お正月、急遽鹿児島へ訪問する事が決定し、1泊2日の桜島の旅へ。<br />火山灰や噴火で何かと話題の桜島や真冬の海を間近でみて、自然の迫力を満喫してきます。<br />

レインボー桜島宿泊～桜島観光と月読神社で初詣

8いいね！

2020/01/02 - 2020/01/03

218位(同エリア380件中)

エリア

桜島・古里温泉(鹿児島)

鹿児島駅から桜島へ行くには、フェリー乗り場から桜島へ向かうか、海沿いを走って陸続きで行く方法があります。
せっかくなので、行きはフェリーに乗らず、約2時間のドライブです。
時間はかかりますが、桜島を眺めながらの海沿いのドライブは開放的な気分にさせてくれます。
約2時間かけて桜島へ到着。
まずは可愛いイラストが迎えてくれる有村溶岩展望所へ。
硫黄のような香りがします。
ビッグサンダーマウンテンを彷彿とさせます。
THE観光地という感じです。
どう注意すれば良いのかは分かりませんが、
死ぬのを覚悟でいざいかん。
自然とは凄いものだと感心しながら歩いていきます。
しばらくすると階段があります。
何という絶景。
噴火が起きても後悔はありません。
何時間でも景色をみていられそうです。
桜島の迫力に、ただただ圧倒されます。
地元の方は、温泉を含め様々な恩恵を与えてくれると同時に自分達の生活を終わらせてしまう可能性を秘めた桜島に対して愛情と恐れを抱きつつ、全てを受け入れて生活しているのでしょうか。
名残惜しいですが、しばらく景色を一望したのち宿泊先へ向かいます。
来てよかったの一言です。
化石のような観光客の足跡。
自分の足跡も化石風の一部として残しておきました。
生まれて初めての国民宿舎。
レトロな看板に後光が差して神がかっています。

駐車場から桜島がはっきりと見えます。
さっきまで、あの上の方にいたんだよなぁ。
入り口の向こう側では海が一面に広がっています。
綺麗。
潮風が心地よいです。釣りをしている人たちがチラホラ。
お正月感満載です。
アットホームな雰囲気。
海が見えます。
まだお正月なんて不思議。日が暮れるのが早いです。
広々とした和室。
思っていたより綺麗でした。
トイレも綺麗に清掃されていて安心しました。
急遽の予約のため、桜島ビュー。
残念ながら海は見えませんが、桜島民や観光客の食を支える、エーコープ桜島が見えます。
この後すぐに天然温泉に入りました。
少し塩辛い天然温泉も、味わいがありました。
夕食の時間になり、薩摩郷土料理を頂きます。

小鉢　なめこおろし和え
造り　かんぱち　甘海老　鮪
台物　薩摩黒豚のしゃぶしゃぶ

お肉が甘くてジューシー。
薩摩料理のお供に。
名前の通り、お料理に合う純米酒でした。さっぱりとしてて美味しい。
薩摩黒豚とんこつ煮
鰆の西京焼き
とんこつはトロトロ、鰆もシンプルだけど甘味がありお酒がすすみます。

ツルツルの茶碗蒸し。
茶碗蒸しってなんでこんなに美味しんだろう。
生米から増した栗ご飯。
おこげの部分がおいしい。

もう一品、鰹の腹身揚げがあったのですが、写真撮るのを忘れてムシャムシャ食べてしまいました。
デザートの桜島こみかん。
葡萄とさほど変わらない大きさです。
しかし、味は甘酸っぱく満足です。

夕食後は再度温泉につかり、ゆっくりした夜を過ごしました。
朝食はバイキング形式。お正月なのでかずのこやらお雑煮やらありましたが、お味噌汁で。
芋の天ぷらが美味しかった。
初詣は月読神社へ。
神話によると月の神ツキヨミが、自分が吐いたものをおもてなしとして食べさせようとした保食神を怒りで切り下ろしたことで、太陽神である姉のアマテラスと不仲に。
それが原因で昼と夜がわかれたともいわれています。
山岸凉子先生の短編集にもありました。
月読神社は元は1300年以上前に建設されましたが、一度大正噴火で周辺の集落と一緒に溶岩で埋め尽くされて、1940年前後に再建。
交通安全と縁結びとして、地元の人たちから愛されている神社だそう。
今年のおみくじは大吉でニヤリ。
子龍が見守る中、手も清めたので、良い一年になる事間違い無いでしょう。
お次は高い丘の上にある桜島自然恐竜公園へ。
入り口から巨大な恐竜が。
これは子供達は嬉しくてたまらないだろうなぁ
と、思っている矢先、小さな子供達がやってきて
わぁ～恐竜だ～
とはしゃいでいました。
桜島の丘の上にはまだ恐竜達がひっそりと生きていたのです。せっかくなので恐竜の中に入ったりして遊びます。
恐竜公園名物（かどうかは知らない）の長滑り台。
試しに滑るとお尻が痛痒くなりました。

何故ライオンなのか。そしてホワイトライオンなのか。
塗装費用の問題なのか、何か思うところがあり、あえてのホワイトライオンなのか。なんかちょっと顔怖いし。
等、色々気になりつつも時間なので公園を後にします。
最後に湯之平展望所へ。噴火口が真前に見えます。
圧巻の一言です。
普段あまり自然に触れ合う機会が中々ないですが、自然には人間の心を浄化する作用がきっとあると思います。
残念ながら本日は曇り。
しかし、このもやがかかったような景色もまた味わいがあります。
展望所にある看板。
大人になってから地図を見るのが好きになりました。
昔は地図を見るのが好きな人が不思議だったのに。
展望所に沢山の野良猫達が。全然人を見ても逃げません。なでなでもさせてくれます。
この桜島でみんなから愛されて育っているのでしょう。
男爵のような髭を生やした猫ちゃん。
連れて帰りたくなりますが、自然の中で自由気ままに生きる方が幸せだろうからね。
猫ちゃん、さよなら。
帰りはフェリーに乗って、さようなら鹿児島、桜島。
また来ますね。