2020/01/01 - 2020/01/05
5810位(同エリア13952件中)
でんきちさん
もじ鉄に憑りつかれた奴がJR九州完全乗車を目指して、気づけばぐるっと九州一周していた旅。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 ANAグループ 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩 スターフライヤー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
南国らしい木々とクレーンがお出迎えをしてくれる宮崎駅。
さて今日は400kmオーバーの移動の旅。 -
通しの特急券で出てくる特急にちりん&ソニック
行先の大分(博多)は初見の時はめっちゃ混乱したもんです。
ここから約6時間、補給ポイントがありません。
と言うことで駅入り口で駅弁を買い、飲み物を買っての乗車です。
乗る皆さん、コンビニ袋とお土産袋を持って乗車する人多いですな。やはり。 -
5006M 日豊本線 特急にちりん6号/クロハ786-9
一応指定席を取ったのですが、始発駅だし、自由席でも良かったかなとホームに出てから思いました。
朝の早い時間と言うこともあって、まだまだ座席に余裕はございます。 -
行先方向幕は2段仕立て。「大分(博多)」って書き方どうなんですかね。
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車内はこんな感じの半室グリーン。
荷物棚は飛行機みたいな開閉構造。
読書灯があったりで、全体的に飛行機みたいなイメージの室内です。
ワンマン特急のはずですが、繁忙期と言うこともあり検札さんが来ました。
宮崎駅発車前だけかと思いきや、そのまま乗車で駅ごとに自由席含めて確認。
なお車掌業務は行わず、検札だけみたいです。ダメ絶対不正乗車。 -
延々と海沿いを行く路線ですので、ポケットには津波時の避難概要が収納。
本当にこれを読んでいる人がいるのかは…疑問ですね。 -
朝ごはんに昨日、宮崎空港で購入した鯖寿司をいただきます。
付属の醤油は九州らしく、甘口醤油。
いつも食べるようなきっちりとした酢〆の味ではない鯖寿司です。
そんな寿司にはこの醤油が合いますな。うめぇわ。 -
朝食を食べていたら車窓の右手から左手にかけて長い距離高架が続きます。
おなじみのリニア実験線の跡。
建屋近くにはありませんが、それ以外の区間では高架の上にドミノ倒しの途中かと思うような密度でソーラーパネルが設置。
地上のソーラーパネルは時々反射してまぶしいと感じますが、はるか頭上にあるから反射は全然気になりません。 -
日向市駅周辺は海沿いを走ってとても気持ちがよいです。
隣の車両(自由席)を覗いたら全然余裕があったので移動。
やはり海沿いは良い。 -
今日の飲み物は極太の「財宝」と文字の入った水。
なんかこれ見たことある気が…と記憶をたどり
「東京ドームの謎の看板じゃん!」
まさかあの謎の「財宝」とはミネラルウォーターのことだったのか…
思わず買いましたよね。
なおふたにも「財宝」って彫ってあって笑いました。
値段は普通のミネラルウォーターと同じ。
ぼったくりじゃなくてよかった。 -
列車は宮崎県の北端の停車駅延岡駅に到着。
ここでどさっと乗車があり、列車は山を越え大分県を目指します。
次の停車駅まではほぼ1時間ノンストップ。 -
けたたましくエンジン音をうならせて列車はゆっくり進みます。
18きっぱーにはおなじみの「宗太郎駅」。
そんな通過駅の駅名標が読めるくらいのゆっくり具合で進むのです。
周りは山山山。カーブも多く、半径もきつく列車はかなり揺れます。
縦揺れもあって本当に大丈夫なのかこの線路?
「あれ?もしかしてこんなに揺れるから荷物棚扉付き?」
そう思ってしまうくらい揺れました。
トイレに行くのにつまずくかと。
電波も入らねえ。
大分県に入った途端に下り坂。
ぐんぐんスピードが出ていきます。
ただしスピードがある分余計に揺れる。 -
しんど…と思っていたら街が開けて佐伯駅到着!
ここでも乗車がたくさん。
佐伯を出たら再び海沿いに向かいます。
飛ばしたかと思ったらゆっくりになったり速度が一定じゃないのが気になる。 -
臼杵駅に到着。
いきなり良いもじが飛び込んできてびっくり。
特急の速度での良いもじは心臓に悪い。 -
川を渡ったら終点大分駅。
大分駅では、向かいのホームのソニックに2分乗り換え。
にちりん2号車は自由席。
みなさん、大分駅到着前に準備を済まして、通路に並びます。
「あっこれ席確保ダッシュかな?」
大分駅到着。
降りる降りるスーツケースの音。
前寄り3両が自由席。
走る走る。ガラガラガラガラ。
「あっこれはダッシュですね。」(カメラゆれゆれ)
3024M 日豊本線・鹿児島本線直通 特急ソニック24号 博多行/サハ883-101 -
ソニックの座席は車体の柄と同じようなヘッドレスト。
可動式ではありません。
座席も沈む感じの座席。
標準体型の人なら快適なんでしょうが、ホビット族は頭が付かねえ!
膨らんでいるところに体形が合わずに、あたりが悪くて姿勢が苦しい。
JR九州の車体は好きですが、あんまり室内は好きくないのはこういったところ。
見た目はきれいに整備してあるんですけどね、座り心地の快適さの範囲の狭さとか、金属部分のハゲとか床の傷がどうしても目につきます。 -
同じ路線か?と思うほど大分以北の線路状態がクソ良いです。
揺れない!
海沿いを快走していきます。
晴れ渡る空。とても気持ちがいいね! -
だがしかし、車内に目を向けると、
ここ4号車は指定席なのですが、隣の5号車から先は自由席。
と言うことで…
自由席に入りきれなかった人たちが雪崩れ込んできてます。
うわぁ~この先のトイレ行きづれぇ~
始発駅時点でこの混雑。
持っててよかった指定席券。
3号車と4号車の間のドアから入ってこの列に参加する人もありけり。
カオス!
響き渡る車掌さん?の「通ります~確認します~」 -
お隣別府駅へ到着。
ホームの放送が「自由席車両大変混みあっております。今一歩前にお進みください」
うわぁ~
この駅名標のもじは良くないもじ。
昔の方がよかった。 -
ソニックの日よけはこんな感じの柄。
かわええな。ええな~。
(車内のカオスさからの逃避) -
神社を模した駅舎が特徴的な宇佐駅を過ぎ、
左手に見える山が低くなり、右手に工場が見えたら北九州都市圏に突入。
明らかに駅の設備が近代化して、頭上をモノレールの線路が交差したら、小倉駅到着です。
ここから方向転換して博多駅方面に列車は進みます。
スーツケースを持った人は小倉から新幹線に乗り換えるのか、ほとんど下車。
逆にスーツケースをもって乗り込む人多数。 -
小倉駅のホームはかしわうどんの店3軒、ラーメン1軒の激アツ地域。
すきな店を選んで食べるとしよう。
かしわうどん380円。
人酔いした身体に染み渡る! -
昼ごはんを食べ、まったり休憩。
さてここからが今日のメインディッシュ日田彦山線です。
発車の15分ほど前にホームに行ったのですが…
既にならんでいらっしゃる・・・!!!
スーツケースを持った帰省の大学生やら買い物袋をもったおじちゃんやらが整列とは言えない感じで並んでおります。
列車の到着は発車の5分前。
日田彦山線の中を行ったり来たりの列車らしく、到着の列車には人が沢山。
乗降に時間がかかりましたね・・・。
951D 日田彦山線 添田行/キハ147-1125 -
車内に貼ってあったお願い事項…
お察し。と言うことでよろしいか? -
1ボックスに仲良く詰めて座る感じの混雑感で列車は発車。
ここ城野駅からが本当の日田彦山線区間です。 -
先ほどの近代的な区間とは打って変わってローカルな感じに車窓が変わっていきます。
山が削れている!!!
とにかく山にびっくりする日田彦山線。
低い山なのかいわゆるボタ山なのかよくわからない山々と削れている山を見ながら列車は進みます。
列車だよな?これ?と思うほどの急停車で駅に停車していきます。
がったん揺れるもんだから荷物が落ちないか心配。
日田彦山線に入ってもしばらくはベッドタウンなのか建物が目立っていましたが、だんだんと家と家の間隔があいていきます。
乗車はあまりなく、降車ばかり。
石原町あたりまでは続々降車の雰囲気でした。 -
中心部に近づくにつれて更に降車が増えていきます。
へいちくとの分岐駅、田川伊田駅到着。
ここでどさっと降車。中心駅らしく乗車も10人ほど。
かつての繁栄がしのばれる広い構内が今となっては物悲しい。
次の駅、田川後藤寺駅も伊田駅と同様に側線が多い駅です。
田川後藤寺駅ではほとんどの人が降車。
1両あたり10人くらいしか残ってないのでは? -
西添田駅でさらに人数を減らして、終点添田駅に到着。
-
ここから先は代行バス区間となっており、もう列車は走りません。
赤茶色にさび付いた線路と赤のまま変わらない出発信号機。 -
停止目標位置でくっきり線路の色が変わっております。
-
10分で代行バスに乗り換え。
鉄道の乗り換えと違って一旦改札外に出なくては・・・!
添田駅構内はかつての繁栄バリバリのまま、今となっては無駄なくらいの広さ。
駅舎は線路を渡り連絡通路を行かないとたどり着けません。
駅舎まで遠い・・・ -
駅舎内に掲げられている案内を見ると…
「さらに100mほど歩かないといけないの?」
10分の時間結構ギリギリでは? -
添田駅は西洋風建築の駅です。
これまでどちらかと言えば和風の木造建築や殺風景なコンクリ駅舎が多かったので新鮮。
駅の右手側はちょっとした資料室になっているみたいで、蒸気機関車の模型がありましたが…
時間が!足りない! -
駅舎出て左側にてくてく歩き、バス停が見えたら代行バスの乗り場です。
いわゆるジャンボタクシータイプの代行バス。
隣の大型トラックが邪魔して全然見えなくて「もしやバス行ってしまったか???」と焦りました。
乗車は自分のほかに地元のおばちゃん1名。
長く代行バスやっている地域にありがちの乗客と運転士さんがもはや顔見知りの関係がここでも繰り広げられておりました。
行先を告げ、バスは定刻で発車。
右手にさび付いた線路を見ながら、いつの間にか線路は右手から左手に。
なにもない道端で停車したかと思いきやそこが停車場みたいです。
豊前桝田駅でおばちゃんが下車。
沈黙がつらい!
うねうね山道に揺られていたら、あっという間に彦山駅到着です。 -
彦山駅。近くにある山はひこさんとよんで英彦山と書きます。
英彦山登山の最寄駅(一応)らしく、駅前にはお店。
後ろに山を控えた小高い丘にある駅です。 -
わざわざここに寄ったのには、訳がある。
もう、この入り口の文字だけで#もじ鉄 の血が騒いでしょうがないのですが、いざ中へ。 -
だれもいない駅。
目の前にはもじ。
語彙力を失う美しさ。 -
-
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-
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もじが良すぎて辛い。
でもここには列車は来ません。
さび付いた線路、消えた信号機。 -
3番線の線路は豪雨災害で崩れたまま。砂をかぶったままです。
-
もじに会うために来たのですが、もう一つ目的が。
駅を出て左手に川沿いを歩きます。
ここのアーチ橋も有名ポイント。
でももう列車は来ないのかなあ。 -
川沿いを歩くこと20分。
いつの間にか歩道が無くなり、カーブを乗用車が吹っ飛ばす中てくてく歩く。
道を方向転換し、橋を渡り更に歩く。 -
そして、来たぜ!例の踏切!
-
爆発踏切キター!!!!!!!!!!!!!!11
実物見た!!!
爆発踏切。字面が強い!
ネットで調べても詳細な場所が出てこないこの場所。
なんだか理由がわかる。
渡った先、民家っぽい。 -
なぜ、爆発踏切になったかと言うのは、彦山駅の横の休憩できる小屋の中に展示がありました。
由来はまんまウィキペディアの印刷物なのですが、現地の人のメッセージがつらい。
ぜひ読んでほしい。 -
冬の日暮れは早いもんで、駅に戻ってきたらすっかり暗くなっていました。
これはこれで雰囲気があってとても素敵なのですが。
そして、廃駅ではなく、代行輸送中のためだからか駅舎にはきちんと明かりがともっていました。
死んでいる駅じゃないよ。 -
彦山駅の頭上には星。
願うなら、復旧してほしいのですが、代行バスの人数、町の寂れよう、行きかう車の数。そんなのを見てしまったら鉄道が厳しいのも身に沁みました。 -
喫煙者が追いやられている昨今に珍しく彦山駅の待合室には誰が置いたのかわからない灰皿。
中を見れば、まだほこりをかぶっていない吸い殻。
隣の建物のトイレも近所の方々が協力して清掃しているみたいで、列車が来ないのにとてもきれいになっているのが印象的でした。
だから余計に列車が来ないのが身に染みる。 -
もうすぐ、代行バスの時間です。
良い駅でした。彦山駅。 -
また来る日まで。残っていてくださいな。
-
予定時刻を5分ほど過ぎて代行バス到着!
日田まで行く本日の最終便。
ジャンボタクシーでなく、マイクロバス仕様です。 -
5人ほどが乗車していた車内。
荷物を見る限り帰省の人が3名ほど。
恐ろしく真っ暗で道幅がない道をバスはそろそろ進みます。
道のせいなのか街灯がないせいなのかわかりませんが、全然スピード出ません。
出てたら出たらで怖いと感じる区間ですが。。。
筑前岩屋駅ではなく東峰村役場からおっちゃんが1人乗車。
「いつも貸し切りなのに今日はずいぶん沢山乗っているんだな」とのこと。
真っ暗の山道を抜けて遠くに明かりが見え始めたら夜明駅。
ここで下車します。
私をおろしてバスは日田駅へ。
前に久大本線乗ったときは、光岡駅~日田駅代行バスだったもんで。 -
真っ暗の夜明駅。
ここが日田彦山線と久大本線の分岐の駅です。
日田彦山線側は信号も付かず真っ暗なのは気のせいか。
夜明けの時間に見たい駅。 -
列車に乗り込み10分。
日田駅に到着。今日はここでおしまい。
普通駅の入り口にあるはずの門松が駅前のオブジェを囲むようにおいてあって、いとおかし。
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