2020/01/06 - 2020/01/06
5638位(同エリア16384件中)
mskさん
ストライキ真っ只中のパリの旅のクライマックス。用心をしないと、突然、目的地の途中で交通難民になる。街角で簡単にタクシーが、つかまることはないし、配車アプリは、日本発行のカードは受け付けない。気分で漫ろ歩いて、どっかの駅が見つかればいつでも帰れる、何て言うのは、今回に限ってはNGでした。旅の疲れも出てくる頃。どうもこの日は、風邪ひいたようで、いつもなら頑張って歩けるところも辛い、しかし夕方にはメインのダ・ヴィンチ展が、待っている。波乱のスタート。
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サンジェルマンデプレ界隈を目指して、8号線に乗ってみることに。聞いてた通りのラッシュ。でも東京ではこれ毎日なんだよね。人が多いの?みんなが同じようなスケジュールなの。たった4駅気とはいえ、パリのメトロでは、このラッシュ、酸欠状態でした。そうやって、なんと実は初めてちゃんと見ます。ロマネスク様式のパリ最古の教会。サンジェルマンデプレ教会。ゴシックに比べ壁が厚く窓が小さい。
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小さいながらも内部は明るい。
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で、はす向かいにあるこのカフェがカフェドゥマゴ。ずっとカフェドマゴ→マゴのカフェと思っていたら、カフェドゥマゴ→二つのマゴのカフェ、でした。マゴの写真はこの後に。朝ごはんを中でと言ったら、お好きな席にと。
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こんな感じの店内
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クロワッサンとドゥマゴのコーヒーポット入り。カフェオレではなくエスプレッソでもなく、珍しい。これで9ユーロくらいい。老舗値段w
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で、これがマゴ。中国の官吏のことみたい。
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ドゥマゴ初体験に気をよくして、この度でどうしても行きたかったショップを目指すことに。しかし、13号線は運休。次は次は、と町を南下、ええい、徒歩で、の勢いでモンパルナスのタワーが見えてきた。というかモンパルナスタワーはどこからでも、見えるか。
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で、結局、本日休業を、確認しただけという。今年のパリはいつもより温かく、徒歩でも楽しめていたけれど、この日は冷えを感じ、そんな中を20分以上、サンジェルマンデプレから歩いてきて、この結果。
ベルナションは、2015年のリヨンの旅で出会い、以来、恋い焦がれてるチョコレート。昨年、待望のパリ店オープンをしり、マストゴーにしていた。3日目にも挫折したけど、どうしても諦めきれず。でもこりゃもう、今回はあきらめましょー。 -
近くのカフェで、力尽きて、途方にくれて、悲観して笑、お茶。グリーン茶。ここでも、好きな席に。
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はて、どうやって帰ろう、メトロはないし、なんだか疲れきって歩く気力ないし、とりあえず10分くらい歩くと、ある奇跡のメダイ教会を目指します。と、そこえ奇跡のタクシー! パリの
街中で乗り場に並ばずタクシーに乗れるなんて。しかもホテルに戻るのに10ユーロ、全然ぼられなかった!
少し休んで、というかベッドでバタン、状態で小一時間。
ホテルの部屋の掃除がまだだったんで、服のままベッドに。途中掃除にきたかたに30分後に、とお願いして、休んでました。今思うと、風邪の症状。
小一時間、休んで徒歩で迎えるルーブル美術館に。 -
ダヴィンチ展のチケットは日本で予約すみ、このチケットで、ルーブルにも入れるのか、ダヴィンチ展のみか、ホテルフロントで尋ねたら、調べてくれて、ダヴィンチ展だけみたいと。
ところが当日のあさ、つまりこの日に鍵を預ける時に、もう一度調べたら、両方見れるとわかったって、教えてくれた。親切。ルーブル広場を抜けて、初めて一階から美術館に。いつも月夜に米の飯長蛇の列なのに、この日はすぐに入れた。 -
ルーブル広場から、シャンゼリゼ界隈にいたとき、アルマ橋から見えてた観覧車、これだったんだ。
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入ると、お出迎えはニケ。
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とりあえず、ダヴィンチ展には展示されてないので、ジョコンダ婦人に会いに。モナリザはデパ地下で人気スイーツに並ぶくらいの行列。
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しかも、滞在時間は制限あり。前はあさイチにきたので、空いててゆっくりだったのに。
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ダヴィンチ展までの数時間、ぐりぐり、いろいろ見る余裕はなく、ルネサンスはあきらめて古代エジプト一択に。
これは、香油を捧げている図かな -
デルエルバハリ神殿の壁面クレオパトラ様もいらした神殿。確かハトシェプスト女王が建造し始め、後世にクレオパトラが住まったのではなかったかな。
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デルエルバハリ神殿のレリーフ。神官なのか人がたっくん、行列
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ミイラの棺。ロータスの花を手にした王と王妃。これ、多分酔いいどめのために、ロータスの香気を吸引しているんじゃないかな?
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全体像全体はこんな感じ。目が奥に見えるけれど、これは、よくみられるモチーフで。あの世にいって、再び戻る日まで、この世で何が起こるか見ておきたいからだそう。
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そして、ダヴィンチ。予約は4時半。3時50分に一端入れそうだったけど、あ、ごめんごめん、4時になったら、って、ひき止められて4時で入場できました。
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ブノワの聖母子
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岩窟の聖母
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楽譜を手にした若いミュージシャン
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影についての考察。マニア!
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洗礼ヨハネ なんとも蠱惑的な、神々しさ。
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ダ・ヴィンチの真筆と物議をかもして来たけれど、工房によるコピーと近年判明。サルバドールムンティの肖像。
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この画家の作品を見たいとダ・ヴィンチは思っていたそう。確かフィレンツェからミラノに行った時期のこと。後で無料のパンフで確認と思ったのだけれど、179点、文字だけの解説、探しきれていません。
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何と、ここでメムリンク(初対面)
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コンパス、四角
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聖アンと聖母子
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別の画家によるダ・ヴィンチの肖像
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ダ・ヴィンチ最後のデッサン。
このダ・ヴィンチ展はこの旅のメインイベントだったけれど、超絶体調が悪くて。腰のあたりに張りがあって、眠いし。会場内にはほとんど休憩の椅子がなく。監視スタッフ用の椅子に座り込む人もあちこちに。それでも何も言われずにいました。数少ない休憩のスペースもなかなか空かず、辛くてついにそばの床にそのまま座ってしばし休憩。やがてひとつ空いた椅子を同じく近くに座ってた男性が譲ってくれて、ここで30分くらい、うつらうつらしてしまいました。思い返すと、ベルギー、ブリュッセルの楽器博物館のときと、まったく同じ体調。腰の張りは懲りではなくて、体調不良から。風邪の症状です。前日、部屋が寒くて空調をいれたのに温風が出ず、風邪ひいたのかも。しかも、朝から寒いと思いつつ歩き回り。いやあ、とても良い展示だったので、万全の体調で、集中したかった。メガネも忘れるし。それでも、衣服のドレープの習作から宗教画まで、とにかくダ・ヴィンチは、別格、というのが感じられ、貴重な経験んでした。 -
夜は昨年に続いてファラフェル。友人と待ち合わせして。大好きなファラフェルですが、後半もて余し気味。これも体調のせいか?それでも、やっぱり好き
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イスラエルのワイン。これがなかなか、、、
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野菜たっぷり。豆のコロッケごろごろ。マレ地区はユダヤ人街でもあるので、ファラフェル屋さん多いのに、いつもこの、ラスデュファラフェルだけが行列。ご一緒した友人が、ランチ時にも行ったら50分待ちだったとか。食べごたえ十分なので、夜の方が、そこまで並ばないのでおすすめかも。
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朝、鍵を預けるとき、部屋が寒いことをホテルの人に行ったら、ヒーターをいれてくれることに。私がいれたエアコンでは暖まらないらしい。ヒーターをいれてもらった部屋は温かく。また風邪でリンパが腫れていたのか、首が筋肉痛のような痛み。寝しなに首筋にヴィックスを、塗り込みました。翌日は、最終日。ぐっすり眠って、体調はほぼ回復。
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