指すわけですね。
しかし日本にはそのような機械はほとんどないので僕は使い方が分かりません。なぜか「クレカをタッチすればいいのかな?」と思って右往左往してしまったんです(自分のクレカは一応IC機能つきだったのでできるのかなと…)
でもうまくいかず、とりあえず窓口のガラス越しにいるおばちゃんにカードを渡して見てもらったら、
「なんでタッチなんかしてんだ!?」とカードを叩きつけられ、おまけに「NOW(早くしろ)!!」と怒鳴られる始末。
いやいや、ここまで怒る必要ある??外国人だからね、日本人並みの礼節ある接客なんぞ別に期待なんかしてなかったけどさ、いくらなんでもここまでするかい??
おばちゃんの喝で眠い頭がすっかり冴えてしまいました。しかもこのおばちゃん南アジア系でぶっとい付けまつげつけてるから無駄に変な迫力があるんですよ(笑)
しかし次の瞬間自分の知らないパワーが宿り、セルフの支払機をピッピッとなぜかスムーズに操作することができ、無事クレカで支払を済ませることができました。
(これでできなかったら無言で立ち去るつもりでした、大マジです)
オーストラリア人はみんなフレンドリーだって聞いてたのになぁ…
到着の朝から異文化の理不尽な洗礼を受けテンションガン萎えな状態で、何とかセントラル駅までやってきた訳です。
ともかく無事に友人と合流。さっそく事の顛末を報告します(笑)
その後は荷物預り所で大きな荷物を預け、観光へ出発!
まあ旅はこれからだし、次に切り替えましょう。
(マジあのオバハン許さん…←切り替えられてない) -
セントラル駅にてライトレールという路面電車に乗り換え、ペルモントベイにて下車。ここには博物館やオフィスなどが多く集まっているシドニーの中でも活気のあるエリアの1つです。
とはいえ、平日なので人手はまばらです。 -
シドニー観光最初の目的地は、国立海事博物館。ここでは、オーストラリアでかつて実際に活躍していた多彩な船舶の展示を見ることができます。
受付のおじさんに入館料(船の見学は有料)を支払い、展示の説明を受け、入場券代わりに手の甲にスタンプを押してもらいます。 -
こんな感じで色々な船が並んでいます。
しかし本当にいい天気です。 -
まずは潜水艦(HMASオンスロー)から。実際にオーストラリア海軍で活躍していたものになります。
甲板から狭いタラップを降りると、そこは潜望鏡のある旧戦闘指揮所。ガイドの方がいて、丁寧に説明していただきました。
(ゆっくりだったので英語に不慣れな僕でもおおよそ理解できました)
日本でも広島の呉の博物館や海上自衛隊の一般公開のイベントなどに行けば護衛艦や潜水艦に乗ることができますが、こうして外国の海軍の艦船に乗るなんて滅多にない機会ですよね。 -
次は海上警備艇。オーストラリア沿岸を警備する船です。日本で言ったら海上保安庁の巡視艇といったところでしょうか。
ここでもガイドの方から分かりやすく説明いただきました。
写真は機銃の台座部分です。「ちょうどこの目の前に政府の建物があるから機銃は外してるんだよ」とのこと(笑)
また、船長の椅子に座らせてもらい、記念写真も撮っていただきました。
ガイドの方は年配の男性の方でしたが、過去に日本に行ったことがあり富士山に訪れたことがあるとのこと。こういう話を聞くと自然と親近感が湧きますね。
「じゃあ次はあの船を見るといいよ。ゆっくり楽しんで。僕はちょっとこれからコーヒータイムだ(笑)」とガイドの方と別れ、次の船を見に行きます。 -
キャプテン・クックが、大航海でオーストラリア大陸を発見した際に乗船していたエンデバー号のレプリカです。レプリカとは言え、大型帆船はかなりの迫力があります。
-
帆船の中はこんな感じ。生活空間や船長室があります。クック船長が実際に所有していたといわれるブーメランも展示してありました。
一通り見学しましたが、どの船にも専属のガイドの方がいて、本当に丁寧に説明してくださったのが好印象でした(休日で人が多いとある程度のグループでのツアーガイドということになるのでしょう)。日本の観光施設でもここまで丁寧に案内してくれる場所はそうそうないと思います。
ある船では、ガイドの方に「君何歳なの?」と聞かれ、「27歳(当時)です」と答えたら「ああ、ごめん。21歳くらいかと思ったわw」と言われました。
(自分もまだまだ歳ごまかせそうですね…)
いろんなガイドの方と接しているうちに、ようやくオーストラリア人はフレンドリーなんだなと確信を持つことができました。
見習え、カード売り場のオバハン(←まだ引きずってる) -
博物館見学を終えた後は昼食です。
博物館に隣接するカフェテラスのあるレストランに入ります。
現地は晩秋でしたが、天気がいいので暖かく外で食べるにはとてもいい気候です。
飲み物はアールグレイティーを注文。オーストラリアはイギリス連邦の一部なのでお茶文化も盛んなのでしょう。深みのある味わいでとても美味しいです。 -
メインはビーフハンバーガー。オージービーフがどんとバンズに挟まっています。
肉はソースでしっかり味付けがしており、よく煮込まれていて柔らかかったです。
見た目に反し、肉がぎっしり詰まっており、かなり食べ応えがありました。
ポテトは日本で食べるものより塩気が効いています。 -
食後は付近をちょっと散策。
写真は湾を跨いでかかるペルモントブリッジ。ちょうど昼休みなのか、オフィスワーカーの人たちが出歩いていました。
非常に広々とした光景です。 -
ペルモントベイを後にし、再びライトレールに乗ってパティーズマーケット駅へ。
お次は、パワーハウスミュージアム。
ここは、蒸気機関車からロケットまで、さまざまな科学の発展とその歴史について展示がしてあります。
この時点で、深夜便に乗ってきた疲れが出てきたのか、早くホテルにチェックインして休みたい欲が出てきましたので、一通り見た後はホテルへ向かいます。 -
セントラル駅に戻って荷物を受け取り、途中日本人向け留学エージェントで現金の両替を済ませ、ホテルへと向かいます。
こうして街を歩いて見ると、オーストラリアはアジア系、アラブ系、北欧系などさまざまな人種の人たちが行き交っています。移民が多い国だとは聞いていましたが、これまで多いとは思ってもみませんでした。
セントラル駅から10分ほど歩き、バイブホテルシドニーへチェックイン。
事前にツインルームで予約していたはずですが、部屋に入ると大きなベッドが1つ。
まあ、よく見れば確かにベッド本体は2つあるんですよ、2つ。でもね、1つの大きなマットレスがその並べられた2台のベッドの台座に敷かれている、という状況なんです。世間では、それをダブルベッドというんですよ。
まあ海外のホテルではよくあることなのでこんなことでグダグダ言うのは無駄です(笑)。少し仮眠を取り疲れを取ります。
ウィー アー オール メン!! -
仮眠後は、身支度を整え再び外へ出ます。これからオペラハウスでのコンサートに行くのです。
最寄りのミュージアム駅から鉄道に乗ります。非常に歴史を感じさせる作りのホームですね。 -
サーキュラーキー駅で下車。改札を出て外に出ると、目の前にはシドニーのシンボルでもあるハーバーブリッジが見えます。
黄昏時ということもあり、灯りの色が夕闇の空によく映えています。非常に美しいです! -
そして、世界的に有名なオペラハウスもライトアップされ、ひと際存在感を放っています。オペラハウス自体は幼い頃から存在を知っていたため、初めて見たときは感動的でした。
早く行きたい衝動に駆られそうになりますが、まずはその前に夕食です。 -
駅から出て湾内左側のエリアを少し進んだところにある、Ribs & Burgers というレストランで夕食。また肉です(笑)
ポークリブを注文。しっかりと肉が焼けており、濃厚なソースもかかっておりいいお味です。
…しかし、フライトの疲れや日本と気候の差が激しいのがたたったのか、残念ながらあまり食べることができませんでした。
とりあえずオレンジジュースとサラダは摂取しました。
無理して食べて演奏会中に具合悪くなってもいけないですからね(笑) -
レストランを出てオペラハウス方面へと歩きます。
ここ一帯はおしゃれな建物が多い通りです。 -
さあ、いよいよオペラハウスが目の前に迫って参りました!
夕食時は体調が良くなかった僕もテンションが上がり気力が回復してきました(笑)
オペラハウスに続く通りにもレストランが開かれており、とても賑やかな様子です。
このように人々が楽しんでいる光景も、オペラハウスでの演奏会を盛り上げる一助になっているように思います。 -
正面から。こんな形になってるんですね。
階段は上らず、1階の入り口から荷物検査を通過し建物内部へ入りました。
チケットはあらかじめ友人が手配してくれていたので、印刷した紙を係員に見せホールへと進みます。 -
ロビーでは軽食や飲み物が売られており、開演を待つ多くの人でごった替えしました。この光景は日本のコンサートホールでもよく見られますね。
-
開演前のホールの様子。オペラハウスが特異な形状をしているため、内部もそれに沿った作りになっています。ステージ後方部にも座席があるあたりは赤坂のサントリーホールと似ていますね。
僕はクラシック音楽が好きでたまにホールに演奏会を聞きに行くのですが、開演前の演奏を待つ時間がなんとなく好きです。 -
本日のプログラムは、シドニー交響楽団によるブラームス特集。
曲目は、
・大学祝典序曲
・バイオリンとチェロのための二重協奏曲
・ピアノ協奏曲第1番(←大好きな曲!)
ブラームスの名曲どころ一挙取りのプログラムです。
演奏は非常に音にメリハリがあり、細部に至るまで抜かりなく丁寧で素晴らしかったです。
しかし・・・、
ピアノ協奏曲のソリストはガウリリュクというウクライナの有名なピアニストだったのですが、途中までとても素晴らしい演奏だったものの、なんと3楽章のフィナーレ(特に1番自分が好きなところ)の部分でオケと盛大に音がずれてしまったのです(´;ω;`)
実際にプロの演奏会を聴く中でこれほどミスが起きてしまったのは初めてでしたので、正直ショックで演奏終了後もうなだれてしまいました。まるで応援しているプロ野球チームが逆転サヨナラ負けを喫してしまった気分です(笑)
なんでだ…、なんでだよ…、すごく楽しみにわざわざオセアニアの地まで来たんだぞ私は!?この素晴らしい演奏を聴いて今朝のカード売り場のオバハン事件を水に流そうとしてたのに。 -
まあ、夜景でも見て心を落ち着かせよう。せっかくの素晴らしい景色だ。
弘法にも筆の誤りという言葉があるように、プロでもこういう時はあるのでしょう。
(ピアノ協奏曲の3楽章のソロパートは自分自身も2台ピアノで演奏した経験があるだけに思い入れが強かったのです(笑))
初めてのオペラハウスで気づいたことです。
自分たちが座った2階席は割と空席が目立っていたのですが、前の方が空いていると分かると、お客さんは指定された席を離れて空いている席に座ってしまう光景がちらほら見受けられました。
安い席ということもあったからでしょう、クラシックはさほど思い入れはないけど観光の記念に来てみたという客層が多かったんでしょうね。
自分が経験のある日本やウィーンでの演奏会は値段に関わらず皆少なからずクラシックが好きな人が聞きに来るので、行儀のよさに差があるなぁと率直に感じた次第です。
演奏会終了後は、帰り際にハーブティーを飲みながら再び電車に乗り、ホテルまで帰りました。
初日のシドニー観光は、オパールカード売り場の事件でマイナスからのスタートとなってしまいましたが、現地の人の気さくさに触れ、おいしい食べ物を味わい、オペラハウスで演奏会となかなか充実した時間を過ごすことができました。
明日はちょっと足を延ばし、ブルーマウンテンへ向かいます。
どうか、良い1日になりますように<(_ _)>
⇒第2幕【2日目:ブルーマウンテン編】へ続く
https://4travel.jp/travelogue/11590136
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