ロシア最大の航空ショーMAKS2019に一人で行ってきました　二日目

2019/08/29 - 2019/09/03

ロシア最大の航空ショーMAKS2019に一人で行ってきました　二日目です

エリア モスクワ(ロシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

ロシア旅行2日目の朝です。

朝食込みの宿泊プランですので7：00に朝食をいただきます。

宿泊料金を考えれば十分に立派な朝ごはんです。
美味しくいただきました。
品数も豊富ですので4日間飽きずに食べられそうです。

いよいよＭＡＫＳ2019です。地下鉄でクズネツキーモストからビーヒノに向かいます。20分ぐらい。一回乗車料金はトロイカの場合36ルーブル（約57円）。

ビーヒノ駅からオッディフ駅までは近郊電車を利用します。往復276ルーブル（441円）。安いです。駅にはこのような矢印があるので迷うこともないです。チケットもブースがたくさん出ていて待たずに買えますが3日とも英語が全く通じませんでした。

ＭＡＫＳ会場行の電車には先頭車両に小さい青いシールが貼ってあるので見分けがつくのですが先頭の方に一ヶ所貼ってあるだけなので確認するのは結構難しいです。

30分ほどで到着。オッディフ駅から無料のシャトルバスで会場まで向かいます。凄い人の数ですが、バスの数も、ものすごく多いので待ち時間はほとんどありません。

15分ほどで長年のあこがれ、MAKS2019の会場に着きました。
バス乗り場でもセキュリティチェックがありましたが、またここでもチェックされます。かばんの中身を見せるだけでなく、デジカメの電源を入れさせたり、ペットボトルの飲み物を一口飲んでみろ、とか結構ちゃんとしてます。テロが身近な国なんだなあ、と感じます。今回の旅行中、20回以上チェック受けました、、。でも、食べ物、飲み物の持ち込みは可です。
チケットは事前にネットで購入しておきました。事前割引で1日あたり700ルーブル（約1120円）。バーコードをプリントアウトしておいて現地でチェックされます。

入場してすぐにイルクート ジェット旅客機MS-21-300がお出迎え。
イルクートの飛行機自体はじめてみました。いきなりテンションが上がります。

見たかったSu-34も地上展示されていました。
並列複座という変わった座席配置ですが前後の席よりも左右の席はコミュニケーションが取りやすくなるメリットがあるのだとか。乗り込み口はコックピット下部よりはしごでと変わったことだらけの戦闘爆撃機です。
でも最大の特徴はこの正面から見たファニーフェイス。愛称はプラティパス（カモノハシ）ですが、全く最大の特徴を表しています。

これも見たかった！コンコルドスキーことツポレフ Tu-144。
コンコルドのパクリと言われますが耳がついているので見分けはつきます。

これは今回一番見たかったミコヤンMIG-31。MIG-25の改良型です。
雑誌やＹＯＵＴＵＢＥで、1976年9月ベレンコ中尉がMIG-25で函館空港に強行着陸した事件を見るたびに興味を持っていた機体です。

今回、はじめて地上展示を行うことになったロシア最新鋭のステルス戦闘機Su-57。
なんでもエンジン故障で退役になったので地上展示されることになったんだとか。

実験機で終わってしまった前進翼を持った戦闘機スホーイSu-47。
サプライズで久しぶりに展示された機体ですが塗装の状態は悪いですね。

こちらも生産されることのなかったミコヤンMiG-1.44。
MAKS2019の地上展示はかなり充実しており、満足です。

地上展示も満足したので滑走路近くに移動して飛行展示を見ます。
人出は多いですが、会場は広大なのでキツキツ、ギュウギュウということはありません。しかし、逆光なんですよね。順光になるメディアプラットフォーム席は１０倍以上の値段です。一回くらいは行こうかとも思ったんですが、結構、あちらはぎゅぎゅうに混んでいるように見えましたのでやめました。

最前列は結構高いフェンスがあります。
離陸着陸時は望遠レンズで金網越しに撮りました。

向こうに見えるメディアプラットフォーム席は一般公開日一日目の金曜日ですが、結構混んでます。

金網越しですが問題なし。

逆光側ですがまあ、なんとか撮れないこともなし。

昼過ぎくらいから毎年来ているというドイツ人のマニアが話しかけてこられたのでずっと一緒に話しながら撮影しました。

本場のコブラ機動とかクルビットが見てみたい、と言ったのですが、そんなの３０年前のだから、いまはやらないねえ、とドイツ人マニア。
でも、垂直に上昇して空中で停止してからのひらひら落下とか、高度な機動飛行をこれでもかと堪能できます。

スホーイＳＵ-57もセルゲイ・ボルキン氏の操縦で本気の機動を披露してくれました。ボルキン氏の名前がアナウンスされると拍手が起こっていました。

2機のSu-30SM。ち、近いです。

ロシアに来たなって感じがします。

順光で撮れないこともないです。メディアプラットホームのほうがいいのは間違いないですが。

虹が見えた。

最後までたっぷり楽しんで一日目終了。
ドイツ人のマニアとあーでもない、こーでもないと地上展示してある飛行機の話をしながら帰路に着きました。

疲れすぎで朝から何も食べてないのに食欲がない、、、。
ハンバーガーなら食べられそうなので夕食はケンタッキーで。
注文も支払いもタッチパネル！

味は問題なし。
チキンサンドとレモネードが疲れた胃を癒してくれました。
310ルーブル（496円）。